編笠山、権現岳 [遠い飲み屋へ]

2019年10月05日(土) 〜 2019年10月06日(日)

• GPS: 08:33
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,428m
• 下り: 1,430m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:03
• 休憩: 0:47
• 合計: 3:50

11:16 観音平
12:00 12:05 雲海
12:38 12:39 押手川
13:51 14:32 編笠山
15:06 青年小屋

2日目

• 山行: 3:44
• 休憩: 0:44
• 合計: 4:28

6:48 青年小屋
7:13 7:14 のろし場
7:29 7:30 西ギボシ
7:41 7:42 東ギボシ
7:50 7:51 権現小屋
7:57 8:14 権現岳
8:49 8:57 三ッ頭
8:59 9:01 三ツ頭分岐
9:36 9:45 木戸口公園
9:56 9:57 ヘリポート跡
10:46 10:49 八ヶ岳横断歩道分岐
11:16 観音平

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

小淵沢駅から観音平登山口までタクシーを利用

その他周辺情報

スパティオ小渕沢でお風呂

写真

10/5 11:15

観音平登山口より出発

10/5 11:57

雲海展望台

10/5 11:58

富士山見えました

10/5 12:41

八ヶ岳らしい苔の森

10/5 13:48

南アルプス登場

10/5 13:53

編笠山到着

10/5 13:58

3人で

10/5 14:03

富士山方向

10/5 14:04

諏訪湖の向こうにうっすら北アルプス

10/5 14:04

南から見る八ヶ岳連峰。真ん中が赤岳。

10/5 14:07

中央アルプス

10/5 14:12

明日行く権現岳

10/5 14:12

赤岳と横岳

10/5 14:46

小屋に向かって降りる

10/5 14:48

最後の岩場

10/5 14:54

到着

10/5 14:59

充実のお土産売り場

10/5 15:10

寝床

10/5 15:21

ブランコ

10/5 15:25

美味しいコーヒー

10/5 16:07

水場から見える西岳

10/5 17:40

バッハの流れる食堂

10/5 17:40

美味しい夕食

10/5 17:46

デザート付き

10/5 17:57

認定山岳医さん、認定山岳看護師さんのご紹介

10/5 18:24

そして酒

10/5 19:16

赤提灯に火が灯る

10/6 5:41

翌朝の雲海

10/6 6:20

朝日に輝く編笠山

10/6 6:47

出発

10/6 7:12

黄葉と岩稜

10/6 7:12

黄葉

10/6 7:37

岩登りを楽しむ

10/6 7:41

赤岳登場

10/6 7:43

権現小屋見えてくる

10/6 7:52

権現小屋

10/6 7:53

10/6 7:56

10/6 8:01

権現岳の山頂は狭い

10/6 8:02

紅葉ばっちり

10/6 8:09

ヤマハハコ

10/6 8:37

立ち去りがたし

10/6 8:43

秋色

10/6 8:48

三ツ頭あたりはガス

10/6 8:58

10/6 9:35

木戸口

10/6 10:03

じゅりんたーい、じゅりんたい。

10/6 10:46

降りました

10/6 11:00

10/6 11:15

観音平に戻りました

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

感想

よしやん

職場の仲間3人、自称「登山部」での山行も今年で3回目になります。

昨年は塩見岳から間ノ岳まで、充実した山行となりましたので、ことしも男らしく渋い縦走をと思い、越百山、南駒ケ岳、空木岳から中央アルプス縦走の計画を立てていました。

ところが台風18号が発生。その歩みが遅くてなかなか決断できず、結局、予定した休暇を取る予定にした日程の初日からの山行は難しいと判断しました。

どうするか？昼休みに会社の会議室を使ってのアクションプラン検討となりますが、そこに代案を出さねばなりません。

そこで思いついたのが「遠い飲み屋」こと青年小屋。サラリーマン故、簡単に休暇をずらすこともままならず、2泊の予定が1泊になってしまうので、長めの縦走は諦め、気になっていた山小屋でゆったり過ごすというプランにしました。

本来、編笠山、権現岳の周回縦走は日帰りも十分可能なコースですので、集合もゆっくりです。10時45分に小淵沢駅集合で、タクシーで観音平に向かいます。

天気は快晴。雲海展望台では富士山もはっきりと見えました。

工程は短いとはいえ、標高差1000mくらいはあり、それなりの急登を登って編笠山に到着。昨年行った南アルプス、行くはずだった中央アルプスもはっきり見え、遠くには北アルプスもぼんやりと眺められます。そして八ヶ岳の峰々。南の端から見る峰々はそれぞれ個性的で「八ヶ岳」の名に相応しいものと思いました。

ゆっくり景色を楽しんだあと、急坂を下って、赤提灯のぶら下がる青年小屋に到着。談話室は基本テーブルではなく、こたつで、山小屋というよりも親戚の家にでも来たような雰囲気で妙に落ち着く感じです。私はビールではなくコーヒーを注文したのですが、一杯ごとに手で挽いてくれるコーヒーは酸味が聞いていて本格的でとても美味しいです。

5時半には夕食。豚汁がとても美味しいですし、デザートには山盛りのぶどうが出てきてとても贅沢です。

食事の途中では甲斐駒ケ岳や八ヶ岳で活動をされている山岳医、山岳看護師さんの紹介がありました。医師、看護師という任務をこなしつつ、山への情熱を持ち続け、私的な時間を割いてまで山の安全のために尽くされていることには本当に頭の下がる思いです。

それから日本酒。ご主人の竹内さんが吟味された本当に美味しい日本酒がおいてあります。

食事のあとはこたつを囲んで団欒。とても居心地のいい空間と時間です。山小屋とは基本的には山を歩くために必要最小限の設備であり、快適とは無縁の場所と思っていましたが、ここは違いました。山小屋を目当てに山に行く、というのもありなのだなあと強く納得しました。

翌日も晴天。ゆっくりと小屋で支度をして権現岳に向けて出発です。

権現岳までは標高差400mほどではあるものの、それなりに岩場もあり、アルペン的な気分を味わいながら歩くことができます。紅葉も始まり、黄金色に染まった良い景色を堪能することができました。

三ツ頭を経由して下山。途中はガスでしたが、笹の多い歩きやすい道を1000m下って、11時30分ころには観音平に戻りました。

スパティオ小渕沢の温泉で汗を流し、同じ施設内にある中華料理屋さんで軽く打ち上げをして帰路に付きました。

コースが短いのがやや物足りない感はあるものの、良い山小屋、晴天、岩場歩き、黄葉と十分に楽しめた山行でした。ただやっぱり来年はこのメンバーでがっつり縦走をしてみたいなあと思っています。