富士山須走ルート
山梨県
静岡県
dara3
その他1人 
体力度について
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,878m
- 下り
- 1,879m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
5：50本七合目出発⇒7：15本八合目⇒8：09九合目⇒8：44山頂浅間大社⇒10：30剣ヶ峯⇒12：07須走下山口⇒14：20砂払五合目⇒15：30五合目駐車場
| 天候 | 七合目までガス時々小雨 七合目以上は無風晴天 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
午前10時到着でしたが駐車場に入れました。 登山届けは登山口の交番で受け付けてくれます。 お巡りさんに聞いたところ大なり小なり事故は起きているようなので十分に注意して登山しましょう。 須走ルート登山道はどこも問題ありません。 登山口の「きのこうどん」が美味かった！1000円 食事や買い物をするとトイレを無料で使わせてくれます。 今回初富士山ということもあり高山病を警戒していました。 幸い私は軽い頭痛だけでしたが連れは七合目から少し辛かったようです。 酸素缶は期待したほどの効果はないようだったので気休め程度に考えるといいでしょう。 ちなみに下山すれば症状が改善すると思っていたのですがそうばかりではないようです。 水分をこまめに取りゆっくりと歩いていてもなる時はなるようです。 富士登山に役立ったアイテム ・ダブルストック 歩行補助として大きな支えになりました。Iグリップがオススメ ・スパッツ 砂走には必須アイテム ・膝サポーター 下山時の関節保護に抜群の効果あり 富士山初挑戦の方にご参考まで |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
拍手
菊屋のお母さんの笑顔が素敵です
登山の無事をお祈りして出発
刻々と変化していく植生の様子を観察するのも須走ルートの楽しみ
ガリガリ君が美味しかった。
ここにもアイドル的なおばちゃんがいて癒されます。
感想
静岡県民でありながら一度も登ったことのない富士山。
すっかり中年となってしまったがこの夏ついに挑戦することに。
本来ならば先週の19日にアタックの予定だったのだがそこは地元の利
急遽日程の変更をして23日としたのだが結果として大正解。
初めての富士山挑戦だから少しでも成功する確率を上げたいからね。
須走口無料駐車場は難なく停めることができたのだが登山口周辺の路上駐車は1�劼�らい連なっていた。
たぶん日曜日の夜にナイトハイクに来た人のものだろう。
登山口の東富士山荘で腹ごしらえをして出発。
古御嶽神社で登山の無事を祈ってお賽銭を投げるとなぜか弾かれてOB!!
一抹の不安を感じながらも拍手を打って森の中へ。
神社の裏から樹海の中に向かって伸びる登山道。
須走ルートを選んだ理由のひとつがコースの変化が楽しめること
あえてナイトハイクにしなかったのも景色や草花を楽しみたかったからだ。
少しずつダケカンバの背が低くなってきた頃からガス＆小雨
風景はほとんど見えないが周辺の草木を眺めながら黙々と歩を進める。
やがて大きな集団に追いついた。
聞けば地元小学校の登山旅行だそうだ。
子供達にとってこれはいい思い出になる旅行になるだろうな。
「頑張れよ」と声を掛けながらパスさせてもらいさらに前進
ガスはますます濃くなり何も見えない状態に不安を感じたものの
七合目を過ぎたあたりから急に視界が晴れた。
どうやら雲海を突破したようだ。
やがて宿泊予定の本七合目『見晴館』に到着
まだ日暮れまで時間があるのでカメラを持って辺りを散策
眼前に迫る入道雲や雲海、太陽に掛かる虹や影富士など楽しみは尽きない。
夕飯は山小屋の定番カレーライス。
見晴館では注文すれば大盛にしてくれます。
初の山小屋泊だが寝床に案内されたのは夕方6時半
セミダブルほどの布団に2名の割り当て。
きっとこれでもずいぶんマシなほうなんだろう。
寝返りにも気を使いながらひたすら長い長い夜が空けるのを待つ
夜明けが近づく午前4時。思った以上に寒くない。
フリースの上に雨具を羽織りカメラを持って御来光を拝みに外に出る。
気温は9度。手が少し冷たいけれど心地いい空気だ。
雲が少し多いものの美しい朝焼けを満喫してから朝食。
温かい味噌汁にホカホカご飯は山の中にあって立派なご馳走です。
もちろんおかわりしましたよ。食べすぎです。
今回同行の同じく初富士山の友人は高山病の症状が治まらず
御来光どころか朝食も満足に摂れないほどのグロッキー状態。
食事もできないとなると山頂アタックは無理か？
本人の意向でとりあえず八合目まで頑張ってから判断したいとのことで登山再開
山中湖をバックにゆっくりと進み始めるとあれよあれよと九合目。
空気の薄さを本当に実感し始めているのになぜか友人の高山病は
山頂に近づくほどに頭痛や吐き気が軽減してきたらしい。
高山病ってこういうもの？
須走口山頂に到着。目指すは対面に見える剣ヶ峯！
友人もテンションが上がり登る気満々！
無風晴天の好条件の今行かなければ
ダイナミックな景色を楽しみながら最後の難所「馬の背」
急勾配に加えて滑りやすいから注意が必要だ。
手摺につかまり立ち往生してしまう人も多く見受けた。
それにしてもこの馬の背は今にも崩れ落ちそうなんだが大丈夫だろうか？
いよいよ最後の目標地点日本最高峰の天辺に立つことができた。
なんだか感慨深いものがある。ここがいつも憧れていた地点なんだな。
友人とハイタッチを交わししばし山頂を楽しむ。
ピーク時はこんなにのんびりできないんだろうな。
山頂を後にしお鉢巡りの後半戦。
南アルプスや富士五湖がよく見える。
大沢崩れは軽く恐怖を感じる崩れ具合だった。
やがては大崩落して火口と繋がってしまうのだろう。
お鉢巡りを終えいよいよ下山開始。
砂しかない殺風景な道を延々と下る。
始めは滑り降りるような砂走が楽しいのだが
そのうち足の力が尽きて下り坂が苦痛に感じ始めてしまう。
いっそ渋滞していればゆっくり進むからいいのかもしれないが
空いている砂走は加速が止まらなくなって膝がヤバイ
脚力に自信のない人は絶対に飛ばしちゃいけません！
砂払い五合目に到着する頃には膝がガクガク
ここから五合目までもう少し。
五合目の出発点に戻ると菊屋のお母さんが冷たい水をくれました。
最高に美味い！疲れた体に染み渡るようでした。
ついついお土産を買っちゃいましたよ。
帰りは御殿場インター近くの八景の湯に立ち寄り汗と埃を洗い流す。
浴槽の中でじっくりと足をマッサージして疲労回復に努める。
仮眠室で少し眠ってから帰路につきました。
富士山初挑戦でフルコースを楽しませてもらいました。
感謝感謝の富士山山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
富士山の最新記録
白山岳の最新記録
三島岳の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する