冬季西穂高岳へ挑戦

2020年03月13日(金) [日帰り]

• GPS: 05:52
• 距離: 7.4km
• 登り: 868m
• 下り: 872m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 1:14
• 合計: 5:54

距離 7.4km 登り 872m 下り 872m

9:45 西穂高口
10:00 10:01 旧ボッカ道分岐
10:31 10:41 西穂山荘
10:51 10:54 西穂丸山
11:32 11:39 西穂独標
11:56 11:58 ピラミッドピーク
12:08 12:16 チャンピオンピーク４峰
12:47 13:09 西穂高岳
13:50 13:52 チャンピオンピーク４峰
14:01 14:07 ピラミッドピーク
14:25 14:27 西穂独標
14:46 14:48 西穂丸山
14:56 15:07 西穂山荘
15:21 旧ボッカ道分岐
15:38 西穂高口

天候

高曇り、強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

深山荘に駐車。8時20分頃到着、僅か3台。閑散としていた

上の有料駐車場には15台。まさか冬季は無料なのか…？
無駄に歩いた。

コース状況／危険箇所等

①ロープウェイ〜西穂山荘
観光客向けに道が作られています
アイゼン無しでも登れますが、
特に山荘に寄る予定が無ければ、スタートからアイゼンをつけた方が楽です

②西穂山荘〜丸山
丸山までならアイゼン＋ストックで充分です

③丸山〜独標
岩や細い稜線が出てきます
バランスを崩さないようにして進みます

④独標〜ピラミッドピーク
アップダウンを繰り返しながら
岩を巻いたり斜面をトラバースしたり

信州側に雪庇が張り出しているので
基本的に飛騨側を歩きます

⑤ピラミッドピーク〜西穂高岳山頂
トレースは強風で途切れ途切れです
雪の状態を見てルーファイしながら進みます
山頂直下とその少し手前の雪壁が核心部
氷化が進んでいてピッケルもアイゼンも刺さりにくいです
岩を掴んだりアイゼンを蹴り込んだりして滑落しないように進みます

⑥西穂高岳山頂〜独標
特に下りは恐怖です
クライムダウンしながら掴める岩は掴んで
アイゼンピッケルを駆使して進みます

独標についても丸山まで気を抜かずに

その他周辺情報

おなじみ平湯温泉ひらゆの森。
600円

写真

3/13 9:32

にしほくんと本日の目的。

3/13 9:33

先日登った焼岳。

3/13 10:26

西穂山荘到着。
ここでピッケル、ヘルメット装着。

3/13 10:27

西穂山荘からは霞沢岳が目の前に。

3/13 10:52

まずは丸山。

3/13 11:34

独標から振り返ると後続の方が見える。

3/13 11:34

独標到着。

3/13 11:37

独標からの下りはこんな感じです。

3/13 11:58

ピラミッドピークより振り返る。
先ほどの後続の方が独標に立っている。

3/13 11:58

さて向かいますか。

3/13 12:13

越えてきたとんがり達。

3/13 12:49

西穂高岳山頂到着！
雪壁やトラバースでは写真を撮る余裕無し。

3/13 12:49

ちょうど晴れ間も出てラッキー。

3/13 12:51

奥には乗鞍。

3/13 12:51

霞沢岳方面。

3/13 12:51

奥穂高〜黒部奥地まで。
槍のトンガリも見える。

3/13 12:52

霞沢アップ！

3/13 12:52

迫力の前穂！

3/13 12:52

3/13 12:53

槍ズーム！

3/13 12:53

3/13 13:38

すごい雪庇。

3/13 14:22

笠ヶ岳！

撮影機器：

NIKON D7200 NIKON CORPORATION

感想

3MaS

前日までどこに行くか迷って
冬季西穂高岳へワンランク上の雪山登山に挑戦することに。

平日に加え、コロナの影響か
登山者はもちろん観光客もごく僅か。

始発ロープウェイで登山者5人くらい、
この日山頂まで行ったのは自分１人。

丸山から先は予報通り15〜20m/s前後の強風でしたが、
山頂直下の雪壁はかろうじてアイゼンも刺さり、幸い無事に山頂まで行くことができました。

アイゼンとピッケルを存分に使って
憧れの穂高を登れたことに感謝。
慢心せずに今後も安全登山を楽しみたいと思います。

コメント

musasi

私も4月末の連休に、西穂高岳本邦迄登り
ました。前日に滑落があり線香と花束が
置かれてあり、身震いしました。でも今
では最も　印象深い、山となりました。
雪道は難しいでしょう？

3MaS

musasi様

雪山は本当に美しいですが、
危険と隣り合わせであることを
肝に銘じて登らないといけませんね。