富士山富士宮口より。初心者と一緒の二度目の富士登山は雨霧残雪で厳しかった・・・日本百名山v3-2
- GPS
- 09:17
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,441m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 8:56
08:41 富士宮口・新五合目
09:08 六合目・雲海荘
09:55 新七合目・御来光山荘
10:46 元祖七合目・山口荘
11:33 八合目・池田館(風雨強く停滞)11:53発
12:23 九合目・萬年雪山荘
12:59 九合五勺・胸突山荘 13:19発
13:55 ブル道にて富士宮口山頂到着
14:15 剣ヶ峰
14:48 富士宮口山頂お鉢より下山開始
15:13 九合五勺・胸突山荘
15:38 九合目・萬年雪山荘
15:59 八合目・池田館
16:23 元祖七合目・山口荘
16:48 新七合目・御来光山荘
17:18 六合目・雲海荘
17:30 下山
天候 | 曇時々晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7月13日よりマイカー規制開始との事でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
九合5勺から先、残雪まだまだ有りました。 雪が腐ってるのでアイゼンは余り効きません。 隊長以外の3名はブル道にて山頂へ。 剣ヶ峰手前の石段は残雪がカチカチに凍っていました。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
今年も行って来ました、富士山。
マイカー規制が始まる前の週の日曜日・・・
それが前々から決まっていた登山予定日です。
前日まで天気予報と睨めっこして決行か延期か悩みました。
予報では五合目・山頂とも夕方まで曇り。
迷わず決行としました。(結果、その予報に裏切られる結果にw)
8時に新五合目到着を目指して埼玉の自宅を出発。
東名御殿場ICまで渋滞も無くスムーズ。
予定より早く8時前に富士宮口新五合目駐車場に到着。
一番上の駐車スペースは満車だったので一段下に駐車。
去年より空いてます。天気のせいもありますが。
一時間近くゆっくり準備して出発。
登山口で指導センターの方にパンフもらって残雪状況を教えて頂き出発。
九合5勺から先はかなり雪が残っているとの事。
ブル道を使うかどうか、とりあえず行ってから考えることにします。
六合目まではゆっくりとなだらかな道を進みます。
あっという間に到着です。
六合目の雲海荘と宝永山荘は営業していました。
ストック持って来なかった2人はここで金剛杖を購入(^^;
1本は下山してきた方に頂きました。
当初から六合目までしか登らないと宣言していた嫁と末っ子とはここで別れますw
この後、宝永山荘に長居して常連のおばちゃん状態になっていたようです(^^)
二人減って5人で新七合目へ向かいます。
六合目から新七合目は比較的なだらかですが、このルート上で一番距離が有ります。
標準タイムよりやや早めのペースでクリア。
ここで全くの山初心者の義兄がリタイヤ。
無理する必要は全く無いので、ここから下山することに。
そして六合目チームと合流して富士宮市街へ時間潰し観光へ・・・
残り4人で次に進みます。
元祖七合目辺りで残雪が多くなります。
登山道に雪は全く有りませんが横を見ると立派な雪渓が。
この辺まではたまーに晴れたり濃霧になったりの不安定な気候。
晴れ間が見えたのはこの辺まででした。
八合目に到着する辺りから雨が強くなり始めました。
八合目でレインウェア着込みます。
が、ますます冷たい雨が強くなり停滞。
余りに寒いので姪っ子にツェルト被せてしばし待機。
ちょっと考えましたが雨も弱まったのでとりあえず九合目に向けて出発。
途中風雨が強くなれば撤退・・・を前提に前進です。
幸い雨もほぼやんだのでそのまま順調に九合目へ。
山小屋は小屋開けの準備中でした。
このままの勢いで九合5勺へ。
順調に九合5勺に到着。
胸突山荘もまだ準備中でした。
最後の登りに備えてしばし休憩。
ちょっとした日差しが暖かく全員睡魔に襲われます(笑)
山頂を見上げるとかなりの残雪が。
先月30日にはこの場所で滑落事故も有ったようなのでここは安全を取って分岐を左へ、ブル道を使うことにしました。
軽アイゼンを持参してきた隊長はそのまま正規ルートへ。
ブル道には全く残雪・凍結も無く、落石以外の危険は無さそうです。
距離が長いのが難点です。
一定の傾斜のダラダラ登りに嫌気が差しながらひたすら登り、無事お鉢に到着。
隊長と合流して中休憩。
やはり正規ルートの残雪は厄介で、雪が腐ってるのでアイゼンは殆ど効かず軽アイゼンは余り意味無しとの事。
しばしの休憩後、日本最高峰の剣ヶ峰へ。
相変わらずのザラザラの登り辛い最後の登り。
測候所手前の石段は残雪が凍結していて意外と危険。
こんな所で怪我したら洒落にならないので慎重に登りました。
山頂は10人以下でガラガラ。
この天気じゃ人が少なくて当たり前ですね。
ゆっくり記念撮影して下りへ。
■復路
本当は御殿場口から降りて宝永山経由で降りたかったのですが、時間が押していたのとルート状況が分からなかったのでここは素直に富士宮口から下山しました。
下りはひたすら雨・霧で殆ど何も見えず。
辛い下り(帰路)になりました。。。
やはり自分は去年に引き続き頭痛に悩まされましたが薬飲みつつ下山を続けました。
九合5勺までが今回一番の危険箇所です。
雪が腐っているのでアイゼン無しでも下れますが油断するとそのままスキー状態でどこまでも止まりません。
ルートが深く掘れているのでルートを外れて滑落の危険は有りませんが一歩ずつゆっくり慎重に下りました。
九合目まで下って小休憩。
相変わらずの霧雨。
八合目で雨が少し強くなりました。
本日の八合目は登りの風雨といい余り印象が良く有りません(笑)
晴れていれば宝永山や周りの山々を眺めながらの気持ち良い下山のはずですが、本日は次の山小屋も見えない辛い下りが続きます。苦行ですw
元祖七合目、新七合目が遠く感じました。
新七合目からがまた長く、、、時間的には登りよりもかなり短い時間なのですが非常に長く感じるから不思議です。
六合目の山小屋が見えた時の安堵感はかなりのものでした・・・(^^;
新五合目まではゆっくりクールダウン。
当初のプランより結果1時間程遅れましたが想定の範囲内。
17:30に無事下山。
ここで富士宮観光を終えた途中リタイヤ組と合流!
さっさと着替えて帰路に付きました。
東名自動車道の渋滞がやばそうだったので、山中湖方面から中央道を通って帰る事にしました。
予想通り小仏トンネル手前で渋滞していたので上野原ICで降りて20号経由・高尾山ICより圏央道に入って無事帰宅。
2度めの富士山は天候に恵まれず、かなりの苦行でした。
初富士山のメンバー2人は展望が悪く残念でしたが登頂の達成感は味わえた様です。
次回は澄み渡る青空の下、気持良く富士登山を楽しみたいですね。
自分はとりあえず今年も無事に富士山山頂に立てて満足です。
さて次の山行は梅雨明け前後、涼しい所を探して行きますか・・・
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