ドMな地蔵尾根はワイルドだぜ~、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳、「絶景を独り占めし、雷鳥と可愛いお花達に超感激」
- GPS
- --:--
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 2,662m
- 下り
- 3,835m
コースタイム
08:05 仙流荘始発バス乗車
08:57 北沢峠下車
09:30 長衛小屋テント設営
10:02 仙水小屋
10:27 仙水峠
11:36 駒津峰
12:45 甲斐駒ケ岳
13:35 休憩
14:51 双児山
16:10 長衛荘下山
7月11日
03:27 テント撤収
03:32 二合目コース入口
04:22 三合目
04:45 藪沢分岐
05:20 小仙丈ヶ岳
06:05 仙丈ヶ岳「二等三角点」
06:38 地蔵尾根分岐
07:05 2700地点森林限界
08:00 地蔵岳手前のピーク展望台
08:23 地蔵岳「三等三角点」
09:05 松峰小屋
11:27 孝行猿の遺跡
11:45 市ノ瀬登山口、下山
13:38 馬越バス停で乗車し仙流荘へ帰還
天候 | 10日 晴れ後曇りガス 11日 快晴のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
北沢峠行きのバスは、最盛期時期に一日五便運行。「仙流荘始発が6時で、北沢峠最終便は16時」 地蔵尾根を下山したら、市ノ瀬から仙流荘を経由して高遠までのバスが運行している。(フリー乗車区間なので、バス停以外で乗車できる。均一\300円)一日8便運行。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「甲斐駒ケ岳」 仙流荘から北沢峠行きのバスは、最盛期時期一日5便運行。始発は6:00 北沢-仙水峠-駒津峰 よく整備されている登山道ですが、仙水峠から駒津峰までかなりの急登でした。 仙水小屋で冷たくて美味しい水を得られる。 駒津峰-直登、巻道コース-駒ケ岳 六方石まで小さなアップダウンの岩稜を進みます。 六方石から山頂まで直登コースと、巻き道コースを選択できる。 直登コースは字の如く直登で、岩を攀じる箇所があるがゆっくり慎重に登れば問題ありません。 上りに直登コース、下りに巻き道コースを辿るのもいい。 双児山-北沢峠 双児山まで多少の登り返しがあるが、それ以外は整備されている道。 「仙丈ヶ岳」 北沢峠-五合目-仙丈ヶ岳 登山道はとても歩きやすく整備されています。 危険箇所はありません。 地蔵尾根-市ノ瀬 約10k以上はある長い尾根道で、小さなアップダウンも数回あり疲れるところだが山行中水場やトイレはいっさい無し。 松峰小屋では20名ほど泊まれるが寝具はありません、水場までは小屋からさらに沢沿いに降りなければならないだろう。 ビックリするほど登山道はよく踏まれており、ピンクテープや道標が設置されているので迷う心配はなかった。 地蔵岳の三等三角点まで道はありませんが、20分あれば往復できます。 市ノ瀬登山口には4台ほどの駐車でき、登山ポストや水場がありました。 ・トイレは北沢峠や周辺の山小屋にあります。 現在、北沢駒仙小屋は改装工事中でテント泊のみでした。 受付小屋には売店と飲み物、お酒があります、テント広場に水量豊富な水場があります。 北沢峠にある長衛荘では、うどんや丼物など軽食でき、飲み物やお酒があります。 ・日帰り入浴 仙流荘(大人\600円) 高遠さくらの湯(大人\600円) 高遠にスーパーやコンビニがあります。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
昨日の塩見岳では寝不足やヘロヘロになって登ったが、下山後の気持ちいい小渋温泉に浸かり、近くの大西公園で車中泊をしゆったり星空を眺めていると、かなり疲れていたんでしょう、いつの間にか爆睡していました。
さて、後二日天気が良いので、できればそんなにアプローチが遠くない山にしようと、楽して北沢峠から甲斐駒と仙丈に決めしました。
おまけにドMな地蔵尾根も一度は歩いてみかった。
大鹿村から分杭峠を越えて仙流荘に向かう途中、市ノ瀬の地蔵尾根登山口を確認して仙流荘バス乗り場へ。
100台以上は止めれる広い登山者駐車場には、たった20台に満たない先行者のマイカー。
今回の山行は静かに楽しめる、シメシメ(^0^)
乗車券売り場で待っている登山者も20名ほどで、始発が8:00のバスに乗車。
今日はバス1台で運行。
最盛期時期の始発便はバスを4台も運行させる登山者の多さでビックリするほど大盛況ぶり。
仙丈や甲斐駒の景色を見ながらバスに揺られ一時間で北沢峠に着きました。
平日なのか静かな北沢峠でした。
まずは北沢仙駒小屋へ歩いて行き、受付を済ませテント設営。
身軽になって甲斐駒ケ岳へ登ってきました。
今日は体調も万全難なく甲斐駒の山頂に無事登頂。
結局、山頂はガスに覆われ、遠くの山々を見渡すことができなくて残念。
下りは双児山から北沢峠へ。
北沢峠付近にいっぱい咲いていた「クリンソウ」はとても綺麗で見事でした。
甲斐駒は幾分、お花は少なく感じましたね。
テント場へ帰り、夜空の星は綺麗だったので明日の晴れは間違いないだろうと、寝袋に潜り込み熟睡。
翌朝2:30に起床しラーメンを食べ、準備を整えてテント撤収。
空を見上げると星空がとても綺麗で、今日は快晴の天気だと確信。
意気込んで二合目コース登山口を登りだす。
四合目付近まで来るとやっと太陽が昇ってきて、とても爽快な瞬間でした。
順調に五合目を通り森林限界を飛び出すと、雲海から聳える山々が見えて超感激でいまにも涙が出そうだ。
小仙丈ヶ岳の急登はとてもきつかったが、登山道をちょこまかと歩いている可愛らしい雷鳥ちゃんがいました。
近くによっても人に慣れているのか逃げなかったよ。
小仙丈ヶ岳を登りきるとすばらしい展望が広がっていました。
ここから可憐に咲く可愛らしいお花達を堪能しながら、気持ちよい稜線を仙丈ヶ岳を眺めながら歩いて行く。
お花が多く、さすが南アルプスの女王にふさわしい山だと感じました。
山頂に着くと快晴の青空でしたが、めっちゃ強風が体に叩きつけてきて寒い。
今日から天気は下り坂で夕方からは雨が降るとの予報だが、周りの空を見ても青空が広がり、本当に雨が降るのかな、と思うような感じでした。
さあ、これから楽しみな地蔵尾根を歩きますよ。
しばらくお花が可憐に咲く展望の良い岩尾根を歩いて行くと、2700地点でいきなり森林限界で早くも見晴らしのない道となります。
2400m地点までガーンと下りると、地蔵岳まで一つ目のピークを巻いて、二つ目のピークに登ると地蔵尾根唯一の展望台が広がり、南ア南部の山々、中央ア、それに来たアルプスの眺めがすばらしいですよ。
登山道は地蔵岳手前の鞍部で右側へ降りて行くが、ここまで来たら地蔵岳の三角点も踏んでおきたくて、道はまったく無いがGPSを頼りに無事往復してきました。
三角点付近は樹林に囲まれ展望は無かった。
来た道を引き返し松峰小屋までの鞍部までガーンと下りて行くと、小屋まで100mの道標があり見に行った。
標高差でゆうと約40mほどは降りて来たでしょうか、沢の源流ぽい場所に小屋がひっそりと建っていた。
小屋内部は薄暗く20人は泊まれるだろうか。
地図では水場があるが、小屋周辺を見渡しても水の流れる音は聞こえない。
おそらく沢沿いにもう少し下った場所にあるのだろう。
確認しに行く気にもならなかった。
さあ、ここから2087mピークに登り返して、松峰の鞍部まで降りて来ると、左へ巻き道を辿ります。
次の1983.2mピークも左へ巻いていく。
しばらく緩やかな道を歩いて行くと田城原から伸びている林道に出て、道標に従い林道を歩いたり登山道を歩いたりする。
最後は林道を離れて、歩きやすい広い山道を降りて行くと孝行猿の遺跡通りすぎると、市ノ瀬の村が木々の隙間から見え出し登山口はもう目の前でした。
けっこう長かった地蔵尾根、次は日帰りで登ってみようと企んでいる。
さあ、ここから5k以上はある車道を歩いて仙流荘まで行かないと。
三峰川の橋を渡って国道を歩いていくが、今日この炎天下歩いているとめまいもする。
一k歩いたでしょうか馬越バス停がありました。
時刻を見ると後10分で高遠行きのバスが通るのがわかった。
助かった。
後は仙流荘まで4kたらずだが、バスに揺られ無事下山しました。
駐車場で荷物の整理をしていると天候が怪しくなり始め雨が降ってきた。
天気予報は当たっていたのだ。
明日から天気が悪いのでおそらく停滞日が続くでしょう。
早く梅雨が明けてほしいなあ。
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