ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 210713
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

平ヶ岳(テント泊)

2012年07月27日(金) 〜 2012年07月28日(土)
 - 拍手
dadacha その他1人
GPS
--:--
距離
22.0km
登り
1,855m
下り
1,855m

コースタイム

往路(所要時間 8:07 休憩含む)
鷹の巣 5:35 − 登山口 5:57 − 下台倉山 8:35 − 台倉山 9:55 − 10:10 台倉清水 10:44 − 11:29 白沢清水 11:51 − 13:42 池ノ岳(姫池)
復路(所要時間 5:49 休憩含む)
池ノ岳(姫池) 6:30 − 白沢清水 7:50 − 台倉山 8:42 − 下台倉山 9:45 − 登山口 11:59 − 12:19 鷹の巣
その他
姫池からキャンプ指定地(水場) 15分程度
キャンプ指定地から平ヶ岳    30分程度
キャンプ指定地からたまご石   30分程度
天候 東北地方も梅雨明け宣言で、二日間共に日中は晴れ
但し、水蒸気多く遠方はすっきりせず
風も殆ど無く、道中体感気温はうなぎ上り
夕方から黒い雲に覆われ、星は見えず
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新潟県側は、尾瀬口船着場まで通行止めです。福島県側の桧枝岐の御池を通り、架設橋の架かった金泉橋通って、鷹の巣に入る。
桧枝岐までの途中も、災害復旧工事で片側通行の信号箇所多数あり。
コース状況/
危険箇所等
駐車場は、いろいろ置けば30台以上可能かも。
舗装部分は、10〜15台位
バイオトイレきれいです。(スッキリしました)
鷹の巣には水場が無いので、事前に準備するのがいいでしょう。忘れたら、下台倉沢の沢水が汲める。上流に人家や小屋が無いと判断したので、気にしなければ冷たくて、美味しい。
林道から始めは樹林の中になる。
尾根に出ると、日差しが100%逃げ場なし。
基本やせ尾根なので、左右に注意して歩きましょう。
尾根側面斜面を通る場所もあり、慎重に足置き場選びました。
ところどころ、岩場もあるがロープが付けられている。登りはほぼ使わないが、降りは重宝しました。
池ノ岳ヘの最後の登りは、深く掘れているのではまらないように注意ください。
両脇は笹なので、スベリました。
頂上部分は木道で、濡れていなければ問題なし。
ただし、古い木道部分があり注意必要(特に、たまご石方向)
夜でも判る目印
土日・祝日バスあり
土日・祝日バスあり
左の小屋がバイオトイレ
先に舗装の駐車場
道路挟んで未舗装駐車スペースあります
左の小屋がバイオトイレ
先に舗装の駐車場
道路挟んで未舗装駐車スペースあります
登山口への林道入り口
登山口への林道入り口
林道に入ってすぐ
林道に入ってすぐ
下台倉沢に架かるはし
災害前は、コンクリートの橋??
下台倉沢に架かるはし
災害前は、コンクリートの橋??
橋が字余り的
左側にコンクリートの残骸有りました
左側にコンクリートの残骸有りました
登山道口
長い登りの始まり
長い登りの始まり
樹林中の登山道
燧ヶ岳が見えてきたら
そろそろ樹林を出て尾根TOP
燧ヶ岳が見えてきたら
そろそろ樹林を出て尾根TOP
行き先の尾根が眺められる
行き先の尾根が眺められる
たぶん最初のピーク??
たぶん最初のピーク??
見えてのが、見事な痩せ尾根
見えてのが、見事な痩せ尾根
行く先に顔を上げたら、なぜか穴発見
行く先に顔を上げたら、なぜか穴発見
岩の尾根
一番のとんがり
見晴らしいいが
どうにも気になります
どうにも気になります
休憩の日陰がほしい
休憩の日陰がほしい
足元注意
ロープもあります
登りは特に問題なし
降りは重宝
ロープもあります
登りは特に問題なし
降りは重宝
日差し100%
反り返って、がんばっています
反り返って、がんばっています
下台倉山への登り
下台倉山への登り
右側がルートの尾根
右側がルートの尾根
厳しいところは、お助けあり
厳しいところは、お助けあり
ここは、行も帰りも悩みました
左は段差が大きい
右は岩陰へ回り込むも、岩の張り出しが邪魔
ここは、行も帰りも悩みました
左は段差が大きい
右は岩陰へ回り込むも、岩の張り出しが邪魔
ようやく到着
先の尾根
尾根の側面を行く
尾根の側面を行く
下刈りありがとう
下刈りありがとう
出た、木道
燧ヶ岳が大きくなってきました
水蒸気が多く、霞みます
1
燧ヶ岳が大きくなってきました
水蒸気が多く、霞みます
ちょうど真ん中あたり、注意して
ちょうど真ん中あたり、注意して
ようやく見えた、目的地
1
ようやく見えた、目的地
単独の方に教えられて気づきました。
単独の方に教えられて気づきました。
鞍部の水場
樹林の中で休憩
冷たい水補給
少し急斜面下ります
鞍部の水場
樹林の中で休憩
冷たい水補給
少し急斜面下ります
清水入り口
沢水の溜まり
水量は有りました
冷たいです
沢水の溜まり
水量は有りました
冷たいです
こんな沢から流れてきています
上の溜まりには、2本の沢から入っていました
こんな沢から流れてきています
上の溜まりには、2本の沢から入っていました
水汲み帰り
粘土な感じのルートです
水汲み帰り
粘土な感じのルートです
台倉清水からは高低の少ない、木道です
台倉清水からは高低の少ない、木道です
以外に早く着きました
ここまでは、日陰で快適なルートでした
以外に早く着きました
ここまでは、日陰で快適なルートでした
白沢清水状態
ときどき気泡が出て湧き出ているようですが
量が少ないのか、腐葉が溜まっていました
白沢清水状態
ときどき気泡が出て湧き出ているようですが
量が少ないのか、腐葉が溜まっていました
藪漕ぎは無しです
下刈りありがとう
藪漕ぎは無しです
下刈りありがとう
掘れています
奥只見湖が見えてきました
奥只見湖が見えてきました
見えるは、池ノ岳
最後の登りです
見えるは、池ノ岳
最後の登りです
日差し200%
最終目的地
はっきりと、平ヶ岳
1
はっきりと、平ヶ岳
ようやく到着
チングルが地糖に
チングルが地糖に
そらが残念
向かうは平ヶ岳
ここから、キャンプ指定地の水場へ
ここから、キャンプ指定地の水場へ
中央鞍部に水場からの合流地点
中央鞍部に水場からの合流地点
たまご石の方向を見て
雪渓があり、水場への分岐です
たまご石の方向を見て
雪渓があり、水場への分岐です
水場・たまご石分岐
水場・たまご石分岐
キャンプ指定地を分岐から眺める
キャンプ指定地を分岐から眺める
キャンプ指定地の水場
キャンプ指定地の水場
岩肌を流れるきれいな水場です
水量は、豊富です
気のせいか、今ひとつ冷たくありません
指がが切れそうな感じはしませんでした
岩肌を流れるきれいな水場です
水量は、豊富です
気のせいか、今ひとつ冷たくありません
指がが切れそうな感じはしませんでした
キャンプ指定地から平ヶ岳への登り
キャンプ指定地から平ヶ岳への登り
木道両脇に、ワタスゲが
木道両脇に、ワタスゲが
姫池への分岐
階段が
段差が小さく、助かります
階段が
段差が小さく、助かります
三角点案内
キャンプできそう
キャンプできそう
頂上先の木道終点方向
頂上先の木道終点方向
決まりの終点
先の案内まで行きたいな
何が書いてあるのでしょ
先の案内まで行きたいな
何が書いてあるのでしょ
越後駒ケ岳方面
カエルの卵
池ノ岳方面
水場へ帰る木道の両脇
2
水場へ帰る木道の両脇
キャンプ指定地から雪渓を眺める
キャンプ指定地から雪渓を眺める
本日の我が家
ビールを冷やしています
ビールを冷やしています
たまご石に向かって
たまご石に向かって
たまご石に向かう途中から
我が家空撮
1
たまご石に向かう途中から
我が家空撮
平ヶ岳と我が家
大きい地糖でした
大きい地糖でした
たまご石への道
距離あるなと思いつつ、すぐでした
ピークまで行くと
たまご石への道
距離あるなと思いつつ、すぐでした
ピークまで行くと
たまご石はまだ
この景色
そろそろ夕方
地糖側から
たまご石から西の山
グラデーションがんばりました
1
たまご石から西の山
グラデーションがんばりました
気になる、平ヶ岳
気になる、平ヶ岳
ここが噂の分岐???
ここが噂の分岐???
たまご石への木道
そろそろ更新しないと、登山道広げられそう
怪我を覚悟で、木道歩いて下さい
たまご石への木道
そろそろ更新しないと、登山道広げられそう
怪我を覚悟で、木道歩いて下さい
噂のコースの木道???
行き先が書いてなかったので、行くのをやまました
噂のコースの木道???
行き先が書いてなかったので、行くのをやまました
花が満面に
それとも、ここが噂のコース???
通行止めとは???
それとも、ここが噂のコース???
通行止めとは???
キャンプ指定地から朝焼け
南西方向から黒い雲が接近中
北方向だけ青空が見えた
2
キャンプ指定地から朝焼け
南西方向から黒い雲が接近中
北方向だけ青空が見えた
朝焼けと星
水場からたまご石分岐(雪渓)に向かって
水場からたまご石分岐(雪渓)に向かって
池ノ岳を少し下った岩場から
池ノ岳を少し下った岩場から
白樺かんばっています
白樺かんばっています
気になる岩発見
男勝りです
気になる岩発見
男勝りです
見てはいけないが見えてしまう
2
見てはいけないが見えてしまう
林道見えた
国道見えた
両側車が一杯
判りません
この蝶が多かった
この蝶が多かった
真っ盛り
きれいです
カミキリ
まだ、咲いていました
まだ、咲いていました
タテヤナリンドウ
白がありました
1
タテヤナリンドウ
白がありました
盛りでした
チングルマ群れてます
チングルマ群れてます
ワタスゲと平ヶ岳
ワタスゲと平ヶ岳
これからのニッコウキスゲと燧ヶ岳
これからのニッコウキスゲと燧ヶ岳
モウセンゴケ
よく見ると、きれいかも
モウセンゴケ
よく見ると、きれいかも
新緑のコケ
何でしょ
黒たまご発見
トドマツの松ぼっくり
1
黒たまご発見
トドマツの松ぼっくり

感想

気になっていた、平ヶ岳に挑戦しました。
先人の情報と今までの自分たちの行動時間を考えると、体力的にも日帰りは絶対無理と判断。
キャンプ指定地が有り水場も有る事から、テント泊で決行としました。
天気との相談は、梅雨明けを待って確実に晴れが見込める日を待ちました。
それと、水の問題です。
確実に水場の水が確保できる時期として、雪渓があるうちに行くのがベストであろうと考えました。冷えたビールを飲みたいので、雪渓は絶対条件ですね。
昨年の、豪雨災害で通行止めが続いていたので、県境の金泉橋が架設で復旧したのが大きいです。噂のコースが通行止めで利用できないようで、平日であれば人が少ない静かな登山ができそうなので、この時期に決定しました。
どの道、平日は人少ないでしょうけど。
地図上のコース時間が7時間位なので、朝5時から6時までに出発すれば、午後3時位までには到着可能と計画。尾根の日差しを考えると、暑さでバテバテになるだろうし脱水も気になりますから、水もたっぷり補給が必要でした。各水場が利用できるとして、二人で3Lの水を持ちました。台倉清水までに一人約1.5Lほど消費してほぼ空。台倉でフル給水して、姫池で残り約1Lで、昼食をとりぴったり。
休憩ポイントは、ルートがほぼすべてが尾根なので、天気が良いと日照100%以上で、時々ある木陰と台倉・白沢の水場はオアシスです。特に台倉の水場はいいですね、キャンプしたくなるばしょです。登りは朝早いので直射日光だけですが、帰りの降りは特に下台倉から先の岩の尾根が、日照と岩の熱で立ち止まると焼き人間になりそうです。
熱中症・脱水には十分気おつけて下さい。
27日朝は、駐車場に5時前ごろ到着、駐車車両6〜7台で準備中は2台でしたが、登山者は1台2名でした。荷物の量から見て、日帰りと推察しました。清四朗小屋の方から歩きの男性一人で、荷の大きさからキャンプと推察しました。
道中すれ違いは、キャンプ帰りと推察される御仁1名と日帰りの方々10名位でした。キャンプと推察の方とは、休憩ポイントが同じになるので、追付いては抜かれるで後を追うように姫池に到着となりました。ただ、もう一人キャンプと推察できる男性一人を休憩中に抜きましたが、姫池に現れた様子は有りませんでした。
27日夜の平ヶ岳の人口は3名のようでした。
テントを設営しても暑くて、昼寝もできません。樹林以外は日陰が無いので、昼ねを諦めて平ヶ岳とたまご石に向かいました。たまご石に向かう途中の雪渓にビールを冷やして(ビールを冷やすために向かったとも言える)楽しみを作ります。おかげで、キンキンに冷えたビールを飲むことができ最高です。空は黒い雲が出てきて夕焼けはだめでした。少し雨と雷が心配になりましたが、鳴らなかったし降りませんでした。ハエが多く、すごく顔に纏わりつき少し落ち着けません。ヘッデンを点灯するとさらに虫が来そうなので、ぎりぎりまで点灯を避けて即効爆睡となりました。星空も残念でした。
28日は、4時に目が覚めて外を見ると、黒い雲が迫りつつありました。昨夜同様雨を心配しましたが、陽が昇るにつれて消えましたが、朝日らしい感じが少なかったようです。朝食を食べて、テント片付けて、6時に姫池まで移動しましたが、昨日以上に遠方の景色は、水蒸気に阻まれているようです。もう一人のテントの方はまだお休みのようでした。我々は、足も遅いので惜しみながら下山を開始です。白沢清水まで降ったところで休憩中に、最初のすれ違いです。4時半スタートで7時半に白沢清水とは速さにびっくり、後追おうように続けて2名の方とすれ違いです。それからもすれ違い者が現れ、台倉清水には10名ほどの男女混合うるさい団体さんが居ました。静かだっただけにおばさんたちの話し声と高笑いが、うるさく感じました。また、敷いてある木道にザックを置いて休むのは、木道の目的を知らない方達なのでしょうか。あまり関わりたくありません。その後も、キャンプ予定の方などすれ違いました。都合15組で20名位でしょうか。その中で、早い方は朝3時にスタートと聞きました。最後にすれ違った方たちは、キャンプの方達で早く行っても暑いのでとのことでした。最後は、下台倉沢で手・顔を洗いスッキリして駐車場に無事戻りました。
テント泊なのでザックも重く、天気も良かったのでとにかく暑く、距離は十分長くの平ヶ岳ですが、十分忘れさせてくれる場所と思います。大変な分人も少ないからの景色と思いますし、商業的に開発は避けたいと思いましたが、人が訪れる以上は何とか木道の維持・更新をお願いしたいものです。
再度訪ねる際は、姫池のサイドにテントを張りたいと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:7297人

コメント

お疲れさまです
>後追おうように続けて2名の方とすれ違いです。
その内の一人です。
山頂は元々素敵な場所ですが、長い道のりや人の少なさも景色を引き立ているかもしれないですね。
2012/7/30 16:27
Very お疲れさまです
gibuson45さん

清水で休憩された方でしょうか?
日帰りで挑まれる方々に、脱帽です。
確かに、長い道のりはてにですね。
2012/7/31 10:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 尾瀬・奥利根 [2日]
平ヶ岳鷹ノ巣ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら