南アルプス/鋸岳(角兵衛沢往復)

2019年09月20日(金) [日帰り]

• GPS: 10:05
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,714m
• 下り: 1,709m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:42
• 休憩: 1:19
• 合計: 10:01

5:02 戸台登山口
6:50 7:16 角兵衛沢渡渉点
8:48 8:48 岩小屋
10:22 10:24 角兵衛沢ノ頭
10:42 11:22 鋸岳
12:19 12:19 岩小屋
13:23 13:34 角兵衛沢渡渉点
15:03 戸台登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場/戸台河原駐車場に十分（仮設トイレ有り）

コース状況／危険箇所等

道の状況/名物のガレ場あるも、角兵衛沢左岸を伝って行けば意外と危険なガレ場に遭遇する頻度は少ない

その他周辺情報

温泉/仙流荘 500円

写真

9/20 4:58

戸台口ゲート。この時期の朝5時は、まだ真っ暗だ。登山届を提出

9/20 5:19

戸台川に沿って進む。5時20分、稜線の向こうが明るくなって来た

9/20 5:42

何度か川を渡るが、靴を濡らす程ではない

9/20 5:52

発電用取水堰堤（白岩堰堤）を越えると

9/20 6:00

第2堰堤を越えて、左岸に渡り旧道に入る

9/20 6:16

1号床固。山容を現して来たが、まだ、どの山か分からない

9/20 6:28

それらしい山容が現れて来たぞ

9/20 6:50

来た。第一目標地点。角兵衛沢の表示

9/20 7:15

やはり、この沢は靴を脱いで渡った。後続の人は、少し川上で渡って来たのか、食事を摂っていたら、先に進んで行った

9/20 7:17

無事登山と書いてある。まったく、そうありたい

9/20 7:51

始めは薄暗い中、普通の勾配。標高1,600m辺り

9/20 8:18

明るくなって、シラビソの森。1,800m辺り。案外順調

9/20 8:46

2,000m。いよいよ、ガレ場登場

9/20 8:48

大岩って、本当に大岩。横に広くそそり立っている。岸壁下に水場があるらしいが、寄って見る余裕はない

9/20 8:53

この大岩の縁を伝って行けば踏み跡を見失うことは無く、歩きやすい

9/20 9:03

大岩を横から見ると、ほとんど垂直

9/20 9:03

振り返ると、見えたのは木曽駒ヶ岳を含む中央アルプス。空気はスッキリ、展望は期待出来るぞ

9/20 9:09

色はピンクだけれど、センノウの仲間か

9/20 9:25

コツコツ進めば、コルも近いぞ。左岸を進む

9/20 9:26

図鑑によるとイワインチンではないか

9/20 9:51

コルの左側だから、三角点ピークか

9/20 9:51

右が鋸岳山頂のようだ

9/20 10:13

見事な斜度、見事なガレ

9/20 10:21

右に目をやると仙丈ヶ岳

9/20 10:21

もう少しで

9/20 10:25

コルに出た。狭くて写真に表現できないが、安堵の地点

9/20 10:25

安堵の展望

9/20 10:25

狭い岩尾根をもうひと頑張り

9/20 10:40

この上が山頂のようだ

9/20 10:53

着きました。後ろに甲斐駒ヶ岳、右に北岳

9/20 10:46

甲斐駒ヶ岳からの稜線が見える。途中、六合目小屋から来たという単独行3人と出会い、山頂で4人グループと会う

9/20 10:47

甲斐駒ヶ岳の右手、奥に北岳、間ノ岳、さらに奥には塩見岳。手前に仙丈ヶ岳が広がる

9/20 10:50

右に目を移せば、木曽駒ヶ岳を含む中央アルプス。その右奥には御嶽山

9/20 10:51

さらに、乗鞍岳と北アルプスに続くが、さすがに遠い

9/20 10:51

さらに首を回せば、八ヶ岳。360度の大展望だ。頑張った甲斐があった

9/20 11:22

さあ、気をつけて帰ろう

9/20 11:34

この斜面！、来た道をひたすら辿り、下る

9/20 13:33

角兵衛沢渡渉点まで戻る。熱くなった足を冷やしながら振り返る鋸岳

9/20 14:00

河原に秋の花、シオン（ノコンギク）

9/20 14:01

この鮮やかな大柄な紫色の花が分からない。河原にいっぱい咲いていた

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

teamjnk

登れぬと思えば募る鋸岳 ガレ越え立てば甲斐駒仙丈

4年前、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、そしてアサヨ峰に登って満足しての帰りの林道バスで、ガイドさんから、あれが鋸岳、あれが鹿ノ窓と紹介され、とても険しい山だとも教えられた。調べて見れば、行程、危険度からして、もう、我々には無理だろうと思ったが、しかし、二百名山でもある。気になる。諦めながら、諦めきれずに頭の片隅に残っていた。ところが、今春、山梨百名山を取り寄せたら、「このコースは体力があれば、高度な岩登り技術は必要としない」とある。俄然、希望が湧いて来た。夏以来、幾つものタフな山行をこなして、さあ、登れるのは今だ。
（しかし、連れは、この山はムリーと言って、今回はパス）
コースについては、これまで以上に何度も何度もレコの報告やアドバイスを確認。
そして、今日、その山頂から甲斐駒ヶ岳からの稜線、北岳、仙丈ヶ岳、中央アルプス、八ヶ岳、御嶽山から遠く北アルプスまで、360度の大展望を眺めることができ、無事に登り、下ることができ、その達成感に満足ひとしお。