甲斐駒ヶ岳 今年最後の雷鳥観察

2019年12月11日(水) 〜 2019年12月12日(木)

• GPS: 17:37
• 距離: 19.2km
• 登り: 2,882m
• 下り: 2,881m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:13
• 休憩: 0:39
• 合計: 10:52

5:24 宿泊地
5:37 5:38 竹宇駒ヶ岳神社
5:46 5:46 千ヶ淵
7:37 7:39 笹の平分岐
8:52 8:54 刃渡り
9:08 9:08 刀利天狗
9:51 9:51 五合目小屋跡
9:54 10:11 屏風小屋跡
11:15 11:22 七丈小屋
12:38 12:41 八合目御来迎場
14:02 14:02 駒ヶ岳神社本宮
14:05 14:05 甲斐駒ヶ岳
14:21 14:26 駒ヶ岳神社本宮
15:21 15:21 八合目御来迎場
16:14 16:16 七丈小屋
16:16 七丈小屋

2日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 0:09
• 合計: 6:45

5:28 七丈小屋
6:49 6:49 八合目御来迎場
8:00 8:00 七丈小屋
8:51 8:54 屏風小屋跡
9:00 9:03 五合目小屋跡
9:39 9:41 刀利天狗
9:54 9:54 刃渡り
10:50 10:51 笹の平分岐
12:06 12:06 竹宇駒ヶ岳神社
12:13 尾白川渓谷駐車場

天候

12/11　晴れ後曇り、山頂付近は強風
12/12　曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場　

自宅(岐阜県郡上市)からは通常であれば
高山〜木曽〜伊那〜高遠〜茅野のルートなのですが
国道361号権兵衛峠が通行止めにより(>_<)
往きは高山〜松本〜塩尻のルート
帰りは塩尻〜木曽〜高山のルートを利用しました。

コース状況／危険箇所等

12/12現在　
・五合目まではほぼ夏道。
・五合目から七丈小屋には一部雪、所々凍結箇所もあります。
　チェーンスパイクや軽アイゼンがあると安心ですが、なくても行けます。
・七丈小屋から上は雪道。前爪付きアイゼン、ピッケルは必須。
　全体的に雪は少なくハシゴやクサリはほぼ出ていました。

その他周辺情報

すわっこランド　630円　前日に利用　
　周辺にはたくさんの温泉がありますが何故か引寄せられます(笑)
尾白の湯　820円

写真

12/11 5:31

尾白川渓谷の駐車場から出発

12/11 6:43

右側に本日初の富士山。
冬枯れじゃなければ見えないかな？

12/11 6:48

日の出

12/11 7:05

落ち葉の絨毯はフカフカ(^_^)　
下りは落ち葉の下の岩や石に注意！

12/11 7:29

目指す山頂は良い天気

12/11 7:37

笹の平分岐

12/11 8:44

予想以上の暑さですでにベースレイヤー1枚。

12/11 8:56

刃渡りの始まり。

12/11 8:58

振り返って八ヶ岳と金峰山

12/11 8:58

日向山と蓼科山

12/11 8:58

雪が無ければ特に問題はありません。

12/11 8:59

12/11 9:53

五合目に到着　
この先が崩落箇所

12/11 9:54

(加藤みどり風のナレーションで)なんということでしょう！10月の大雨で崩落し長らく通行困難となっていた登山道が匠の卓越した技で見事に完全復旧しました。これで今回黒戸尾根が初めてのyomiuさんでも安心して歩くことができますね。

12/12 8:48

段差をなくす細やかな気づかいも流石です！

12/11 10:30

ここを渡れば七丈小屋まではあとわずか。さらに急登が続きますが…

12/11 10:53

そろそろチェーンスパイク装着かなと思いましたが、そのまま小屋まで進みました。

12/11 10:57

七丈第一小屋　
甲斐駒Tシャツを購入、先に受付も済ませました。

12/11 11:20

水場の水はまだまだ出ています。

12/11 11:22

アイゼン、ピッケル、ヘルメットを装着。
七丈第二小屋の横から山頂へ向かいます。

12/11 11:23

地蔵岳〜早川尾根、富士山もチラリ

12/11 11:24

反対側には後立山

12/11 12:08

日向山と八ヶ岳

12/11 12:33

八合目御来迎場

12/11 12:35

北岳、手前はアサヨ峰

12/11 12:38

ここから先は気の抜けない場所が続きます。

12/11 12:46

雪が少ないので梯子や鎖はほぼ出ていました。

12/11 12:50

上部の鎖も

12/11 12:55

12/11 12:59

二本剣直下の雪は日が当たり一部ザクザク。

12/11 13:21

二本剣に到着

12/11 13:30

この岩の先から少々風が強くなってきました。

12/11 13:33

乗鞍岳、北アルプス

12/11 13:46

御嶽山と白山。
雪を纏った白山は遠くからでも目立ちます。

12/11 13:47

山頂まではあとちょっと

12/11 13:58

駒ヶ岳神社本社

12/11 13:59

稜線上に出たとたん顔面に強風が吹き付け呼吸が困難に(>_<)

12/11 13:59

息が詰まるほど？
美しい雪の女王　
イントゥ·ジ·アンノウン

12/11 13:59

強風にめげず山頂へ

12/11 14:03

到着

12/11 14:10

甲斐駒Tシャツをゲットしたので久々自撮り。残りは水色のみ。水色では味気ないので尾白川ブルーと呼びます。
半袖はさすがに激寒(>_<)

12/11 14:15

北岳

12/11 14:15

仙丈ヶ岳

12/11 14:15

中央アルプス、御嶽山

12/11 14:15

富士山　

12/11 14:25

山頂でカップ麺を食べる予定も強風で長居できず早々に下山。

12/11 14:25

八ヶ岳

12/11 14:37

富士山に雲がまとわりついています。

12/11 15:24

八合目　
今日は結局雷鳥に会うことはできませんでした。明日は山頂には向かわず、ここまでで雷鳥を探します。

12/11 16:54

小屋に戻ってまずはビール。今日はドライ500とプレモル350を一本ずつ、持参したバーボンを少々で控え目にしておきました。

12/11 16:57

この時期なのでカレーだけかと思っていましたがおかずもありました。お酒のつまみがあるのは嬉しい(^_^)　撮影前に肉団子1個食べてます。カレーはもちろんおかわりしました。

12/11 17:16

今日は貸切なので真夜中に響き渡るコール&レスポンスの心配はありません。グッスリ眠れて本日の疲れはリセットできそうです。

12/12 5:44

翌朝　
雲が多く星はあまり見えませんでしたが、街の明かりは綺麗に見えました。

12/12 5:46

手持ちで夜景撮影はかなり厳しいですね。

12/12 6:21

上空には南側から雲が　
この天候では日の出は無理っぽいかな？

12/12 6:21

！　
4回目の甲斐駒ヶ岳でついに初雷鳥。八合目？日の出？そんなことはもうどうでもいいです！このあと何羽か飛んで来ました。

12/12 6:22

二羽目、ちょっと遠い。まだ薄暗く撮影が難しい。このあと望遠レンズに交換しましたが判断ミスでした(>_<)　

12/12 6:23

少し先に進んだら近くに4羽いました。ただピントが合わせ辛くましなのはこれだけ(T_T)　
あまり撮影できませんでしたが、心にしっかり焼き付けました。

12/12 6:26

ここから8羽、遅れて1羽、計9羽が飛び立ち下へ。ハイマツ帯で登山道もなく追いたくても追えない(>_<)　行かないで〜(T_T)と心の中で叫びました。

12/12 6:43

しかたがないので八合目(笑)
日の出はダメでした(-_-;)

12/12 6:46

メリークリスマス！
雷鳥さんからひと足早いクリスマスプレゼント。日の出の代わりに素晴らしい景色を頂きました(^_^)

12/12 6:48

赤くなっているのは烏帽子中尾根かな？
たぶん坊主中尾根だと思います。

12/12 7:04

雷鳥に会った場所に戻ってきましたが…痕跡だけでも

12/12 7:08

小屋に戻ります。

12/12 7:59

今年は無雪期に黒戸尾根の日帰りピストンか泊まりで黒戸〜日向八丁尾根の周回を計画していましたが来年に持ち越しです。

12/12 8:13

五合目への下り　
足場に雪が付いていると厄介かも。下りはやはり緊張しますね。

12/12 8:17

垂直の梯子

12/12 8:45

崩落箇所

12/12 9:47

刃渡り

12/12 9:47

刃渡りから
地蔵岳には鉛色の雲が、富士山はうっすら。

12/12 9:48

八ヶ岳には一日中雲がかかっていました。

12/12 9:48

金峰山山頂にも少し雲が

12/12 12:02

竹宇駒ヶ岳神社　
往きは鳥居の前で一礼、帰りはお賽銭を入れしっかり参拝。

12/12 12:12

駐車場　
今回出会った登山者は1日目は9名、2日目は2名でした。

12/12 12:34

尾白の湯

12/12 13:20

温泉で鳥もつ煮定食を

12/12 13:43

道の駅はくしゅうから甲斐駒ヶ岳。今日の山頂は晴れたり曇ったり。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

よりみち

今年最後のアルプスで今年最後の雷鳥観察。

今回で4回目の甲斐駒ヶ岳。過去3回の登頂はすべて北沢峠から。
そして相性が悪いのかここで雷鳥には一度も会ったことがありません。
仙丈ヶ岳では頻繁に会えるのですが…

レコを見る限りでは北沢峠より黒戸尾根の方が雷鳥遭遇率は高そう。
と言うことで計画は立てましたが、例の大雨の影響でこの時期に…
日帰りピストンも考えていましたが初めてで、さらに積雪期なので
余裕のある行程で無難に小屋泊にしました。

お目当ての雷鳥ですが1日目には会えませんでしたが
2日目には9羽の群れに会うことができました！
ここ最近は1回の山行で1羽というパターンが続いていたので
久々の複数羽でテンションも上がりました。ただ短時間で飛び立って
しまい一羽ずつゆっくり観察できなかったのは少々残念でした(-_-;)
また朝一で薄暗かったためか撮影も上手くできませんでしたが
雷鳥の姿は心の中にしっかりと焼き付けておきました。