補欠合格でいく七夕の北岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,687m
- 下り
- 1,673m
天候 | 大雨→曇り→雨→晴れ→小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今日から二俣が開通コースは広河原から大樺沢左俣コース、二俣から雪渓に沿って大樺沢の右岸を詰め、雪渓をみながら肩の小屋泊まり 2日目は北岳山頂から北ノ肩小屋を通過して草すべりから白根御池小屋から広河原 |
写真
感想
昨年、甲斐駒ケ岳から北岳登山口が見え、近いのだわ。と思ってた北岳
イベント参加条件が岩登り訓練した人が優先との事で
もし、参加者足りなければ…と補欠で参加表明
あっとゆうまに定員に達し、素人の私はベンチ入りできず。。。諦めたはずなのに。。。。
一週間まえにキャンセルが出たとリーダーより連絡あるも、来週には燕岳〜蝶が岳縦走もひかえ
さらに火曜日はハングルテスト短文100もん、形容詞50個の活用翻訳テストとあります。
もちろん、ギリギリガールズとしては、まったく勉強してない。山より、テスト勉強をしなければいけない週末のはずなのに。あんまり乗り気でないけど、せっかく誘っていただいたし。。。なんてガメツイ私に似合わない遠慮が、最後までひきずる事になる
金曜日は営業まわりでも雷雨。七夕の雨はやはり定番?私が物心ついてから七夕って毎年雨。
リーダーからも中止連絡なく、気乗りしないまま、集合場所へ
大雨の中、憂鬱ですが山梨方面にいきます。
しかも、私の乗せていただく車、納車から1Wのアルファード、とてもじゃないけど、運転かわりますと志願する気なく、居眠り運転で事故しても、修理代、私の年収で払いきれないと思う。
保険は誰が乗ってもでるらしいけど役立たずとしては、せめて助手席でしゃべくりまくり、運転手を元気つけろとのこと。
大雨で、ガラスが曇るのでクーラーをつけていたのが25度だったので、普段クーラーなし生活のエコ人間は一発で咳、喉の痛み。
でもクーラー切るとガラスが曇るので寒いけど我慢してると体調不良に。。。
現地到着前に風邪っぽいなという感じになってきた。ヤバい。
駐車場で待機するも、ゲートが開かず、あきらめて帰る車も、
しかも、うちのグループはいけなかったら、ここまで来て悔しいので、軽井沢か乗鞍にいこうか?と
最年少なので、「皆さんにお任せです」といいつつ、「乗鞍はこの前いったばかりです。」と。。。
もし、今日いったら、乗鞍3回連続雨での登頂、こんなに相性の悪い山はない。絶対にいきたくない。
こんな日は無理せず、観光も興味ないし、まっすぐ家に帰って勉強したいです。とオラオラ営業の普段の私とは違う消極さです。
8時に係員がゲートをあけると言われ、バスは昼までいかないのでやっとタクシーに交渉し、ゲートがあく時間の8時に乗せてもらって広河原までけっこう長い距離
やっと広河原についたら下界より天気がまし、カッパの上は一応着るけど、すぐに樹林帯で暑くて脱ぐ。
さっきまでの雨で登山道は川になってます。今日から二俣が開通、でも雪渓があるのに、アイゼン必要なしと言われて全員アイゼンもってきてない。
ゆっくりなら大丈夫?とのことで大樺沢のほうからのぼる「やっぱり晴れ女二人そろってたら違うね〜」ともう一人の人といっていたら、また小雨が、カッパを脱いだり着たりで忙しい。
今回の10人でアルプス初めての人が一人いて、ボッカ訓練とのことで小屋泊まりなのに70lのザックでおもさは18キロだけど、大荷物の人がいました。パッキングがめちゃくちゃで、ザックを下ろすとカッパや水をだすだけなのに、荷物全部ひっくりかえさないといけないので、休憩時もせおうのに時間がかかるし、毎回、店開きで、どうでもいい、風防やガスがでてきて、笑えてきた。
年下の私もつい、「○○さん、毎回店開きして、大雨だったら、水没ですよ。」と冗談で言っていたら、やっぱり、ザックがバランスを崩し、転がり落ちてしまった。
幸い、谷でも、2mくらいで、横から下りれるし、水もなかったのでよかった。
人間が背負っていたら間違いなく怪我をしてたし、崖がもっと深かったら、すべてなくなって回収不能だったと思う。クワバラクワバラ。自分も気をつけよう。
そうこうして、やっと雪渓にでた。下りてきた人に聞いてもアイゼンなしでいけますとのこと。
リーダーからゆっくり、蹴りながら歩けと言われて、みんなアイゼンなしでゆっくり歩く。
今日から開通とのことで、こっちの方が展望がいいし、みんなゆっくりならいけるとのことだったが、全員がいい靴をはいてるわけでもなく、一人はゴムが多いどこかのメーカーの靴なので、雪ではすべるとのこと、私なんて韓国で買った7000円の靴だし。
掲示板にはアイゼン、ピッケルいらないルートに変更したとのことだったが、自分でもアイゼンいるか確認した時、雪のない道をいくからいらないと言われたけど、ここはリーダーのせいにせず自己判断でもってくればよかったと思った。
何度かすべるも、分岐のとこまで誰もころばず進む。よかった分岐まで登りきった。
すると、あらら?またテレビカメラが。。。。
咳き込んでちょっと弱っていたけど、また元気になり、ポージングしたりピースしたりして、
「どこのテレビ局ですか〜?」と聞くと、スカパーハイビジョンとのこと、でも放送は一年後。
ここの分岐で、晴れたね〜といいながらお昼。
団体行動の場合、休憩回数はたくさんだし、時間もきめられているので、やっぱり、時間までにきちんと
準備しないといけない。いつもお湯とか湧かすリーダーも大福一個だけ食べる
私もコーヒーとか置いてきた。なので、ささっとパンを食べて終了。
本日、初めてガスを買ってもってきた人とかいたので、やっぱり時間がかかってしまった。
大人数で足の早さもそろわない、体力もバラバラなんでここからもゆっくり、何回も休憩して進む。
私もどんどん咳がひどくなり、休憩の時の別のグループの人のタバコが流れてきて喘息になってから、声もでなくなってきた。呼吸が苦しい。
おしゃべりの私が静かなので、みんなが心配して話しかけてくれるが、返事するのもおっくう。
お花が多いので、写真をとったりしながら進むから、ちょうど呼吸しなくてもいけてよかった。
高山病のために深呼吸しろといわれるも、深呼吸なんてしたら、喘息がでるので、なるべく浅い呼吸でゆっくり
このころになると、みんな脈が早くなって疲れてきてるみたい。私は風邪いがいは大丈夫だけど、呼吸ができない辛さがある。
稜線にでたら、ガスはあるも、お花いっぱいでテンションがあがってくる。
ここまできたら、道も間違えないしということで、健脚組とゆっくり組と分ける
私は先の組にいくが、先の人は今までゆっくりだったのですごい飛ばしていくから喘息がでて、やっぱり無理。
一人で歩きたいけど、ガスってるし、落ちたりしたら大変だから、何人かのグループで進む。
小屋まであと少しのところで荷物が多い人をまっていたら大雨。
カッパの下を着てなかったので、全身ずぶぬれになって小屋に到着。
ありがたいことに、キャンセルとかあって、グループに一部屋で部屋でストーブをつけてくれ濡れものも部屋で乾燥させてくれた。
風邪気味だったけど、これでとどめをさされ、頭痛もしてきたので嫌だけど2年ぶりに薬を飲む。
献血できないから、少々の体調不良では薬を飲まないのに今回、サプリをのんでないのも、免疫が弱ってるのかもしれない。
こうなったら私のやることはみんなに迷惑をかけないように、下山するだけです。
宴会が始まったけど、私は早々に7時に寝る。
でも、熱もでてきたのか寒くて、咳き込みもひどく、一時間おきに起きる。
早く家に帰りたい。
4時起床。やっと朝になった。
山頂アタックです。
寒いですが、どんどんガスが晴れてきて、青空まで見えてきた。
晴れ女パワーも弱ってますが、神様ありがとう。
この山には、もう来ないから、最初で最後の景色です。
目に焼き付けましょう。富士山も見えてきた。
健脚組は朝ご飯までに帰ってくる約束でキタダケソウを見に下っていく登り返しを考えたら結構時間がかかるらしく、行きもあったよねって写真とってるから、私は呼吸困難で完全に声も出ずジェスチャーなんでやめときました。でも、キタダケソウだと思ったのはハクサンイチゲだったらしい。
あとで写真を見せてもらっても違いはほとんどわからなかった。
さて朝食を食べてといっても、全然食欲もないけど、喉にひっかかるけど、食べる。
食後にリーダーが小屋の人から聞いて報告、昨日、北岳雪渓で滑落で行方不明があったとのこと、今朝から捜索のようです。
隣の甲斐駒でも滑落で骨折とのことで、昨日雪渓を登ってなにもなくてよかった、明日は我が身です。本当にきをつけよう。風邪でフラフラ歩いてたら危ない
夕方にまた雨がふるみたいで急いで下山です。
帰りは御池のコースで。
急いでといってもみんな足も弱ってるし、全然スピードあがりません。雷もなってきました。
何人も転びます。とうとう、一人捻挫してしまいました。
私が、その人にテーピングをしてたら、他の人が私に「マロンちゃん、仕事したら、少しは元気になったやろ」と
「声がまったくでないから、営業できないし、明日仕事いけないと思って」とささやき声でいうと
「アカン。それで仕事いって同情ひいて仕事とってくるんや!」そうですか。。。
下山のときに、ヘリコプターがずっと旋回。
朝聞いた滑落してる人を探しているのか、場所はわかってるみたいなのに、まだみつからないのか。ずっと何機も飛んでいる。
御池に到着するころ、遺体らしきものを足下に吊ったヘリが目の前を飛んでいった。
助からなかったんだ。同じ日に同じ山で亡くなった人がいる。気分が滅入る。
やっと御池小屋に到着。
ここから、さらに急な下りらしい。気合いいれて下りなければ、みんな足がそうとう弱っている。
もちろん私も、風邪でよわっている、熱も大分あがってきてるけどペースは遅れないでついていく。
何回もみんなに声をかけてもらうも、返事の声もでない。冷や汗と頭痛がひどい。
何人も転倒するもなんとか下山。いつも転ぶ私もゆっくりなんで転ばなかった。
よかった無事で、広河原から芦安までタクシーの中で喘息がどんどんひどくなり、息がとまるかと思った。
タクシー待ちの間に、小屋でもらったお弁当。ほとんど食べれず。このままずっと食欲なくなったらいいのに。
お風呂に入って、すぐに帰阪。みんな車でおしゃべり三昧。
私は静かにネットで事故をみてると、滑落した人は2人グループ、1人はぐれてしまったらしい、もう一人の人が広河原で捜索願をだし、探していたら登山道からおちて雪渓と岩の間で見つかったと。
なぜ、二人しかいないのに、はぐれてしまったのだろう。そんなに離れて歩いていたのか?
素人にはよくわからないけど女性2人とのことで山に慣れている人なのかもしれない。
私は絶対に近くの山でも一人でいかないようにしよう。
今朝、タケノコとりで遭難のおじいさんが20日ぶりにみつかったと。本当に山は怖いです。
大阪駅からの帰り、電車でザックがすごく重い。来週はこれの2倍以上をかつがないといけないのに、大丈夫?そもそも体調はなおるのか。。。
絶対に仕事にいける感じでないわと思っていたら、今朝声がガラガラだけどでた。薬は飲んでないけど、勉強会もあるし、仕事に出ました。
金曜までに仕事も会議資料もテストも山の準備もすべてすまさないと、縦走にいけません。
maronさん、こんばんわ。
体調とか、天候とか、装備とか、メンバーとか、
不安の多いなか、お疲れ様でした。
人数が10人ともなると統率取るのも大変です。
遭難の事は新聞で見て、maronさん達のことが心配になりました。
無事、下山されて安心しました。
でも、テーピングの際のつっこみ、さすが関西人ですね。
あらためて、大きい山は寒いですね。
普段、熱帯に住んでいることが実感されました。
よく考えたら、標高100mの我が家でも、窓開け放しで気絶してても、手先が冷えて目がさめるのでした。
来週は着込んでいきますね。そうそう、さっき帰り道で輸入食料品のお店でタパスのなんやかんやとスパークリングのノンアルコールのワインもどきマンゴージュース買ってきました。お酒駄目でもマンゴーならお好きかしら?と思い。。。
最初から風邪ならキャンセルしましたが、道中でクーラで風邪なんて、本当に虚弱です。
今も、喉が痛くて、絶食中、水だけ飲んでますが、体重まったく減らずです。
今日、仕事にいってきました。
突っ込まれた人から「体調どう?」ってメールきたので、「同情するならカネをくれ!」の根性で仕事いってきたって返信。化石時代の台詞ですね。
北岳に行ってらしたようですね。
私は天竜川挟んで西側の空木岳にお邪魔してました。
千畳敷から縦走予定がアクシデントで
池山尾根を歩荷する羽目になりましたが(>_<)
日曜日は何とか天気回復して良かったですね。
遭難事故は知りませんでしたが、ニュースを見る度に
自分も気をつけねばと思ってしまいます
お体お大事に
お疲れ様でした。
遭難も事故も、自分がまさかとみんな思ってないでしょうね。
私も毎回、自分のレベルに到底あってないところを登って、たまたま命おとさず下山できたと思ってます。本当に明日は我が身です。
だから、訓練しろと言われますが。
おすすめの虫除けネットまだ買ってないのに、また黒人化してしまいました。
好日のセールも終わったし、今週買いにいかないと、また週末に黒人になりそうです。
sakusakuさんも書かれておられますが、色々とあった中での北岳お疲れ様でした。
計画では八本歯コースとの事で心配しておりました。
いつもながらmaronさんのバイタリティ、アクティブさに感心するばかりです。
何かとお忙しい日常である事と思いますが、体調を整えられて今週末も楽しい山行になる事を祈っております。
現地のことよくご存知の13Bさん中止とのことで、もし、個人だったなら金曜の天気で中止してました。でもリーダーから中止連絡なく、現地でゲートはしまっていたので、あきらめようと心の中で思っていましたけど、みなさんの言われるようについていくだけ。
こういうのがグループの不自由さかもしれませんね。
でも、北岳に行ってキタダケソウも諦めるヘタレですので。
落ちた人も八本歯のほうかと思いましたが、実際、私たちの前を通っていた人みましたので、雪田のほうだったようです。
体調ですが、幼少の頃から気管支が弱いので、すぐに熱や喘息がでますが、気合いで週末までに治します。
明日も仕事できとうでテスト勉強するつもりが4時半起きで滋賀までいく仕事が入りました。
いつものガメツイ私に戻って気合い、気合いです。
なんか大変な山行になってしまったようですね…
車のエアコン、運転している人は緊張感で涼しいくらいがちょうどいいみたいですが、他の人は冷えるんですよね
「同乗(同情)するならフリース」ってことわざはありませんが、一枚羽織って乗るのが防衛策かと
気合で回復してください!!
寒い寒いとずっと言ってたので、フリースかりて、膝掛けまでしてのってましたが、なんせ、新車の超快適クーラーが、天然の気温で生活してる原始人の私には合わなかったです。
営業車はフィットですので、施設に入るまでジャケット着ずに半袖ですがエアコンマックスでも寒くないですので25度以下にさがらないのかとあらためておもいました。
氷点下の真冬でも風邪ひかなかったのに、山で迷惑かけれないと薬に手をだしてしまったのが、ちょっと。。。。
寝る時もこれでもかと厚着してましたが、熱のせいでしょうか、悪寒戦慄で私の咳で皆さん寝れなかったと思います。
車のエアコンって、やっぱり不自然な冷えなんでしょうね 夜通し扇風機の風にあたって寝るみたいに。
私はこの時期特有のアセモが出ています…子供のように弱い皮膚で
こっちはムヒ塗って我慢すればいいので、maronさんの風邪に比べれば全然平和なもんですが
数年前、関学の青島キャンプに同行したときになりました。無人島で、水、電気なしのサバイバル生活
四日間でしたが、地球で一番暑いとこかと思いました。そんなわけないですが…
もちろん、四日間、生徒さんに熱中症がたくさん出て、私もあせもが…
本土についたとたん、寒気がしました。
いかに、クーラーで冷やしてるかと電気は有難いと感謝した体験です
今年は、北岳を当初予定していましたが
色々検討した結果見送ることに。
ですので、まだ北岳へは行った事ないです。
キタダケソウを見られる時期にと
思っていましたが
なかなかキビシイ登山道ですね。
遭難事件が近いところであったり、体調がすぐれない
登山だったみたいですが
何はともあれ、お疲れ様でした。
登りの時、、みんな枠から乗り出してとってたのがそうだとおもいましたが、やっぱりちがいました。山頂から北岳山荘の間くらいに咲いてるようです。
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