リベンジしちゃったよ!五色ヶ原テント泊 〜山で食べる金沢カレーは格別である〜
- GPS
- 30:40
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,904m
- 下り
- 1,894m
コースタイム
7/29 五色ヶ原テント場発6:00 - ザラ峠6:32 - 獅子岳7:20 - 鬼岳8:03 - 浄土山8:57 - その後雄山登って下山
天候 | 晴れ 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鬼岳から獅子岳の間、数カ所雪渓のトラバースがあります。 アイゼンなくても行けますが、急斜面のトラバースなので、不安な人、不慣れな人は6本爪くらいあればいいかも。 ただし、雪が結構柔らかくなってるので、アイゼンの効果は低いかも。 獅子岳からザラ峠への道はかなりザレてます。 下りの際は特に注意。 五色ヶ原のテント場は、雪渓からの雪融け水でかなりのテントサイトが水浸しです。 早めの到着がいいでしょう。 風が強い時は吹きさらしになりそうなので、ペグダウンはしっかりと。 トイレは匂いもなく綺麗ですが、紙が備えられていないので注意。 水は雪渓から引かれてます。じゃんじゃん出てます。 五色ヶ原山荘にはモナカアイスが売ってます!(150円) ビールは350mlで600円 缶ジュース(コーラ、ファンタグレープともに250ml缶)300円 紙パックのフルーツジュースは250円 |
写真
感想
早く今年初のテント泊をしたくてウズウズ。
五色ヶ原のリベンジもしたくてウズウズ。
さらには最近、また剱岳に登りたい症候群がウズウズ。
さぁ、剱沢にしようか、それとも五色ヶ原にするか悩むところ。。。
で、悩んだ結果、やはり行った事のない五色ヶ原に行ってお花畑を見て来るリベンジプランに。
出発して、まず寄ったのは近くにあるチャンピオンカレー本店。
ふふふ。。。今回のテント泊での山食の材料を買いに行ったのだ。
立山駅に着いたのは午前2時。
始発のケーブルは6時ちょうど。
少し仮眠して始発のケーブルに乗車。
室堂に着くと、周辺はクリアーだが、雄山や周辺の山頂部は軒並みガスの中。
何やら不安がよぎりつつも出発。
今回は一ノ越経由ではなく、浄土山へ登るコースから。
このコースは初めてである。
室堂山の山頂に着くころにはガスもはれ、景色がクリアーに。
おお〜!
ここから見る立山はなかなか良いではないか!
五色ヶ原も見えるし、薬師岳も見える。
何より、立山カルデラの展望。このザックリ感がとても良い。
今までここに来なかったのが悔やまれるくらいである。
晴れている日ならば、ぜひ登ってみるべし!
鬼岳まできて、ここからいよいよリベンジ開始。
途中、ハクサンイチゲの群落などを楽しみながら進み、本日の核心部、獅子岳からザラ峠への急降下。
ん〜、ここを登り返すのは気が重くなるなぁ。
で、ザラ峠。
佐々成政が冬期越えした場所、柴崎測量管と宇治長次郎らが遭難しそうになった場所。
険しい場所かと思いきや、たしかに片側は切れ落ちているが、反対側はなだらか。
そんな遭難しそうな場所なんかなぁ?と思うも、やはりこの稜線上では一番風が強い。
カルデラ側から吹き上げる風がこの鞍部に集中するんだろね。
強風の日なんかは、たしかにものすごい風になりそうだ。
ザラ峠を過ぎ、しばらく登るといよいよ五色ヶ原の高原に。
もっと平らかと思ったら、以外と起伏がある。
山荘とテント場への分岐にさしかかり、まずはテント場に向かう。(手続きは後回し)
テント場に向かう途中にはお花畑。。。のはずであるが、今年は雪融けが遅かったせいなのか、今ひとつ。
ハクサンコザクラの群落を期待していたが、ポツリポツリといった感じ。
早めに咲いたチングルマはもう穂になっている。
途中の沢水は飲んでも平気でした。(私の場合は、です。)
分岐から15分くらい歩いてテント場。
テント場の上部にはまだ大きな雪渓が残っていて、溶けた水がテント場まで流れ込んでいる。
そのため、かなりのテントサイトが水浸し。
12時と早めについたおかげと、ちょうど撤収する人がいたおかげで、ベンチの真横の乾いたサイトをゲット。
水場もトイレもちょうど良い距離でベンチ付き。こりゃ最高のポジションだ。
ただ、風があたるので強風の時はつらいかもね。
水は近くの雪渓からの沢水らしく、じゃんじゃん出てるので快適。
トイレは匂いもなく、結構奇麗。
が。。紙がないではないか!
今までのテント場、すべて紙が備えてあったが。。。
いやいや、これは自分の考えが甘過ぎた。
ないのが普通と思うべきなのだ。
(ちなみに、幸いにも二日間通して催しませんでした。(^^;))
テントを設営してから、五色ヶ原山荘まで受付に向かう。
受付後にピンバッヂを購入し、他に何が売ってるかなと物色してたら、
なんと!アイスクリームと書いてあるではないか!!!
早速食べようと思ったけど、まずは鳶岳に行ってからと、帰りに買う事にした。
山荘から鳶岳に向かう道はいかにも五色ヶ原らしい雰囲気。
広々とした高原地帯。
所々にお花畑、途切れ途切れに地表を流れて行く雲(ガスだけど)。
その中に赤い屋根の山小屋。
おぉ〜、ここは「アルプスの少女ハイジ」「大草原の小さな家」の世界ではないか。(古!大袈裟!なんか違う?)
鳶岳手前あたりは、ハクサンイチゲとシナノキンバイのお花畑が見応えあって素晴らしい。
山荘に戻ってから、楽しみにしてたアイスクリーム!
モナカアイスでした。
こんな場所で食べるモナカアイスは死ぬ程美味い!!!
ビールとジュースを買ってテントに戻り、雪渓の中に冷やしておく。
コーヒー飲んだりまったりしたあと、夕食。
これが本日の楽しみである。
地元金沢の金沢カレー、その発祥と言われるチャンピオンカレーのレトルトに、出発時、そのチャンピオンカレー本店で買ってきたLサイズのトンカツ!
ここの定番メニューはカツ肉Lサイズの「Lカツカレー」通称「Lカツ」。
(今年の残雪期白山の山行記録の写真を見てね)
これを山の中で食べるのだ!
(ちなみにレトルトは店舗では買えません。詳しくはホームページで)
山でのアイスクリームも美味かったが、山でのLカツはこれまた死ぬ程美味い!
さらに雪渓でキンキンに冷えたビールである。
いやぁ、贅沢贅沢!
お腹も満たされ、満足感いっぱいのうちに、とっとと就寝。
夜中、夕立がテントをたたく音で目覚める。
今回も星を撮るためにフィルムカメラを持ってきていたが、諦めて寝る。
3時頃に起床すると、天頂部はちょうどガスが晴れており、天の川流れる夏山の星空を堪能出来た。(撮影はせず)
朝食はカップヌードル「チリトマト」。
麺を食べたあと、昨夜の残りのアルファ米を放り込んで一煮立ちさせリゾットに。
お〜!これは美味だ! リゾットに一番あうカップヌードルではなかろうか?
6時に出発して帰路に。
前日とは変わって、この日はずっとガスっぽい。
気が重かったザラ峠から獅子岳への登り返しは以外と調子良く通過。
浄土山では雷鳥の親子! もうほんと雷鳥のヒナってかわいいよね。
予定よりかなり早かったので、浄土山でのんびり昼食とコーヒーで休憩。
ちょっと寒かったけど、岩陰で風をよけてたので大丈夫。
室堂山の下りの荒れた道を避けたかったので、一ノ越側に降りる。
一ノ越では知り合いにバッタリ。
そのまま一緒に、またもや雄山まで登ってきました。(笑)
この頃はガスも上がってきて、周辺の景色も見えてきた。
夏山ハイシーズンのため、凄い人、人、人。
帰りのバスが混む前に下山して今回の山行は終了。
ずっと行きたかった五色ヶ原。
お花畑が最盛期でなかった?のと、ちょっとガスっぽかったのが残念だが、人も多くなく、ゆったりとして凄くいい場所でした。
いつか、山荘にも泊まってみたいですね。
次は、薬師岳への縦走にチャレンジするときにでも来たいなぁ!
コメント
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お天気に恵まれてよかったですね、先週のリベンジ成功
雷鳥沢のテント場も温泉入れてよかったですよ、今度は是非ご一緒に^^
お尋ねの花は、#30がハクサンチドリ、#37がシャクナゲだと思われ...キバナシャクナゲかな
なかなかまったり出来て良い場所でしたよ〜!
雷鳥沢での温泉テント泊、秋くらいに行きたいっすね!
花の名前、ありがとうございます!
花の種類はやはり白山の方がずっと多いですね。
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