西穂高岳 ようやくたどり着けた積雪期の山頂
- GPS
- 05:20
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 828m
- 下り
- 863m
コースタイム
天候 | 初日: 低い雲が多く、午後の西穂山荘付近はガスの中 日没後は素晴らしい星空 2日目: 朝から快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・濃飛バス バスタ新宿発7:05 平湯温泉着11:30 ・濃飛バス 平湯温泉発11:40 新穂高ロープウェイ着12:25 ・新穂高ロープウェイ 新穂高温泉発13:00 西穂高口着13:25頃 復路: ・新穂高ロープウェイ 西穂高口発11:15 新穂高温泉着11:40頃 ・濃飛バス 新穂高ロープウェイ発11:55 平湯温泉着12:28 ・平湯温泉発14:35 バスタ新宿着19:00 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※積雪状況によりコンディションがガラッと変わりますので、現場で臨機応変な対応が必要です! ・西穂高口〜西穂山荘: 前日までの降雪と往来のおかげで、ほどほどに締まった雪面。慣れていればノーアイゼンでの登下降も可。 ・西穂山荘〜独標: 雪が少なくてハイマツや岩が露出している箇所多し。アイゼン引っかけに注意。 ・独標〜本峰 そこそこ雪がついてコンディションはまずまず。岩が露出している細尾根や斜面トラバースの通過では、アイゼンワークに細心の注意を! 個人的な核心部は以下の箇所。 ・独標から10峰への下り ・10〜9峰の痩せ尾根とスラブ ・4峰〜3峰の下りとトラバース ・本峰直下の雪壁の下り トレースがほぼ残っていて助かりました! |
その他周辺情報 | ド定番のひらゆの森 http://www.hirayunomori.co.jp |
写真
感想
今年2月の山行で諦めた積雪期の西穂本峰。再挑戦の機会を探っていましたが、年末のこのタイミングが比較的条件が良さそうだったので、迷わず決行しました。
28日までにまとまった降雪があり、また好天の28日に日帰り山行で登頂された方々のおかげハッキリしたトレースがあり、29日は迷わずに本峰までたどり着けました!あらためてお礼申し上げます。
西穂から眺める穂高の稜線はいつだって素晴らしいのですが、積雪期の稜線は苦労も多いせいか、感慨深いものがあります。コンディションによっては本峰までたどり着くのは非常に難しくなりますが、また来たいですね!
最後に反省点を…
帰り道、10〜9峰間で対向者を待たせた状態でいそいそと痩せ尾根の岩場によじ登ろうと左足を雪面に踏ん張った瞬間、左足がズボッと抜けてしまい、岩に掛けていた左手と右足で身体を支えました。
抜けた瞬間はスローモションのようにゆっくりと身体が落ちていくのを感じましたが、冷静に残りの手足で体重を支えることができ、大事には至りませんでしたが、命落としてもおかしくないシチュエーションでした。
踏み抜いた場所は、10峰直下の痩せ尾根で、雪庇というよりは岩の周りに雪が吹き溜まったような箇所でした。踏み抜いた足元を見ると、はるか真下の斜面が見えていて、その光景を思い出すたびに背筋が寒くなります。💦
来年はより安全な登山を楽しめるよう、特に下山時の集中力を保てるように、体力的に無理のない山行を心掛けたいと思います。
今年1年も多くのヤマレコユーザーの方々には大変お世話になりました!
皆様のレコを参考に多くの未踏ルートにも行くことができたことを、心からお礼申し上げます。
来年も皆様が無事に山を楽しめることを、心から願っています。
(もう年明けちゃったけど)
山行おつかれさまでした!
西穂リベンジできてよかったですね~。ヒヤリがありつつもさすがの運動神経と沈着冷静な判断でしたね!
昨年は大変お世話になりました!おかげさまで楽しい山行をともにすることができました。
今年もたまにゆるく一緒に登れたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
昨年は八ヶ岳に始まり、何度か山行にお付き合いいただきましてありがとうございました。あと非公式会合も何度かありましたが、どこ行ったか思い出せません(笑)
endooooさんが前に言っていた通り、西穂山頂までの道のりは大変刺激的、というかちょっとのミスも許されない緊張しっぱなしのルートでした。今の自分には、トレースなかったら難しいと感じました。
今回の危機は幸運以外の何物でもないですね。次回以降にこの経験を生かせるよう、また自分自身への戒めとして記載いたしました。
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