からまつ林の黄葉と木曽駒ヶ岳

2019年11月02日(土) 〜 2019年11月03日(日)

• GPS: 11:36
• 距離: 15.8km
• 登り: 1,924m
• 下り: 689m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:44
• 休憩: 1:22
• 合計: 11:06

距離 15.1km 登り 1,921m 下り 508m

6:03 桂小場
7:28 7:32 野田場
7:49 横山道分岐
8:05 白川分岐
8:39 8:40 大樽小屋
8:52 8:56 胸突八丁（信大コース分岐）
10:05 10:09 津嶋神社
10:48 10:49 胸突の頭
11:32 水場
11:37 11:51 西駒山荘
12:07 12:09 遭難記念碑（聖職の碑）
12:30 黒沢分岐
12:42 濃ヶ池分岐
13:59 馬ノ背分岐
14:20 14:46 木曽駒ヶ岳
14:58 馬ノ背分岐
16:10 濃ヶ池分岐
16:29 16:44 遭難記念碑（聖職の碑）
16:58 17:09 西駒山荘
17:09 宿泊地

2日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:20

距離 0.6km 登り 5m 下り 181m

8:03 宿泊地
12:23 桂小場
12:23 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桂小場登山口に駐車場あり。5〜6台可

コース状況／危険箇所等

登山道はよく整備されて危険個所は特になかったように思います。
山頂付近8合目過ぎた頃より初冠雪の雪が残っていたが夏靴で問題なし。

その他周辺情報

かんてんぱぱの工場があり見学しました。写真家かつ登山家の「青野恭典」の常設展示あり。展示内容が期間で変更、今回は、海が主題でした。

写真

11/2 6:04

桂小場登山口駐車場に着きました。
既に3台ほど駐車。

11/2 6:05

桂小場登山口。
今日は下からの地味な歩荷登山です。
頑張らねば〜

11/2 6:25

水場。これブドウの泉なのかな〜？

11/2 6:33

ちりめん坂にさしかかる。カラマツ林の黄葉。

11/2 6:33

戦後の国策でここ周辺はカラマツばかり植林されている。
カラマツは用途が少なく失敗の例であるとのこと。
北原白秋の「落葉松」の詩がよぎる。
　からまつの林を過ぎて
　からまつをしみじみと見き
　からまつは寂しかりけり
　からまつは寂しかりけり

11/2 7:13

　からまつの林を出でて
　からまつの林に入りぬ
　からまつの林に入りて
　また細く道はつづけり　　「落葉松」より抜粋

11/2 7:21

からまつのの向こうに将棋頭山があるのだが・・・

11/2 7:37

馬返し　まで来たよ。

11/2 8:03

馬返しの表示

11/2 8:04

馬返しは、権兵衛街道より白川林道を経て至り分岐となっている。

11/2 8:04

そのルート案内板

11/2 8:16

標高が上がり、日のさすところも。

11/2 8:49

11/2 8:57

やっとこ平を経て胸突八丁に来た。
この四文字熟語はいらない。
スタートから約3時間、このペースで木曽駒ケ岳までたどり着けるのか？疑問が・・・

11/2 8:57

牛歩は気にせず、自然に浸る。

11/2 9:31

休憩ポイント

11/2 10:10

やったー！津島神社に来ました。ここが見たかったのだ〜
はるばる津島からやってきました。
鳥居はない。ご神体は岩の様である。

11/2 10:10

津島神社とありその下に　ヒカリゴケ　と書いてある。
見たが点のような光が見えたような見えなかったような

11/2 10:30

行者岩と茶臼山と言われて撮影したが・・・？
よくわからず・・・

11/2 10:56

茶臼山との分岐　将棋頭山には、もちろん行かずトラバース。
早く石室で荷を下ろしたい。

11/2 10:58

オットー！　御嶽山や〜！

11/2 10:58

あの山のてっぺんにあるのが行者岩だそうな。茶臼山の手前にあります。

11/2 10:58

八ヶ岳のシルエットだが遠い

11/2 10:59

鋸岳と甲斐駒ヶ岳のシルエット

11/2 10:59

これは〜八ヶ岳かな

11/2 11:00

木曽駒ケ岳と思います。

11/2 11:00

福島Aコース、Bコースの稜線と思います。
凄く切れてますよね。ここ登るのもしんどいだろうね〜

11/2 11:01

いい眺め(^^♪

11/2 11:02

将棋の頭　あともう少し💦

11/2 11:06

振り返ると歩いてきた稜線と北には、経ヶ岳、その奥に坊主岳。
黄葉真っ盛り。綺麗です。見事です。

11/2 11:07

遠くには、浅間山方面、戸隠方面、見えてます。
私のカメラではこれが限界です。

11/2 11:37

やっと着きましたよ^^;　ヘロヘロ!(^^
ここまで5時間半。行動予定は、4時間でしたが・・・

11/2 11:50

おお〜立派な石室!(^^　ありがたいです。
テント担いで貰って来たが、もちろん石室に泊まります。
さあ、荷を下して。山頂に向かいます。ルン！

11/2 11:50

今日は何と天気の良いこと！
360度遮るものはありません！

11/2 11:51

経ヶ岳、何度も見ますよね(^^♪

11/2 11:51

あれに見えるは穂高じゃないですか(^^♪
もうバッチリ〜♬

11/2 11:51

これに見えるは乗鞍岳じゃないですか(^^♪

11/2 11:52

立派な池山尾根とその向こうに烏帽子ケ岳か・・・

11/2 11:53

11/2 11:53

北岳、間ノ岳、農鳥岳　(^^♪

11/2 11:54

11/2 11:54

11/2 11:54

振り返り石室と西駒山荘

11/2 11:54

11/2 12:08

山頂までは、はるかに遠い^^;

11/2 12:08

11/2 12:09

御嶽山

11/2 12:09

宝剣岳と伊那前岳

11/2 12:12

聖職の碑　

11/2 12:12

最近建った遭難記念碑。
名前が載っています。

11/2 12:12

聖職記念碑が風化しつつあります。

11/2 12:27

11/2 12:28

11/2 12:36

濃ケ池との分岐

11/2 13:10

山頂までまだまだ遠い。

11/2 13:32

たまには下界も見ながら

11/2 13:32

11/2 13:32

11/2 14:00

ピラミダルな宝剣岳が・・・だんだん近づく。

11/2 14:00

伊那前岳

11/2 14:07

ヒメウスユキソウの群落。もう枯れてます。

11/2 14:07

雪が出始めました。

11/2 14:23

やっと着きました。8時間半かかりました。
まづは、木曽側の神社にお参り。

11/2 14:24

山頂より

11/2 14:24

山頂より

11/2 14:25

山頂より

11/2 14:25

山頂より

11/2 14:27

山頂より

11/2 14:27

山頂より

11/2 14:30

ヘロヘロになりながら、記念写真。

11/2 14:31

三角点。「何等かなあ〜？」
「1等ですよ。」
「失礼しました。」

11/2 14:31

11/2 14:50

帰りに伊那側の神社にお参りして下山します。

11/2 16:50

沈む夕日

11/2 16:50

薄暮

11/2 16:50

薄暮と雲海に浮かぶ御嶽

11/2 16:51

雲海に浮かぶ乗鞍岳

11/2 16:51

薄暮れの仙丈ケ岳と北岳

11/2 16:57

薄暮な南アルプス

11/2 16:57

石室に急ぐ。

11/3 6:00

もう日が沈みます。
日没とともに石室へ。
一日たっぷり楽しみました。今日は、祝杯です。では、おやすみなさい。

11/3 6:10

一夜明け、おはようございます。
綺麗な夜明けです。

11/3 6:10

綺麗！

11/3 6:11

11/3 6:19

11/3 6:20

11/3 6:21

11/3 6:21

11/3 6:21

11/3 6:21

11/3 6:23

11/3 6:50

綺麗に雲海も出ました。

11/3 6:50

11/3 6:51

雲海です。

11/3 6:54

山荘直下の水場。結構出てます。
朝食前に汲みに行きました。

11/3 6:56

11/3 6:56

11/3 8:10

石室内部。ストーブ、テーブルとイスあり。
まだ、薪はありませんでした。いつか知りませんが歩荷で担ぎ上げるそうですよ。
私たちだけの貸し切りでした。
石室を綺麗にして帰ります。ありがとうございました。

11/3 8:18

将棋頭山手前。

11/3 8:19

御嶽山がふもとからくっきり見えました。
幸せです。

11/3 8:19

乗鞍岳もくっきり綺麗。

11/3 8:20

11/3 8:22

将棋の頭と南アルプスと八ヶ岳

11/3 8:22

11/3 8:25

将棋頭山と奥に穂高

11/3 8:26

御嶽山

11/3 8:26

御嶽山のアップ

11/3 8:26

乗鞍岳のアップ

11/3 8:26

笠ヶ岳と穂高

11/3 8:27

穂高、素晴らしい景色です。

11/3 8:28

眼下に西駒山荘

11/3 8:29

御嶽山

11/3 8:29

経ヶ岳、坊主岳

11/3 8:29

八ヶ岳

11/3 8:30

入笠山の稜線と八ヶ岳

11/3 8:31

仙丈ケ岳

11/3 8:31

北岳、間ノ岳、富士山

11/3 8:32

塩見岳

11/3 8:31

悪沢岳、荒川岳、赤石岳

11/3 8:31

聖岳、光岳

11/3 8:33

もう一度福島A、Bコース

11/3 8:33

木曽駒ケ岳

11/3 8:33

空木岳と池山尾根

11/3 8:53

木曽駒ケ岳

11/3 8:57

行者岩と茶臼山

11/3 11:05

カラマツ林を下っていきます。

11/3 11:05

11/3 11:08

「落葉松」の詩がまた浮かぶ。
　からまつの林の道は
　われのみか人もかよいぬ
　細細と続く道なり
　さびさびと急ぐ道なり

11/3 11:30

　からまつの林を過ぎて
　ゆえしらず歩みひそめつ
　からまつはさびしかりけり
　からまつとささやきにけり

　からまつにからまつのかぜ　　「落葉松」の詩より抜粋

11/3 12:04

からまつの　ちりめん坂
あまりにもながい道のりである。
腰を下ろした足元に枯れた1輪の花。クリント巻いた姿があまりにも可愛くて・・・

11/3 12:04

11/3 12:05

「落葉松」の詩がこんなにも似合うところはほかになし。
と思うほど。

11/3 12:05

11/3 12:25

鑑賞に浸りながら登山口に帰りました。

11/3 12:26

登山口より振り返る。

撮影機器：

DMC-FT2 Panasonic

感想

Hareyama2

ひょんなきっかけで、桂小場から木曽駒ケ岳に登ることになりました。
いつか行けたらと思うぐらいでしたが、天気も見方してくれ、遮るものがなく展望はすこぶるよかった。想像以上の展望であった。山頂の初冠雪とからまつの黄葉。地味に長い登山道であったが、晩秋のこの時期、この日でとタイミングに恵まれました。
木曽駒ケ岳はいつもロープウエイでちょこちょこと数回しか登ってなくて、今回は下から登り、趣が違うことを実感した。自分の中では最高の登山道、登り、眺望だったように思いました。本当に来てよかった。頑張ってよかった。

コメント

DCT

1時間…、
Hareyama2さん、こんにちは。
えっ！！！2日、1時間後に木曽駒到着でした。
偶然にも「木曽駒ヶ岳で逢えましたっ」だったらドラマだったのに…。
快晴で、ああ「晴れ山」で、雪も見ながら歩きやすい山行日和でたしたね。

Hareyama2

Re: 1時間…、
DCTさん、こんばんわ！
えっ！！！2日、1時間って！なに〜このニアなずれは！　
レコ拝見しました。驚きですね。本当に山頂で「木曽駒ケ岳で会えました」だったら・・・
超快晴のふふふっ！晩秋ならではの「晴れ山」でしたね。絶景でした。
追伸
　私も以前、三の沢岳より宝剣岳から伊那前岳を経て北御所登山口に日帰りで下りたことがありました。バス停に着いたら目の前を最終バスがす〜と通り過ぎたことがありました。
　さみしかったです。　　　　今は笑い話、その１です。　笑ってくれたら幸いです。
　
また、どこかでお会いしましょうにゃん！