[過去ログ] 鳳凰三山
- GPS
- 11:10
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,288m
- 下り
- 2,300m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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その他周辺情報 | [立ち寄り湯] 韮崎旭温泉 600円 |
写真
装備
MYアイテム |
pohjola
重量:0.95kg
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感想
22年振りの鳳凰三山。コースもその時と同じく青木鉱泉からの周回です。ただし前回は鳳凰小屋でテント泊したのに対し、今回は日帰りで登ることにしました。
登りはドンドコ沢。長丁場のため、まだ暗い内にヘッデンを点けて出発。最初は整備された道なので問題ないと思っていたら、まぬけなことに駐車場から青木鉱泉に向かう時点で道を失い、ウロウロする羽目になりました。
広い河畔のわかりやすい道を抜ける頃には明るくなり、ここからはドンドコ沢左岸の樹林帯の登り。見晴らしの悪い樹林帯が続きますが、ところどころ分岐道があり、滝の展望ポイントまで行けるので気晴らしになります。ただ、鳳凰の滝については寄り道が長かったわりには良い場所で見られず、この程度なら省略しても良かったかな?という感じでした。
いい加減登り疲れてきたところで鳳凰小屋に到着。ここは水が豊富で美味しいのがいいですね。ここまですでに累積標高で1500m登っているので、ベンチに座ってゆっくり休憩しました。
ちなみにおやじさんが、昨日から好天続きなのにガラガラだと嘆いてました。駐車場にはあれだけ車があったのに、これまで誰とも会っていないし、みんなどこにいるのだろう?
稜線直下は真砂土の急斜面。足首の硬い私はこの手の段差のない斜面が苦手です。とはいえ目の前の稜線まで登ってしまえば、あとは楽しい縦走路が待っている。地道に登るのみです。
稜線に着いたら、まずは地蔵岳のオベリスクへ。一人で何かあったらまずいので天辺の大岩には登らず、その下まででやめておきました。
ここからは観音岳〜薬師岳へと続く展望の良い稜線歩き。地蔵岳までの登りの疲労があるのでちょっとした登り返しでも足取りが重くなりますが、なにしろ眺望が素晴らしいので楽しく歩けます。
北岳から悪沢岳へと続く南アルプス稜線の東側は雲海が広がっており、なかなかの景観。すぐ東には北岳バットレスの威容や仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、その奥には北アルプスの山々。雲海の上に堂々と浮かぶ富士山に向かって歩けるのも良かったです。
さて、問題なのが薬師岳からの中道の下り。22年前は登山を始めたばかりで、なにより登山靴ではなかったので、爪先が当たってかなりつらい思いをしました。
今回はさすがにそんなことはありませんが、苦手なことに変わりありません。ドンドコ沢と違って退屈な樹林帯がひたすら続くし、まだかまだかと思いながら、ともかく下るのみです。
いい加減ウンザリしたところで林道に合流。普段ならこの手の道は早歩きでどんどん進むのですが、今回は普通に歩くのもつらいほど疲れており、後続の方に追い抜かされながら、ゆっくり駐車場へと戻ることになりました。
滝巡りなどで寄り道した分を含めた実働ベースで換算すると、今回のコース定数は58。私の場合、これくらいが日帰りの限界のようですね。いい経験になりました。
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