白山(ガスガス&濡れネズミ山行)
- GPS
- 10:53
- 距離
- 46.7km
- 登り
- 2,451m
- 下り
- 2,436m
コースタイム
- 山行
- 10:07
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 10:52
天候 | 雪のちガスのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
ゲート前は橋の工事をしているためいつもより少し駐車位置は遠くなる。 ゲートから市ノ瀬手前のスノーシェッドまで自転車利用可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆市ノ瀬〜別当出合 ・釈迦新道へ向かうヘアピンの先までは雪がないので徒歩。 ・そこから先もしばらく雪が切れたり繋がったりを繰り返すがスキーで歩いたほうが効率的。 ・別当出合の冬季休憩所は利用可能。 ◆別当出合〜甚之助避難小屋 ・別当出合の吊橋は朝は濡れた鉄骨の上にうっすら雪が乗った状態だったが自分は板で、パクはツボで渡った。 ・石畳は雪なし。徒歩で登る。 ・その後は例年より雪は少ないものの基本的にどこでも歩ける。 ・甚之助避難小屋は2階から入ることができる。 ◆甚之助避難小屋〜御前峰 ・いつものモンスター尾根からエコーライン、水屋尻雪渓、くの字を経て御前峰へ向かった。 ・モンスター尾根とくの字はクトーを利用したが他はシールのグリップも良く雪崩リスクも低い状態だった。 ・ただし日々コンディションは変わるのでアイゼンは必携。 ◆御前峰〜別当出合(スキー滑走) ・六地蔵経由で水屋尻雪渓〜室堂へ、そこからエコーラインへ入り来た道を戻った。 ・全体的にカチカチの上にうっすらパウダーが乗った状態だった。 ・下山時の吊橋も雪が乗っていて滑りやすい状態だった。 ◆別当出合〜市ノ瀬 ・登りでスキーを使った箇所はスキー滑走可能。 ・下部は歩く必要がある。 |
写真
感想
今日は白山、3月のお参りに行ってきた。
天気予報は曇り予報、まずまずの条件だ。(と当初は思っていた)
今日のパートナーもパク。
昨日も白山へ行ったので2日連チャン。相変わらずパワフルすぎる。
前日仕事を終えてスーツのまま白峰へ直行。(最近このパターン多い)
21時過ぎから3時間半ほど寝てパクより30分ほど先にフライングスタート。
寝不足気味なので今日はカフェインを飲んでスタートした。
今回からチャリが使えるので楽ちん白山。
一番面倒な白峰-市ノ瀬間がチャリでワープできるのはデカい。
1時間ほどで市ノ瀬手前のスノーシェッドに到着、少し待つとパクも到着、タイミングバッチリ。
本当ならそこからスキーで一気に歩ければ帰りも楽ちんなのだが、中途半端な時期なので雪も切れ切れ。
一々スキーの脱着は面倒なので最初は担いである程度雪が繋がってからスキー登行に換装した。
それにしても出だしから小雨…標高が上がるにつれて雪に変わってきたが先が思いやられる。
まあ雪は問題ないのだが視界がないのが辛い。
今日はコンディションが良ければ湯ノ谷から釈迦岳へ周回しようと思っていたが、この様子だと山頂到着後に現地判断で決めるしかなさそうだ。
一本橋は自分は板で、パクは担いで渡ったがどうやら橋が濡れていたらしくその後シールが下駄になって大変だった。
スクレーパーで除雪したりワックスを塗ったりを何度か繰り返す。
パクも少し待たせてしまった。
中飯場を過ぎた辺りでようやく下駄から解放されて気持ちよく台地を登行していく。
少し視界も出てきて観光新道や別山も見えるようになってきた。
この様子なら釈迦岳周回も行けるかも、この時はそう思っていた。
しかし雪は一向に止まない。
エコーラインを登っていくとまたしても視界が悪くなってきた。
水屋尻雪渓を詰めて山頂を目指したがくの字へ向かっているつもりが一本西の谷へ入ってしまいルート修正。
問題なく登頂はできたが滑走ルートはどうしようか。
とりあえず湯ノ谷方面へ行ってみようと六地蔵方面へ向かっていったがガスは更に濃くなりホワイトアウト状態。
初ルートではないが崖もあるのでやめておこう、ということで結局来た道をピストンすることにした。
それでも視界ゼロで上下左右もわからない。
雪酔い状態で気持ち悪い…今日のようなホワイトアウトは初めてではないのだが、なぜか今日は酔ってしまった。
体調とか寝不足とか関係しているのだろうか。
室堂まで降りると少し視界が出てきたが相変わらず酔っ払い運転状態。
フラフラとパクの後を追って滑っていくのが精いっぱい。
こんなの初めて。
せっかくのパウダーなのに勿体ない。
それでもスキーは速い。
寄り道したり休憩したりしていつもよりゆっくり滑っていったが1時間20分ほどで別当出合まで到着。
あとはスキーと徒歩とチャリで戻るだけ。
今日はこんな天気だし貸切だと思っていたのだが途中2人PTと単独行の計3人とすれ違った。
全員テン泊装備の登山者だった。
チャリも見当たらなかったので全行程徒歩で往復するのだろうか。
市ノ瀬まで戻ると雪は雨に変わった。
完全濡れネズミだ。
うーん、こんな予報じゃなかったはずだがまあ山は良くも悪くも行ってみないとわからない。
今日はそんな日だったと割り切るしかない。
ともあれ3月のお参りを無事済ませることができてよかった。
パクは明日も山へ行くらしいので3日連続山スキー。
頑張れパク。
去年まで白山連チャンの時は一旦勝山に降りて水芭蕉で汗を流して8番でご飯食べてセブンで補給していた。しかし勝山からまた登ってくるのはガソリンと時間が勿体無いので今年から風呂は総湯、食事はすぐそこの"ゆーた"で済ませている。行動食は車内に大量に羊羹を積んでいるので問題なし。これで時間を有効に使えてgood. 私が白峰の住人だ。
今日も土曜友の会。岩さんと二人で白山参り。ちなみに僕は毎月白山脱落者だ。夏はアルプスに浮気してしまうので難しい。今日は出だしから雨。上はごっついホワイトアウト。帰りも雨と厳しい白山だった。しかし甚之助から別当まではしっとりウエットパウダーで板がよく走り、シャバランチ会長。どんなコンディションでも必ずご褒美はある。今日は誰にも会わないと思っていたが、こんな予報でも登ってくる人がいて驚いた。
こんな天気でもなぜ山へ行くのか。山っていうのは行く理由より行かない理由の方が多い。行かない理由なんていくらでも出せる。だけどその行かない理由たちよりも"山に行きたい"という思いが強いから山へ行く。家で寝てても絶対後悔する。山に行って厳しい思いをしても"家で寝てた方がマシだった"と思ったことは一度も無い。それにプチ厳しい山の経験を積んでおかないと本当に厳しい状況になった時に何もできない。
などとかっこいいことを書いてみたが、ぶっちゃけると他にすることがない。
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