記録ID: 2072462
全員に公開
沢登り
東北
大湯沢〜甚吉森送電線巡視路
2019年10月23日(水) [日帰り]


- GPS
- 16:00
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 341m
- 下り
- 339m
コースタイム
(大湯沢)
07:02大館市街地出発〜国道7号線で北上
08:27「日景温泉」看板で左折
08:37「日景温泉」駐車場に駐輪〜奥の道を進む
08:50砂防ダム工事現場
08:54送電線下、左分岐路有
08:57事務所の裏手に周り踏み跡を辿る〜砂防ダム
09:01沢に出て沢登り
09:22標高410m位から河床にグリーンタフが混じる
09:41右に支流有
09:59沢が三又に分かれる箇所から引き返す
10:25転倒
10:46沢を離れる〜砂防ダム
10:49事務所脇から送電線巡視路を登る
(甚吉森送電線巡視路)
11:05 T字路右折
11:07 No.167鉄塔下で休憩
11:23下山開始
11:43右折〜「矢立遊歩道」の階段を下る
11:50 T字路左折
11:53自転車回収〜「日景温泉」に寄る
12:40出発
12:44国道7号線に出て南下〜帰路
07:02大館市街地出発〜国道7号線で北上
08:27「日景温泉」看板で左折
08:37「日景温泉」駐車場に駐輪〜奥の道を進む
08:50砂防ダム工事現場
08:54送電線下、左分岐路有
08:57事務所の裏手に周り踏み跡を辿る〜砂防ダム
09:01沢に出て沢登り
09:22標高410m位から河床にグリーンタフが混じる
09:41右に支流有
09:59沢が三又に分かれる箇所から引き返す
10:25転倒
10:46沢を離れる〜砂防ダム
10:49事務所脇から送電線巡視路を登る
(甚吉森送電線巡視路)
11:05 T字路右折
11:07 No.167鉄塔下で休憩
11:23下山開始
11:43右折〜「矢立遊歩道」の階段を下る
11:50 T字路左折
11:53自転車回収〜「日景温泉」に寄る
12:40出発
12:44国道7号線に出て南下〜帰路
天候 | 曇り〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(大湯沢) 「日景温泉」入口看板の脇には山羊が繋がれている(以前にも見掛けたので温泉かその近くの民家等で飼われているのだろう)。「矢立遊歩道」周辺の案内看板も立っているが、矢立三山についての情報は少なく、大湯沢については一切記述が無い。真っ直ぐ進んで駐車場の脇に自転車を駐めさせて貰うが、奥の方に治水工事中との看板が立っている。その脇の未舗装路を抜けて右に曲がり、短い橋の上から甚吉森(或いはその近くのどれかのピーク)の姿を確認した後、左カーヴ地点に差し掛かる。甚吉森登山道へは右に逸れて「矢立遊歩道」の階段を昇って行くのだが、大湯沢へはその儘左に曲がって直進。工事中の看板は出ているが立入禁止とは書いていないので遠慮無く進む。砂防ダム工事の音が聞こえて来る。 道に沿って送水管が走っており、所々水の漏れる音がする。最初に聞いた時には送水管が破損しているのだろうか、何処かに通報せねばならんのだろうかと思ったものだが、水漏れ箇所は幾つも有る様なので、恐らく送水管の詰まりを防ぐ為等の目的で意図的に穴が開けられているのだろう。 砂防ダムの工事現場を見下ろしつつ、送電線の下を潜ると、左手の完成済みの砂防ダムの方へ下りて行く分岐路が延びている。その先で左にカーヴすると、正面に工事現場事務所の小屋が建っている。その右手の急斜面に目を向けると、送電線の巡視路と、十数mは有ろうかと云う滝が見え・・・る筈だったのだが、今回は岩肌をチョロチョロと濡らしているだけ。どうやらこの滝は増水時にのみ出現するらしい。残念無念。 道は事務所に遮られて行き止まる様に見えるが、事務所の裏手に周ると踏み跡が延びている(車はここから先は通れない)。砂防ダムをひとつ過ぎて、やがて左手の沢に合流すると、ピンクのマーキングテープが多数巻かれているので、後はそれを辿って楽しい沢登り・・・なのだが、季節の所為か整備が行われていないのか、周囲の湿って萎れた薮が大分鬱陶しく、テープも地面に落ちたり薮に隠れてしまっているものが多く、昨年よりやや快適度が減じている。頭上には美しい紅葉が広がっているので、成る可く足元から意識を逸らしてそちらに集中していようとは思うのだが、沢登りで足元を疎かにする訳には行かないので悩ましい。薮に長靴をびしょびしょにされつつ慎重に登る。 標高410m位から河床にグリーンタフが混じる様になり、光の加減に応じて相当に美しい。小さな流木等は来る度に姿や位置を変えているので、毎回微妙に違う光景が見られる。今回は時々道を見失う。まぁ狭い谷間の沢だし直ぐに修正は出来るのだが、その度によっこらしょっと土手を上り下りせねばならないので多少面倒。地図に載っていない支流がひとつ。 やがて標高480m位で、地図に記載されていない、沢が3つに分岐する地点に到着。ここから先は沢が細くなって見所も特に無いので引き返すのだが、登る途中で道を間違えてしまっていたらしいので沢から土手に上がってテープを探して下山する。グリーンタフが終わる辺りで一度尻餅転倒をしてしまうが、慎重に歩いていたお陰か大して痛くも無く、怪我も無し。やがて沢を離れてダムを過ぎて事務所小屋の裏手に到着。 (甚吉森送電線巡視路) 小屋の脇の怖い位の急斜面から延びている送電線の巡視路を登る。最初は隣の「幻の滝」に沿って登り、登り切ったら右上方向に向かって急斜面の一本道。ここも紅葉が美しいがやや散発的。ジグザグ道に変わったら間も無くT字路に出る。ここは甚吉森の登山道で、右の登山口方向に向かって進むと、三角点を2つ過ぎた先で送電線の鉄塔下に出るので、ここで小休止。ここは甚吉森の登山道で唯一纏まった眺望が得られる地点で、東側の青森県平川市の無名峰の連なりが見える。左に延びる送電線を辿ると、先日登った御仮屋嶽( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2056984.html 611m)の、山頂は見えないが300m級の諸ピークが見える。 登るのでさえ怖かった急斜面を下るのは御免被りたいので、そこからの下山は登山道を利用する。鉄塔下の開けたスペースから登山口側の道に入る箇所は、昨年は薮漕ぎをせねばならなかったのだが、今回は綺麗に刈り払われている。市の紹介ページには全く何の記載も無かったのだが、ひょっとしたら今年になってからまた整備されたのかも知れない。そこから黙々とブナの混じる杉林の中を下り、右の分岐路(熊にでも引き裂かれたのか、登山口柱標の残骸が地面に倒れている)に入る。ここは一応「矢立遊歩道」の一部らしく、途中から不揃いの階段が設けられているが、余り整備されていないのか、落ち葉等が積もっていて若干滑り易い。短い荒れた木橋を渡り尋常小学校跡地を過ぎてT字路に出ると「矢立遊歩道」は終了。後は左の道を進めば「日景温泉」の駐車場に戻る。 |
その他周辺情報 | (「日景温泉) 時間に余裕が有りそうだったので温泉に入って行く。入浴料は昨年は500円だったが、一気に100円値上げして今は600円。入口から浴場までは100m位はうねうね歩かねばならない。濁り湯なので温泉っぽい雰囲気が出ている。普通の内湯と寝湯、そして露天風呂。ススキの迫る露天の浴槽には岩が2つ置いてあるが、水面で何かの白い成分が凝固して出っ張っている。駐車場に並ぶ車のナンバーは秋田と青森が半々だった。山羊の他、比内鶏も3羽、放し飼いにされているのを見掛けた。 |
写真
撮影機器:
感想
(大湯沢)
事務所脇の滝は割と美事だっただけに残念。増水時にのみ出現するのなら、雨上がりの晴れた日にでも訪れれば明るい陽射しの下で見られるかも知れない。
沢登りをする道は恐らく森林管理局か何処かが利用しているのだろうが、送水管が延びているので今後も点検等で使うのではなかろうか。今回は少し薮化気味だったが、来年はどうなっていることだろう。
(甚吉森送電線巡視路)
甚吉森は杉も多いがブナも多いので、紅葉の時期はそれなりに美しい光景が見られそうな気はする。但道が整備されていないと笹薮に悩まされることになるので、山頂まで登るのなら事前に市役所に問い合わせておいた方が無難だろう。
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