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Yamareco

記録ID: 205669
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬大雪渓〜白馬三山〜鑓温泉 猛省の巻

2012年07月08日(日) 〜 2012年07月10日(火)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
18.0km
登り
2,246m
下り
2,241m

コースタイム

7月8日(日)猿倉14:22−14:32鑓温泉分岐−15:12白馬尻小屋(泊)
7月9日(月)白馬尻小屋4:32−7:23白馬頂上宿舎7:40−8:00白馬山荘−8:20白馬岳山頂8:40−9:04杓子岳・大雪渓分岐−10:27杓子岳−11:53鑓ヶ岳−12:26天狗・鑓温泉分岐−13:37鑓温泉(入浴)14:18
※下山路が分からず、準備中の鑓温泉に緊急泊
10日(火):鑓温泉5:02−6:30小日向のコル−7:30猿倉
天候 8日:下界は曇り時々晴れ 山は雨〜霧雨
9日:晴れ
10日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
8日:自宅11:30−中央道双葉SI−長野道豊科CI−猿倉14:15
※この時期の平日の猿倉の駐車場は余裕で駐車可
10日:猿倉7:45−長野道豊科CI−中央道双葉SI−自宅10:05
※午後から職場に復帰
コース状況/
危険箇所等
○猿倉〜白馬尻
全く危険箇所なし

○白馬尻〜葱平〜頂上宿舎
大雪渓は私一人でちょっと不安だったが、迷うことはありません。連休の14日以降はしっかり整備されているでしょう。途中一カ所トラバースがありますが、道が切ってありますから大丈夫

○頂上宿舎〜白馬岳山頂
全く危険箇所なし

○白馬岳〜杓子岳〜鑓ヶ岳〜天狗・鑓温泉分岐
非常に楽しい稜線歩き、ただし杓子岳への登りは結構きついです。

○天狗・鑓温泉分岐〜鑓温泉
 7月14日からの連休に鑓温泉がオープンとのことで、この時期まだ下山路は整備されていませんでした。少し下ると大きな雪渓がありますが、登山道は比較的わかりやすく鑓温泉までは迷うことはありませんでした。しかし、トレースがなく鑓温泉に着くまでは不安だらけ・・・途中何箇所かに雪渓、クサリ場があります。
 鑓温泉では多くのスタッフがオープンに向け大忙し。これだけ多くの人が登ってきたのだから、下山路は明確なトレースがあるだろうと安心し、30分ほど入浴。湯量、湯質、環境とも素晴らしい温泉

○鑓温泉〜小日向のコル
 鑓温泉からの下山路の杓子沢の取り付き道までは、雪渓を一旦下ってから別の沢の雪渓を登ってという、絶対教えてもらわねば判らないコース。オープン前に来た人は必ずここで迷ってしまうとスタッフの人が言っていました。私も1時間半ほどルートを探しましたが、判らずタイムアウト。写真にルートを載せておいたので参照してください。 
 杓子沢の取り付きから小日向のコルまでも何箇所か雪田を横切るので、テープを探しルートロスしないよう注意してください。

○小日向のコル〜猿倉
 小日向のコルから猿倉までは全く迷うような所はありません。
猿倉荘、今日ここに泊まっても良いけど、霧雨であまり濡れそうにないので、白馬尻小屋まで行くことに
2012年07月08日 14:11撮影 by  DSC-WX7 , SONY
1
7/8 14:11
猿倉荘、今日ここに泊まっても良いけど、霧雨であまり濡れそうにないので、白馬尻小屋まで行くことに
鑓温泉方面分岐
2012年07月08日 14:32撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 14:32
鑓温泉方面分岐
2012年07月09日 08:41撮影 by  F-05D, FUJITSU
7/9 8:41
うつぎ系でしょうか?きれいな花
2012年07月08日 14:36撮影 by  DSC-WX7 , SONY
1
7/8 14:36
うつぎ系でしょうか?きれいな花
かわいい花があちこちに
2012年07月08日 14:44撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 14:44
かわいい花があちこちに
林道終点、ここから登山道
2012年07月08日 14:54撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 14:54
林道終点、ここから登山道
途中、ニリンソウが見事な箇所がいくつも
2012年07月08日 15:06撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 15:06
途中、ニリンソウが見事な箇所がいくつも
サンカヨウ かわいい花
2012年07月08日 15:06撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/8 15:06
サンカヨウ かわいい花
ニリンソウ
2012年07月08日 15:06撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/8 15:06
ニリンソウ
約1時間で白馬尻小屋
2012年07月08日 15:12撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 15:12
約1時間で白馬尻小屋
白馬尻小屋は本当に大雪渓の尻に位置しています
2012年07月08日 15:13撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 15:13
白馬尻小屋は本当に大雪渓の尻に位置しています
白馬尻から大雪渓
2012年07月08日 15:56撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/8 15:56
白馬尻から大雪渓
天気が回復してきました
2012年07月08日 15:56撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 15:56
天気が回復してきました
白馬尻小屋食堂
本日の宿泊客は私一人
2012年07月08日 16:20撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 16:20
白馬尻小屋食堂
本日の宿泊客は私一人
本当に雪渓がすぐそこ
2012年07月08日 16:29撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 16:29
本当に雪渓がすぐそこ
小屋全景
2012年07月08日 16:32撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 16:32
小屋全景
2012年07月08日 16:32撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 16:32
キヌガササソウ
小屋の裏で咲いてました。
2012年07月08日 16:38撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 16:38
キヌガササソウ
小屋の裏で咲いてました。
キヌガサソウ
2012年07月08日 16:51撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/8 16:51
キヌガサソウ
2012年07月08日 16:53撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/8 16:53
白馬尻小屋夕食
2012年07月08日 17:02撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/8 17:02
白馬尻小屋夕食
ここに泊まる人は私くらいなもの
昨日オープンでしたが、宿泊者はなく、私が宿泊者第一号
2012年07月08日 17:23撮影 by  DSC-WX7 , SONY
3
7/8 17:23
ここに泊まる人は私くらいなもの
昨日オープンでしたが、宿泊者はなく、私が宿泊者第一号
翌日 4時30分出発
2012年07月09日 04:32撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/9 4:32
翌日 4時30分出発
2012年07月09日 04:32撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/9 4:32
朝日が幻想的
2012年07月09日 04:48撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/9 4:48
朝日が幻想的
ガスが取れていく
2012年07月09日 05:22撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/9 5:22
ガスが取れていく
デジカメの露出が故障してしまい
葱平、頂上山荘の写真なし
2012年07月09日 05:22撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/9 5:22
デジカメの露出が故障してしまい
葱平、頂上山荘の写真なし
露出が異常ですが、劔岳
これ以降ガスで立山連峰は拝めず
2012年07月09日 07:46撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/9 7:46
露出が異常ですが、劔岳
これ以降ガスで立山連峰は拝めず
なぜかパノラマの露出は正常
よく見てください雲海が凄い(東側)
2012年07月09日 08:31撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/9 8:31
なぜかパノラマの露出は正常
よく見てください雲海が凄い(東側)
西側のパノラマ
2012年07月09日 08:32撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/9 8:32
西側のパノラマ
なんかこのポーズも飽きてきたな(^^ゞ
by  F-05D, FUJITSU
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なんかこのポーズも飽きてきたな(^^ゞ
白馬岳山頂で
白馬大池から来たという青年に撮ってもらいました
by  F-05D, FUJITSU
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白馬岳山頂で
白馬大池から来たという青年に撮ってもらいました
早くもガスが発生
杓子岳方面
by  F-05D, FUJITSU
早くもガスが発生
杓子岳方面
白馬山荘と杓子岳
by  F-05D, FUJITSU
1
白馬山荘と杓子岳
ウルップソウとミヤマキンバイ
2012年07月09日 08:54撮影 by  F-05D, FUJITSU
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7/9 8:54
ウルップソウとミヤマキンバイ
シナノキンバイ
チョウノスケソウ
2012年07月09日 11:19撮影 by  F-05D, FUJITSU
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7/9 11:19
チョウノスケソウ
ハクサンイチゲ
2012年07月09日 08:56撮影 by  F-05D, FUJITSU
7/9 8:56
ハクサンイチゲ
杓子岳までの稜線はお花畑が見事
by  F-05D, FUJITSU
1
杓子岳までの稜線はお花畑が見事
ガスが多めながら気持の良い稜線
by  F-05D, FUJITSU
ガスが多めながら気持の良い稜線
白馬の稜線は、五竜の方面と違ってたおやかなり
by  F-05D, FUJITSU
1
白馬の稜線は、五竜の方面と違ってたおやかなり
杓子岳山頂
槍ヶ岳方面はガスってきました
by  F-05D, FUJITSU
槍ヶ岳方面はガスってきました
杓子岳から旭岳方面
by  F-05D, FUJITSU
杓子岳から旭岳方面
白馬岳方面はガス
by  F-05D, FUJITSU
白馬岳方面はガス
杓子の東側はこんなに絶壁
by  F-05D, FUJITSU
杓子の東側はこんなに絶壁
白馬鑓ヶ岳への稜線
雲と空と残雪が良い感じ
by  F-05D, FUJITSU
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白馬鑓ヶ岳への稜線
雲と空と残雪が良い感じ
今回のベストショット、天空のお花畑
お花畑と旭岳
by  F-05D, FUJITSU
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今回のベストショット、天空のお花畑
お花畑と旭岳
ミヤマオダマキ
ここのは色が濃い
by  F-05D, FUJITSU
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ミヤマオダマキ
ここのは色が濃い
ミヤマキンバイと旭岳
by  F-05D, FUJITSU
ミヤマキンバイと旭岳
白馬鑓ヶ岳山頂
山頂標がさびしい状況
by  F-05D, FUJITSU
白馬鑓ヶ岳山頂
山頂標がさびしい状況
天狗尾の頭とガスの中に天狗山荘がうっすら見えます
by  F-05D, FUJITSU
天狗尾の頭とガスの中に天狗山荘がうっすら見えます
白馬岳方面はガスガスガス
by  F-05D, FUJITSU
白馬岳方面はガスガスガス
天狗尾根方面もあっと言う間にガス
by  F-05D, FUJITSU
天狗尾根方面もあっと言う間にガス
天狗尾根、鑓温泉分岐
鑓温泉のことは何も書いてありません。不安がよぎる
by  F-05D, FUJITSU
天狗尾根、鑓温泉分岐
鑓温泉のことは何も書いてありません。不安がよぎる
明らかに鑓温泉方面なのにロープが張ってある。
これって行くなってこと?・・・当たり前だ
少し迷ったが、明確な道が見えているので突入
by  F-05D, FUJITSU
明らかに鑓温泉方面なのにロープが張ってある。
これって行くなってこと?・・・当たり前だ
少し迷ったが、明確な道が見えているので突入
雪渓はあるがその先に明確な道が見えるから不安はない
by  F-05D, FUJITSU
雪渓はあるがその先に明確な道が見えるから不安はない
温泉マークで更に安心
by  F-05D, FUJITSU
温泉マークで更に安心
さっき上から見たところを下から撮す
by  F-05D, FUJITSU
さっき上から見たところを下から撮す
こんなに大きな雪渓もあり、当然トレースもなく、不安はあるものの
by  F-05D, FUJITSU
こんなに大きな雪渓もあり、当然トレースもなく、不安はあるものの
不安はあるものの、道はすぐ発見でき
by  F-05D, FUJITSU
不安はあるものの、道はすぐ発見でき
クサリ場を抜けると、鑓温泉が見えて安心
by  F-05D, FUJITSU
クサリ場を抜けると、鑓温泉が見えて安心
鑓温泉到着
20人ほどのスタッフがオープンに向けて忙しそうに働いていました。聞けば入浴可とのこと
by  F-05D, FUJITSU
鑓温泉到着
20人ほどのスタッフがオープンに向けて忙しそうに働いていました。聞けば入浴可とのこと
早速、一風呂浴びていきます
素晴らしい温泉
by  F-05D, FUJITSU
2
早速、一風呂浴びていきます
素晴らしい温泉
この景色を見ながらちょっと休憩
by  F-05D, FUJITSU
この景色を見ながらちょっと休憩
へりで盛んに荷物を運んでいます
by  F-05D, FUJITSU
へりで盛んに荷物を運んでいます
いやー最高
豊富な湯量
もちろん掛け流し
by  F-05D, FUJITSU
1
もちろん掛け流し
こんなに湧いてます
by  F-05D, FUJITSU
2
こんなに湧いてます
湯は惜しみなく雪渓方面に流れ出てます
実はこれが雪渓に大穴を開けているのですが・・・
by  F-05D, FUJITSU
湯は惜しみなく雪渓方面に流れ出てます
実はこれが雪渓に大穴を開けているのですが・・・
さて、下山です。
これだけのスタッフが登っているのですからトレースは明確でしょう。ところが、
雪渓で1時間半も右往左往したあげく、下山道が判らず、タイムアウト
by  F-05D, FUJITSU
さて、下山です。
これだけのスタッフが登っているのですからトレースは明確でしょう。ところが、
雪渓で1時間半も右往左往したあげく、下山道が判らず、タイムアウト
オープン前の鑓温泉に無理矢理泊めさせてもらい
、よーく下山路を教えてもらいました。
これは翌日5時、下山開始
by  F-05D, FUJITSU
2
オープン前の鑓温泉に無理矢理泊めさせてもらい
、よーく下山路を教えてもらいました。
これは翌日5時、下山開始
これが鑓温泉から杓子沢の取り付きまでの下山ルートです
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これが鑓温泉から杓子沢の取り付きまでの下山ルートです
温泉の熱で雪渓は至る所に大穴、落ちたら本当にヤバイ
by  F-05D, FUJITSU
温泉の熱で雪渓は至る所に大穴、落ちたら本当にヤバイ
安全な所を探し雪渓をおりてきました
全くトレースはありません
by  F-05D, FUJITSU
2
安全な所を探し雪渓をおりてきました
全くトレースはありません
ここが教えてもらった目印となる2本のダケカンバの大木。鑓温泉からも見えます。
この間に登山道が・・・
by  F-05D, FUJITSU
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ここが教えてもらった目印となる2本のダケカンバの大木。鑓温泉からも見えます。
この間に登山道が・・・
ようやく取り付き道の近くにたどり着きました。(^O^)
これで下山できます。
by  F-05D, FUJITSU
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ようやく取り付き道の近くにたどり着きました。(^O^)
これで下山できます。
取り付き道にて
鑓温泉と目印の2本のダケカンバの大木
スタッフの方々お世話になりました。
by  F-05D, FUJITSU
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取り付き道にて
鑓温泉と目印の2本のダケカンバの大木
スタッフの方々お世話になりました。
シラネアオイがあちらこちらに
2012年07月09日 13:22撮影 by  F-05D, FUJITSU
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7/9 13:22
シラネアオイがあちらこちらに
杓子沢と杓子岳
見事なサクラソウです
by  F-05D, FUJITSU
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見事なサクラソウです
おお八方尾根
ミヤマキンポウゲの群落があちらこちらに
by  F-05D, FUJITSU
ミヤマキンポウゲの群落があちらこちらに
下山してしまうのが惜しいような晴天
白馬鑓の麓に鑓温泉が見えます
by  F-05D, FUJITSU
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下山してしまうのが惜しいような晴天
白馬鑓の麓に鑓温泉が見えます
白馬鑓ヶ岳と杓子岳
みごと
by  F-05D, FUJITSU
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白馬鑓ヶ岳と杓子岳
みごと
小日向のコル
鑓温泉から最初の大雪渓以外にも幾つかの雪田を渡り約1時間で到着
by  F-05D, FUJITSU
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小日向のコル
鑓温泉から最初の大雪渓以外にも幾つかの雪田を渡り約1時間で到着
小日向のコルの池にはミズバショウ
by  F-05D, FUJITSU
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小日向のコルの池にはミズバショウ
小日向のコルから
白馬鑓ヶ岳と杓子岳
by  F-05D, FUJITSU
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小日向のコルから
白馬鑓ヶ岳と杓子岳
小日向のコルから少し下ったところからは白馬三山が見えます
これは白馬岳と小蓮華山
by  F-05D, FUJITSU
小日向のコルから少し下ったところからは白馬三山が見えます
これは白馬岳と小蓮華山
鑓と杓子
白馬岳と杓子岳
鑓温泉分岐到着
猿倉荘到着
色々と反省の多いヤマレコ50回目の山行でした(^^ゞ
by  F-05D, FUJITSU
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猿倉荘到着
色々と反省の多いヤマレコ50回目の山行でした(^^ゞ

感想

最近、北アルプスに魅了されています。それはやはり雪の存在です。残雪の山々のそれは美しいこと。またこの時期一斉に開花する高山植物。

で今回、当初は土日に八方尾根〜唐松岳〜不帰の瞼〜天狗山荘(泊)〜白馬鑓ヶ岳〜杓子岳〜白馬岳〜小蓮華山〜白馬大池〜乗鞍岳〜栂池を予定していましたが、天気予報がころころ変わり、土曜は長野県北部は大雨、日曜日も雨、月曜日に曇り時々晴れ。

そこで、月曜日に休みを取り、猿倉〜大雪渓〜白馬岳のピストンをしようかと考えましたが、どうせなら白馬山山を縦走してみたい・・・・

色々考えたあげくコースタイムを見ると、日曜日に猿倉荘か白馬尻小屋に泊まり、4時頃から行動すれば、三山を巡って、鑓温泉におりて、時間があれば温泉にも入って、猿倉に下山は十分可能だという結論に達しました。
 この縦走コースはメインのルートなので、白馬鑓温泉小屋のオープンが7月14日からで、まだ鑓温泉のルートが開いていないことなんて、全く思いもよりませんでした。

で、日曜日の天気を見ながらゆっくり猿倉に行き、殆ど霧雨状態だったので白馬尻小屋まで行き一泊、翌日4時半から大雪渓にとりつき、予定した時間より早く白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳を周り、天狗尾根と鑓温泉分岐までは極めて順調

ところが、天狗尾根と鑓温泉分岐には鑓温泉方面という標識はないし、シャットアウトするような紐も引いてあるわで、ちょっと悩みましたが、鑓温泉方面に下山することに・・・
 土曜に大雨が降った影響か全くトレースもなく、途中の幾つかの雪渓ではちょっと不安もよぎりましたが、迷うような所もなく、鑓温泉に13時半頃到着
 鑓温泉では20人ほどのスタッフでオープンに向け慌ただしい様子。聞けば入浴はOKとのことで、これほどの人が猿倉から登ってきたのだから、これ以降の下山ル−トはトレースを辿っていけば楽勝とゆっくり入浴。

で、14時30分頃、鑓温泉から下山開始。ところが鑓温泉下の雪渓は、温泉熱で雪渓が融け、あちらこちらで大きな穴が開いていて極めて危険な状態。一番安全そうなところを見つけても全く人が歩いたような形跡がなく、鑓温泉のあれだけのスタッフが歩いた形成もない。どうして?一度戻って鑓温泉小屋のスタッフに聞くと、何と皆さん、ヘリコプターでここに来たとのこと・・がーん真っ青(・.・;)

でも今朝、何人かが下ったと聞き、概ねのルートを聞き再チャレンジ、雪渓を下りトレースを探すが全く見つからず1時間半以上も右往左往・・・・

このままでは・・・遭難(@@;)

時間も午後4時近く担ってしまったので、何とか鑓温泉に戻り、オープン前だが泊めてもらうことに・・・
幸い電話は通じたので、職場やかみさんに電話して、事情を説明・・お恥ずかしい限りでした。

明日は3時間かけて尾根まで戻って同じコースを戻るしかないと覚悟を決めていましたが、仕事を終えたスタッフの方に良く聞くと、判りにくいが、目印になる2本のダケカンバの大木を教えてもらって明日チャレンジすることに・・・

翌日5時スタートで何とかこの鬼門を通過。写真でもルートを示したとおり、絶対ルートを教えてもらわなければ、下山ルートの取り付きは判らないと思います。

今回は、登山を始めて、かつ ヤマレコにレポしてから記念の50回目でしたが、こんなこととなり、猛省です・・・・

山を甘く見るな。雪渓は危険で怖い。・・・つくづく実感

それと、今回デジカメの露出が故障してしまって、スマホで撮ったもので、写真もイマイチです

また、火曜日午後からは職場に復帰。みんなに心配され、とっても恥ずかしい思いをしました。<m(__)m>

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コメント

大変参考になりました
10年も前ですが、丁度同じ経路を歩いたことがあります。

次は鑓温泉のみを目的地にして”温泉三昧”!しようかと思っております。

ありがとうございます。
2012/7/14 13:07
Kahei1811さん コメントありがとうございます
鑓温泉は、湯量、湯質とも最高 ですね。

今度はちゃんとオープンしているときに 、私もまた行ってみたいです。

山小屋の方が、7月14日からオープンするので、14日までには登山道を整備すると言っていましたので、これからは私のように道に迷うことはないと思います。

行かれたらぜひヤマレコにアップしてください。
2012/7/16 10:06
プロフィール画像
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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜白馬鑓温泉
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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