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Yamareco

記録ID: 2197422
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

修行滑走・金山岩

2020年01月26日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:46
距離
10.3km
登り
936m
下り
1,402m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:57
休憩
0:18
合計
8:15
距離 10.3km 登り 936m 下り 1,414m
9:19
13
平湯温泉スキー場リフトトップ
12:58
13:05
250
17:15
17:26
8
スキー場合流点
17:34
平湯温泉スキー場レストハウス
GPSログは最初の30分くらい正確ではありません
天候 曇りのち晴のち曇
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
モナカ・デブリ・沢割れ・藪・倒木とまんべんなく修行可
快適なのは山頂だけ
ガスガスのゲレンデトップ
2020年01月26日 09:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/26 9:19
ガスガスのゲレンデトップ
登山道に入る
2020年01月26日 09:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/26 9:30
登山道に入る
雪少ない
2020年01月26日 09:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/26 9:59
雪少ない
痩せ尾根で晴れてきた
2020年01月26日 10:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/26 10:21
痩せ尾根で晴れてきた
山頂が姿を現す
2020年01月26日 10:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
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山頂が姿を現す
藪をかき分け登るhale
2020年01月26日 11:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/26 11:18
藪をかき分け登るhale
標高上げても藪
2020年01月26日 11:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
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標高上げても藪
テラスで板デポ
2020年01月26日 12:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
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テラスで板デポ
最後はアイゼンで
2020年01月26日 12:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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最後はアイゼンで
着いたぜ
2020年01月26日 13:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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着いたぜ
1年前に行った十石山
よく見ると避難小屋が見える
2020年01月26日 13:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
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1年前に行った十石山
よく見ると避難小屋が見える
やりほ
2020年01月26日 13:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
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やりほ
乗鞍と四ッ岳
2020年01月26日 13:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
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乗鞍と四ッ岳
さあ降りよう
haleはバックステップで
2020年01月26日 13:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
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さあ降りよう
haleはバックステップで
さて滑走
2020年01月26日 13:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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さて滑走
バリモナカの藪を滑る
2020年01月26日 13:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
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バリモナカの藪を滑る
少し降りると滑りやすくなった(が、実は隣の沢に入ってしまっていた)
2020年01月26日 13:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/26 13:51
少し降りると滑りやすくなった(が、実は隣の沢に入ってしまっていた)
本来のルートに入るとトレースがあった
2020年01月26日 14:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/26 14:46
本来のルートに入るとトレースがあった
デブリと沢割れを越えて凸凹の台地へ
2020年01月26日 16:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/26 16:06
デブリと沢割れを越えて凸凹の台地へ
なんとかクリアして国道へ
2020年01月26日 16:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/26 16:43
なんとかクリアして国道へ
林道を登り返し
2020年01月26日 17:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/26 17:02
林道を登り返し
デブリは出ているが通行に支障はない
2020年01月26日 17:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/26 17:03
デブリは出ているが通行に支障はない
なんとか明るいうちにゲレンデに着いた
2020年01月26日 17:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/26 17:15
なんとか明るいうちにゲレンデに着いた
疲れきったhale
2020年01月26日 17:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
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疲れきったhale
ヘッデンで無人のゲレンデを滑って駐車場へ帰還
2020年01月26日 17:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
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ヘッデンで無人のゲレンデを滑って駐車場へ帰還
撮影機器:

感想

諸般の事情でhaleと行くことが急に決まった金山岩。

平湯温泉スキー場からガラガラの第2リフトに乗り、ガスの中でシール登高の準備をしていると、リフトの係員氏が近づいてきて「山に登るの?」と聞いてくる。いやそうなんですが、リフトは動いてるのに持場離れてもいいんですか、、係員氏に見送られてスタート。

雪は悪くなさそうだが積雪は少なく藪が濃い。どこの山でも同じだから仕方ない。アップダウンも何度かある。
先行者のトレースがあり有難く使わせてもらいつつ登って行くと、上部から2名滑ってきた。トレースの主であろう。この薮の中を滑ってくるとは撤退? と思ってお礼を言いつつ聞いてみたが山頂まで登ってきたという。haleのスプリットボードを見て驚いていた。haleもこの平湯尾根(金山尾根)は滑りたくない、滑れる自信はないとボヤいている。

標高を上げるとガスが取れ出してきた。やる気アップしまくりだ。ただ気温は高く、雪がモナカになってきた。確かにこれは大変そうだ。山頂が見えてきて、直下はガリガリだったので少しだけクトーを使った。haleは気合でクトー無しで山頂直下のテラスまで登り上げた。

テラスで板をデポしてアイゼンで山頂へ。岩場はひどくクラストしていて踏み抜き地獄だが先行者の足跡があって助かる。ガスは一部残っていたがほぼ360度見渡せた。ここまで晴れるとは思わなかった。しかも全く寒くない。春の陽気だ。
テラスまで戻って滑走準備。気温が高いのでワサビ谷は沢割れしていそうだ。haleに大丈夫かと聞くと、尾根を滑って戻るよりはいいとのこと。ならば行こう。

ワサビ谷はトップからバリバリのモナカで大変。薮をかきわけて目的の沢へ入る。つもりだったが間違えて一つ左の沢に行ってしまった。沢地形に入ったとき、うっかりしてGPSの確認をサボっていた。
ここは狭い上に予想どおり標高が下がると沢割れしてくる。危険なので尾根を越えて目的の沢へ移ることにした。尾根まで20mほど這い上がったがこれが大変だった。ツボでは登れず、シールを貼り直した。スプリットボードの貼り直しはつらい。ルートミスしてhaleに悪いことをした。

尾根に上がると新しいスキーのトレースがあった。沢割れしたワサビ谷を登ってくる人がいるとは思わなかった。目的の沢に入るとガチガチの大デブリが出てきた。何とかデブリをかわすと滑走のトレースがあった。あちこちで沢割れした狭い谷でデブリを上手く避けている。

何とか追っていくうちに谷は広くなり斜度も緩くなるが、スノーボードのhaleは次々に出てくる小さいポコや倒木を越えられない。例年並みの積雪なら全く問題ないのだが…何度も引っ張ったり、ツボで歩いてもらったりして何とか国道まで出ることができた。最後に側溝に落ちるというオチまでついた。
国道はさすがに問題なく滑り、林道分岐に出る。林道を登ればスキー場、そのまま国道を下れば平湯の温泉街に出る。どっちがいいかhaleに聞くと下山後に歩くのはイヤということで登り返し決定。

この林道は急斜面をトラバースするように作られている。雪が多いと片斜面になってヤバくなるのだが、今年は大丈夫だ。デブリはあったが越えるのに支障はない。日没が近いので全力で登って、暗くなる前のギリギリの時間にゲレンデに合流。
無人のゲレンデを滑っていくと、1日の営業を終了して止まったリフトと、圧雪車のライトが見えてきた。圧雪作業の邪魔にならぬようゲレンデの隅を滑って、暗くなりつつある駐車場へ到着。もう誰もいない。厳しかった1日の疲れを癒すべく、ひらゆの森へ直行した。

今回も連れてってもらった
山滑走2年目の自分だけど様々な修羅場を超えてきたであろうOECさんがいれば心配ないついていく

金山尾根を登り、藪が顔を出すこの尾根をボードで(しかも下手)楽しく滑れる気がしない
そもそも滑ることができるのか…
これを精一杯伝えた

ワサビ谷へおりる
経験のないほどガチガチのモナカとあずき
予告通りの沢割れ
疲れるけど問題なし、僕にとってはこれも貴重な体験だった

国道も近くなってくると緩い斜面になってきた
ちっさいこぶが超えられない
ボード泣かせだ
つぼじゃ太腿まで埋まって出れないし立てない
なんだこれ地獄谷だ

全く動けない自分にゆっくりでいいと何度も言ってくれるOECさん優しい
地獄に仏様がいた

国道まででれたら楽勝だった
登り返す体力も残っていたし林道もデブリで埋まってない
デブリで埋まっていたら僕には歩けない斜面になっていたに違いない
さっきまで地獄にいた僕にとって暗くなったゲレンデも問題なかった

数年後は山スキーに路線変更だと思うことが何度かあったけど
来シーズンにも始めようと思った山行でした
ほんとにスキー始める

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