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記録ID: 213559
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳 根石岳〜天狗岳(オーレン小屋泊)

2012年08月05日(日) 〜 2012年08月06日(月)
 - 拍手
GPS
24:25
距離
12.0km
登り
1,059m
下り
1,053m

コースタイム

2012年7月5日(日曜日)
 0915桜平(路肩駐車スペース)
 0935桜平ゲート
 1000夏沢鉱泉
 1050オーレン小屋1130(1泊2食9,000円)
 1215箕冠山
 1235根石岳
 1320東天狗1330
 1355西天狗
 1425東天狗
 1505根石岳
 1520箕冠山
 1550夏沢峠
 1615オーレン小屋(缶ビール350ml、500円)
 1720夕食(桜鍋)

2012年7月6日(月曜日)
 0515朝食
 0815オーレン小屋出発
 0855夏沢鉱泉
 0920桜平ゲート
 0940桜平(路肩駐車スペース)
天候 初日、晴れ
2日目、雨
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
in諏訪南インターチェンジ〜桜平(50分)
out桜平〜諏訪インターチェンジ
苔が美しいです。
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苔が美しいです。
キバナノヤマオダマキ。
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キバナノヤマオダマキ。
沢もきれいです。
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沢もきれいです。
青空。暑いです。
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青空。暑いです。
ヤマホタルブクロ。
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ヤマホタルブクロ。
ミヤマオトギリ。
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ミヤマオトギリ。
ヤマハハコ。
オーレン小屋。
7号室。ここに泊まります。
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7号室。ここに泊まります。
オーレン強清水。冷たくて美味しいです。
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オーレン強清水。冷たくて美味しいです。
針葉樹林帯を登ります。
針葉樹林帯を登ります。
箕冠岳。眺望はなし。
箕冠岳。眺望はなし。
根石岳への一本道。左下の鞍部に根石山荘。
根石岳への一本道。左下の鞍部に根石山荘。
コマクサ。花期はもう少しで終わりそうです。
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コマクサ。花期はもう少しで終わりそうです。
根石岳。展望が素晴らしいです。
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根石岳。展望が素晴らしいです。
西天狗岳。
イブキジャコウソウ。
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イブキジャコウソウ。
イブキジャコウソウにとまるクジャクチョウ2匹。
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イブキジャコウソウにとまるクジャクチョウ2匹。
ミネウスユキソウ。
ミネウスユキソウ。
東天狗直下の橋。クサリも架かってます。
東天狗直下の橋。クサリも架かってます。
東天狗山頂。
西天狗へはコルを越えてガレ場を登ります。
西天狗へはコルを越えてガレ場を登ります。
赤岳、中岳、阿弥陀岳。赤岳は赤茶色に見えました。
赤岳、中岳、阿弥陀岳。赤岳は赤茶色に見えました。
西天狗山頂。諏訪湖まで見えました。
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西天狗山頂。諏訪湖まで見えました。
硫黄岳爆裂火口壁。右下に根石岳。
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硫黄岳爆裂火口壁。右下に根石岳。
西天狗(根石岳直下から)。
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西天狗(根石岳直下から)。
根石岳から眺める箕冠山。根石山荘。
根石岳から眺める箕冠山。根石山荘。
コマクサ。
箕冠山から夏山峠までは歩きやすい。
箕冠山から夏山峠までは歩きやすい。
夏沢峠。
オーレン小屋に戻ってきました。
オーレン小屋に戻ってきました。
オーレン山の湯。
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オーレン山の湯。
夕食。名物桜鍋の具材。
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夕食。名物桜鍋の具材。
夕焼け。
雨のためそのまま下山しました。
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雨のためそのまま下山しました。

感想

■桜平〜オーレン小屋
諏訪南インターチェンジから三井の森を抜け、唐沢鉱泉分岐から未舗装の林道を辿って、桜平。
日曜日の朝9時過ぎで、混み合っていました。徒歩10分ほど下の少し開けたスペースに駐車しました。
クルマは次々とやって来ますが、駐車スペースを探してUターンしてきたクルマと次のクルマとのすれ違いが大変で、渋滞していました。道路がかなりデコボコなので、少し歩くことになっても駐車スペースを見つけたらすぐに停めてクルマを走らせる距離を短くしたほうが、クルマのためにはよいと思います。

桜平のゲートからの道は、幅は広いものの石が多くてデコボコで歩きにくいです。
夏沢鉱泉。関係車両もここまで。道は細くなって苔が美しい森の中を歩きます。この日は標高2,000mを超えているのに暑く、一本調子の登りが長くて、汗をかなりかきました。
途中、水力発電所が2箇所あります。それぞれ夏沢鉱泉とオーレン小屋のものでした。

■オーレン小屋
少しずつ眺望が拓けてくると、オーレン小屋に到着します。今夜はここに泊まります。1泊2食付きで9,000円。
まだ11時ですが、チェックインすると部屋に案内してくれます。新館2階7号室、5畳くらい。チェックインは10時〜16時、予約をすると先着で個室になります。早速、着替えとかの宿泊用の荷物を部屋に置いて、軽くなってから出発します。40分ほどお休みしました。

■箕冠山〜根石岳
森林の中を歩いて箕冠山。夏沢峠からのやってくる道との交差点ですが、木立に囲まれていて眺望はありません。
ここから少し下ると灌木帯になって、これから登る根石岳とその途中の鞍部に根石山荘が見えます。根石山荘は按部のピークから少し諏訪側に下がったところに建っています。強い風を避けることができるのでしょう。
根石山荘前から根石岳中腹までコマクサが群生。登山道の左右のロープ沿いに深緑の草にピンクの花がいくつも咲いています。時期はやや終わりかけでしたが、もう少し楽しめそうでした。
根石岳山頂を過ぎて白砂新道入口までに、東天狗、西天狗に囲まれたボウルが一望できます。これから歩いていく道がよく分かります。

■天狗岳
白砂新道入口では小海側の森林と硫黄岳の爆裂火口壁が眺めることができます。広くて眺望が良くて、休憩するのに適した場所ですが、現在13時。夕食が17時30分の予定なので、このまま進みます。
東天狗まではクサリと橋があります。岩場ですが、難易度は高くなくて、登りにくさはありませんでした。暑いので水をたくさん飲んでいて、東天狗で10分ほど休憩して、ザックから新しい水を取り出します。
標高が高いためか、このあたりの登りでは、空気が薄く感じました。
天狗のコルを越えて西天狗までは、下りも登りも斜度があるガレ場で歩きにくいです。コルも短くて、降りたらすぐに登り返して東西天狗を往復します。
西天狗では、ここまでに辿ってきた根石岳から東天狗までのルートはもちろん、赤岳(ここからは光の加減で赤く見えました!)、下には諏訪湖、中央アルプスを眺めらることができました。雲もきれいに晴れて、よい展望です。

■復路
帰りはそのまま戻ります。東天狗、白砂新道入口、根石岳へ。
根石山荘の上では、往路では別の方が写真を撮っていたコマクサを、今度は独り占めすることができました。
箕冠山からは往路とは異なり夏沢峠に向かいました。ここの道は、石が少ない土の道で歩きやすいです。
夏沢峠からオーレン小屋までは、石がゴロゴロして歩きにくくなります。

■オーレン小屋泊。
16時15分にオーレン小屋に戻ってから、早速お風呂「オーレン山の湯」に入りました。ヒノキの湯船で、3人ほどで一杯になりますが、たまたますいていて、ゆったりできました。
夕食は予定よりも少し早めの17時15分から。名物の桜鍋。馬肉がたっぷりで、野菜も美味しかったです。割り下の甘さが強いので、お湯で薄めるのがいいかもしれません。他には天婦羅など。
川で冷やしたスーパードライ350ml缶(500円)をいただきました。モンベルクラブ会員(会員のみ)の宿泊者は、500円までのドリンク1本サービスとなります。
夕焼けを眺めて、少し文庫本を読んで、ゴロゴロします。星空を眺めればよかったのですが、あっさり20時に寝てしまいました。音も気にならずに布団も快適。寝入りのときに若干呼吸が苦しく感じましたが、熟睡できました。
なお、オーレン小屋では、docomoが完璧に入りました。

■2日目(雨の中)
5時15分に朝食。簡素で、まずまずです。
この時点では雨はやんでいたのですが、天気予報どおり6時過ぎから強く雨が降ってきました。
この日は硫黄岳の予定だったのですが、8時まで待っても天候は回復せず、レインウェアを着込んでそのまま桜平に下山しました。
昨日日曜日にはたくさん停まっていたクルマも、今日月曜日にはスカスカになっていました。
湯川温泉河童の湯(\400)に立ち寄って、諏訪インターチェンジから帰りました。

■まとめ
初めての八ヶ岳。眺めることができた山々にも出かけてみたくなりました。赤岳、北八ヶ岳の森、そして今回は断念することになった硫黄岳。エリアが大きくて、登山口もコースもたくさんあるので、これからも楽しみたいです。
7月5日(日曜日)の行程は7時間。うち休憩50分。15,000歩。
7月6日(月曜日)の行程は1時間35分。休憩なし。6,000歩でした。

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