茅ヶ岳トレッキング(深田記念公園in/out)

2020年02月23日(日) [日帰り]

• GPS: 03:31
• 距離: 7.2km
• 登り: 833m
• 下り: 812m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:37
• 休憩: 0:55
• 合計: 3:32

6:04 深田記念公園バス停
6:30 6:30 林道分岐
7:00 7:06 女岩
7:36 7:37 深田久弥先生終焉の地
7:49 8:26 茅ヶ岳
8:43 8:47 深田久弥先生終焉の地
9:05 9:12 女岩
9:28 9:28 林道分岐
9:36 深田記念公園バス停

天候

晴れ（強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日、新宿で待合せした後、友人マイカーで新宿を発ち、高速（中央道）を使って石和温泉街の24H営業の健康ランド「薬石の湯 瑰泉」へ向かい、前泊。
翌朝5時に出発し、登山口となる深田記念公園へ乗りつけ。アクセス道も雪は一切なく、ノーマルタイヤでアクセス可。

コース状況／危険箇所等

危険箇所も迷いポイントもない。2/23現在、茅ヶ岳山頂までは道中に雪はなく、完全に夏道。

ただし、当日はものすごい強風で、樹林帯は強風で木々が揺れまくり、茅ヶ岳登頂後、一度は金ヶ岳を目指して茅ヶ岳北斜面を下ったが、尾根沿いに凄まじい強風が顔面に吹き付け、寒すぎたため茅ヶ岳以北の縦走は断念。

その他周辺情報

下山後は、この日2座目となる飯盛山へ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2234665.html

写真

2/22 16:20

前夜の宿泊拠点「薬石の湯 瑰泉」へ到着！

2/22 18:20

前夜は宴会！

3/1 9:30

深田久弥の名著「日本百名山」。今回は、深田久弥が没した百名山ハイカーゆかりの山・茅ヶ岳を目指します！

2/23 6:09

茅ヶ岳の登山口となる深田記念公園より登山開始！

2/23 6:09

昨秋、百名山を完登し、この碑を見るのを待望しておりましたが、ついに成就！

2/23 6:44

女岩の手前に「山と高原地図」にない水場！

2/23 6:52

全く雪のない強風の夏道を進む！

2/23 7:05

女岩に到着！が、崩落防止のため規制線があって近寄れず、いまいち女岩の全貌がつかめない。

2/23 7:02

ズームすると、案内板はわかる・・・

2/23 7:07

女岩から急登が始まります！

2/23 7:08

女岩の真横を通過！どうやら巨大な一枚岩のようです。

2/23 7:11

隊の先頭を進む俺！格好いい写真をありがとう！

2/23 7:13

強風、急登でも、自然と笑みがこぼれます！

2/23 7:27

急登をひたすらハイクアップ！

2/23 7:27

ここで今日初めて林間より富士山を発見！

2/23 7:28

うっすらと富士山！

2/23 7:28

（1月の厳冬期・入笠山に続きw）メンバー最若手は、ここで半袖に！

2/23 7:28

いい汗かいてます！

2/23 7:36

茅ヶ岳山頂の手前、深田久弥が没した地。深田久弥の著書「日本百名山」があったからこそ、今日のヤマトモに巡り会えました！氏に感謝！

2/23 7:44

深田久弥終焉の碑を超えると森林限界を超え、雄大な富士が！

2/23 7:44

今日2/23は"富士山"の日！富士、そして右には二百名山・毛無山(未踏)が！

2/23 7:58

山頂にあった円盤がとってもリアル！

2/23 7:57

ってことで・・・

2/23 8:00

こういう撮影をしてみた！

2/23 8:05

8時前、早くも山頂へ！

2/23 8:06

予想に反して八ヶ岳や南アルプス方面は雲に覆われてしまい、山頂からきれいに見えたのは富士山と・・・

2/23 8:18

瑞牆山！

2/23 8:18

一度は茅ヶ岳の北面を下り、見えている金ヶ岳を目指しましたが・・・

2/23 8:20

稜線に吹き付けるあまりの強風で顔面が痛く、早々に茅ヶ岳まで引き返してきました。奥の金ヶ岳は今回は見るだけ！

2/23 8:25

金ヶ岳を断念して戻ってきた茅ヶ岳山頂にて、再び富士山！

2/23 8:38

富士山へズーム！

2/23 8:38

富士山へ更にズーム！雪煙が強風を物語る！

2/23 8:53

復路、落ち葉でレッドカーペットと化した、膝に優しいふかふかの林道を下る！

2/23 9:32

今年は本当に暖冬・少雪。最初から最後まで、全く雪がありませんでした！

2/23 10:26

10時前に下山したので、2座目を目指すことに！
道中、今しがた登ってきた茅ヶ岳(右)と、登頂を断念した金ヶ岳(左)が見えた！

2/23 10:27

改めて、茅ヶ岳(右)と金ヶ岳(左)！

2/23 10:32

そして、瑞牆山〜金峰山に至る稜線もくっきり♪

2/23 10:33

茅ヶ岳山頂からも見えた瑞牆山！

2/23 10:33

茅ヶ岳山頂からは厚い雲に覆われ見えなかった金峰山！五丈岩の存在感がハンパナイ！！

撮影機器：

EOS 6D CANON

PowerShot G7 X Mark II CANON

PowerShot SX730 HS CANON

感想

happygo

元々、Day1(2/23)に四阿山、Day2(2/24)に浅間山(前掛山)への冬季登頂を目指した今回の山旅。が、Day1は近隣の高峰は、どこも身の危険を感じるほどの強風(風速20〜35m/秒)のため、どこか風が弱い三百名山をないか探していて出会ったのが、深田久弥終焉の地となった茅ヶ岳！昨秋に百名山を完登し、いつか登りたいと思っていた山に、こんな形で登ることになったのもなにかの縁！

ということで、いつものヤマトモと前日夕方に東京を発ち、石和温泉の健康ランドで前泊をしてから、茅ヶ岳の登山口となる深田記念公園へ！登山口の少し手前に「百の頂に　百の喜びあり」の名句の碑がありました。百の頂に実際に立った身として、その通りだと思います。付け加えるなら「百の頂に　百の喜びと苦労あり」ですが！

茅ヶ岳と言えど、予測では風速10m超/秒。しばらく樹林帯を進みますが、上方は轟音と共に強風に揺らされ、木々がゆっさゆっさ揺れてました。今日の2,000m峰はすごいことになってますね、確実に。

まずは女岩を目指して進みますが、いざ着いてみると、規制線が張られ、女岩の全貌はわからず、イマイチな感じ。女岩を境に急登が始まり、落ち葉が敷き詰められた、膝に優しいふかふかのレッドカーペットを登っていきます。道中、樹林の間から富士山が見え、モチベーションUP。なんせ、今日2/23は天皇誕生日であると共に、語呂合わせで"富士山"の日なので！

更に進むと、かの有名な「深田久弥終焉の地」の碑がありました。もっと大きい碑を想像していましたが、思いのほか小さく、ハイクアップに夢中になっていると、気づかず通過してしまうレベル。でも、振り返ると樹林越しに富士山も見え、よい場所です。深田久弥さんのおかげで百名山に興味を持ち、ドはまりし、3年半足らずで完登し、そのプロセスで今回のヤマトモにも出会い、こうして一緒に登山をしているわけですがから、深田久弥さんには感謝しかありません。やすらかにお眠りください！！

終焉の碑からはほどなく山頂。予報では、八ヶ岳や南アルプスはじめ、周辺一帯の名峰は風こそ強いものの終日晴れ予報でしたが、実際には・・・、富士山と瑞牆山以外は厚い雲に覆われ、何も見えませんでした。残念。ただ、富士山は最初から最後まで、ずっときれいに見えてましたね。

一度は茅ヶ岳を通り越し、金ヶ岳を目指し、北面を下り始めましたが、稜線を吹き付ける強風は相当な勢いで、何より顔面が超寒い＆痛い！そして北面に入り、この日初めて凍結路が出てきたこともあり、金ヶ岳登頂は断念。早々に茅ヶ岳山頂へ引き返します。

茅ヶ岳山頂からの下り道、一度は今回のDay1候補となった金峰山(結果的に翌週、一部ヤマトモと登頂しました！)の雲が取れるのを待ちましたが、一向に掃ける気配なく、待ちきれずに下山。

女岩を過ぎた辺りより、傾斜もゆるくなり、トレラン適地だったので、メンバー3人を残し、一足先にトレランで下山しちゃいました！そうそう、今回の山旅はDay1はトレランシューズ、Day2(四阿山)はハイカットシューズで使い分けました！

金ヶ岳を断念したことにより、想定より大分早く(10時前に)下山完了してしまい、ダブルヘッダーしよっか、というムードに。翌Day2の四阿山に向けて、今晩は佐久で前泊するため、メンバー一人の発案により、佐久へ向かう途上、清里界隈にある眺望が雄大な飯盛山(めしもりやま)を目指すことになりました。

《以下「飯盛山」へ続く》
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2234665.html