麦草峠−稲子岳ー天狗岳−唐沢鉱泉


- GPS
- 11:30
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 868m
- 下り
- 1,341m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自家用車(迎え) 国道299号線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ニュウ〜稲子岳〜中山峠ルートについて ニュウから降りたところの分岐が少し分かりずらいですが、踏み跡はしっかりしているので迷うことはないと思います。 赤テープもところどころについてます。 稲子岳への登山道は以下の方のレコを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-125026.html http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-133482.html http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-138963.html |
写真
花のシーズンを過ぎてはいましたが、稲子岳山頂付近は高山植物がきれいに咲いてました。
コウメバチソウだと思います。
感想
蓼科ヴィレッジ内に宿泊して、麦草峠までかみさんに送ってもらいました。
北八ヶ岳の登山口はどこも標高が高いのでのぼりが少なく楽なのですが、特にここはすでに標高が2120mもあり、他の山域に比べればほんとうに楽な登山だと思います。
前回の登山では半袖で紫外線に苦しんだのと、登山は長袖だとの忠告(かみさんより)により長袖を着用していたのですが、それでも車から降りたときは肌寒いほどでした。
天気も、予報によるとここ数日で一番良いとのことで、高山植物・眺望とも期待が持てる一日となりました。
麦草峠の鹿柵を通り抜けると、まもなく北八ヶ岳的な坪庭・コケ・湖・池塘を巡りとなります。朝早いせいかまだ登山客(観光客)も少ない白駒池を半周してニュウへの登りが始まります。最初はだらだらと進み最後にちょっと急な登りとなりますが、労せずして尾根に合流し、そこからしばらく行くと突然視界が開け、ニュウのピークは目の前です。
朝の予感通り、この時期としては青空が広がり、これから登る稲子・天狗を眼前に写真の通り360度の眺望が得られました。この日は午後も大きく雲が上がることなく、本当にいい天気でした。
さて、ニュウをあとに稲子岳から中山峠までのバリエーションルートの歩行とそこに咲く高山植物の鑑賞が今回の山行の目的の一つでした。
このルートに関しては、ヤマレコさんの情報を見せていただき参考になりました。ただ、2段梯子の手間で分岐する場所については分かったのですが、出だしの踏み跡が判然としなかったために、行ったり来たりと少し迷ってしまいました。左に分岐して樹林帯の中を急降下する事が肝要で、降りて南に向くとに正面に小さな谷、左前方の尾根筋に踏み跡をはっきりと見つけることができます。(写真の通り)
ここからは踏み跡はしっかりしていて、ほとんど迷うことなくゆるい登り坂を歩くとザレ場が現れそこが稲子岳頂上となります。頂上からはいったん森林帯に入りますが、再びザレ場に出るとコマクサの植生帯を見ることができます。最盛期は過ぎていましたが、少しだけまだ我慢強く咲いている花があり、来た甲斐がありましたし、他の高山植物もきれいでした。(写真の通り)
稲子岳より急激に下ると再び樹林帯に入り窪地への分岐(表示はなし)を過ぎると崩壊場所が現れ、ここを横断ししばらく進むと中山峠への登山道に出てきます。(写真の通り、緑のロープに道標がぶら下げてある)
ここから中山峠、天狗までは登りの連続ですが、最近の登山に比べれば労せずして到達した感じです。
さて、天狗岳頂上に到着した時も素晴らしい天気でしたが、それ以上に頂上での休憩場所の足元に咲く高山植物は素晴らしかったです。(写真の通り)また、隣のおじさんには名前を教えていただき有難うございました。
ここで1時間以上の大休止をとり、西天狗尾根を経由して唐沢鉱泉へ降りましたが、この時間になっても天気はほとんど崩れませんでした。第2・第1展望台からの眺望を楽しみつつ尾根筋を離れ、唐沢鉱泉に到着。
ここで一風呂浴びてビールを飲み、再び元気を取り戻して八方台・渋辰野館経由、蓼科ビレッジ内国道299号線を目指しました。途中八方台は訪れる人もなく、また眺望は素晴らしく四季折々楽しめる穴場展望台です。
別荘地内を通り299号線に迎えにきたかみさんの車に到着した時は、すでに日も沈む時刻となっていました。
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