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Yamareco

記録ID: 2216664
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

高水三山プチ周回(御嶽駅〜惣岳山〜岩茸石山〜高水山〜軍畑駅:前職場ハイキング)

2020年02月11日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:35
距離
10.1km
登り
860m
下り
856m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:34
休憩
1:21
合計
5:55
9:12
43
9:55
9:59
44
沢井駅下山路分岐
10:43
10:44
12
しめつけのご神木
10:56
11:19
20
11:39
11:39
12
11:51
11:51
14
12:05
12:36
28
13:04
13:17
10
13:27
13:29
60
14:29
14:33
9
車道終点(釣堀)
14:42
14:45
22
15:07
天候 終日快晴微風、視界良好
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(往路)JR御嶽駅より徒歩
(復路)軍畑駅へ徒歩下山
コース状況/
危険箇所等
・惣岳山の登路、沢井駅への分岐の先で直登ルートとトラバース路が分かれるが、直登ルートは途中からザレ場の悪路となり、登降不適
・惣岳山頂の手前、祠の建つ地点で主ルートは右へトラバース。手書きの古い案内標識が分かりにくく、左の直登ルートは途中で通行不能に(我がパーティの先発隊も途中まで誤進入し撤退…)。進行方向注意。
・惣岳山から岩茸石山方面への下降路、山頂直下は岩混じりの険しい急降下、スリップ注意。
・高水山からの下山路、常福院の先の沢筋で一部台風の影響か、若干荒れ気味の区間あり。
その他周辺情報 ・軍畑への下山路の途中、車道終点にヤマメの釣り堀あり、焼き魚・ビールも味わえる休憩所併設。
暖冬・天候不順が続き、本日は前職場のツアーに参加し、約一ヶ月ぶりのハイキング、御嶽駅より出発。
2020年02月11日 09:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/11 9:09
暖冬・天候不順が続き、本日は前職場のツアーに参加し、約一ヶ月ぶりのハイキング、御嶽駅より出発。
お寺の脇から登山道へ。
2020年02月11日 09:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
2/11 9:12
お寺の脇から登山道へ。
早くも白梅が咲いてます。ここからいきなりの急登区間へ。
2020年02月11日 09:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/11 9:12
早くも白梅が咲いてます。ここからいきなりの急登区間へ。
しめつけのご神木。惣岳山までもう少し…。(ここは右の巻き気味の道へ。標識が少々分かりにくく、先発隊は間違って左のバリルートへ行ってしまった由…。)
2020年02月11日 10:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/11 10:43
しめつけのご神木。惣岳山までもう少し…。(ここは右の巻き気味の道へ。標識が少々分かりにくく、先発隊は間違って左のバリルートへ行ってしまった由…。)
惣岳山到着。直登コースの藪突破に手間取り、先発隊とはぐれてしまった感じです…(実は先発隊も道に迷っていて、途中で追い抜いてしまった模様)。
2020年02月11日 10:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
2/11 10:56
惣岳山到着。直登コースの藪突破に手間取り、先発隊とはぐれてしまった感じです…(実は先発隊も道に迷っていて、途中で追い抜いてしまった模様)。
山頂には立派な神社あり。
2020年02月11日 11:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
2/11 11:11
山頂には立派な神社あり。
後発組、ようやく到着。何とか全員揃いました…〈ホッ…〉
2020年02月11日 11:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/11 11:17
後発組、ようやく到着。何とか全員揃いました…〈ホッ…〉
低山にしては、険しい岩場を通過…。
2020年02月11日 11:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
2/11 11:24
低山にしては、険しい岩場を通過…。
振り返ってみると、スゴい斜度…
2020年02月11日 11:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
2/11 11:26
振り返ってみると、スゴい斜度…
展望の良い伐採地に出ます。
2020年02月11日 11:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
2/11 11:27
展望の良い伐採地に出ます。
伐採地からの関東平野大展望。スカイツリーがくっきり。
2020年02月11日 11:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/11 11:32
伐採地からの関東平野大展望。スカイツリーがくっきり。
展望の良い岩茸石山頂直下、最後の急登。シニア組も多い一同、息が切れてます…
2020年02月11日 11:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
2/11 11:56
展望の良い岩茸石山頂直下、最後の急登。シニア組も多い一同、息が切れてます…
ようやく岩茸石(いわたけいし)山到着。学生時代、長沢背稜を2泊3日で歩いて以来の再訪です…。
2020年02月11日 12:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
8
2/11 12:05
ようやく岩茸石(いわたけいし)山到着。学生時代、長沢背稜を2泊3日で歩いて以来の再訪です…。
今日は視界も良く、雪を纏った日光の山々までよく見えます。関東平野の奥には筑波山も…。
2020年02月11日 12:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
2/11 12:35
今日は視界も良く、雪を纏った日光の山々までよく見えます。関東平野の奥には筑波山も…。
高水山到着。これで高水三山全て踏破です。反対側から登ってきた前職場OGの懐かしい女性+3歳の娘さんと、山頂でサプライズの再会!
2020年02月11日 13:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
6
2/11 13:15
高水山到着。これで高水三山全て踏破です。反対側から登ってきた前職場OGの懐かしい女性+3歳の娘さんと、山頂でサプライズの再会!
山頂直下の常福院、1月の思いがけぬドカ雪の影響か、まだ僅かに残雪あり。
2020年02月11日 13:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
2/11 13:25
山頂直下の常福院、1月の思いがけぬドカ雪の影響か、まだ僅かに残雪あり。
常福院の立派な本堂。道中無事を祈願、下山にかかります。
2020年02月11日 13:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/11 13:27
常福院の立派な本堂。道中無事を祈願、下山にかかります。
巨大な堰堤の脇を通過。間もなく下界です。
2020年02月11日 14:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/11 14:27
巨大な堰堤の脇を通過。間もなく下界です。
車道に出ました。ヤマメの釣り堀あり、福寿草も咲いてます。
2020年02月11日 14:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/11 14:31
車道に出ました。ヤマメの釣り堀あり、福寿草も咲いてます。
麓の高源寺到着。雰囲気の良いお堂あり。
2020年02月11日 14:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/11 14:40
麓の高源寺到着。雰囲気の良いお堂あり。
軍畑駅へノンビリ歩いていくと、路傍に何げなくステキな仏様。
2020年02月11日 14:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
2/11 14:56
軍畑駅へノンビリ歩いていくと、路傍に何げなくステキな仏様。
撮影機器:

感想

1月はかつてない暖冬傾向に多雨、関東の山々も時ならぬ積雪に見舞われ、暫く低山歩きもご無沙汰でしたが、このところ冬らしい気候が戻り、祝日の11日も久々の素晴らしい冬晴れ。前職場OBハイキング会へのお誘いを頂き、オンシーズンとは打って変わって静かなJR御嶽駅に、シニア中心のメンバー13名が集結。駅裏手の山道より、午前9時過ぎ早速ワイワイと賑やかに山登り開始です。
 出だしからのいきなりの急登をクリア、一行の口数も少なくなった頃、沢井駅への下山路分岐でスライド待ちついでに休憩。その先でルートが直登・トラバースの二股に分かれますが、前方のシニア組は素直にはトラバース路へ。後方の小生含む経験者グループは、後からやって来た元気そうな外国人母娘が迷わず真っ直ぐ進むのにつられ、意を決して直登コースへ。すぐ上で本ルートに合流するはず、との思いは裏切られ、途中から踏み跡も怪しくなり、斜度も増して前進困難に。立ち往生気味の前方の母娘(フランス人?)を妖しい英語で励ましつつ、立ち木にしがみ付いての難行苦行の末、何とか激登りをクリア、本道に合流するも先発隊の姿は見えません。我々が先着したと思い込み、先を急いだようなので、小生が一足先に先行組を追いかけます。かなりのハイピッチで山頂直下のトラバース気味の道をのし歩き、最初のピーク・惣岳山に辿り着きますが、一行の姿はありません。先ほど苦労を共にした外国人母娘が一足早く下山される際に会釈を交わし、所在なく山頂で待つこと約10分、ようやく先発隊が到着。聞けば、山頂手前のしめ縄神社の分岐にあった案内標識が分かりにくく、直進のショートカット路へ入ったところ、途中で道を失い撤退した由。先発組から「外国人美女につられたな!」と揶揄されたのを「そちらも迷ったんだから痛み分けですよ…」と切り返し、展望のない山頂を早々に後にします。
 ここからの下降路は、出だしが低山と思えぬ厳しい岩混じりの急斜面。本日2度目の試練をどうにかクリア、展望の開けた皆伐の斜面を緩やかに登る道となり、遠くスカイツリーなど眺めつつ快調に尾根道を進みます。小ピークをいくつか巻き気味に通過、やがて再び急斜面の登路に差し掛かると、一行の口数が再び減り、お昼過ぎに展望絶佳、家族連れや外国人ハイカーで大賑わいの岩茸石山に到着です。この日は快晴微風で視界も良好、日光連山や筑波山も遠望でき、大いに満足しつつ弁当昼食を済ませます。先輩諸氏から次々と差し入れのおやつ、デザートが振る舞われ、お腹も朽ちたところで記念の集合写真撮影。故意か偶然か、カメラ担当の先輩がシャッターを依頼する相手はいつも妙齢の女性ばかり、今日は “美女に惑わされる” 一日であることを実感します…。
 ここからは行き交うハイカーの数と共に案内道標も多くなり、安心して三山最後のピーク・高水山を目指します。こじんまりした地味な山頂に着くと、そこにはサプライズゲストが!かつて前職場の山の会にも足しげく参加、その後結婚・出産された女性が3歳の娘さん同伴でここまで来てくれていました。懐かしい面々との再会にお互い一通りの近況報告を済ませ、記念撮影の後にこの母娘を交え賑やかに下山開始です。さすがご両親がバリバリのアウトドア派だけあって、3歳の娘さんも元気にジャンプなどしながら、手を引かれ木段混じりの山道を下っていきます。途中からは少しくたびれてお母さんにおぶわれ、我が家でも20年ほど前にこんな光景があったな、と懐かしく思い出しながら、おじさん達も残る体力を振り絞って歩きにくい沢沿いのコースを辿ります。ようやく軍畑駅へ通じる山麓の舗装道路が見え、ホッと一息つくとそこには沢山のヤマメが生け簀で泳ぐ釣り堀が。軍畑駅周辺には打ち上げのできる店もなく、酒も買えぬだろうと踏んで、酒好きの先輩諸氏が釣り堀のオヤジさんと早速交渉。するとさすがに「蛇の道はヘビ」、焼き魚を食べさせてくれる上、缶ビールも飲める由。溜まらずオヤジ軍団とアウトドア母娘はここでの「沈没」、もとい休憩を決め込みます。先を急ぐ小生は断腸の思いで一行に別れを告げ、一足先に下山した先輩2氏と高源寺で合流、路傍の物寂びた石仏など眺めながら、軍畑駅への車道をのんびり歩きます。予想に反し、駅前の商店では酒にツマミもしっかり売っていて、砂漠のオアシスに辿り着いた気分でオジサン3人組は列車待ちの間、山バナに花を咲かせながら “プシュー・プハー” の至福の時を過ごしたのでありました。
 ということで、約一ヶ月ぶりの低山ハイキングは仲間とワイワイ賑やかに、懐かしい元同僚との再会や外国人ハイカーとの暫しの遭遇、そして素晴らしい雪山の遠望も楽しめて、充実した一日となりました。小生は今週後半から海外出張・学会シンポ発表の予定(下山を急いだ理由の一つ…)が入っていますが、冬晴れの気候が安定すれば関東の低山逍遙もまだまだオンシーズンが続きます。今回は足馴らしということで、帰国後は早速名山歩きの旅を再開せねば、と次の山行プランに思いを巡らす小生でありました。出張中は未だ感染拡大中の新型肺炎(COVID-19)対策に万全を期す必要がありそうですが、当方の名山ハントの方はどうやら「終わりの見えない病」のようで…。

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