箒沢権現山〜畦ヶ丸

2020年01月10日(金) [日帰り]

• GPS: 04:53
• 距離: 9.1km
• 登り: 1,003m
• 下り: 1,005m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:21
• 合計: 4:53

9:38 西丹沢ビジターセンター
11:02 11:12 箒沢権現山
11:50 11:50 畦ヶ丸南東尾根・鬼石沢左岸尾根分岐
12:32 12:39 畦ヶ丸
13:09 13:13 善六ノタワ
14:31 西丹沢ビジターセンター

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：→→小田急小田原線・新松田駅／富士急湘南バス・新松田駅BT→西丹沢ビジターセンターBS
帰り：富士急湘南バス・西丹沢ビジターセンターBS→谷峨駅BS／JR御殿場線・谷峨駅→松田駅／小田急小田原線・新松田駅→→

コース状況／危険箇所等

西沢〜箒杉権現山〜畦ヶ丸間は整備された一般の登山道とは異なり、全体的に踏み跡不明瞭で、道標は有りません。露岩や急斜面、激しい段差の所に階段や木梯子は無く、ロープや鎖も張られていません。
畦ヶ丸〜西沢は整備された一般の登山道で、普通に注意して歩けば特に問題無し。
尾根への取り付き：支尾根への取り付きための最初の作業道のトラバースを見つけさえすれば先は分かり易いですが、それがやや発見し辛いかも知れません。
支尾根→主尾根→箒杉権現山山頂：尾根を歩き続ければ特に迷う支尾根は有りません（今回のような登り進路の場合）。ミスコースを誘うような紛らわしいトラバースの踏み跡は有りません。急斜面の区間長めかつ多め。
箒杉権現山山頂→畦ヶ丸南東尾根・鬼石沢左岸尾根分岐：全体的に下りで、痩せ尾根や急斜面多め。紛らしい支尾根が幾つか有ります（今回のような下り進路の場合）。木々に付いている赤色のテープやペイントは畦ヶ丸方面を示しており、信頼できます。
畦ヶ丸南東尾根・鬼石沢左岸尾根分岐→畦ヶ丸山頂：全体的に登り。畦ヶ丸南東尾根と鬼石沢左岸尾根との分岐は明瞭。途中、急斜面の手前でミスコースを誘うようなトラバースの薄い踏み跡が一箇所有ります（今回のような登り進路の場合）。
畦ヶ丸山頂→善六ノタワ：普通の一般的な登山道。特に問題無し。
善六ノタワ→西沢：木橋は復旧済み。木橋が無い渡渉箇所は有りますが、飛び石で可。

↓詳細はブログにて。
http://katze-tasteful-life.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-906095.html

写真

1/10 9:36

西丹沢ビジターセンターからスタート。
同じバスから他に二人のハイカーさん、そして駐車も結構な台数なので、山に入っている人も多いか・・・。

1/10 9:43

水色の橋を渡ったところで、畦ヶ丸方面への西沢ルートに向わず、左手の林の奥へ入ります。踏み跡は無く、分かり難いですが・・・（少しウロウロしました）。

1/10 9:48

中川川沿いの斜面をトレースする作業道が見つかりました。
ここを少し進むと・・・。

1/10 9:51

右手の急斜面をジグザグに登っていく作業道が続いています。
ここを登っていきます。

1/10 10:03

すると支尾根に上がりました。
一般の整備された登山道を歩くことが殆どなので、こういう所を進んでいくのはなかなかドキドキものです。

1/10 10:21

支尾根から権現山東斜面の主尾根に入りました。
尾根は幅広くなりましたが急斜面区間が多いです。

1/10 10:25

結構しんどい。

1/10 10:33

所々、右手の北の方角に大室山や加入道山周辺の山並みが見えます。

1/10 10:35

権現山山頂の北北東から緩く右カーブするように東に回り込んで尾根筋を登っていきます。

1/10 10:37

こういう良い感じのコルのような場所も所々有ります。

1/10 10:39

967m地点を通過。露岩が多くなってきました。
ここは左から回り込みます。

1/10 10:49

山頂手前の最後の急斜面区間を、頑張って突破。

1/10 10:55

権現山山頂まであと200m弱、フラットに近い所に出ました。

1/10 10:55

左手の南の方角が開けています。
良い眺めです。
丹沢湖が良く見えます。

1/10 10:55

足柄・箱根方面の山々が正面に見えます。

1/10 10:56

少し左寄りに石棚・同角山稜周辺や檜岳山稜が見え、その向こうに相模湾が見えます。
真鶴半島も顔が出ています。

1/10 10:57

逆に右寄りに屏風岩山からもう一つの権現山である世附権現山に続く稜線が見えます。
これまで向こうからこちら箒沢権現山を見ているだけで、いつか登りたいと思っていましたが、ようやくその日が来たって感じです。

1/10 11:02

そして少し進むと箒沢権現山山頂に到着。
山頂であることを示す標柱やプレートは見当たりませんが、土管と金属板で作った腰掛が何基か有ります。

1/10 11:09

その腰掛に座って南の方角の展望を見ながら、暫し補給食＆休憩タイム。
先程の展望とほぼ同じ展望が山頂でも見られます。

1/10 11:18

では先へ・・・。畦ヶ丸南東尾根・畦ヶ丸山頂を目指します。

1/10 11:24

痩せ尾根，急斜面の下り，紛らわしい支尾根・・。なかなか油断ならない尾根筋です。

1/10 11:33

こういう尾根筋はお気楽で気分良しですが・・・。

1/10 11:34

こういう尾根が度々。

1/10 11:37

まぁ、普通に気を付ければ大丈夫です。

1/10 11:40

富士山が木々の間から時々顔を覗かせていましたが、山頂付近は雲隠れで残念。

1/10 11:46

こういう両サイドが崩落気味の痩せ尾根は相変わらずしばしば。

1/10 11:47

でも慣れてくると楽しいです。

1/10 12:02

畦ヶ丸南東尾根・鬼石沢左岸尾根分岐を過ぎて畦ヶ丸南東尾根に入ると、広い尾根筋が多くなってきました。
そして全体的に急斜面の登り区間が増えてきました。

1/10 12:07

でも相変わらず痩せ気味の尾根区間は断続的に続きます。

1/10 12:15

急斜面の登りも疲れます。

1/10 12:25

この時点で、後半に予定している善六山を止めて西沢沿いで下山しようと思い始めてきました。分かり易い一般的な登山道へ逃げたい・・・ということで。

1/10 12:28

畦ヶ丸山頂手前のラストの急斜面。
ジグザグに登っていきます。

1/10 12:32

そして畦ヶ丸山頂に到着。
ここに来たのは2回目。
先客はいません。

1/10 12:32

別ルートから2回目の畦ヶ丸、登頂成功のイェ〜〜イwww

1/10 12:33

2度目の三角点ゲットのイェ〜〜イwww

1/10 12:36

では、次の中間点の善六ノタワへ・・・。

1/10 12:46

前半戦と異なり、整備された登山道を下っていきます。

1/10 12:58

一度歩いたことが有るルートなので（逆方向ですが・・・）、断然お気楽。

1/10 13:05

もうこういう道を歩いちゃうと、当初の計画であった善六山からVRで西沢出合へ下るプランを破棄し、西沢経由で下山する気になります。

1/10 13:08

そして・・・、進みながらそうしようと決意。
もう緊張感と体力を要するVRに進む気力が失せてしまいました。

1/10 13:13

善六ノタワを通過。
この先に善六山へ向かう尾根筋が有りますが、スルー。

1/10 13:24

西沢へ下ります。

1/10 13:32

こんな場所、有ったか・・・？
前回のことを忘れています。逆方向でしたし・・・。

1/10 13:39

どんどん下っていくと・・・。

1/10 13:50

西沢に出ました。
ガレ場を下っていきます。

1/10 13:56

昨年の台風19号で流された木橋はどれも修復されています。
前方にこの日初めて山中で会ったハイカーさん。

1/10 13:59

流された木橋は放棄。
新たに木橋が設置されている所も・・・。
ありがたいです。
尚、本棚と下棚の二つの滝見物は今回スルーしました。

1/10 14:19

木橋が無くて渡渉する所も有りますが、飛び石できます。
写真の所は倒木だらけの場所の渡渉で、倒木がちょっとした手摺代わりになります。

1/10 14:31

ひたすら進んで・・・、西丹沢ビジターセンターに無事に戻ってきました。ここでゴールです。
すでにバスが来ており、出発10分前でした（ラッキー）。

撮影機器：

PowerShot S90 CANON

感想

Katze

2020年の山行初めは、未踏だった箒沢権現山と畦ヶ丸南東尾根を歩くことにしました。ルートは他のヤマレコ・ユーザーのからの山行記録を参考にさせて頂きました。
箒杉権現山界隈は普段私が使っているような一般的な登山道と違い、なかなかワイルドかつスリリングでした。急斜面区間が多く、登りでも下りでも結構疲れました。でも、終えてみればちょっと冒険ぽかった点を含めてとても楽しかったです。
それから当初、善六ノタワからは善六山へ向かってVRで西沢出合へ下りることを計画していましたが、畦ヶ丸山頂までで結構疲れたことと、畦ヶ丸山頂以降の穏やかな一般登山道に気持ちと体が慣らされてしまい、善六ノタワから再びVRへ突入する気になれず、西沢経由で下ってしまいました。でも、昨年の台風19号による被害からの西沢の復旧具合を確認できましたし、西沢経由は何年か前に畦ヶ丸への登りで1回使ったことが有っただけでしたので、結構新鮮に感じることが出来て良かったです。
総じて距離の割に充実した山行になりました。山行初めとして良かったです。

↓詳細はブログにて。
http://katze-tasteful-life.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-906095.html