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Yamareco

記録ID: 221272
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ハイキング
甲信越

瑞牆山荘から金峰山往復 ダックスみたいな大日岩の横顔(^w^)

2012年09月01日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
11.1km
登り
1,179m
下り
1,179m

コースタイム

5:20瑞牆山荘駐車場-6:00富士見平小屋-7:00大日小屋-7:50大日岩-9:05砂払ノ頭-10:00金峰山山頂10:25-11:40大日岩-12:20大日小屋-12:55富士見平小屋-13:30瑞牆山荘駐車場
天候 晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR中央線高尾駅前→高尾山IC→中央道→須玉IC→増富ラジウムライン→瑞牆山荘大駐車場

※瑞牆山荘大駐車場は、24時間・無料です。駐車可能台数は100台ほど。私たちは23時過ぎに到着しましたが、駐車車両は2台のみ。寝酒の酒盛りの後、1時過ぎに車内で就寝する頃には、駐車車両が7〜8台になっていました。
http://www.mizugaki.burari.biz/

※山梨峡北交通バスは、JR韮崎駅から韮崎瑞牆線が運行中です。終点の瑞牆山荘までは大人2060円。発車時刻は平成26年8月現在で、8:50、9:30、10:55、12:50、13:30、14:45です。所要1時間15分。運休日などは要確認。
http://www.kyohoku.jp/modules/pico/index.php?content_id=5

※タクシーを利用すると、JR韮崎駅から約50分で1万円前後だそうです。
コース状況/
危険箇所等
【瑞牆山荘〜富士見平】
 瑞牆山荘は、増富ラジウム鉱泉(北杜市)方面からの金峰山・瑞牆山への登山拠点となっています。
 まずは緩い傾斜の樹林帯を歩き、暫く進むと林道を横切ります。その先の里宮坂は急坂となり、やがて尾根に辿り着くと瑞牆山の岩峰が見えるようになります。ここから尾根沿いに右手へ折れて水場などを見ながら富士見平に到着します。ここは金峰山と瑞牆山への分岐となっており、富士見平小屋があるほか、べンチや有料トイレの利用が可能です。テント場があり、数組が幕営されていました。

【富士見平〜大日小屋】
 カラマツ林などの樹林帯を通りますが、コース途中に不明瞭な箇所があり、私たちのグループだけでなく、迷っている他のハイカーを見かけました。良く見ると進入禁止箇所をテープで標示していますので、慎重に進みたいものです。

【大日小屋〜砂払ノ頭】
 縦八丁の急登が始まります。ロープ場もあり、息が上がります。大日岩は時間に余裕があれば立ち寄りたいところ。上部まで登ることができ、まだ遠く感じますが山頂の五丈岩を望むことができます。よい休憩になるでしょう。
 ここから更に樹林帯の急坂を登っていくと、砂払ノ頭に到着します。視界が開け、これから進む山頂までのルートや岩稜が一望でき、気分も晴れます。

【砂払ノ頭〜山頂】
 右側(南側)は岩稜と切り立った崖。左側(北側)はなだらかな斜面にハイマツが生えて、面白いコントラストとなっています。ルートは岩場の上にあり、時折、崖の上の痩せ尾根を経由しながらどんどんと高度を稼いでいきます。
 目標の山頂と五丈岩は視界に入っていますが、ガレ場の登りが案外長く感じます。
 山頂は広く展望も良いので、休憩には最高の場所です。五丈岩に登ろうとしている方々は、手こずっていました。私は最初から諦めていますが、眺めているとついチャレンジしたくなってしまいますね。魅力のある岩です。
 北側の眼下には、金峰山小屋が見えいます。我々は立ち寄りませんでしたが、ありがたい存在です。

【全体的に】
 トイレ・水場は、瑞牆山荘・富士見平小屋のほか、大日小屋にもあるようでした。また、山頂下には金峰山小屋もあります。いずれも開設期間は要確認です。
 登山道には、特に危険な箇所はありませんでした。

 金峰山へは、東側からのアクセスとして大弛峠からのルートがあり、こちらは標高差が小さい(200m程度)ことから重宝されています。一方、瑞牆山荘側は百名山ハンターが両山を「一気に」登るために使うことが多いようです。目的に合わせて使い分けをすると良いと思います。
その他周辺情報 ●増富ラジウム鉱泉
 最近は、立ち寄り専門の入浴施設もあり、宿泊施設で風呂を借りる場合同様、日帰り入浴は1000円弱で楽しむことができます。
http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/genre/detail/1742/
おはようございます。これは朝の瑞牆山荘の様子です。手元の温度計で、気温16度なり。
2012年09月01日 05:20撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
9/1 5:20
おはようございます。これは朝の瑞牆山荘の様子です。手元の温度計で、気温16度なり。
いきなり意外にも急な登り。最近はめっきり運動不足なアラ50の私。早くも疲れが…体力もつかしら? トホホ
2012年09月02日 16:22撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
9/2 16:22
いきなり意外にも急な登り。最近はめっきり運動不足なアラ50の私。早くも疲れが…体力もつかしら? トホホ
じきに富士見平に到着。ここで瑞牆山と金峰山の登山道が分岐します。
2012年09月01日 05:58撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
9/1 5:58
じきに富士見平に到着。ここで瑞牆山と金峰山の登山道が分岐します。
看板には美味しそうなメニューが…。でも、まだ開いてません。(残念)
2012年09月02日 16:24撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
1
9/2 16:24
看板には美味しそうなメニューが…。でも、まだ開いてません。(残念)
樹林帯の中を進みます。涼しくて爽やかです。「まるで僕みたいじゃないか。」(失礼)
2012年09月01日 06:30撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 6:30
樹林帯の中を進みます。涼しくて爽やかです。「まるで僕みたいじゃないか。」(失礼)
苔むしています。風流な感じ(?)。
2012年09月01日 06:49撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 6:49
苔むしています。風流な感じ(?)。
ようやく大日小屋に到着。標準タイムどおり。只今の気温は、15.5度。ここからが急登です。
2012年09月01日 06:57撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
9/1 6:57
ようやく大日小屋に到着。標準タイムどおり。只今の気温は、15.5度。ここからが急登です。
私の山の師匠occhiさんと10歳若いeno2mohejiちゃんは、ロープを使わずにスイスイ登っています。私も真似をしたら滑ってしまい、慌ててロープを握りました。油断大敵。
2012年09月01日 07:12撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 7:12
私の山の師匠occhiさんと10歳若いeno2mohejiちゃんは、ロープを使わずにスイスイ登っています。私も真似をしたら滑ってしまい、慌ててロープを握りました。油断大敵。
この倒木、青いのは何故??
2012年09月01日 07:19撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
9/1 7:19
この倒木、青いのは何故??
食べてはいけなそうなキノコ発見。
2012年09月01日 07:21撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 7:21
食べてはいけなそうなキノコ発見。
大日岩に到着。写真ではお伝えできないスケールの大きさ。
2012年09月02日 16:27撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
9/2 16:27
大日岩に到着。写真ではお伝えできないスケールの大きさ。
ちょっと寄り道して、大日岩に登り始めました。
2012年09月01日 07:45撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 7:45
ちょっと寄り道して、大日岩に登り始めました。
絶景かな。
2012年09月01日 07:50撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 7:50
絶景かな。
遠くに山頂の五丈石が見えます。まだまだ遠いなぁ…。(写真が下手ですみません)
2012年09月01日 07:50撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 7:50
遠くに山頂の五丈石が見えます。まだまだ遠いなぁ…。(写真が下手ですみません)
大日岩てっぺんから下界を眺める。
2012年09月01日 07:50撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 7:50
大日岩てっぺんから下界を眺める。
これこそが大日岩のピーク。occhi師匠がアタックしますが手掛かりが無く、「滑りそうで命が惜しいから断念する。」と。
2012年09月01日 07:51撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 7:51
これこそが大日岩のピーク。occhi師匠がアタックしますが手掛かりが無く、「滑りそうで命が惜しいから断念する。」と。
ガレた登り。
2012年09月02日 15:53撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/2 15:53
ガレた登り。
森林限界に出ました。私はもうクタクタでございます。
2012年09月01日 09:03撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 9:03
森林限界に出ました。私はもうクタクタでございます。
ここからは稜線歩きです。景色も良いうえに、日が陰ってきて涼しいです。
2012年09月01日 09:08撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 9:08
ここからは稜線歩きです。景色も良いうえに、日が陰ってきて涼しいです。
南の山梨側は切り立った崖、北の長野側はゆるやかなハイマツの樹林。
2012年09月01日 09:08撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 9:08
南の山梨側は切り立った崖、北の長野側はゆるやかなハイマツの樹林。
にわかに雲がかかってきました。携帯メールによると東京は大雨(雷雨)だそうです。
2012年09月01日 09:28撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
9/1 9:28
にわかに雲がかかってきました。携帯メールによると東京は大雨(雷雨)だそうです。
でも、ガッツ!!
2012年09月01日 09:46撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 9:46
でも、ガッツ!!
何度か休憩しながら、ようやく頂上に到着しました。只今、気温14.5度なり。
2012年09月01日 09:55撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 9:55
何度か休憩しながら、ようやく頂上に到着しました。只今、気温14.5度なり。
五丈石です。数人が入れ替わり岩のてっぺんに登っているので、我々も挑戦してみましたが、手掛かりが少ないのと滑るのとで、断念。
2012年09月01日 09:55撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 9:55
五丈石です。数人が入れ替わり岩のてっぺんに登っているので、我々も挑戦してみましたが、手掛かりが少ないのと滑るのとで、断念。
頂上の標識。
2012年09月01日 10:04撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 10:04
頂上の標識。
ピークでおむすびを食した後、下山を開始。とうとう雨が降ってきました。何と、occhi師匠が濡れた岩で足を滑らせて転倒(無事でした)。20年付き合って、初めて見ました。
2012年09月01日 10:48撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 10:48
ピークでおむすびを食した後、下山を開始。とうとう雨が降ってきました。何と、occhi師匠が濡れた岩で足を滑らせて転倒(無事でした)。20年付き合って、初めて見ました。
大日小屋と富士見平小屋の中間で、気の早い紅葉を発見。秋は近い?
2012年09月01日 12:49撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
9/1 12:49
大日小屋と富士見平小屋の中間で、気の早い紅葉を発見。秋は近い?
富士見平小屋の先で、往きに来た山道を避け、林道に出ました。う〜ん、平らで歩きやすい。
2012年09月01日 13:02撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
9/1 13:02
富士見平小屋の先で、往きに来た山道を避け、林道に出ました。う〜ん、平らで歩きやすい。
林道から瑞牆山が至近に見えました。ワンダホー!
2012年09月01日 13:07撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 13:07
林道から瑞牆山が至近に見えました。ワンダホー!
食べられるかも、と思われるキノコを発見。
2012年09月01日 13:28撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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9/1 13:28
食べられるかも、と思われるキノコを発見。
撮影機器:

感想

このメンバーでの山登りは超久しぶり。今回の目標は金峰山です。

中央線高尾駅に集合し、山の師匠occhiさんの車で瑞牆山荘大駐車場を目指しました。100台収容ですが、23時過ぎでは2台しか停まっていません。寝酒の酒盛りをして1時過ぎに車中で仮眠し、朝4時50分に起床。登山の支度を始めると、車がポツポツやってきます。出発時には駐車車両が全部で20台ほどになっていました。

登りながら周囲を見渡すと、八ヶ岳や南アルプスには厚い雲がかかっていて、「あの雲が、こっちに来なければいいね。」と言い合いながら進みます。最近は登山をサボり気味で、運動不足と過度の飲酒がたたり、アラ50の私の体は早々に悲鳴をあげますが、連れの2人は元気。
縦八丁の急坂あたりからは私が遅れ気味で、足元がおぼつかない感覚で正直焦りました。

大日岩の立ち寄りが、ちょっとした休憩になります。上まで登っていけますので、余裕があればここからの景色も是非楽しみたいところです。
それにしても…大日岩の上にいる師匠。横から見るとダックスフンドの顔の上に乗っているような感じがしますね。大日岩の上部まで登るとご覧になることができます。ダックスの顔を見たい方は、是非チャレンジしてみてください。

その先、砂払ノ頭に出ると景色が変わり、「随分上まで登ってきたな」とホッとします。岩稜とハイマツのコントラストは、まさに絶景で「これが見たかった。」という感じ。もう足がパンパンですが、気持ちが報われます。雲がかかってきて少々風があり、強い日差しもありません。「ああ、気持ちいいなぁ…。」

大日岩からはピークが遥か彼方に見えたものの、ここから先はさほどでもありませんでした。頂上では五丈石に登る元気はありませんでしたが、山頂までは雨に降られず、ラッキーな山行でした。しかし、キツかった。下りは踏ん張りが利かずに何度転びそうになったことか…。

帰りは「増富の湯」でのんびり。ぬるめの良きお湯でございます。
サボらないで、山登り頑張ろうっと。

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