古城山〜矢筈山〜遠笠山〜天城山【伊東駅から】
- GPS
- 27:32
- 距離
- 59.5km
- 登り
- 3,131m
- 下り
- 2,973m
コースタイム
- 山行
- 9:22
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 9:39
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:55
天候 | 両日とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ゴールは湯ケ島温泉 |
写真
感想
約一ヶ月半前の年末年始に箱根から伊豆山稜線歩道を通って天城峠まで歩いた。そのときは河津駅をゴールとしたので天城山方向には行かなかった。せっかくなので天城峠から天城山までも歩きたい。その続きを歩いてみることにした。今回はスタートを伊東駅として途中いくつかの山を経由して天城山・天城峠まで逆向き?に歩いてみた。
【1日目】
早朝の電車に乗って伊東駅まで移動。伊東駅で朝飯を食べて行動食を調達。まずは車道を歩いて冷川峠を目指す。峠まではそこそこ急な坂道が続く。冷川峠から尾根に取り付く。この尾根は鹿路庭峠側まで続いているが地形図に夏道は記載されていない。
最初は踏み跡レベルの道。進むにつれ踏み跡も無くなり崩壊している場所も増えてくる。冷川トンネル上部の辺りの崩壊が一番激しかったと思う。基本は尾根に設置されている境界杭に沿って進んで行くのだけど分かりにくい場所も多かった。僕は2回進む方向を間違えてしまった。この尾根は変化があって結構楽しいルートだった。
鹿路庭峠側に下山後は矢筈山の登山口まで車道歩き。矢筈山も地形図には夏道の記載がない。踏み跡やピンクリボンを見ながら登る感じ。苔むした岩が幻想的な雰囲気のルートだった。山頂は樹林の中で景色は見えない。その代わり?詳しく山の説明が記載されていた。伊東市の最高峰らしい。
次は遠笠山を登る。鹿路庭峠から天城山の登山口方向へトボトボと車道を歩いていく。途中で日没を迎える。日が暮れると一気に寒くなってくる。ゲート前から暗闇の遠笠山へ入っていく。登りは尾根を直登、下りは作業道を歩いた。作業道からは夜景が良く見えた。遠笠山から下山後は少し歩いて天城山の登山口まで進む。
天城山の登山口はこんな時間にも関わらずたくさんの車が駐車してあった。天体観察の方々のようで大きな望遠鏡がたくさん並んでいた。ヘッドライトを消して空を見上げると満点の星空だった。今日の行動はここまでとして駐車場の奥の平坦地にツェルトを張る。することもないので行動食を食べたらすぐに寝ることにしたが…。
【2日目】
昨晩は尋常じゃない寒さであまり寝ることが出来なかった…。流石にこの時期に標高1000m近い場所で夏用の寝袋では厳しかった。エマージェンシーシートまで総動員した。伊豆を舐めてました…。寒さに耐えきれず3時半頃に起きる。急いで準備して出発した。
暗闇の天城縦走路の登山道に入っていく。動いているとようやく体が暖まってくる。万三郎岳辺りまで登ると明るくなってくる。万三郎岳山頂は残念ながらガスで真っ白だった。八丁池へ向けて歩いているとようやく陽が差してくる。
八丁池は静かな雰囲気の良い場所だった。天城峠まではひたすら緩いトラバース道を下る。旧天城トンネルは前回は夜で不気味な雰囲気だったが昼間に見ると普通のトンネルだった。当たり前か…。
天城峠からは国道を歩いてゴール予定の湯ケ島温泉へ向かう。国道は道幅が狭いのに交通量がもの凄く多くて超恐怖だった。途中の道の駅でまったりと朝飯を食べる。道の駅からは遊歩道を歩く。国道と違い静かでいい道だった。
湯ケ島温泉の手前で「東京ラスク伊豆ファクトリー」の看板を発見。調べると工場見学やお土産販売していて観光スポットになっているらしい。湯ケ島温泉の少し先にあるようだ。せっかくなので立ち寄ってみよう。工場の前にバス停もあったので今回はそこをゴールとした。
快晴の空で伊豆の山々を満喫出来た2日間だった。夜の寒さだけが誤算だったかな。これで箱根から伊豆山稜線歩道・天城山縦走路とつなげて歩くことが出来た。嬉しい。
【過去の山行記録】
箱根外輪山〜沼津アルプス〜伊豆山稜線歩道
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2162813.html
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