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Yamareco

記録ID: 2129770
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

蛭ヶ岳南陵 寄から

2019年11月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:15
距離
32.4km
登り
2,565m
下り
3,044m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:31
休憩
1:00
合計
12:31
距離 32.4km 登り 2,565m 下り 3,044m
5:18
5:19
8
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5:30
76
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51
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0
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7
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5
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6
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42
17:12
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3
17:16
10
17:39
寄大橋駐車場
正直難義な登山であった。夜明け前のスタートで、コース上土砂崩れ、倒木が多数あり、ヘッデンでは、コースの判別が困難であった。今回3回目であったが、コースが台風の影響で荒れていたため、道に迷い、ルートをはずれ、日の出まで付近の急峻な崖を登っていた。体力、腕力も結構使い、降りるのも難義した。恐らく40分くらいタイムロス、バカである。
夜中にはGPSは無力。実際、どこにいるかがよく分からない。日が短いため、よほど体力がないと、このコースは難義する。むしろ、日が出てから登山口をスタートした方が良いかもしれない。12月の日の出は6時過ぎである。日没も17時前で月が出る。
また、ほとんど登山者がいないせいか、熊木沢から登山口までの道は全く未整備。朽ち果てている。(すでに、最近の地図ではコースが抹消されている。もともとバリエーションであるが、いっそう、登る人がいなくなるのが残念である。)
特に、邪魔な草木が道を覆っており、払うのに難義する。基本的には道はないが、
むしろ、草ぼうぼう地帯は沢を歩いた方が良いかもしれない。ただ、そうすると、
堰があると、越せないかいかもしれないのが難点。有名な、2番目の堰の鉄の階段はなくなっていたので、流木を立てかけてよじ登った。とにかく、登山というより、途中の草ぼうぼう地帯を抜けるのにストレスが溜まる。
登山口から、蛭ヶ岳までは、急峻なため、体力、筋力を目一杯使う。最後の方は、ふくらはぎ、側筋がつりはじめた。危なかった。最初の道迷いで結構筋力を使ったのが、効いた。このルートは筋力勝負である。山頂直前は茨地獄。痛い!
蛭ヶ岳の山荘で千円カレーを食べたが、筋力回復には効果なし。靴を履き直した時に、筋肉硬直発生。帰り道は筋肉を騙しながら下山。今回は、急遽、多少とも疲労筋肉にやさしい、棚沢ノ頭、弁当沢ノ頭ルートに下山ルートを変更。GPSを駆使して、初めてであったが、なんとか迷わずに下山。ちなみに、前々日に雪が降り、山頂付近は1−2センチ程度の積雪あり。ただ、歩行には特段影響なし。むしろ、凍結していないため、クッションとなって筋肉にやさしい。落ち葉もふわふわ土壌を作って、脚にやさしい。林道に出てから、小走り走行。雨山橋から雨山峠までの登りは、結構疲れた脚に堪える。最後の30分は日が暮れてヘッデン装着。日暮目前で、川の渡渉箇所をクリアできたのが、何とか戻れた要因だと思う。日が暮れたら、まず、帰還は相当に困難だと思われる。このコースは決して侮ってはならないバリルートである。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
寄大橋駐車場
コース状況/
危険箇所等
土砂崩れ多数、倒木多数、茨多数、邪魔な木多数
その他周辺情報 秦野湯楽花(日帰り温泉)
釜場の平 途中休憩
2019年11月30日 06:49撮影 by  SOV39, Sony
11/30 6:49
釜場の平 途中休憩
コシバ沢
2019年11月30日 06:59撮影 by  SOV39, Sony
11/30 6:59
コシバ沢
鍋割峠登り口
2019年11月30日 07:18撮影 by  SOV39, Sony
11/30 7:18
鍋割峠登り口
コシバ沢 倒木多い
2019年11月30日 07:20撮影 by  SOV39, Sony
11/30 7:20
コシバ沢 倒木多い
相模湾遠望
2019年11月30日 07:34撮影 by  SOV39, Sony
11/30 7:34
相模湾遠望
旧鍋割峠から富士山
2019年11月30日 07:59撮影 by  SOV39, Sony
11/30 7:59
旧鍋割峠から富士山
熊木沢
2019年11月30日 08:58撮影 by  SOV39, Sony
1
11/30 8:58
熊木沢
熊木沢から蛭ヶ岳へ
2019年11月30日 08:58撮影 by  SOV39, Sony
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11/30 8:58
熊木沢から蛭ヶ岳へ
すわったら隣富士
2019年11月30日 11:05撮影 by  SOV39, Sony
1
11/30 11:05
すわったら隣富士
相模湾
2019年11月30日 11:39撮影 by  SOV39, Sony
1
11/30 11:39
相模湾
富士山
2019年11月30日 11:39撮影 by  SOV39, Sony
11/30 11:39
富士山
蛭ヶ岳山頂から富士山
2019年11月30日 12:01撮影 by  SOV39, Sony
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11/30 12:01
蛭ヶ岳山頂から富士山
蛭ヶ岳山頂から相模湾
2019年11月30日 12:01撮影 by  SOV39, Sony
11/30 12:01
蛭ヶ岳山頂から相模湾
熊木沢出合
2019年11月30日 14:44撮影 by  SOV39, Sony
11/30 14:44
熊木沢出合
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 着替え ザック 行動食 ヘッドランプ 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ポール

感想

筋肉に相当負荷がかかるルートです。もう、暫くは行きたくない。ほとんど、人には会いません。鹿には会います。ちなみに、冬場は日が短いため、急がないと日の入りに間に合いません。今回も残り1.5キロで日没。最後の渡渉箇所はヘッデン併用でなんとかクリア。しかも、倒木につかまりながら、渡渉する箇所有。ところで、日没が迫る中、小走りで下山中、寄コシバ沢出合後に3名の若者に遭遇。若干道に迷った模様で、正しい道を教え、日没を伝えたが、恐らく、時間的にビバーグは必至だと思われた。彼らは無事帰還できただろうか?無事な帰還を祈りたい。駐車場には車がなかったため、恐らく、寄バス停まで歩くものと思われた。このコースはなめてはいけない。特に冬場は日が短いので、ルート判断が日没後ではまず無理だ。

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