蓬峠、清水峠、朝日岳、白毛門(周辺の水場情報有)


- GPS
- 32:13
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,871m
- 下り
- 1,815m
コースタイム
天候 | 9/7快晴、9/8霧、後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
【山行きの動機】
谷川岳から清水峠間は何回も行っているが、湯檜曽川の対岸の尾根、清水峠から白毛門間は30年くらい行っていないので、登ってみたくなった。
【水場】
八木沢ダム周辺はまとまった雨が無く、貯水率が5%くらいまでに低下しているとのことで、水場が枯れていないか心配であった。結果は下記の通り、現状は何とかなっている。(2012年9月8日)
土樽駅から蓬ヒュッテまで、水場は7箇所くらいある。特に麓の林道沿いは水量が多くたいへん冷たい。(手ですくって何回も飲んだが、そのうち手がしびれてくるくらい冷たい)
・蓬ヒュッテ周辺
蓬ヒュッテの直下(西側)は出ている。500ml汲むのに30秒くらいである。更にその下(更に北側)の水場は十分な水量がある。
・清水峠
送電線監視所の南にある水場は水量が減っている。コンクリートの溜め枡からはコンクリリートの壁に沿って流れていて汲めないが、溜め枡の上部はコケが垂れ下がっていてそこから細い水流になっているので、こちらは利用できる。水量は少ない。
・朝日岳
朝日岳の北から宝側温泉に行く道があるので、これを距離にして30m、高度にして10mほど東に降りると岩の間から出ている。登山道をはさんで反対側には池塘があるので目印にすると良い。
驚いたことになんとここの水場も出ていた。200mlのコップに一杯汲むのみ30秒かかった。それでも、この頂上付近で水が得られるのはありがたい。
【気温】
標高1500m付近で、昼間は20-25℃、夜間は15℃くらいで、夜は肌寒い。
【人】
朝日岳の登りで朝日岳方面から2名、白毛門からの下りで後方から1名と会っただけであった。すばらしいコースだが、意外と人が少なかった。
【池】
湿原、池塘が多く点在していた。こんなにたくさんあるとは思わなかった。
【朝日岳】
朝日岳の頂上付近は平で広い。池塘がいくつかあり、水場もある。頂上の南には大きな岩があり、その上に祠がある。三角点の表示は風化で読めなかったが、下山後、調べると二等三角点であった。
時間が有ればゆっくりして、のんびりしたい場所である。
【白毛門のジジ岩とババ岩】
ジジ岩とババ岩は30年前にも見ているが、改めて見てみると特徴的な形をしていることがわかった。地層の関係かもしれないが、いずれも山側に傾いていて、アモイの像を思い出させる。両者は広く白いスラブ帯の上にある。イヤでも目がそこに行く。スラブ帯が広い道で、二つの岩が門のように見える。
東側の大きい岩がジジ岩で、西側の小さいほうがババ岩と記憶していたが、最近では逆の命名もあるようである。水上町のHPで調べてみると自分の記憶と同じであった。(東側がジジ岩、西側がババ岩)
http://www.town.minakami.gunma.jp/20kankou/05map/files/trail-guide.pdf
【白毛門-土合間の尾根】
急な斜面が続く。所々鎖場がある。
【蓬ヒュッテ】
平日の金曜日に宿泊した。宿泊は自分ひとりであったが、小屋の主人がいてくれたので不安は無かった。
一晩中、強い風が吹いていて風により笹がすれる音がすごかった。霧が立ち込めていたので、星も見られなかった。霧の切れ間から越後湯沢の明かりが時々見えた。
朝、出発するときに小屋の主人が外まで送ってくれ、鐘を3回鳴らしてくれた。
【高山植物】
真夏のようにニッコウキスゲなどが咲き乱れていることは無く、やや寂しかったが、リンドウなどの高山植物が咲いていた。
(記:Yontousankakuten)
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