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Yamareco

記録ID: 209074
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊山

2012年07月13日(金) 〜 2012年07月15日(日)
 - 拍手
GPS
55:00
距離
27.7km
登り
2,377m
下り
2,507m

コースタイム

7月13日
07:00 御沢キャンプ場 発
10:30 地蔵岳 着
12:00 三国岳 着
15:30 切合小屋 着

7月14日
06:15 切合小屋 発
09:00 飯豊山 着
10:30 御西小屋 着
15:00 烏帽子岳 着
16:00 梅花皮小屋 着

7月15日
06:30 梅花皮小屋 発
07:00 北股岳 着
08:00 門内小屋 着
13:00 飯豊山荘 着
天候 7月13日 くもり→晴れ
7月14日 雨
7月15日 雨
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
最寄駅 JR山都駅→御沢キャンプ場(タクシー:約6000円)
コース状況/
危険箇所等
危険個所:
御西小屋→烏帽子岳
何度も雪渓を歩くため、視界が悪い場合は要注意です。
所々に赤旗が立っているので、それを目印にすれば良いと思います。

登山口の御沢キャンプ場。
JR山都駅からタクシーで30分くらい。
2012年07月13日 07:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 7:02
登山口の御沢キャンプ場。
JR山都駅からタクシーで30分くらい。
御沢キャンプ場から10分くらいの橋から。
前日からの雨で川は大増水。
2012年07月13日 07:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 7:16
御沢キャンプ場から10分くらいの橋から。
前日からの雨で川は大増水。
地蔵岳。
ここまで来ると視界が開ける。
2012年07月13日 10:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 10:26
地蔵岳。
ここまで来ると視界が開ける。
地蔵岳からの1枚。
2012年07月13日 10:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 10:40
地蔵岳からの1枚。
三国岳小屋からの1枚。
2012年07月13日 12:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/13 12:26
三国岳小屋からの1枚。
もう1枚。
2012年07月13日 12:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 12:27
もう1枚。
三国岳小屋。
綺麗な小屋でした。
2012年07月13日 12:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 12:27
三国岳小屋。
綺麗な小屋でした。
三国岳小屋の裏で1枚。
2012年07月13日 13:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 13:41
三国岳小屋の裏で1枚。
切合小屋への至る登山道。
2012年07月13日 15:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 15:20
切合小屋への至る登山道。
切合小屋。
2012年07月13日 15:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 15:23
切合小屋。
水炊きと御飯。
生米から焚いてみました。
2012年07月13日 17:42撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/13 17:42
水炊きと御飯。
生米から焚いてみました。
梅花皮小屋からの雲海。
by  IS11CA, CASIO
梅花皮小屋からの雲海。
飯豊山荘で栃の実そばを頂戴しました。
by  IS11CA, CASIO
飯豊山荘で栃の実そばを頂戴しました。

感想

7月13日(金)
尾根からの景色は絶景と聞いて一度は行って見たかったので、連休を利用して東北の地へ。
梅雨真っただ中ということもあり、天気予報は連日の悪天候を予報していたが、好転すると期待して出発。
登山口最寄駅の山都駅からタクシーで30分程の御沢キャンプ場に移動。

天気は今にも雨が降りそうな雰囲気でしたが、気温も高くて濡れてもすぐに衣服は乾くだろうと判断してレインウェアなしで出発。
ところが歩き始めて30分で豪雨に。
あたりは背の高い木々に囲まれていたため、そんなに濡れはしませんでしたが
雨音以外は何も聞こえないほどの雨量でした。

地蔵岳に着くころには雨は上がって綺麗な青空が広がっていました。
ここからは三国岳までは岩場が続いて、この旅で数少ない絶景が広がっていました…

三国小屋に着いて管理人さんと天気やこの先の景色について話していると続々と登山者が小屋に到着。
6人組のパーティーと男性と女性のソロが1名ずつ。
あっという間に小屋は賑やかになりました。

1時間ほど休憩してから切合小屋に向けて出発。
このあたりから雪渓が顔を覗かせます。

切合小屋でテントを張って水を補給して夕食の準備。
水場は小屋の前に豊富にありました。
日が落ちても気温は15度程度で寒くもなく、快適に眠ることが出来ました。

7月14日(土)
朝から空はドンヨリ。
風も強く、雨の予感もあったのでレインウェアを着て出発。
切合小屋近くの雪渓を登り始めると雨が降り出し、ガスが立ち込めて視界は5mくらい。雪渓の出口を見失いそうになりました。

飯豊山山頂で6人組のパーティーと再会。
彼らは記念写真を撮って下山して行きました。
山頂からの景色は依然としてゼロ…

御西小屋で女性ソロの方と再会して、彼女はすぐに出発。
僕は管理人さんと話し込んで1時間後に出発。
この先は雪渓が続いて斜面が急な所もあるので気をつけてねと。
無線で先の梅花皮小屋に到着予定時刻を伝えて貰いました。

御西小屋を出発して30分。
さっそく道を見失いました。
雪解け水の通り道と登山道の違いが分からなくなり、踏み跡は綺麗になくなり、
視界も悪い。
結局、誰にも会うことなく1時間近くも雪渓の上を右往左往していました。
本当に怖かった。

梅花皮小屋には予定から1時間以上も遅れて到着。
その間、視界は相変わらず悪く、小屋が目の前に現れるまで気づきませんでした。
風は収まる気配はありませんでしたが、雨は降ってなかったのでテントを張って夕食の準備。
夕食の準備中にテントの外から歓声が上がっていたので外に出てみると、
ガスが晴れて目の前に雲海が広がっていました。
道迷いに負けて引き返さずに来て良かったと思える瞬間でした。

7月15日(日)
今日も朝からガスだらけ。
とても絶景が期待出来る状態ではありませんでした。
雨も強く降り始めて、正面を向くことができませんでした。
梅花皮小屋から門内小屋を経由して梶川峰から飯豊山荘を目指します。
梶川峰は真っ直ぐに伸びた尾根の左右を、腰辺りまで伸びた緑で埋め尽くされた
登山道でした。天気が良かったらどんなに綺麗な眺望だろうなという感じでした。

途中で雨で柔らかくなった粘土質に脚を取られて横転したり、
大嫌いな急斜面をずっと下ったりと精神的にツライ時間が続きました。
やっとの思いで飯豊山荘に着いた時には脚が全く上がりませんでした。

帰りのバスまで時間があったので温泉で汗を流して食堂で栃の実そばを頂きました。
酷使した身体に沁み渡ります。本当に美味しかった。
そばを食べていると少し晴れ間が見えました。
今さらになって…



今回は完全に天気に見放された登山でした。
ある程度は覚悟はしていたけど、これほど視界の悪い日々を過ごすとは思いませんでした。
天気が良ければ青空と深い緑と雪渓が同時に楽しめると感じました。
今度は天候がもっと安定した時期に挑戦したいと思います。

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コメント

飯豊はいいで〜♪
っといつか言ってみたいと思っているところです。
けど、ここも結構キツそうなコースですね。
お疲れ様でした〜
お天気は残念でしたね。。。
やはり梅雨明けがいいのかしら?
私も来年あたり狙ってます。(〃ー〃)
2012/7/23 19:04
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