記録ID: 2030144
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
朝日・出羽三山
古寺から大→西朝日→以東小屋泊
2019年09月20日(金) 〜
2019年09月21日(土)
山形県
yamkoi
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 17:32
- 距離
- 47.9km
- 登り
- 4,157m
- 下り
- 4,130m
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1日目
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 8:57
距離 24.0km
登り 2,591m
下り 1,524m
16:27
2日目
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 8:25
距離 24.0km
登り 1,567m
下り 2,634m
14:15
ゴール地点
| 天候 | 前線北上+台風接近で悪い予報のなか，てんくら予想通り20日強風→21日回復 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
天気予報は悪くなるが金曜日は多少持つかとの覚悟で入山。車も少なくガスっぽい。合体の樹。
一杯清水から。古寺山はガスのなか。あまり酷ければ日帰りもありかと弱気になる。
やっぱりガスの古寺山頂。朝日は初めてという若いカップルが食事中。竜門小屋までいくという。こちらも弱気になっていられない。
今回は小朝日はパスして熊越から大朝日への稜線にショートカット。古寺を振り返る。
でも大朝日まではガスガス＋強風。歩みを止める程がないが，みなさん雨具上下を着込んで悲壮な表情で降りてきました。一応山頂の写真。
1
9/20 11:18
でも大朝日まではガスガス＋強風。歩みを止める程がないが，みなさん雨具上下を着込んで悲壮な表情で降りてきました。一応山頂の写真。
主稜線への縦走にはいる。中岳への登り返しに差し掛かるあたり。まもなく草紅葉の時期。
中岳〜西朝日の間に西側が開けて遅くまでイチゲが咲いているところがあります。今年は寒さが遅いせいか中岳や寒江山を中心にまだまだイチゲ咲いてました。
1
9/20 12:13
中岳〜西朝日の間に西側が開けて遅くまでイチゲが咲いているところがあります。今年は寒さが遅いせいか中岳や寒江山を中心にまだまだイチゲ咲いてました。
西朝日を過ぎたら風はまだまだ強いまでもガスが流れて展望がでてきました。竜門への稜線。やはり朝日はこうでなくっちゃ
西朝日で髭のソロの方に追いつく。日暮沢からハナヌキ峰→大朝日で，今夜は狐穴小屋というタフな方。見た目と違い，話すと人懐っつこい感じ。
1
9/20 12:46
西朝日で髭のソロの方に追いつく。日暮沢からハナヌキ峰→大朝日で，今夜は狐穴小屋というタフな方。見た目と違い，話すと人懐っつこい感じ。
竜門を過ぎて竜門小屋はもうすぐ。その先の寒江山はガスっていること多いように思えます。
寒江山への登りはこの時期でも花が多いです。メインはオヤマリンドウ
南から寒江山まではほんのちょっとですが，北寒江山まではけっこう登り返しますね〜
三方境から狐穴小屋と以東に続くたおやかな稜線。
これを歩きたかった。15時前なので狐穴で水を汲んで以東を目指すことに
これを歩きたかった。15時前なので狐穴で水を汲んで以東を目指すことに
以東三角点。残念ながらガス。すぐ近くの小屋すらみえず。むろん大鳥池も拝めず
16：30の到着はあまりよいことではないが，ぎりぎりセーフということで。
以東小屋。数年前以東に登った時はヘリで資材荷揚げ中でしたが，2年前に建て替えられキレイです。今日は自分が最初の宿泊者とのこと。秋田生まれの自分に懐かしい庄内弁の管理人さんに迎えられる。ンダスなあ〜
1
9/20 16:36
以東小屋。数年前以東に登った時はヘリで資材荷揚げ中でしたが，2年前に建て替えられキレイです。今日は自分が最初の宿泊者とのこと。秋田生まれの自分に懐かしい庄内弁の管理人さんに迎えられる。ンダスなあ〜
居室は2階だけでこんな感じ。壁に平行に3列×2段の仕切られたスペースが両側にあるが，他の小屋のように仕切りなくてもよいかな。冬用の出入り口が更衣室というのは合理的。
9/20 16:36
居室は2階だけでこんな感じ。壁に平行に3列×2段の仕切られたスペースが両側にあるが，他の小屋のように仕切りなくてもよいかな。冬用の出入り口が更衣室というのは合理的。
管理人さんが今日泡滝から入山してきたとき追い越したソロの女性も以東小屋泊ということだが，まだ到着していないということでオツボ峰方面に行かれる。
9/20 17:48
管理人さんが今日泡滝から入山してきたとき追い越したソロの女性も以東小屋泊ということだが，まだ到着していないということでオツボ峰方面に行かれる。
時折ガスが飛んで大鳥池もみえる。結果してソロの女性は18：30過ぎ暗くなってから管理人さんとともに到着。初めての小屋泊まりとのこと。それにしてもザック大きい。
9/20 17:50
時折ガスが飛んで大鳥池もみえる。結果してソロの女性は18：30過ぎ暗くなってから管理人さんとともに到着。初めての小屋泊まりとのこと。それにしてもザック大きい。
遭難となると手伝うこともあるかと食事，お酒を控えて待機していたが，一安心して夕餉に。冷凍したパック生姜焼きと野菜を炒める。味付け不要。冷凍したビールはまだ溶けきっておらずPETワインがすいすい進む。
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9/20 18:53
遭難となると手伝うこともあるかと食事，お酒を控えて待機していたが，一安心して夕餉に。冷凍したパック生姜焼きと野菜を炒める。味付け不要。冷凍したビールはまだ溶けきっておらずPETワインがすいすい進む。
結果して宿泊2名。いつもこの時期は人が多く蒸暑く，インナーシェラフ＋カバーのみだと寒い。パタゴニアナノエアに雨具上下，ホッカイロも総動員＋お酒でまったり。朝の鳥海山と月山
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9/21 5:44
結果して宿泊2名。いつもこの時期は人が多く蒸暑く，インナーシェラフ＋カバーのみだと寒い。パタゴニアナノエアに雨具上下，ホッカイロも総動員＋お酒でまったり。朝の鳥海山と月山
以東山頂からの景色は雄大。曇ってはいるものの風もなく遠くまで結構遠望効きます。
飯豊もくっきり。石転び沢で南北の区切りわかります。右に少し離れているのは二王子と教えてもらいました
以東山頂からのラストショットはやっぱり主稜線。
去りがたいですが古寺まで遠いし戻ります
去りがたいですが古寺まで遠いし戻ります
と，また小屋が見えたので。水場は下り7分登り13？分とありましたが，水を使わない献立（肉野菜炒め），お酒(ワイン)だったので狐穴での1．5Lで十分。次の補給は竜門でした。
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9/21 5:48
と，また小屋が見えたので。水場は下り7分登り13？分とありましたが，水を使わない献立（肉野菜炒め），お酒(ワイン)だったので狐穴での1．5Lで十分。次の補給は竜門でした。
昨日登っている時はガスでみえませんでした。出がけに管理人さんに挨拶したら外まで見送ってくれました。また来たいです。
大分降りてきて以東を振り返る。昨日，西朝日で会った髭ソロの方とスライド。狐穴から空身で以東ピストンとのこと，やはりタフです。昨夜の狐は5名宿泊とのこと。
9/21 6:37
大分降りてきて以東を振り返る。昨日，西朝日で会った髭ソロの方とスライド。狐穴から空身で以東ピストンとのこと，やはりタフです。昨夜の狐は5名宿泊とのこと。
ミヤマリンドウもオヤマリンドウのように閉じていることあるのですね
北寒江から相模山。三面まで抜けるのは大変そうですが相模山あたりまでは歩いてみたいです。
三方境を超すと，大朝日モードですが，その前に中岳あり，西朝日あり，竜門あり，寒江ありでまだまだです
寒江山から天狗に続く稜線。一度歩きましたが長いです。遠望は月山。
南寒江山の肩から竜門。その奥が古寺と小朝日。遠望は奥羽山脈。まだまだ歩くぞ〜
南寒江山の肩から。西朝日に突き上げる東俣沢が険しい。南寒江でトレランの方とスライド。後でヤマレコみたら日暮沢から以東，戻って大朝日→ハナヌキ峰を日帰りした強者でした。
9/21 7:59
南寒江山の肩から。西朝日に突き上げる東俣沢が険しい。
南寒江でトレランの方とスライド。後でヤマレコみたら日暮沢から以東，戻って大朝日→ハナヌキ峰を日帰りした強者でした。
南寒江でトレランの方とスライド。後でヤマレコみたら日暮沢から以東，戻って大朝日→ハナヌキ峰を日帰りした強者でした。
竜門小屋で水を補給し西朝日に向かう。この稜線も開放感抜群でよいです。
西朝日で以東方面の展望は切り替わる。以東，寒江，竜門，今日はくっきり
中岳を巻くとおなじみ大朝日。稜線を団体さんが列をなしているのが見えました。
山頂は団体さんが占拠。ガイドさんは申し訳なさそうにしていましたが傍若無人状態。山頂にはこだわらないので少し戻って稜線がよく見えるあたりで一休み。以東からよく歩きました
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9/21 11:00
山頂は団体さんが占拠。ガイドさんは申し訳なさそうにしていましたが傍若無人状態。山頂にはこだわらないので少し戻って稜線がよく見えるあたりで一休み。以東からよく歩きました
銀玉水で補給し，その先で振り返るがあっという間にガス。紅葉はこれから。
上部はすっかりガスになってしまいました。天気の変化は早いです。
行きは熊越でショートカットしたので帰りは小朝日経由。ガスが少しでも晴れることを期待したが展望なし。
古寺からも昨日と同じで展望なし。それでも昨日午後から本日午前中はたっぷり堪能し満足。
感想
9月の3連休。雲の平を画策したが前線北上＋台風でまたも断念。3年連続断念だが，仙台−富山の深夜バスもあり，元気でいればいつかまた行けるでしょうと，近場の朝日に。避難小屋泊は腰を痛めてから1年振り近い。腰痛対策でついに購入したストックに加え，ザックも中型として荷物も少な目＋サポートタイツの考えられる対策を施す。（本当は60までとっておきたかったが）
天気は，いつも渋めの気象庁，楽観的なウェザーニュースいずれももたなそうな予報のなか，てんくらだけは朝日連峰は20日午後から回復，21日もA予報で「いくらなんでもそんなピンポイントで天気よいわけない」と当てにせずきたが，結果してほぼ当たり。恐るべし，てんくら予報。
金曜日ということと崩れる予報で人も少なく，小屋は混雑するどころか寂しく，寒い位。狐穴泊予定が強風で寒く＋休む気にもならずで，15時前に狐まできたので，以東まで行けるチャンスと足を延ばすことに。朝日の稜線はよいが，狐から以東は飯豊とも違い，柔らく安らぐ稜線。
2年前に新装した以東小屋は床もキレイで快適。水場はやや遠いようだが狐で確保したし，寒いので水汲みも不要。遅くなってから到着したソロの女性はご主人と一緒の予定がソロになり，初めての小屋泊まりで荷物多くなって遅れた様子。そうとは思えない手慣れた様子で過ごされ，いろいろ情報交換。その後は壁に寄りかかってビール500とペットボトルワインで静かな夜をまったりと過ごす。
翌日は風も収まり，曇りながら遠くの山並みくっきりの展望の稜線歩きをひたすら満喫。弱気にならないで来てよかった，山はきてみないとわからないを実感。雲の平は行けなかったものの，朝日をたっぷり歩いて充実でした。
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