太郎、次郎の並ぶ姿は格別 剣山

2019年11月13日(水) [日帰り]

• GPS: 04:01
• 距離: 8.8km
• 登り: 768m
• 下り: 768m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:13
• 休憩: 0:42
• 合計: 3:55

距離 8.8km 登り 768m 下り 768m

5:23 見ノ越登山口
5:58 6:01 リフト西島駅
6:11 6:12 刀掛ノ松
6:31 6:32 穴吹川源流の谷
6:59 7:23 一の森
7:35 二ノ森
7:54 7:55 剣山頂上ヒュッテ
8:09 8:19 剣山
8:41 大剣神社
8:51 8:52 リフト西島駅
9:04 9:05 祖谷川源流
9:18 見ノ越登山口
9:18 ゴール地点

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・石鎚山⇒UFOライン⇒いよ西条IC⇒美馬IC
・見ノ越登山口前の民宿に前泊

※R438は、すれ違いが大変な難路です。美馬ICから見ノ越まで約1時間かかりました。

コース状況／危険箇所等

・劔神社から西島駅
よく整備された登山道です。行きはメインルート、帰りは遊歩道を使いました。遊歩道には水場があり、足の負担も少ない歩き安い山道です。
・西島駅から一の森
変化に富む、面白い区間です。ただし、行場の「不動の岩屋」と穴吹川源流の谷間は厳しいアップダウン、ザレ、ガレも有り、危険なトラバースなど注意が必要です。
そのポイントを過ぎれば、ブナの大木が現れ、苔の世界となり、最後は素晴らしい笹の稜線が待っています。
・一の森から剣山山頂
美しい稜線歩きが楽しめます。
・剣山山頂から西島駅
縦走路分岐から大剣神社下を通り西島駅までトラバースとなります。若干狭い場所も有るので、谷への滑落のみ注意です。

その他周辺情報

民宿まつうら
http://turugi-yado.com/

写真

11/12 15:28

長い、厳しい山道の終盤、峠を越え下りになると車窓前方に剣山が現れました。朝の石鎚山とはまるで違い、良い天気です。
今日は麓の民宿に泊まり、明日早朝登ります。

11/12 17:01

民宿の部屋からは、三嶺が正面に見えます。
絶好のロケーション。
部屋の窓から夕焼けを楽しむ事が出来ました。幸運。

11/12 17:05

完全に沈みました。

11/12 17:10

空が真っ赤です。

11/12 17:52

そして大好きなグラデーション。

11/12 18:29

民宿の夕食は、地元の食材を使った素朴な料理ですが。実に美味しい。特にアマゴの塩焼き、山地で採れる小さなじゃがいもを使った田楽は美味です。（私の地元の秩父にも同様の料理があり、驚きました）
そして、熱燗。

11/12 18:30

このTシャツも販売されていました。

11/13 3:42

おはようございます。ぐっすり眠れました。
早朝の出立なので弁当が用意されていました。おむすび2個、おかずにお茶、チョコ―レートも付いていました。(^▽^)/

11/13 5:17

日出を見に、早く出ます。
帰りには、シャワーで汗を流し、お茶までご馳走になりました。いろいろと気配りを頂き感謝です。

11/13 5:17

登山口＝劔神社境内は、民宿まつうらの道をはさんだ真向かいにあります。なんと便利。

11/13 5:29

出発します

11/13 5:31

暗い内からお務めです。<(_ _)>
安全登山を祈願させて頂きました。

11/13 5:32

神社の外れから登山道スタートです。

11/13 6:02

月明かりで幻想的な雰囲気でした

11/13 6:02

山頂が近くに見えて来ました

11/13 6:04

建物が多くなって来ました

11/13 6:05

西島駅到着です。

11/13 6:05

三嶺に沈む月

11/13 6:16

東の空は明けて来ました。予想より西よりから昇るようです。
一の森の方角です。夏ならここでバッチリですね。

11/13 6:22

11/13 6:23

先端に突起のある山が気になります

11/13 6:25

山登りに集中する必要が出て来ました。一挙に険しくなって来ました。

11/13 6:29

谷底を目指し急降下

11/13 6:31

ルートを外れすこし登ると不動の岩屋。中は暗くて良く見えませんでした。

11/13 6:33

ルートに戻り、さらに下ります。

11/13 6:34

狭い岩の割れ目に鎖が。ここを登るの？

11/13 6:36

剣山山頂方向。

11/13 6:39

あの岩山の上から下りて来ました。

11/13 6:41

11/13 6:41

凍結した滝も見応えありそうな処です。

11/13 6:42

11/13 6:47

谷を脱出すると再び登りとなり、大きなブナなどが現れます。

11/13 6:48

その林を過ぎると今度は苔、苔の世界が。
大好きな景観です。しばし見惚れます。

11/13 6:50

11/13 6:56

稜線に出ました。＼(^o^)／
手前に二の森、向こうは次郎岌。朝日を浴び、美しい。

11/13 7:03

一の森に登ります。

11/13 7:04

少しですがモルゲンロートが

11/13 7:10

こちらはiPhoneパノラマ画像

11/13 7:13

到着

11/13 7:13

下にはヒュッテ。ヒュッテの右に同じ高さの丘が。
後で知りましたが、三角点はあちらの様ですが、眺望は絶対にこちらです。◎

11/13 7:13

三嶺、主稜線、次郎、太郎。この景色が見たかった。
最高です。

11/13 7:14

高知方面は雲海です

11/13 7:14

11/13 7:15

東方面　海が見えます。
あの山の上の突起は、構造物？

11/13 7:16

海が太陽の光で赤く光っています

11/13 7:16

雲海

11/13 7:17

端正な次郎

11/13 7:17

どっしりの太郎

11/13 7:18

するどい三嶺

11/13 7:31

景色を堪能しながら朝食を終え、太郎に向かいます。
振り返り眺望抜群な一の森山頂。

11/13 7:32

また同じ構図で

11/13 7:33

太郎へのルート

11/13 7:45

二の森

11/13 7:46

11/13 7:47

前方は三の森

11/13 7:48

振り返り二の森

11/13 7:56

太郎の山頂が迫りました。

11/13 8:04

笹保護の板床を歩きます。

11/13 8:05

リフト方面の登山道と合流

11/13 8:09

到着です

11/13 8:09

11/13 8:10

次郎

11/13 8:11

次郎〜三嶺

11/13 8:13

三嶺の奥に山が

11/13 8:12

おそらく　昨日登った石鎚山。UFOラインで走った瓶が森、寒風山、笹ヶ峰ではないかと。

11/13 8:13

地形図では八面山？

11/13 8:13

牧歌的な山頂

11/13 8:13

お隣は丸笹山？

11/13 8:13

素晴らしい稜線美

11/13 8:13

雲海

11/13 8:14

高知方面

11/13 8:15

徳島の山々

11/13 8:15

淡路島方向

11/13 8:20

光る海

11/13 8:20

広い山頂

11/13 8:21

三嶺　南からのガスに包まれそうです

11/13 8:19

三嶺をバックに記念撮影

11/13 8:33

御名残り惜しいですが下山します

11/13 8:40

振り返り太郎山頂

11/13 8:41

次郎への稜線

11/13 8:41

トラバースに入ります。太郎最後の姿。

11/13 8:45

端正な次郎

11/13 8:46

大きな岩が前方に見えて来ました

11/13 8:46

大剣神社です

11/13 8:49

凄い迫力

11/13 8:50

その下には水場が有りました

11/13 8:52

次郎最後の一枚

11/13 8:55

休憩所

11/13 9:01

西島に戻りました

11/13 9:11

平和な遊歩道

11/13 9:15

美味しい水でした

11/13 9:21

リフトをくぐり

11/13 9:21

眼下に見ノ越

11/13 9:27

境内に着地

11/13 9:27

お世話になりました。埼玉に帰ります。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

iPhone 11 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ 予備ヘッデン

感想

puku-f

一の森、深田久弥さんが、「剣山の姿勢はここからのぞんだのが最上」と仰っています。その一の森から剣山を仰ごうと行者コース経由で一の森に登りました。

朝の三時に目を覚まし、外を見れば、月はまだ煌々と光り、前日の石鎚山とは違いはっきり見えました。「よし」と思わず声が出ました。
刀掛ノ松で日の出を見るために、5時半少し前に民宿を出発しました。刀掛ノ松に到着すると、予想より若干西よりから昇るようで一の森の陰になってしまいました。徐々に明るくなる中、行者場に到着。前日の石鎚山のような岩壁と岩場が現れ、緊張しました。行者場を過ぎれば、ブナの大木が現れ、大好きな苔の世界も見る事が出来ました。変化に富む、なんとも楽しいルートです。そして主稜線。美形の次郎笈が目に飛び込んで来ます。早く、太郎、次郎の並ぶ姿が見たいと、一の森山頂を目指しました。

最高の天気で、太郎、次郎の並ぶ姿を見る事が叶いました。その先の主稜線、そして三嶺も見えます。機会があれば是非歩きたい稜線だと思いました。もちろん。一の森山頂からは、360℃の素晴らしい眺望を楽しむ事が出来ます。

剣山頂上の牧歌的雰囲気、剣山と次郎笈のコルから見た次郎笈の姿、そして以外にも険しい表情の剣山も印象的でした。

前泊した民宿のほのぼのとした心温まるおもてなし、慈母的な剣山の姿、端正な次郎笈、素晴らしい主稜線美、大変印象的な山行でした。

コメント

toshi1948

おつかれさまでした
剣山の東にある突起物は”高城山レーダーサイト”だと思います。
平成7年から5年かけて完成しました。
四国東部の雨量をリアルタイムで観測できます。
www.rinya.maff.go.jp/shikoku/kanri/takajyoyama.html

puku-f

Re: おつかれさまでした
toshi1948さん　こんにちは。教えて頂き感謝申し上げます。すっきりしました。(^▽^)/
木が盛り上がって？　岩が？　あまりにも整っているので構造物なのか？　灯台？　なんて考えながら歩いていました。 toshi1948さん　のレコを学習していたら悩みませんでした。ありがとうございます。

toshi1948

Re[2]: おつかれさまでした
今度は剣山から天狗塚への天空の散歩道へ是非おいでください。