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Yamareco

記録ID: 211801
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

富士山 (須山口一合目 > 宝永山 > 剣ヶ峰 > 御殿場口)

2012年07月27日(金) 〜 2012年07月28日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
micrus その他1人
GPS
31:00
距離
21.9km
登り
2,492m
下り
2,506m

コースタイム

7/27
09:29 須山口一合目発
09:59 一合五勺
10:54 二合五勺
11:30 三合
12:24 第二火口
12:51 - 13:14 富士宮口六合目宝永山荘
13:30 宝永第一火口
14:20 馬の背(宝永山)
14:40 宝永山
16:40 御殿場口七合五勺砂走館着

7/28
06:43 砂走館発
07:16 赤岩八合館
07:45 御殿場口八合目
09:14 御殿場口山頂着
10:57 剣ヶ峰
12:48 御殿場口山頂発
13:41 赤岩八合館
16:05-16:24 大石茶屋
16:30 御殿場口新五合目着
天候 7/27 曇
7/28 快晴、曇
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路: JR御殿場駅からバスで水ヶ塚公園へ。08:20>09:15
復路: 御殿場口新五合目からバスでJR御殿場駅へ。16:55>17:25
コース状況/
危険箇所等
- 自分は二回目の富士山(初めての富士山は須走口往復)なので、少しルートを工夫しました。以前から興味があった須山口の一合目から登り出し、途中富士宮口に合流、宝永山を経由して御殿場口に合流するプリンスルートを使用。須山口は原生林から始まり、静かで穏やかな道。登りの3時間で出会ったのは下山して来た男性ソロと男性2人組のみ。少し荒れ気味でしたが、危険個所はありません。道標も整備されています。良い意味で富士山っぽく無いので、富士山を登っている実感がなく、不思議な感じ。それでもやはり体力勝負にはなるので、帰路の御殿場口大砂走りはとても長く感じました。とはいえ富士山の大きさをこれだけ感じられるのはこのルートならではの魅力と思います。

- 宿泊は砂走館、七合五勺(標高3,110m)。2011年にリニューアル。金曜日のこの日、定数150に対して140人程度の宿泊者数。特に窮屈さを感じることなく、また、風通しが良いので夜に息苦しくなることもありませんでした。小規模な小屋ですが、機能的に設計されている印象。小屋番さんの目も行き届いていて、親が面倒見ていない子供のフォローもしてあげていたようです。スタッフブログはこちら> http://blog.livedoor.jp/fukuchan77/

- バスの場合は下山後の温泉に困りますが、御殿場駅近くの人参湯がお勧め。温泉では無く銭湯ですが、駅から近く、さっと汗が流せます。御殿場駅の富士山口、駅を背中にして、ラーメン屋ふじもりがある道を、ふじもりを左手に見ながら進み、信号を一つ越え、比較的背が高いマンションがあるところを右に入れば、進行方向右手にすぐ見えます。駅から歩いて数分。

昔ながらの銭湯。親父さんの代から営業されているとのこと、今の時期、登山客も結構多く、逆に地元の方はあまりいないようです。

火曜定休
入浴料 360円
ボディソープ 50円
シャンプー 30円
牛乳 120円
予約できる山小屋
御殿場口七合四勺・わらじ館
頂上富士館
さあ、水ヶ塚公園を起点にスタートです
2012年07月31日 23:51撮影 by  CX3, RICOH
7/31 23:51
さあ、水ヶ塚公園を起点にスタートです
ここが須山口一合目
2012年07月31日 23:51撮影 by  CX3, RICOH
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ここが須山口一合目
雰囲気がよい道が続きます
2012年07月31日 23:51撮影 by  CX3, RICOH
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雰囲気がよい道が続きます
倒木も目に付きますがそれだけ自然が残っている証拠
2012年07月31日 23:51撮影 by  CX3, RICOH
7/31 23:51
倒木も目に付きますがそれだけ自然が残っている証拠
二合五勺に到着。猛暑にバテバテ
2012年07月31日 23:51撮影 by  CX3, RICOH
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二合五勺に到着。猛暑にバテバテ
ちょっと荒れ気味のところも
2012年07月31日 23:51撮影 by  CX3, RICOH
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ちょっと荒れ気味のところも
三合五勺。風が気持ち良く、ペースもつかめてきます
2012年07月31日 23:51撮影 by  CX3, RICOH
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三合五勺。風が気持ち良く、ペースもつかめてきます
ここら辺は砂礫の道、ズルズル滑るのでキック気味に登ります
2012年07月31日 23:51撮影 by  CX3, RICOH
7/31 23:51
ここら辺は砂礫の道、ズルズル滑るのでキック気味に登ります
火口縁に到着
2012年07月31日 23:51撮影 by  CX3, RICOH
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火口縁に到着
風が強いのにオンタデがしっかりと
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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風が強いのにオンタデがしっかりと
一度富士宮ルートの六合目、宝永山荘に立ち寄り、トイレ休憩。冷たい缶コーヒーが200円で手に入るのは有難いなあ
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
7/31 23:52
一度富士宮ルートの六合目、宝永山荘に立ち寄り、トイレ休憩。冷たい缶コーヒーが200円で手に入るのは有難いなあ
暑いしズルズル滑るしで、この砂礫道が長かった…
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
7/31 23:52
暑いしズルズル滑るしで、この砂礫道が長かった…
宝永山の馬の背
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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宝永山の馬の背
宝永山では残念ながら眺望なし
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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宝永山では残念ながら眺望なし
プリンスルートの看板。下り道に迷いこむと蟻地獄にはまるので慎重に
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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プリンスルートの看板。下り道に迷いこむと蟻地獄にはまるので慎重に
自衛隊の皆さん、訓練でしょうか
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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自衛隊の皆さん、訓練でしょうか
たまに晴れ間
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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たまに晴れ間
ブル道
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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ブル道
須山口の標高は1,450mだったので、1,550m上がってきました
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
7/31 23:52
須山口の標高は1,450mだったので、1,550m上がってきました
シルエットが綺麗
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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シルエットが綺麗
わらじ館に到着。あと少しで砂走館、さすがに今日は長かった
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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わらじ館に到着。あと少しで砂走館、さすがに今日は長かった
砂走館のカレーは食べ放題。でも標高が高く消化機能が落ちているので、食べ過ぎにはご用心
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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砂走館のカレーは食べ放題。でも標高が高く消化機能が落ちているので、食べ過ぎにはご用心
竜が昇っているみたい
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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竜が昇っているみたい
夕陽
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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夕陽
あそこから登ってきたのかな
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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あそこから登ってきたのかな
砂走館の消灯時間は21:00
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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砂走館の消灯時間は21:00
陽が上ります
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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陽が上ります
ご来光は小屋前で
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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ご来光は小屋前で
スカッと晴れた
2012年07月31日 23:52撮影 by  CX3, RICOH
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スカッと晴れた
出発前のコーヒータイム、一杯400円
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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出発前のコーヒータイム、一杯400円
宝永山がはるか彼方に
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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宝永山がはるか彼方に
登るにつれて赤岩が目立ってきます
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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登るにつれて赤岩が目立ってきます
彩雲?
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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彩雲?
真夏に残る雪渓も豪快
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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真夏に残る雪渓も豪快
コントラスト
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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コントラスト
だいぶ登って来ました。同行者も最後の一踏ん張り
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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だいぶ登って来ました。同行者も最後の一踏ん張り
鳥居が見えてきました!
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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鳥居が見えてきました!
御殿場口山頂に到着〜
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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御殿場口山頂に到着〜
"最高"の散歩道
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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"最高"の散歩道
剣ヶ峰への登り、これがキツイ
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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剣ヶ峰への登り、これがキツイ
山頂火口はすごい迫力
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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山頂火口はすごい迫力
雪渓
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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雪渓
天気が良いとお鉢巡りも本当に楽しいです
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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天気が良いとお鉢巡りも本当に楽しいです
吉田/須走口からはものすごい数の人
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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吉田/須走口からはものすごい数の人
何度見てもすごい光景
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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何度見てもすごい光景
夏の一日
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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夏の一日
さっきまで快晴だったのに、500mくらい降りたらこの天気
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
7/31 23:53
さっきまで快晴だったのに、500mくらい降りたらこの天気
大砂走りに入ります。ここからスピードアップ
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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大砂走りに入ります。ここからスピードアップ
でもすっかりガスの中。視界が悪いとこの世の道とは思えないですね
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
7/31 23:53
でもすっかりガスの中。視界が悪いとこの世の道とは思えないですね
ついに御殿場口へ到着!
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
7/31 23:53
ついに御殿場口へ到着!
御殿場口新五合目で待っていてくれたお花
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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御殿場口新五合目で待っていてくれたお花
最後の一枚。いい山行でした
2012年07月31日 23:53撮影 by  CX3, RICOH
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最後の一枚。いい山行でした
撮影機器:

感想

ある時突然 "富士山に登りたい" とポツリと漏らした友人の一人。あまりそのようなことを言い出すタイプではないので、秘めたものを感じました。それでは、ということで自分は二度目の富士山へ。

今回は少しルートを工夫して、須山口一合目スタート、途中宝永山経由のプリンスルートに合流、後は御殿場ルートで山頂に達し、お鉢巡りをして、そのまま御殿場ルートを下山する少し欲張った計画を立てました。

須山口の登山道は若干荒れ気味でしたがそれなりに整備されており危険箇所はなし。リスクは、(可能性は低いですが)道迷いと突発的な事象への対応。殆ど人とは出会わないので、何かあった時の対応は自分でできる必要があります。

真夏の御殿場ルートはやはり過酷。御高齢の方やツアー客を殆ど見かけなかったのも納得。山小屋の数も少ないので自分で色々とコントロールできないとつらいです。ただ、だからこそチャレンジャーを惹きつけるのではないでしょうか。

幸い、天気にも恵まれ、友人も頑張って念願の剣ヶ峰到達。二度目の自分も大いに楽しめました。

観光登山とは一線を画した須山口一合目からのプリンス/御殿場ルート。楽ではないですが、日本一の山、富士山をもっと楽しみたい方には絶対のオススメです。

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