瑞牆山荘から金峰山往復 ダックスみたいな大日岩の横顔(^w^)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,179m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※瑞牆山荘大駐車場は、24時間・無料です。駐車可能台数は100台ほど。私たちは23時過ぎに到着しましたが、駐車車両は2台のみ。寝酒の酒盛りの後、1時過ぎに車内で就寝する頃には、駐車車両が7〜8台になっていました。 http://www.mizugaki.burari.biz/ ※山梨峡北交通バスは、JR韮崎駅から韮崎瑞牆線が運行中です。終点の瑞牆山荘までは大人2060円。発車時刻は平成26年8月現在で、8:50、9:30、10:55、12:50、13:30、14:45です。所要1時間15分。運休日などは要確認。 http://www.kyohoku.jp/modules/pico/index.php?content_id=5 ※タクシーを利用すると、JR韮崎駅から約50分で1万円前後だそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【瑞牆山荘〜富士見平】 瑞牆山荘は、増富ラジウム鉱泉(北杜市)方面からの金峰山・瑞牆山への登山拠点となっています。 まずは緩い傾斜の樹林帯を歩き、暫く進むと林道を横切ります。その先の里宮坂は急坂となり、やがて尾根に辿り着くと瑞牆山の岩峰が見えるようになります。ここから尾根沿いに右手へ折れて水場などを見ながら富士見平に到着します。ここは金峰山と瑞牆山への分岐となっており、富士見平小屋があるほか、べンチや有料トイレの利用が可能です。テント場があり、数組が幕営されていました。 【富士見平〜大日小屋】 カラマツ林などの樹林帯を通りますが、コース途中に不明瞭な箇所があり、私たちのグループだけでなく、迷っている他のハイカーを見かけました。良く見ると進入禁止箇所をテープで標示していますので、慎重に進みたいものです。 【大日小屋〜砂払ノ頭】 縦八丁の急登が始まります。ロープ場もあり、息が上がります。大日岩は時間に余裕があれば立ち寄りたいところ。上部まで登ることができ、まだ遠く感じますが山頂の五丈岩を望むことができます。よい休憩になるでしょう。 ここから更に樹林帯の急坂を登っていくと、砂払ノ頭に到着します。視界が開け、これから進む山頂までのルートや岩稜が一望でき、気分も晴れます。 【砂払ノ頭〜山頂】 右側(南側)は岩稜と切り立った崖。左側(北側)はなだらかな斜面にハイマツが生えて、面白いコントラストとなっています。ルートは岩場の上にあり、時折、崖の上の痩せ尾根を経由しながらどんどんと高度を稼いでいきます。 目標の山頂と五丈岩は視界に入っていますが、ガレ場の登りが案外長く感じます。 山頂は広く展望も良いので、休憩には最高の場所です。五丈岩に登ろうとしている方々は、手こずっていました。私は最初から諦めていますが、眺めているとついチャレンジしたくなってしまいますね。魅力のある岩です。 北側の眼下には、金峰山小屋が見えいます。我々は立ち寄りませんでしたが、ありがたい存在です。 【全体的に】 トイレ・水場は、瑞牆山荘・富士見平小屋のほか、大日小屋にもあるようでした。また、山頂下には金峰山小屋もあります。いずれも開設期間は要確認です。 登山道には、特に危険な箇所はありませんでした。 金峰山へは、東側からのアクセスとして大弛峠からのルートがあり、こちらは標高差が小さい(200m程度)ことから重宝されています。一方、瑞牆山荘側は百名山ハンターが両山を「一気に」登るために使うことが多いようです。目的に合わせて使い分けをすると良いと思います。 |
その他周辺情報 | ●増富ラジウム鉱泉 最近は、立ち寄り専門の入浴施設もあり、宿泊施設で風呂を借りる場合同様、日帰り入浴は1000円弱で楽しむことができます。 http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/genre/detail/1742/ |
写真
感想
このメンバーでの山登りは超久しぶり。今回の目標は金峰山です。
中央線高尾駅に集合し、山の師匠occhiさんの車で瑞牆山荘大駐車場を目指しました。100台収容ですが、23時過ぎでは2台しか停まっていません。寝酒の酒盛りをして1時過ぎに車中で仮眠し、朝4時50分に起床。登山の支度を始めると、車がポツポツやってきます。出発時には駐車車両が全部で20台ほどになっていました。
登りながら周囲を見渡すと、八ヶ岳や南アルプスには厚い雲がかかっていて、「あの雲が、こっちに来なければいいね。」と言い合いながら進みます。最近は登山をサボり気味で、運動不足と過度の飲酒がたたり、アラ50の私の体は早々に悲鳴をあげますが、連れの2人は元気。
縦八丁の急坂あたりからは私が遅れ気味で、足元がおぼつかない感覚で正直焦りました。
大日岩の立ち寄りが、ちょっとした休憩になります。上まで登っていけますので、余裕があればここからの景色も是非楽しみたいところです。
それにしても…大日岩の上にいる師匠。横から見るとダックスフンドの顔の上に乗っているような感じがしますね。大日岩の上部まで登るとご覧になることができます。ダックスの顔を見たい方は、是非チャレンジしてみてください。
その先、砂払ノ頭に出ると景色が変わり、「随分上まで登ってきたな」とホッとします。岩稜とハイマツのコントラストは、まさに絶景で「これが見たかった。」という感じ。もう足がパンパンですが、気持ちが報われます。雲がかかってきて少々風があり、強い日差しもありません。「ああ、気持ちいいなぁ…。」
大日岩からはピークが遥か彼方に見えたものの、ここから先はさほどでもありませんでした。頂上では五丈石に登る元気はありませんでしたが、山頂までは雨に降られず、ラッキーな山行でした。しかし、キツかった。下りは踏ん張りが利かずに何度転びそうになったことか…。
帰りは「増富の湯」でのんびり。ぬるめの良きお湯でございます。
サボらないで、山登り頑張ろうっと。
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