記録ID: 220043
全員に公開
沢登り
大峰山脈
日程 | 2012年08月24日(金) [日帰り] |
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メンバー | , その他メンバー2人 |
天候 | 晴れたり曇ったり雨が降ったり |
アクセス |
利用交通機関
熊渡 5台ほど駐車できるスペースあり
車・バイク
経路を調べる(Google Transit)
|
地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
コースタイム [注]
6:42熊渡-7:28ガマ滝7:37-8:28一ノ滝8:33-8:43三ノ滝8:51-9:37双門滝10:07-11:37標高1430m地点11:53-12:14無名瀑12:22-13:15狼平13:42-14:17弥山14:42-14:57八経ヶ岳15:07-15:48高崎横手16:05-16:35カナビキ尾根分岐-17:33林道終点17:40-17:58熊渡
コース状況/ 危険箇所等 | ●熊渡〜ガマ滝 弥山川出合までは林道歩き。林道終点付近の三叉路では左の道を選び、弥山川に出る。弥山川出合からガマ滝まではゴーロ歩き。 ●ガマ滝〜一ノ滝 一度右岸から左岸に渡渉しますが、増水していなければ濡れることはないと思います。右岸は基本的に登山道を歩くが、左岸に移ってからは大岩を登ったりしながら沢を詰めていく感じで面白い。 ●一ノ滝〜双門大滝 ここからは梯子の連続。吊橋を渡った後、32個の梯子で一気に標高を稼ぎ、双門大滝の滝見テラスに至ります。どうでもいいところに梯子がかかっていたりもしますが、途中一箇所ここは梯子をかけてもいいんじゃないか?と思うところに鎖しかなくて、岩が濡れていたのでかなりの危険を感じた。 ●双門大滝〜狼平 初め迷ヶ岳に向かって登っていきますが、そのまま登って行ってしまってはいけません。標高差で100mほど登ったらまた沢に戻ります。その後はテープを追っていけば迷うことはないと思います。基本右岸沢沿いを歩くか、沢近くの登山道を歩きます。狼平付近でまた標高差100m分くらい一気に登ります。それまでは緩やか。 ●狼平〜弥山〜八経ヶ岳〜高崎横手〜カナビキ尾根分岐 一般登山道で全く問題なし。 ●カナビキ尾根 点線ルートだが、踏跡もマーキングもかなりしっかりしていて迷うことはないと感じました。特に危険箇所もありません。 |
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過去天気図(気象庁) |
2012年08月の天気図 [pdf] |
写真
感想/記録
by Evergreen
この日は奈良在住の敬語さんと大学の友人のちっちと、弥山川ルートで弥山・八経ヶ岳を日帰りする予定でいました。しかし、翌日にも同程度の負荷のかかる山行が控えていたため、前日の夜になって双門大滝滝つぼの往復に変えようという話になっていました。
そんなわけで当初の予定より1時間半以上遅れての熊渡出発。敬語さんについて白川八丁まで歩いていきます。弥山川出合よりガマ滝まではゴーロ歩き。ここまでは何てことありません。
ガマ滝から一ノ滝までは一般登山道から比較すれば難路といえる道が続きます。最初右岸を歩きますが、左岸に移ってからが楽しい!大岩を登ったりしつつ沢を詰めていき、双門一ノ滝に至ります。一ノ滝・二ノ滝はこんなに大きな滝だなんて思っていなかったからとても驚きました。この滝だけでももう十分です。
一ノ滝からは32段の梯子を経て双門大滝の滝見テラスに至りますが、梯子がかかっちる箇所に危険はありません。問題はある一つの鎖場!ここは鎖しかないのに足をかけられるところが少なく、しかも落ちたら断崖の底という何とも危険な場所です。双門大滝往復の方は岩が濡れていたらまず諦めたほうがいいでしょう。
そんなわけで双門大滝の滝見テラスに到着!これで日本の滝百選制覇となりました!感慨深いです。雨だったので滝つぼに行くのを断念せざるを得なかったのが悔しいですが、まぁそれはまた次の機会にということで。
さて、雨で下山は危険なので弥山川ルートをこのまま狼平まで登って行くことにしました。膝を2度も岩にぶつけて痛めてしまったちっちが辛そうです。そもそもちっちはまともな長時間の山行はこれが初めて。果たして狼平に辿り着けるのか・・?
双門大滝から狼平直前までは沢は再び緩やかに登っていきます。しかし、登山道は登ったり下ったりでちっちが辛そう。それでも休憩しつつでゆっくり歩いて行き、何とか狼平手前のオーバーハング岩まで到着。
オーバーハング岩は通常は左の空中ブランコ(梯子)で登っていきますが、僕と敬語さんは右の鉄杭を選択。これはちょっとミスったら逝きます。一個一個の鉄杭が結構離れているし、これは腕力も必須。SASUKEみたいです。
次の空中回廊もちょっとしたアトラクションだけど、これは全然怖くないw というかこれ明らかに効率悪いのに名物としてわざと残してるだろw
というわけで無事狼平に到着。何と熊渡から6時間半もかかってしまいました!ちっちお疲れ!
ここからはちっちは狼平避難小屋で休憩、僕と敬語さんは弥山・八経ヶ岳と回ってくることとしました。
狼平から弥山へは階段が多く、謎に辛い。途中からは登山道に戻って楽。そんな感じで35分で弥山小屋。弥山山頂も往復してきましたが、何が何やらよく分からない山頂。まぁ大峰山縦走路は修行の道だから仕方ない。
続いて八経ヶ岳へ。こちらは弥山から15分。一応大峰山脈の最高峰。でもその威厳はない?w 八経ヶ岳で僕の百名山登頂数も67座となり、漸く3分の2が終わりました。
八経ヶ岳からはちっちを恐らく待たせてしまっている高崎横手までドンドコと下っていきます。高崎横手にはちっちとの約束の時間に18分遅れての到着。申し訳ない。
高崎横手からしばらくは一般登山道。一般登山道からカナビキ尾根への分岐が分かりにくいんじゃないかと思っていたのですが、誰かが標識に書いてくれたおかげで間違える可能性はなくなりました。分岐直後から目印のテープ多数。踏跡も明瞭。一応点線ルートですが、もはや迷うことはありえません。
そんなわけで、何とか暗くなる前に熊渡に到着。11時間超の山行でした。滝めぐりにはよく連れて行ってるけど、5時間以上の山行が初めてのちっちにはちょっと厳しかったかな?でも弥山川ルートを突破した彼に拍手。
僕も日本の滝百選最後の双門大滝と百名山の八経ヶ岳をダブルでクリアすることができてよかったです。これも双門大滝にこれまで4度訪れ、弥山川ルートで八経ヶ岳の日帰りもしたことがある敬語さんのおかげかな?
下山後は近くの天ノ川温泉で疲れを癒しました。
そんなわけで当初の予定より1時間半以上遅れての熊渡出発。敬語さんについて白川八丁まで歩いていきます。弥山川出合よりガマ滝まではゴーロ歩き。ここまでは何てことありません。
ガマ滝から一ノ滝までは一般登山道から比較すれば難路といえる道が続きます。最初右岸を歩きますが、左岸に移ってからが楽しい!大岩を登ったりしつつ沢を詰めていき、双門一ノ滝に至ります。一ノ滝・二ノ滝はこんなに大きな滝だなんて思っていなかったからとても驚きました。この滝だけでももう十分です。
一ノ滝からは32段の梯子を経て双門大滝の滝見テラスに至りますが、梯子がかかっちる箇所に危険はありません。問題はある一つの鎖場!ここは鎖しかないのに足をかけられるところが少なく、しかも落ちたら断崖の底という何とも危険な場所です。双門大滝往復の方は岩が濡れていたらまず諦めたほうがいいでしょう。
そんなわけで双門大滝の滝見テラスに到着!これで日本の滝百選制覇となりました!感慨深いです。雨だったので滝つぼに行くのを断念せざるを得なかったのが悔しいですが、まぁそれはまた次の機会にということで。
さて、雨で下山は危険なので弥山川ルートをこのまま狼平まで登って行くことにしました。膝を2度も岩にぶつけて痛めてしまったちっちが辛そうです。そもそもちっちはまともな長時間の山行はこれが初めて。果たして狼平に辿り着けるのか・・?
双門大滝から狼平直前までは沢は再び緩やかに登っていきます。しかし、登山道は登ったり下ったりでちっちが辛そう。それでも休憩しつつでゆっくり歩いて行き、何とか狼平手前のオーバーハング岩まで到着。
オーバーハング岩は通常は左の空中ブランコ(梯子)で登っていきますが、僕と敬語さんは右の鉄杭を選択。これはちょっとミスったら逝きます。一個一個の鉄杭が結構離れているし、これは腕力も必須。SASUKEみたいです。
次の空中回廊もちょっとしたアトラクションだけど、これは全然怖くないw というかこれ明らかに効率悪いのに名物としてわざと残してるだろw
というわけで無事狼平に到着。何と熊渡から6時間半もかかってしまいました!ちっちお疲れ!
ここからはちっちは狼平避難小屋で休憩、僕と敬語さんは弥山・八経ヶ岳と回ってくることとしました。
狼平から弥山へは階段が多く、謎に辛い。途中からは登山道に戻って楽。そんな感じで35分で弥山小屋。弥山山頂も往復してきましたが、何が何やらよく分からない山頂。まぁ大峰山縦走路は修行の道だから仕方ない。
続いて八経ヶ岳へ。こちらは弥山から15分。一応大峰山脈の最高峰。でもその威厳はない?w 八経ヶ岳で僕の百名山登頂数も67座となり、漸く3分の2が終わりました。
八経ヶ岳からはちっちを恐らく待たせてしまっている高崎横手までドンドコと下っていきます。高崎横手にはちっちとの約束の時間に18分遅れての到着。申し訳ない。
高崎横手からしばらくは一般登山道。一般登山道からカナビキ尾根への分岐が分かりにくいんじゃないかと思っていたのですが、誰かが標識に書いてくれたおかげで間違える可能性はなくなりました。分岐直後から目印のテープ多数。踏跡も明瞭。一応点線ルートですが、もはや迷うことはありえません。
そんなわけで、何とか暗くなる前に熊渡に到着。11時間超の山行でした。滝めぐりにはよく連れて行ってるけど、5時間以上の山行が初めてのちっちにはちょっと厳しかったかな?でも弥山川ルートを突破した彼に拍手。
僕も日本の滝百選最後の双門大滝と百名山の八経ヶ岳をダブルでクリアすることができてよかったです。これも双門大滝にこれまで4度訪れ、弥山川ルートで八経ヶ岳の日帰りもしたことがある敬語さんのおかげかな?
下山後は近くの天ノ川温泉で疲れを癒しました。
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この記録へのコメント
投稿数: 3734
次は百名山ですか。こちらもこのペースだと早そうですね
ちなみにルート図の地名を見て、最初は何所なのかさっぱりわからなかったです
投稿数: 267
そうですね。ここは膝が不安だったので延期してきたのですが、調子がよくなってきたので何とか膝を痛めることなく行くことができました!
ただこの前バイト中に何故か突然痛くなってその日のうちは歩くのが辛かったので、まだ油断はできません・・。山で痛くなることはないのですが。
そこまで拘ってるわけでもないのですが、百名山も来年中には制覇できるかもしれません。
地味に近畿最高峰の大峰山 八経ヶ岳の上級登山コースでした!天川村とか来たことないと分からないですよねw