薬師岳・北薬師岳 （自転車利用で日帰り）
富山県
sanchan346
- GPS
- 10:19
- 距離
- 62.6km
- 登り
- 4,529m
- 下り
- 4,527m
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標高グラフを拡大コースタイム
0:00 亀谷料金所ゲート
1:39 折立
【歩行】
2:03 折立
2:46 三角点
3:49 太郎平小屋
4:39 薬師岳山荘
5:04 薬師岳 5:12
5:44 北薬師岳 6:11（食事休憩）
6:50 薬師岳
7:15 薬師岳山荘
8:02 太郎平小屋
9:23 折立
【自転車】
9:39 折立
10:19 亀谷料金所ゲート
| 天候 | 快晴！！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自転車
今回は亀谷ゲート手前右にある駐車場にマイカーを止め、自転車にて折立までアプローチした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
折立−薬師岳の間は危険な箇所はありません。 石畳の登山道の浮石に注意することくらいでしょうか。 薬師岳から北薬師岳の間は岩稜帯の縦走歩きとなりますが、晴れていれば問題ありませんが、ガスに包まれているときはマーキングと踏み後が分かりにくい場合もあるような気がしました。 |
写真
クマさん現れないでね(⌒-⌒; )
クマさんは出てこなかったけど、カモシカさんには3回遭遇！
写真には写せませんが、星空がすばらしく、上を向いていて何度かつまづきました(⌒-⌒; )
しばらく一人占めで大休止し、朝ご飯&撮影。
薬師岳に戻って来ました。御来光も終わり、人も少なくなってきてると思っていたのですが、ちょうど韓国人の団体が登ってきていて、騒々しくなっていたので、思わずスルー（笑）
御来光も終わり、人も少なくなってきてると思っていたのですが、ちょうど韓国人の団体が登ってきていて、騒々しくなっていたので、思わずスルー（笑）
折立到着！自転車をトイレ裏の藪に隠して置いたのですが、出しいると、管理人のおじさんに注意されました((+_+))
おじさんにお詫びをして、次回は駐車場のどこかの藪にでも置きたいと思います。
自転車をトイレ裏の藪に隠して置いたのですが、出しいると、管理人のおじさんに注意されました((+_+))
おじさんにお詫びをして、次回は駐車場のどこかの藪にでも置きたいと思います。
有峰湖展望台自転車での下山は、自分のアルミフレームのクロスバイクではブレるしブレーキも甘いし、危なくてあまり飛ばせないので、慎重に下りました。
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自転車での下山は、自分のアルミフレームのクロスバイクではブレるしブレーキも甘いし、危なくてあまり飛ばせないので、慎重に下りました。
感想
【今回の登山動機】
薬師岳登山口のある折立へのアプローチに自転車を利用するといったレコは,他にNishidenさんのレコ等もあり、一度挑戦したいと思っていたところ、この週末に同じ会社の先輩を中心とした山歩きグループのメンバーで1泊2日（薬師岳山荘泊）で薬師岳を計画されていたので、それに乗りかかる形で自分は土曜の休みが取れないため日帰りで参加することにしました。
【行動まとめ】
26日の日曜日の前日の土曜日の勤務後夕方帰宅後準備を整え、家族との夕飯と入浴を終え、19時半頃自宅を自家用車で出発。
有峰林道入口3キロくらい手前の「あるぺん村」にあるコンビニにて、林道ゲート前で仮眠のため寝酒にするため、缶ビール（500ml）とおつまみを購入後、有峰林道小見線の亀谷ゲートに向かう。
21時頃駐車場到着。ゲート手前の駐車場は最大10台くらいは停められるスペースがある。到着時2台停まっていたが、誰も乗っている様子はない。早速ビールを開け、仮眠をしようとするが、車内に蚊が紛れ込んだようで、気になって眠れず。
結局一睡もできないまま日付が変わった26日0:00に行動開始。
ゲート脇にある人間しか通れないスペースを利用し、暗闇の林道へ。
ゲートを出てすぐのトンネルは照明があったが、その他の多くのトンネルは暗闇のトンネルとなる。（日中でも照明なしのため、照明は日中も必須）照明は自転車のライトとヘッドライトのWライト。
途中、クマさん出現の心配をしたが、代わりにカモシカに3度遭遇。幸いこちらに気づくと逃げて行ったが、こっちもビックリ。
ペダルを漕ぐペース的には後半の登山のため抑えめで漕ぐが、6万円のクロスバイクではさすがにきつかった。（カーボンロード欲しい((+_+))）
折立手前のトンネルを抜けると、路上駐車もあり駐車場は大盛況の様子。静まり帰っている駐車場を通り無人の折立連絡所に到着。トイレの前の自販機の明かりを利用して登山準備をして、自転車をトイレ裏の藪に隠す。（下山後、管理人に注意されたので、駐車場の脇の藪をおすすめします。）
2時頃、いざ登山開始。暗闇の中、ヘッドライトを頼りに序盤の急登を歩く。登山道は幅広でゆったりしていて歩きやすい。やがて三角点に到着。空を見上げると満点の星。久々に見る綺麗な夜空についつい足元に注意が散漫になりました（笑）。
三角点付近からは石を敷き詰めた登山道（ちょっと荒れ気味ですが）となり、太郎平小屋まで延々と続きます。視界がないため、延々と続く石の道に辟易としていたころ、ようやく太郎平小屋に到着。（ここまで誰にも会わず）宿泊客が満点の夜空の観賞をしていました。
薬師平キャンプ場にはテントは20張程度。多くは明かりがともっており、支度をされていました。薬師平からは登頂を目指す多くの登山者にお会いして先に行かせていただきましたが、空が白み始めた薬師岳山荘から先は小屋泊まりの人たちで登山道は賑わっておりました。御来光に間に合いそうなことがわかり、足にも力が入ります。
5時頃薬師山頂到着。折立から3時間で御来光前に登頂できました。
山頂では、薬師岳山荘に泊まっておられた会社の先輩Hさんらにお会いすることができ、そこで御来光を待とうかと思いましたが、あまりに人が多くて山頂標も順番待ちの人だらけだし、先の北薬師に進むことに予定変更。Hさんに報告し、下山中に合流するとして縦走開始。
北薬師へは歩いていいる人は薬師本峰を下りはじめたときに女性2人にお会いしたが、あとは皆無で静かな縦走となる。これまでの登山道とは一変して多少険しい岩稜歩きとなり、注意して進みます。北薬師との中間地点でちょうど御来光となり、記念撮影を楽しむ。
北薬師ピーク到着時、一人ピークを独占。大休止し、食事と撮影を楽しむ。眼の前の赤牛岳を始め、14日に悪天候の中歩いた水晶岳を始めとする黒部源流の峰々、北に眼を移すと剱〜立山、五竜・鹿島槍が見え、南には槍穂の名峰など、大パノラマです。ついつい長居してしまいました。
休憩を終え、来た道を戻ります。薬師岳本峰方面は特別天然記念物となっている薬師カール群のひとつ金作谷カールの美しさに見とれてしまい、ついつい立ち止まってシャッターを切ってしまいます。天然記念物になるだけのことはあると思います。
薬師ピークに戻ると、人はまだらだったのですが、山頂標の撮影をしようと思っていたところ、韓国人の団体に占拠され始めていて撮らせてもらえず、スルーしてしまいました。
あとは下山あるのみ。明るくなった登山道を歩き、花と眺望を楽しみながら歩きました。会社の先輩にはどこかで追いつく予定だったのですが、結局お会いすることが出来ず残念ではありました。
太郎平小屋から下りはじめると、折立を朝立ちした多くの方とすれ違いました。さすが人気の山だけあって、週末は大勢で賑わっています。
折立には薬師岳山頂から2時間半くらいで到着。
自販機でコーラを買おうと思っていましたが、なんと売り切れ！
コーラを我慢し、クロスバイクでダウンヒル開始。
帰りは下りの急坂をブレーキで速度を制御しながら進みますが、自分の自転車ではフレームの振動がひどい上、ブレーキも弱いので、安全なスピードで下りました。特に時折工事中で砂利道になっているところは細心の注意を払ってゆっくり通過。
無事出発点の亀谷ゲートに到着。自転車を積み込み、会社の先輩らはすでに折立も出ていて、ひょっとしたら予定していた亀谷温泉白樺ハイツで温泉を楽しんでいるかと思い寄って見ましたが、居られなかったため、温泉を我慢し一人帰宅の途へ。
帰りの高速では眠気も襲ってきましたが、堪えて11時半頃、無事帰宅。
折立で売り切れのため飲めなかったコーラでしたが、自宅で昼食時のビール×2本となったのでした・・・（笑）。
【追記】
現在（翌27日午後）は思ったほど疲れもなく、筋肉痛も皆無です。
久々の最高の天気での会心の山行となり、アドレナリン出て疲れもたまらなかったのかもしれないです・・・。
下山時に会社の先輩パーティーに会えなかったことについては、翌27日に先輩に話を聞くと、自分が薬師岳山荘に寄ったときにまだ居られたのに、小屋の受付が間違えて出発したと案内したとのことでした・・・小屋番しっかりしてください(>_<)
下りはまったりおしゃべりをしながら歩くつもりが、いつもの単独ペースとなってしまい、天気もいいのに、なんかもったいない気がしました(・_・;)
↓北薬師岳ピークからの360°パノラマ動画です(⌒-⌒; )
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さらに北薬師までいかれるとは！
本当にすごいです。
他にも、魅力的な山行されてますね〜
私も、色々やりましたが最近は気力が
湧いてきません・・・・
自転車ですが、連絡所のゲートは簡単に
乗り越えられるのでしょうか？
raichouさん、コメントありがとうございます。
raichouさんのレコはよくコソ見させて頂いておりまして、すごい人だなぁと参考にさせて頂いております。
自分はあまり山に足を向けられる時間が取れず、まだまだ未踏のお山ばかりですが、機会を見つけていろいろ楽しんでみたいと思います。
有峰林道の小見線の亀谷ゲートは閉鎖時間は自転車を持ち上げなくても、ゲート脇を通過できます。
ご参考になれば、幸いです
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