初冬の甲斐駒ヶ岳でテント泊 山頂で御来光
- GPS
- 26:30
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,676m
- 下り
- 2,692m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:20
天候 | 両日とも晴れ 山頂:6時半時点で−10℃ 強風予報だったが、強風という程では無かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期に登ろうという方にとって、特筆すべき危険個所は無い。 台風19号で崩落した梯子もしっかりと復旧していた。(有り難い) 鎖は全て出ており、登りは山頂までノーアイゼンで行けた。 下りはさすがにアイゼン無しでは危険を感じる。 (自分以外ほぼ全員、登りでもアイゼンを着けていたが) ピッケルは不要だった。 降雪で状況は全く変わってくるので、準備は万全に。 ちなみに強いて言えば下山時、標高1000m付近くらいからの落ち葉地帯が危険かもしれない。 落ち葉の下に、石・段差・穴・木の根などあらゆる障害物が隠れていて、慎重に歩を進める必要あり。ここで足を挫いたり、転倒したりする危険がある。個人的には凍結箇所より危険を感じた。 |
その他周辺情報 | 山梨日帰り温泉 湯めみの丘(700円。クーポンで600円) http://yumemionsen.pepper.jp/ はっきりとした卵臭のする素晴らしい温泉。長湯が可能。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
何度も登っている甲斐駒ヶ岳。
いつか七丈小屋でテント泊して山頂から御来光を見たいと考えていました。
黒戸尾根からは、過去に2回日帰りで登っています。(11月1回、2月1回)
今回はテント泊なので遅めの9時スタート。
焦る必要も無いので、ゆっくり登りますが、なんか調子が上がらない。
小屋で水も貰えるとのことなので、飲料水も最小限にして結構軽いのに。
前回の登山から1ヶ月以上空いてしまっているのが原因か…
結構疲れたので5合目小屋跡付近の日が差して暖かい場所で昼寝しました。
小屋に近づくと少しずつ積雪ありな感じになってきました。
なんとか5時間半で小屋に到着。
受付をして、5分ほど離れたテント場に移動。
小屋からはしっかりと積雪ありの状況です。
ささっと雪の上にテントを設営してお昼寝。
起きたらもう暗くなっていて甲府盆地の綺麗な夜景が。
夕飯を食べて再び爆睡。いや〜良く寝た。
3時半に起床し、準備をして4時半頃スタート。
暗い中ヘッドライトの明りだけで登ります。
よく寝たのに今日も調子が上がらない。
若干の頭痛と吐き気もするという、軽い高山病の症状が…
このペースでは山頂の御来光に間に合わない感じもしますが、しょうがないので焦らず登りましょう。
八合目を過ぎたあたりから徐々に空が白み始めてきました。
黒戸尾根は基本的に北東向きで眺望が良いので、空がオレンジからピンクに変わっていく一番好きな景色をたっぷり楽しむことができました。
何だかんだ、日の出には間に合いました。ヘッドライト不要ですっかり明るくなってましたが。
風も思ったほど強くなく、快適に御来光を楽しむことができました。
360°の眺望は本当に素晴らしいですね。何度登っても良い山です。
ちなみに自分は山頂までノーアイゼンで登りましたが、凍結箇所もあるので慣れていない人は着けた方が良いような状況でした。
もちろん下りは装着しました。ピッケルは要らないと思いましたが、これも人それぞれの技量次第でしょう。
山頂からテント場まで45分で戻り、ささっと片づけて午前中に下山完了することができました。
台風19号で登山道が崩落しましたが、素早い復旧でこうして登山が楽しめるのは本当にありがたいですね。
甲斐駒ヶ岳は本当に素晴らしい山です。
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