ガボッチョ〜カシガリ山〜霧ヶ峰


- GPS
- 06:57
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,038m
- 下り
- 783m
コースタイム
10:20 車山高原駐車場
11:05 富士見平駐車場
11:46 ガボッチョ
13:11 カシガリ山
14:29 車山肩
15:07 車山山頂
16:02 霧ヶ峰インターバス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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写真
感想
地図で見て、ずっと気になってた山「ガボッチョ」。
アイヌ語? どういう意味? なぜそんな名前をつけた?
とりあえず行ってみることにしました。
行けばわかるさ。
ヤマレコのルート図を見ても、まだ誰も登ってない様子。
ネットで調べると、けっこう行ってる人はいるようだけど。
ほとんどがスノーシューハイクの記録ですね。
道がないから、藪こぎの覚悟が必要です。
今日は白樺湖からスタートします。
一部、黒破線ルートを通り、あとはビーナスラインを歩きます。
ここ、歩道がないので、歩くのはあんまりオススメできません。
富士見台駐車場のところから、登山道に入ります。
最初はよく踏まれた道。
と思ったら、すぐに道がなくなります。
鹿がつけたであろう獣道が縦横無尽に走っているので、これを辿ることに。
ちょっと藪はうるさいのですが。
ゆるい斜面なので、小走りで駆け下ります。
と、横で物音。
巨大な雄鹿がジャンプしながら追い抜いていきました。
ビックリした。
ガボッチョへの登り。
はっきりとした道があったので、辿っていきます。
しかし、中腹で道は消滅。
結局、藪の中を直登りとなりました。
これがまた、一番傾斜のキツイとこ。
もっと楽に登れる場所、あったのに。
山頂は意外と開けてます。
奇妙なオブジェ(山頂標)がありますが。
眺望もよく、なかなかいい場所です。
と、電話が鳴ってます。
ここ、電波届くんですね。
仕事の連絡でした。
休み取るとこれだから困ります。
電話でいくつか指示を出して。
まさかガボッチョで仕事することになるとは思わなかった。
双耳峰の片割れにも登り。
すぐに下山。
下りも鹿のトレースを辿ります。
獣道であっても、何も踏跡がないよりはよっぽど楽です。
次はカシガリ山。
ここも黒破線ルートですが、踏跡はハッキリしています。
背丈を超える藪はありますが。
注意しながら歩けば、道間違いの可能性は低いはず。
山頂に到着。
特に何もない。
写真だけ撮って、来た道を引き返します。
ビーナスラインまで、ほとんど平行移動です。
せっかく霧ヶ峰に来たのですから、車山と湿原は外せません。
車山山頂までは、よく整備された道。
なんて楽に歩けるんだろう。
さっきまでの藪こぎとは全然違います。
360度、全部見渡せる場所。
まあ、確かにいいところですが。
まわりは観光客だらけで、ちょっと浮きまくってました。
しかも、ストライクアラートをピーピー鳴らしてるし。
雷も近いようなので下山します。
八島湿原はまた今度の機会に。
霧ヶ峰インターバス停まで走ります。
10分前に到着。
ちょっと余裕ができたので、ソフトクリームを。
バスで上諏訪駅まで移動して。
徒歩5分ほど。
片倉館へ。
重要文化財の温泉って、なかなか珍しい。
ここ、オススメです。
風呂上りに生中1杯。
駅近くの食堂で真澄を1杯。
車中で赤ワインを1杯。
ちょっと酔いがまわってきたところで、ふと気づく。
ガボッチョの由来は? 意味は?
結論。
行ってもわからなかった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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オチが良くて大変おもしろかったです〜。
ガボッチョ、インパクトのある山名ですね。
私もこの言葉が目に入ってすぐにクリックして見に来ました。
いやぁ〜山頂の不思議なオブジェ!
素晴らしいですね!
そして何故かこのタイミングで仕事の電話とは!
ガボッチョで仕事〜笑いました!
そしてガボッチョの謎は解けないままですね。
私も気になります。
トリカブト、傷に花粉だけでも危ないんですね。
そこまでは考えてませんでした。
権現辺りだったかでよく見かけましたが、
お花のかわいさにほんの少し突いちゃったんです。
これからはさわらないようにします。
片倉館も帰りの赤ワイン&じゃがりこもいいですね。
私はいつも車で行くのですが、
たまには帰りの電車でちょいと一杯もやりたくなりました。
私はバリエーションハイキングの参考にと
松浦隆康氏のご本を持っているんですけど、
今日見ていたらガボッチョのことが書いてありました!
そのまんまズバリ、
「バリエーションハイキング」と言う本です。
そこには「ガボッチョは株丁から来ているのではないか、
丁は偶数のことだから
二つの山頂(さらに、頂=丁)を持っている山と言うことを
表しているのではないか」と言う説が紹介されていました。
また、寛政年間の文献には「かぶっちょ」と書かれていたそうです。
山名由来の説が正しいのかはわかりません、ただの想像かもしれません。
westmalleさん、
続編は、これまたwestmalleさんらしい面白い企画のコースですね。
南八とは違ってのんびりムードの中、鹿もビックリの藪漕ぎや、意外な急登をたっぷり楽しまれましたね
しかし、ガボッチョ。変わった名前ですねぇ。上のメールで書かれてたので、なるほど、と感心しちゃいました
ところで、文化財の温泉って内外観とも違いますね、これが日帰り温泉とは
xmizutamaxさん、こっちにもコメントありがとうございます。
松浦さんの「バリエーションハイキング」。
実は数ヶ月前に購入したのですが。
まさか霧ヶ峰周辺までカバーしていたとは知らず。
今、読んでみました。
おー、こんなところで謎が解けるとは。
っていうか、ちゃんと読んでおけばルートとか参考にできたはず。
もっと熟読してみます。
ガボッチョは、松浦さんも書かれているように、景色も良くてすごくいい場所です。
誰もこないので、草原を独り占め。
しかも、1キロほど先のビーナスラインを見渡せるので、安心感もあります。
docomoの電波はちゃんと通じてました。
ノートPCでも持ってくれば、仕事もバッチリできますよ。
トリカブトは注意したほうがいいようです。
花粉にも毒があって、吸い込むと粘膜が荒れて痛むのだとか。
下山後の一杯は、絶対にかかせません。
長距離であればあるほど美味しく感じます。
疲れてるから、酔うのも早いのですが。
ShuMaeさん、どうもです。
変な名前の山に登るのは、けっこう好きなんですよ。
金峰山近くの「チョキ」とかも、いつか登ってみたい山です。
日本中探すと、もっとすごい山名がありそうです。
片倉館。
浴槽も大理石で、妙に豪華。
洗い場も小部屋みたいなところで、楽しめました。
水深が1.1メートルあるので、ドボンとつかったら、おぼれます。
肩までつかるには、中腰の姿勢です。
すべてが新鮮でした。
効能は? どうでしょう。
豪華さに圧倒されて、効能とかだれも気にしてないようです。
駅から近いので、上諏訪に行くときはオススメです。
westmalleさん、こんにちは。
カシガリ?、ガボッチョ?
westmalleさんの本領発揮ですね。
今回はヤマレコ内に両山とも登録されてたのでしょうか?
たしか、以前はご自身で登録された
バス亭に10分前、勝った感ありますよね。
ガボッチョは登録しましたよ。
カシガリ山はすでにありましたが、写真がなかったので追加登録しておきました。
ヤマレコで一番乗りの山って、ちょっと気分いいです。
バス停までは、わざと遠回りして1時間近く走りました。
ギリギリかな、と思いましたが、意外と早く到着。
よし! って感じです。
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