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Yamareco

記録ID: 219778
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山(剣ヶ峯)須走口

2012年07月22日(日) 〜 2012年07月23日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.1km
登り
1,843m
下り
1,843m

コースタイム

7/22 10:55須走口五合目-12:30六合目13:00-13:45本六合目-16:30本七合目見晴館
7/23 6:00本七合目見晴館-6:25八合目-6:50本八合目-7:20八合五勺-7:50九合目
 -8:30吉田・須走口山頂9:00-9:40浅間大社奥宮-10:00剣ヶ峰10:30-11:00吉田・須走口山頂11:35
 -12:00本八合目-12:10八合目-12:30本七合目-13:00七合目-13:45砂払五合目-14:30五合目
天候 7月22日 霧〜小雨〜雨
7月23日 快晴〜霧
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
須走口山麓駐車場よりシャトルバスを利用し五合目まで。
マイカー規制情報:http://www.fujiyama-navi.jp/fujitozan/html/access/shuttle_bus.html#fuji_azamiline
コース状況/
危険箇所等
数年前よりマイカー規制が須走口にも実施される様になり、トップシーズンはマイカーで五合目まで進入する事ができなくなった。(詳細はアクセス欄の詳細リンク先参照)
そのためシャトルバスを利用する事になるが、注意点をひとつ。
規制明けの日は、12:00でシャトルバスが終わるため、下山が午後となる場合、シャトルバス往復券の復路の分が無駄になってしまう。今回気付かずに午後の下山となってしまったが、シャトルバスを運行している会社の路線バスに、シャトルバスの復路分で載せてもらい、駐車場近くで降ろしてもらうことで事なきを得た。ただ、同様に駐車場で降りる人が沢山おり、想定内の事の様だが・・・気をつけよう。

初日はあいにくの雨だったが、足下は火山岩のおかげで、水はけもよく泥もないため、歩きにくかったり、危険な箇所はない。ただし、コース全体を通して、見て判る通り斜面を遮るものがなく、落石の危険は常に感じる。小石が転がっているのを数回目撃したが、当たれば怪我をするため、用心に越した事は無い。また自分が加害者にならないため、当然だがコース外には踏み入らない、登山道はなるべく山側を歩く、などの注意が必要。(今回一度、コース外で休憩をしていて、小石を落石させていた一行を注意した)

富士山全般では、若い人の割合が、数年前に比べて格段に上がっている。恐らく中高年の登山ブームは数年前から起こり、富士山に登る中高年は既に一巡した(そして富士山を2度登る人は少ない)こと。そして近年の山ガール、山ボーイブームに伴う若年層の富士山挑戦の増加があるのではなかろうか。
数年後はどちらの客層も落ち着き、混雑は緩和するのだろうか?それとも第3のブームが起こるのだろうか?

下山後は御殿場リゾート富士の郷 御胎内温泉で入浴&食事で疲れを癒し、帰路に就いた。
http://www.otainai-onsen.gr.jp
須走IC近くの駐車場に車を停めて出発!
須走IC近くの駐車場に車を停めて出発!
シャトルバスで須走口五合目、2000m地点に到着
シャトルバスで須走口五合目、2000m地点に到着
小一時間の後、いざスタート!
2012年07月22日 10:52撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/22 10:52
小一時間の後、いざスタート!
6合目までは森林帯を抜ける
6合目までは森林帯を抜ける
鯉のぼりが目印の6合目、2420m地点に到着
鯉のぼりが目印の6合目、2420m地点に到着
雨で元気がなさそうな鯉のぼり
2012年07月22日 12:27撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/22 12:27
雨で元気がなさそうな鯉のぼり
長田山荘前、悪天候だけどこの賑わい
長田山荘前、悪天候だけどこの賑わい
本六合目が見えて来た
本六合目が見えて来た
本六合目、2620m地点に到着
瀬戸館前で休憩 お店のおじさんの低音の歌声が響き渡るw
この辺りから小雨〜本降りの雨に
本六合目、2620m地点に到着
瀬戸館前で休憩 お店のおじさんの低音の歌声が響き渡るw
この辺りから小雨〜本降りの雨に
本七合目、3250m地点に到着
本日宿泊する見晴館に入る
七合目及び本七合目の外観写真がないのは、雨がひどかったから^^;
本七合目、3250m地点に到着
本日宿泊する見晴館に入る
七合目及び本七合目の外観写真がないのは、雨がひどかったから^^;
小屋の中はこんな感じ
小屋の中はこんな感じ
下駄箱のある廊下を通り抜けると寝室へ
2012年07月22日 17:05撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/22 17:05
下駄箱のある廊下を通り抜けると寝室へ
寝室は両側2段の構造
布団一つに二人で寝る・・・狭い!
寝室は両側2段の構造
布団一つに二人で寝る・・・狭い!
立て替えてから数年程度なのか、綺麗な室内
2012年07月22日 16:54撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/22 16:54
立て替えてから数年程度なのか、綺麗な室内
晩ご飯はカレーライスと塩もみ野菜
量はやや少なめなので、物足りない人がいるかも
晩ご飯はカレーライスと塩もみ野菜
量はやや少なめなので、物足りない人がいるかも
翌朝の夜明け前、すっかり晴れてくれた!
翌朝の夜明け前、すっかり晴れてくれた!
この時間に登ってくる登山者もいる
この時間に登ってくる登山者もいる
山頂方面を見る
山小屋や登山者の列が眩しい
山小屋や登山者の列が眩しい
夜が明けて来た!
夜が明けて来た!
ご来光を待つ人々
ご来光を待つ人々
日の出までもう少し
日の出までもう少し
人もかなり増えて来た
2012年07月23日 04:48撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 4:48
人もかなり増えて来た
下界は雲海に覆われている
下界は雲海に覆われている
ついにご来光!美しい!
ついにご来光!美しい!
雲の切れ間から、樹海と、七合目の大陽館が見える
雲の切れ間から、樹海と、七合目の大陽館が見える
朝食後、頂上へ向けて出発!
この先の山小屋が一望できる
朝食後、頂上へ向けて出発!
この先の山小屋が一望できる
八合目、3350m地点に到着
吉田口との分岐点
八合目、3350m地点に到着
吉田口との分岐点
頂上が少し近づいてきた
頂上が少し近づいてきた
八合目の下江戸屋
八合目の下江戸屋
小屋が空に突き出しているよう
小屋が空に突き出しているよう
下りは頂上でご来光を見た登山者の行列!
2012年07月23日 06:31撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 6:31
下りは頂上でご来光を見た登山者の行列!
本八合目、3400m地点に到着
2012年07月23日 06:47撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 6:47
本八合目、3400m地点に到着
登り下りの人でごった返す
登り下りの人でごった返す
頂上が更に近づく
頂上が更に近づく
本八合目の鳥居をくぐる
本八合目の鳥居をくぐる
本八合目の富士山ホテル
すごい所に建っている!
本八合目の富士山ホテル
すごい所に建っている!
なにやら雲が迫って来た
なにやら雲が迫って来た
遠くには雲海から山脈が顔をのぞかせる
方角的に八ヶ岳かな?
遠くには雲海から山脈が顔をのぞかせる
方角的に八ヶ岳かな?
つづら折りの登山道が続く
2012年07月23日 07:14撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 7:14
つづら折りの登山道が続く
この辺りから残雪もちらほら
この辺りから残雪もちらほら
植物はほとんど生えていない不毛の地
植物はほとんど生えていない不毛の地
下山道は残雪の中
下山道は残雪の中
重機が停められていた
ここまで来れるんだなぁと、感心
重機が停められていた
ここまで来れるんだなぁと、感心
「がんばろう日本」を背中に掲げて登る人
富士山は元来信仰の対象で、頂上を含む一部は浅間大社の境内だと言う事を思い出す
2012年07月23日 07:33撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 7:33
「がんばろう日本」を背中に掲げて登る人
富士山は元来信仰の対象で、頂上を含む一部は浅間大社の境内だと言う事を思い出す
先ほど見えた雲がぶつかってきてガスってきた
先ほど見えた雲がぶつかってきてガスってきた
九合目の鳥居
もう奥には山頂の鳥居や山小屋が見える!
九合目の鳥居
もう奥には山頂の鳥居や山小屋が見える!
見下ろすとかなり険しい登りだったことが窺える
見下ろすとかなり険しい登りだったことが窺える
いよいよ頂上!鳥居をくぐれば山頂!
2012年07月23日 08:33撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 8:33
いよいよ頂上!鳥居をくぐれば山頂!
鳥居にはコインがぎっしり!
数年前は鳥居がもっと古かったせいか、これの10倍くらいのコインが刺さってて、気持ち悪かったw
2012年07月23日 08:34撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 8:34
鳥居にはコインがぎっしり!
数年前は鳥居がもっと古かったせいか、これの10倍くらいのコインが刺さってて、気持ち悪かったw
山頂でしばし休憩
山頂でしばし休憩
日本一高い(標高も値段も!)自販機
日本一高い(標高も値段も!)自販機
火口は荒々しいく口を開けている
火口は荒々しいく口を開けている
反対側に見えるのが剣ヶ峰
今回の最終目的地!
2012年07月23日 09:04撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 9:04
反対側に見えるのが剣ヶ峰
今回の最終目的地!
少し登った所から、吉田・須走口山頂を眺める
低く石が載せられた屋根を見ると、いかに厳しい環境なのかが想像できる
少し登った所から、吉田・須走口山頂を眺める
低く石が載せられた屋根を見ると、いかに厳しい環境なのかが想像できる
青い空と赤茶けた火山岩に白い残雪が素晴らしい表情を見せる
青い空と赤茶けた火山岩に白い残雪が素晴らしい表情を見せる
まさに溶岩といった岩が、頂上には点在している
まさに溶岩といった岩が、頂上には点在している
須走口方面を振り返る
やや雲が出て来た
須走口方面を振り返る
やや雲が出て来た
二つの小屋?施設?と剣ヶ峰
二つの小屋?施設?と剣ヶ峰
富士無線中継所記念碑と元逓信技師 栗山國雄君殉職碑
富士無線中継所記念碑と元逓信技師 栗山國雄君殉職碑
見えて来たのは浅間大社奥宮と富士山頂郵便局
見えて来たのは浅間大社奥宮と富士山頂郵便局
吉田・須走口の山頂小屋がだいぶ遠くに見える
吉田・須走口の山頂小屋がだいぶ遠くに見える
御殿場口登山道の山頂鳥居
御殿場口登山道の山頂鳥居
浅間大社の鳥居
奥には訓練登山と思わしき自衛隊の一行が!
まさか社員(隊員)旅行じゃないよねw
2012年07月23日 09:42撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 9:42
浅間大社の鳥居
奥には訓練登山と思わしき自衛隊の一行が!
まさか社員(隊員)旅行じゃないよねw
浅間大社奥宮で帰路の安全を願う
浅間大社奥宮で帰路の安全を願う
観測所がだいぶ近くに見えて来た
観測所がだいぶ近くに見えて来た
最後の登りは激坂!
2012年07月23日 09:56撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 9:56
最後の登りは激坂!
滑ったらそのまま振出しに戻りそうな急勾配!
2012年07月23日 09:57撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 9:57
滑ったらそのまま振出しに戻りそうな急勾配!
反対側に遠く、吉田・須走口の頂上小屋が見える
反対側に遠く、吉田・須走口の頂上小屋が見える
観測所は長蛇の列
観測所は長蛇の列
観測所の看板
英語だと富士山自動気象観測所、今は無人で運用されている
観測所の看板
英語だと富士山自動気象観測所、今は無人で運用されている
レーダドーム跡
二等三角点「富士山」3775.63m地点
二等三角点「富士山」3775.63m地点
気象観測所の櫓
厳しい環境に耐え得る頑強な造り
2012年07月23日 10:25撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 10:25
厳しい環境に耐え得る頑強な造り
ここで越冬したと思うとゾッとする
ここで越冬したと思うとゾッとする
御鉢回りも残すは半周
御鉢回りも残すは半周
アップダウンが続く
アップダウンが続く
空を歩いているような気分
空を歩いているような気分
吉田・須走口の山頂に戻り、山小屋で昼食
Yuuは味噌ラーメン大盛り 標高のせいか麺固め
吉田・須走口の山頂に戻り、山小屋で昼食
Yuuは味噌ラーメン大盛り 標高のせいか麺固め
ちくわちゃんはうどんをチョイス
ちくわちゃんはうどんをチョイス
さぁ、下山開始!
さぁ、下山開始!
物資を運搬するブルドーザーに遭遇
物資を運搬するブルドーザーに遭遇
行きに見えた雪の壁を進む
ちょっとガスってきた
行きに見えた雪の壁を進む
ちょっとガスってきた
行きに見た重機が行く手を阻む
行きに見た重機が行く手を阻む
どうやら富士山ホテルの土台に盛り土をしている様子
どうやら富士山ホテルの土台に盛り土をしている様子
八合目の下江戸屋が見えて来た
八合目の下江戸屋が見えて来た
いよいよ吉田口と須走口の分岐点が近づいて来た
いよいよ吉田口と須走口の分岐点が近づいて来た
八合目3350m地点、下江戸屋分岐
八合目3350m地点、下江戸屋分岐
少しずつ植物の姿も
少しずつ植物の姿も
七合目、3090m地点に到着
2012年07月23日 12:57撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
7/23 12:57
七合目、3090m地点に到着
さて、ここから須走口一番の楽しみ、砂走り!
さて、ここから須走口一番の楽しみ、砂走り!
事故や落石等を防止するためか、コースは狭く区切られている
事故や落石等を防止するためか、コースは狭く区切られている
あっという間に森林限界まで
あっという間に森林限界まで
下山道の両脇は、雨による浸食が激しい
下山道の両脇は、雨による浸食が激しい
砂払五合目に到着 あとわずか!
砂払五合目に到着 あとわずか!
木々の中を抜けて行く
木々の中を抜けて行く
植物たち
雨に濡れて緑が映える
雨に濡れて緑が映える
美しい苔
最後の階段を下り、下山完了!
お疲れさまでした!
最後の階段を下り、下山完了!
お疲れさまでした!

感想

自分にとっては二度目の富士登山。
前回は日帰りだった事もあり、ご来光を見たり、御鉢回りができなかった。
今回その両方が叶い、正直もう富士山はいいかな、とも思った。
ただ時間が経ち、また登っても良いかな、とも思い始めているw
もし次回登るとしたら、御殿場口に挑戦してみたいかも。

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コメント

目標達成!
ブチョーの完璧な計画と強運?で、剣が峰まで歩けましたpaperお世話になりました!
しんどかったのに、また雲の上を歩きたい…
と思い始めてるw

さて、次の目標は…?
2012/10/11 10:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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