[過去ログ] 蝶ヶ岳〜常念岳(三股より周回)
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- GPS
- 13:57
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,113m
- 下り
- 2,125m
コースタイム
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 4:34
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 9:48
天候 | [10/12] 晴れのち曇り [10/13] 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | [立ち寄り湯] ほりでーゆ〜四季の郷 530円 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
MYアイテム |
重量:2.60kg
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感想
20年前に膝を悪くして以来、長らく遠ざかっている無雪期のテント泊。下山路で必ず膝が痛くなり、予定通り行動できなくなることも多くなったため、テント泊のような重い荷物を担いでの登山はもうできないものと諦めていました(膝の負担が少ない山スキーは続けていましたが)。
しかし一昨年から軽めの日帰り登山をするようになり、だんだんと膝周りの筋肉が強化されたためか、無理しなければ膝を痛めずに下山できるように。これなら多少荷物が重くても大丈夫ではないかと思い、久しぶりに北アルプスのテント泊にチャレンジすることにしました。
コースは三股起点の蝶ヶ岳〜常念岳。槍・穂高の好展望所で知られ、北アルプス入門にも適した人気ルートですが、まだ登ったことがなかったのです。
初日は蝶ヶ岳ヒュッテまで。
朝のうちはさわやかな晴天。それでいて樹林帯で日差しが程良く遮られるため、久しぶりのテント泊装備での急登も調子良く登ることができました。
ただ、時期的に頃合いではないかと思っていた紅葉は期待外れ。ほとんどがコメツガやシラビソなどの針葉樹林なのでした。
それ以上に残念だったのが、蝶ヶ岳ヒュッテに着く直前に雲が広がり、日が陰りだしたこと。
特に西側は3000m上空辺りに厚い雲が立ちこめ、槍・穂高はギリギリ山頂が見えるかどうか。せっかくの山頂近くの展望の良いテント場なのに、期待していたほどの絶景は拝めませんでした。
ただ、ガスのおかげで夕刻に一瞬だけブロッケンが見られました。また、夜にはほとんど雲がとれ、素晴らしい夜景を眺められたのは良かったです。
翌日も雲は多め。しかし眺望自体は素晴らしく、東側は一面の雲海、西側は北アルプス北部の山々が赤紫に染まり、なかなか見応えがありました。
景色を堪能したら常念岳へ向け縦走開始。しかしその頃には日が陰りだし、気分も展望もパッとしない感じに。まぁコンディション的には歩きやすかったのでいいのですが。
さいわい常念岳へ着く頃には青空が広がり、槍・穂高を初めとする表・裏銀座や立山・後立山の山々がきれいに見えるように。東側は相変わらずの雲海ですが、雲上に浮かぶ八ヶ岳や富士山、南アルプスなど、素晴らしい景色を堪能できました。
さて、残るは苦手な下り道。それでも尾根上の前常念岳〜標準点櫓跡まではさほどの急坂ではないので、スムーズに下れるだろうと思っていました。
ところがこの区間はゴロゴロとした岩場で、思ったより歩きづらく、なにより膝に優しくない。予想より時間がかかりました。
そして問題の樹林帯の急降。ところどころスリップして尻餅をつくし、登りよりつらく感じます。膝が悪いとかいう以前に、そもそも下りの筋肉が衰えているのですよね。まだ着かないのかと思いながら、ウンザリした気分でようやく下山。それでも膝を痛めず下山できたのは収穫でした。
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