[過去ログ] 編笠山〜権現岳


- GPS
- 07:06
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,427m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | [立ち寄り湯] スパティオ小淵沢 延命の湯 820円 |
写真
装備
MYアイテム |
重量:0.95kg
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感想
南八ヶ岳は20年以上前に硫黄岳〜赤岳を周回しただけで、編笠山・権現岳はいまだ未踏のまま。一度は登っておこうと、天気の良さそうな日を狙って観音平から周回することにしました。
まずは編笠山へ。
出だしはササの林床の明るいカラマツ林。傾斜もほとんどなく、気分良くのんびり歩けます。
が、ほどなく鬱蒼とした針葉樹林へ。苔むした岩がゴロゴロし、ちょっと歩きづらくなります。それでも南尾根ということもあって朝早くから木漏れ日が差し、ジメジメした感じはさほどありません。途中に富士山が見える展望所もあったりするので、飽きずに楽しく登れました。
押手川を過ぎるとだんだん傾斜は急になり、南アルプスなど南側の展望が開けてきます。しかし森林限界を超え、いよいよ山頂というところでガスの中に入り、何も見えなくなってしまいました。編笠山山頂からは赤岳などの八ヶ岳中心部の山々が間近に見られるはずなのに、ただただ白いだけです。
それでも休憩している間に南側のガスはとれ、甲府盆地を挟んで富士山や南アルプスが一望に。北アルプスまでは見えませんが、これだけでも十分満足です。
山頂は十分に広く、岩がゴロゴロしているので、それを椅子代わりにゆっくり休憩可能。ここまでならコースタイムもそう長くはないし、技術的に難しいところもない。初心者を連れてくるにはもってこいですね。
編笠山からは登路の反対側の斜面を下り、権現岳とのコルに建つ青年小屋へ。小屋の手前一帯は大きな火山岩がゴロゴロと積み重なり、岩を伝いながら歩く必要があります。
ここから再び登り。のろし場の手前で再びガスの中に突入し、真っ白な中を歩くことになりました。展望の良い稜線歩きのはずなのに、残念なことです。
東ギボシまでは鎖場のある岩稜地帯で、特に岩を削って作られた狭いトラバース道は下の様子が見えず、ちょっと緊張しました。
観音平から4時間弱で権現岳に到着。相変わらず展望はありません。ただ、権現小屋辺りからは時折ガスが薄れ、ちょっとだけ青空が見えることも。これは晴れるかもしれないと、時間をつぶしつつゆっくり昼休憩。その甲斐あって、ほどなくガスは晴れ上がりました。
富士山や南アルプス、奥秩父の山々、さらに下山する頃には北側も晴れはじめ、赤岳や阿弥陀岳なども見えるように。粘り勝ちです。
眺望を楽しんだら、あとは苦手な下山道。尾根コースなのでしばらくは景色が良いのが救いです。
ただ、やはり長い。整備された歩きやすい道なのですが、それでもウンザリします。特に八ヶ岳神社の分岐から観音岳まで戻るトラバース道(八ヶ岳横断歩道)が余分な感じ。木戸口公園辺りから直接観音平へ下れる道があればいいのにと思いつつ、このトラバース道があるからこそ周回できるわけなので、文句は言えません。
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