海沢中流〜不動の滝(旧海沢右岸道)〜840mピーク・モノレール下り・MTBハイク


- GPS
- 08:50
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 1,592m
- 下り
- 1,701m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
30数年ぶりの沢歩き。昔はわらじか地下足袋なければ登山靴で登ったものだが、いまや沢専用シューズなどがいろいろ出ている。その性能を確かめようと、先週モンベル渋谷店で試着してみて、アクアボディ(ウエア)と沢靴を購入、もうほとんど品切れ状態だったが辛うじて残り物があった。別の店(ネット)でウエットスーツの長パンツも揃えていざ挑戦! 海沢中流:基本は沢歩きなので初心者向きとはいえ、経験者のみに許される世界。深い淵、小滝、高巻きなど、特に深い淵から滝や巻き道に進むには、流れのある淵を泳ぐ技術と手がかりの少ないスラブの岩場を這い上がる体力、ルーファイなどの総合的な技術と体力が必要。それでも滝の落差が小さく落ちてもドボンなので、中流では本当の危険は少ない。沢歩きをする経験者なら何ていうことない沢だと思いますが、水量が多いと激しい滝付近の流れに巻き込まれて溺れる心配も無きにしも非ず。 特に厳しいと感じたのは「ウォーターウォーキング」の海沢の項目にも出ているように、3mの滝を巻いた後、深い淵の滝の手前を泳いで右手前の岩場の溝から巻く箇所(同書では、淵に入らず手前の潅木の付近から巻くとあるか?)で淵から這い上がるのがきつい。次の凹角の岩から這い上がるのもやはり相当な腕力と技術がいる。後は滑りにくい靴さえあれば大丈夫だろう。数十年ぶりの沢なので結構苦戦した。 園地ー大滝:ネジレの滝から大滝への右岸道は最初の鎖場は滑らないよう要注意。その上も滑ると怖い(右の滝付近に落ちそう)。 (注意)地図プリのGPSデータは微妙に西側にずれていて、ネジレの滝以降は右岸しか歩かず、左岸に渡る事はないので、その点ご容赦ください。 大滝ー不動滝:大滝からネジレの滝赤テープから薄い急斜面の不安定な踏み跡にある。 不動ノ滝・大岳道標・840mピーク:これが道かと思うほどの岩混じりの細尾根の急斜面の道で踏み跡も薄いが木に捕まり、尾根をはずさなければ大丈夫。 840mピークー鞍部ーモノレール軌道:840mからの鞍部への下りも始めは踏み跡がいくつかあり、急斜面でどこを下るか迷うような場所だが、木に捕まり、慎重に下れば大丈夫。ただし腐った木や抜けそうな根、落ちている枝など、危ないので捕まる場所を慎重に選ぶこと。軌道は急だがあくまで沿って下れば30分ほどで三ツ釜の滝手前の枝沢の山葵田フェンスに出る。 |
写真
感想
先週の続きで、海沢三滝から鍋割に向かうマイナー(M)コース。登る前に海沢で沢遊びとしゃれ込んだがーー、体力を奪われ途中リタイアと相成った。
今回はMTBで奥多摩駅から海沢園地に向かう。次第に傾斜がきつくなり、無理すると足に来るので体力温存のため、沢の様子を見ながら最後は押し。ここ数日雨が久々に降ったが増水は大してなさそう。30数年ぶりの沢歩き。昔はわらじか地下足袋なければ登山靴で登ったものだが、いまや沢専用シューズなどがいろいろ出ている。その性能を確かめようと、先週モンベル渋谷店で試着してみて、アクアボディ(ウエア)と沢靴を購入、もうほとんど品切れ状態だったが辛うじて残り物があった。別の店(ネット)でウエットスーツの長パンツも揃えていざ挑戦!
MTBで園地に向かうが次第に傾斜がきつくなり、体力温存のために最後は沢の様子を見ながら押して、園地に向かう。園地では三人が寝袋に包まっていた。MTBと自転車用具をデポして、着替えを始めると三人が起き出し、場所を少し空けてくれる。そのうち一人新たなハイカーがやってきたので、話をすると、三滝より上流から鋸尾根・大岳山に突き出る小尾根(若宮ノ頭尾根あるいは北石尾根?)あたりを探索するそうだ。このあたりの小尾根をよく登るそうでいろいろ教えていただいて感謝。
さて林道を戻って天地沢出合の少し下から入渓。最初は浅い静かな流れ。誰もいない。9時ごろ、海沢独り占め。次第に深いゴルジュ、淵が続き、歩いたり、泳いだりーー。体がまだ慣れていないせいか、流れに押し戻されそう。水量が少なめなのがラッキー。ここ数日の雨も大したことなかったらしい。防水のタフカメラ・ケータイやGPSなどの機材の濡れ状況を心配し、確認しながら進む。最初の滝と大きな淵が最初の難関。足がつかないので泳ぐが流れがあって、ホールドもなく、容易に滝に接近できない。かなり接近し、もしかしたら登れるかもーー傾斜はややゆるく、落差も小さいーーが滝壺から這い上るのが難しそうーーすぐ右手前の溝を利用して踏み後を追うが、ここも這い上がるのに時間がかかった。体力勝負だーー。水はさほど冷たくない。
次の滝は滑りそうな左の岩の一段目の踏み後を水流を見ながら小さく巻き、しばらく気持ちのよい淵や小滝が続き、難なく通過?−−ヘアピン状に左カーブを描く淵、美しいスラブのゴルジュを進み、10時10分分頃、入渓から一時緩10分、3mの滝に出る。登れそうな気もするが、水量と勢いがあり、滝に接近するのが大変そうなのであきらめ、右の残置ハーケンを探すが見当たらず、少し戻って左のまき道から一旦林道に出て、すぐ降りる。その先の滝は釜が深い。右から巻いて下るが下り急斜面の残置ロープは古いので使わない。次の滝は勢いがあり、登れそうもないので右の流れのゆるい滝の左手前の大岩を両手両足を突っ張り、何とか越えた。次の淵も深く、泳いで滝手前の凹角の空間を突っ張って這い上がるが、時間と体力を消耗するような厳しい場所だ。翌日は腕や手が痛くなりそう。次の淵と滝はすべりやすい二本の流木をうまく使って何とか越える。すでに11時、入渓からわずか1,5kmくらいで2時間もかかってしまった。あーしんど。ジグザグの美しい滑を越えると、2mの滝のある岩場。これは越えられそうもなく、右の岩場の溝から巻くと井戸沢出合の大滝が見えてきた。少し休憩し、先に進むと堰堤が見えてきたので、手前左をまいて中流遊び終了。園地に戻る。誰もいないので自転車を東屋の中にいれ、食料を足して地図を入れ替え、11時50分少し前、再出発。すぐ三ツ釜ノ滝に向かう途中、沢スタイルの若者3人とすれ違う。三ツ釜の上のスライダー滝で遊んできたという。三ツ釜で老夫婦にあう。滝すべりを見たという。お前もやるのかというのでやると答え互いにニヤリ。老夫婦がネジリの滝に向かい、私はスライダー滝に降りる。ここで二回滑ったがこれはチョー気持ちいい。もっとやりたいが、まだMルートの登りがあるので自重。ネジリの滝に向かい、再び老夫婦と会う。滑ったといったら笑っていた。ネジリの滝はなかなか見事。大滝へは左の岩場から鎖場を通ってあがれるが、老夫婦は上から来た人に滑るので危ないから止めろといわれたらしい。上からは怖いが登りは大丈夫。沢靴は滑りにくいのがよい。12時半過ぎ、大滝が見えてきた。上のにぼる赤テープを確認して大滝に降りる。今日は誰もいない。滝つぼに入って、写真を撮る。本来はここで泳ぐつもりだったが、沢登りで体力を使い、不安が出てきたので、すぐ登りの準備。赤テープまで引き返し、登り始めると「不動ノ滝」の小さな手書き道標。この道は不動ノ滝に向かうコースらしい。松浦本とは異なるがこのテープにしたがって不動ノ滝まで出る。結構きつい急斜面のふみ跡程度の道。不動ノ滝は初めて見る。正面から見ると水量が少ないせいか、上で二本に別れ下で一本になっている。暗いのでうまく撮影できない。釜は深そうだ。左手前に細い滝が落ちる枝沢が入っている。岩茸石沢だ。右岸に踏み後が続いている。この踏み跡を追って、岩茸石沢を進むと、上の方に古い道標の杭が見える。沢に降りて小滝を越え、道標らしき場所まで進む。松浦本にあるように、右に踏み跡が続いて840mのピークに続くらしい。道標には大岳と書いてあったらしいが、プレートは落ちていて読めない。一時過ぎ、
岩茸石沢をもう少しさかのぼればモノレール軌道と三ツ釜。大滝からくる踏み跡があるはずだが、ここでは右の踏み跡を追ってみる。松浦本にあるように、急斜面の不安定な踏み跡で、木に捕まりながらの急登。薄い踏み跡を確かめながら、時々迷いながらなんとかはずさずに尾根ピーク(840m)まで到達。一時半前だった。ピークからは東に急斜面を樹木などに捕まりながら下り、次第に傾斜が緩んで鞍部に出る。さて、余力があればここから標高差250mを3−40分ほどで鍋割の北尾根に出て、3時過ぎには園地に戻れるかもしれないが、沢で体力を使ってしまい、ここで撤退することにした。モノレールの軌道先の鍋割への尾根ルートと、この枝尾根をのっこしてモノレール軌道を追い、山腹をトラバースするような旧道の踏み跡を撮影し、モノレール軌道を下ることに。ものすごい急斜面だが捕まれば大丈夫。何回か谷を越えての軽いアップダウンがあるが基本急斜面の下り。ところどころ海沢旧右岸道が交錯している。時々余りの急斜面に旧道を進むがすぐにモノレールに復帰。東屋で出会ったハイカー氏によれば、近年は山葵田を作っておらず、使われていないという。そりゃそうだろう。わさび生産者も激減しているのでしょう。以前、東日原で住民やバスの運転手との話で、奥多摩の人口減少、村ばかりか、奥多摩町ですら減少し、若い人々は青梅より東に流出する傾向があることを学んだ。
30分強下ってようやく見覚えのある三ツ釜ノ滝の枝沢の山葵田フェンスのある場所に出る。やっと下ったという感じ。東屋に戻ると宴会準備の2パーティ、下の沢では焚き火を起こしてい手バーベキューか?場所を譲っていただき、東屋で着替え、ぬれたウエットスーツは重い。少し水を落としてぬれた衣服や靴をザックにしまい、乾いた服を着て靴も履き替え、帰宅準備完了。軽食と果物を補給し、MTBで下り始める。ここから海沢橋を渡って、沢乃井の小澤酒造に向かう予定だが、御嶽まで来て登りが多いのに閉口、突然足がつった。右太ももの内転筋か?しばらく動けず、足を伸ばしながら休み、再びゆっくり走り始める。沢乃井の看板が見え、ようやく4時前に到着するも従業員の慰労のための休み。あきらめて駅まで自転車を押して登り、帰宅した。あーしんどい、でもチョー気持ちいい!!??
反省点:バックパックの防水性能だが、大型の防水袋は大丈夫だが、ケータイやGPS、カメラ、地図などの小物入れの防水性能が問題で、ザックのポケットのチャックから水が漏れて、若干濡れてしまった。次回はこの問題を改善すべく、小物入れの防水袋を性能のよいものに改善すべきと判明した。
こんにちは
写真の 最後から11枚目の「不動滝→」の道標って
どの辺りにあるのでしょうか?
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