幌尻岳 1967峰 ピパイロ岳 ― 遥かなる百名山 秋の稜線散歩

2019年09月28日(土) 〜 2019年09月29日(日)

• GPS: 37:40
• 距離: 36.0km
• 登り: 3,466m
• 下り: 3,466m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:43
• 休憩: 1:19
• 合計: 13:02

距離 17.6km 登り 2,469m 下り 1,190m

4:24 二岐沢出合 登山口
5:09 取水ダム
5:40 二岐・二ノ沢出合 天場
7:15 7:30 トッタの泉
8:27 8:30 ヌカビラ岳肩
8:35 8:36 糠平岳
9:16 9:18 北戸蔦別岳
10:02 10:03 幌尻山荘分岐
10:51 11:00 戸蔦別岳
12:15 12:18 幌尻岳の肩
12:56 13:38 幌尻岳
14:11 14:12 幌尻岳の肩
15:02 七ツ沼カール 天場
16:12 戸蔦別岳
16:43 16:45 幌尻山荘分岐
17:26 北戸蔦別岳

2日目

• 山行: 11:28
• 休憩: 0:49
• 合計: 12:17

距離 18.4km 登り 996m 下り 2,280m

5:47 北戸蔦別岳
6:51 6:53 テント場
7:46 7:47 1904ｍピーク
8:16 8:35 1940ｍ峰（別名：1967m峰）
8:57 8:59 1793ｍコル
10:04 10:11 ピパイロ岳
11:13 11:14 1793ｍコル
12:00 12:02 1940ｍ峰（別名：1967m峰）
12:27 12:29 1904ｍピーク
13:30 13:32 テント場
14:41 14:42 北戸蔦別岳
15:09 糠平岳
15:13 15:15 ヌカビラ岳肩
15:50 15:57 トッタの泉
17:03 17:04 二岐・二ノ沢出合 天場
17:27 取水ダム
18:04 二岐沢出合 登山口

天候

一日目　晴天
二日目　晴のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

チロロ林道終点まで（10/1から一般狩猟解禁に伴いゲート閉鎖、管理事務所に行く必要あり）

コース状況／危険箇所等

沢の遡上ではピンクテープがあり巻道がしっかりしている。渡渉は岩を2、3個乗り越えるのが3回程度。トッタベツの泉は美味しかった。ヌカビラ岳まで急登だがルートははっきりしている。北戸蔦別岳まで一部ハイマツが茂るもルート上は刈られている。北戸蔦別岳から幌尻岳までルートははっきりするも、膝丈のハイマツがルート上に伸び足元を邪魔する。七つ沼へは幌尻岳側が急なザレで、より困難、北側は蛇行した道があり登り降りしやすい。七つ沼はほとんど干上がっていたが、熊の跡もなくキャンプする人もいた。
北戸蔦別岳から先はピンクテープ等はほぼ無い。1967峰までルートはついているが、ハイマツがルート上を覆いかぶさり見えにくい。酷いときは背丈程のハイマツをかき分け進む。ピパイロ岳までは更に人跡乏しく、ルートはついているが、崖脇や岩場を越えたり、ハイマツの密度が高くなり、より漕ぐことになる。

P.S.ハイマツがスネに当たって痛かったり遅くなるので、稜線ではレガース（脛当て）があった方がよい。まるで笹を刈る位にハイマツが気にならなくなります。（百均のプラスチックボードやPPシート1mm厚程度を脛前面を覆う程度に切って、コンロで炙って半円状に曲げ、穴を四隅に開けて紐を通す。足首側の紐は靴紐を絡め通すと回らない）

写真

トッタの泉

ヌカビラ岳

チングルマの綿毛

北戸蔦別岳

奥に幌尻、左がトッタベツ

戸蔦別岳

七つ沼カール

南側から七つ沼と戸蔦別岳

もうじき幌尻

やってきた稜線

ようやく幌尻岳到着

左手はエサオマントッタベツ、奥はカムイエクウチカウシですかね

奥新冠ダム　新冠コースはこちらから

登ってきた稜線　奥に大雪山系の十勝岳などが見えます

奥は太平洋が見えます　日高山脈の大体の大きさがわかりました

明日行く1967、ピパイロが見えます

十勝幌尻と札内岳

七つ沼

七つ沼への降り口（急な幌尻側）

水はきれいでした（そのままでは飲めないと思いますが）

干上がっていても神秘的

戸蔦別側の道のほうが楽

幌尻山荘への分岐

もうすぐ今日が終わる

北戸蔦別岳頂上天場にて

天の川や星がきれいでした

神秘的ですね

毎日の当たり前の営みが不思議に感じます

富良野盆地は霧です

今日の稜線

各鞍部にビバーク適地がありました

崖に近いところもあるので注意。もちろんロープとかはありませんので確保をしっかりと。

ホシガラス

もうじき1967

1967峰

奥は次のピパイロ岳

もうじき

ピパイロ岳　遠かった分、帰りも大変そう

伏美岳と十勝平野が雄大に広がっていました

大雪山系もよく見えました

チロロ岳と西峰

今日歩いてきた稜線

装備

個人装備

グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 飲料 ガスカートリッジ コンロ 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス ストック カメラ テント テントマット シェラフ 携帯トイレ 熊よけスプレー

感想

トミン

一番遠い百名山と言われるように遠かった。おおきな山の名の通り雄大な山だった。