爆風！ラッセル！雪壁！盛り沢山、春の唐松岳(行こう！歯科健診登山部)

2020年03月18日(水) 〜 2020年03月19日(木)

• GPS: 26:44
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,368m
• 下り: 1,360m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:12
• 休憩: 2:37
• 合計: 5:49

9:11 八方池山荘
9:37 9:37 石神井ケルン
9:52 9:52 第2ケルン
10:02 10:43 八方ケルン
10:50 10:51 第2ケルン
11:10 11:10 石神井ケルン
11:59 13:52 八方池山荘
14:17 14:18 石神井ケルン
14:29 14:30 第2ケルン
14:42 14:42 石神井ケルン
15:00 八方池山荘

2日目

• 山行: 6:54
• 休憩: 1:02
• 合計: 7:56

3:45 八方池山荘
4:08 4:08 石神井ケルン
4:18 4:22 第2ケルン
4:30 4:31 八方ケルン
4:42 4:57 第三ケルン
6:49 6:50 丸山
8:04 8:14 唐松岳頂上山荘
8:37 8:53 唐松岳
9:13 9:24 唐松岳頂上山荘
10:05 10:05 丸山
11:04 11:06 八方池
11:08 11:09 第三ケルン
11:15 11:15 八方ケルン
11:20 11:20 第2ケルン
11:26 11:27 石神井ケルン
11:41 八方池山荘

写真

3/17 23:07

バスタ新宿より、夜行バスで白馬八方へ。

3/18 6:19

翌朝、白馬八方到着。
ボタ雪が降っています。

3/18 6:20

金曜日は大荒れ予報なので、一泊して木曜夕方に帰る予定。

3/18 7:12

ロールマットはザックに外付け。

3/18 7:12

ホットはちみつ柚をテルモスと懐に補充。

3/18 7:20

スノーシューも外付け。

3/18 7:23

白馬八方ターミナルから、ゴンドラリフトアダムへのシャトルバスの始発は8時。

なるべく早くリフトに乗りたいので、歩きます。

3/18 7:23

シャトルバスの時刻表。
スキー場間を繋いでいるのかな？

3/18 7:26

道路に電熱線？

3/18 7:37

チケット売り場到着。

3/18 7:44

スキーヤー用のリフト、ゴンドラ乗り放題チケット値段表。

3/18 7:44

登山者はこちら。
八方池山荘までの往復で2980円。

3/18 7:48

スキー板、ボードを置いて順番確保。

私はザックを置きます。

3/18 7:49

ここではボタ雪ですが、上の方はどうなのかな？

3/18 8:20

兎平到着。

雪の粒が細かく、乾いた感じがします。

標高を700m余り上げると、雪質も違う？
降ってくる途中で互いにくっついてボタ雪になるのかな？

3/18 8:32

アルペンクワッド乗り場、屋根の雪が大量にドサドサ落ちてきてビックリ。
ドカ雪に高い気温。雪崩リスクも高い状態なのかな？

3/18 8:35

アルペンクワッドで再度標高をあげます。

3/18 8:41

グラードクワッドに乗り換え、八方池山荘へ。

3/18 9:00

八方池山荘到着。
自販機は冬眠中。

3/18 9:00

着替えと余分な荷物をデポ。

この時点では、下の樺辺りでテン泊するつもりだったのです。

3/18 9:01

スノーシュー装備。

3/18 9:03

登山、BCの方が続々と入山。

3/18 9:03

曇り空の中、出発！

八方尾根のどこかでテン泊する予定だったので、テン泊装備を担いでいます。
この時には、あんな目に会うとは想像もしていなかったのです…

3/18 9:05

ゲート。

3/18 9:10

スノーシューでもスネまで潜る箇所も。

3/18 9:38

八方山ケルン。

雪煙が舞っているのが分かります。
風強し。

3/18 9:38

ホワイトアウトに近い状況です。

3/18 9:44

かろうじて稜線が見えます。

3/18 9:49

八方山ケルン側のトイレ。

3/18 10:02

顔みたいな八方ケルン。

3/18 10:03

トイレを上から。

3/18 10:10

風が猛烈に…

今考えると、ここで引き返しておくべきでした。

3/18 10:14

引き返す方が増えてきました。

3/18 10:27

先行パーティ。

3/18 10:30

先行パーティに追いつきましたが、私も先行パーティの方も、風が猛烈で立っていられません。

10分程しゃがみ込んだまま動けず。
ここでようやく引き返す事に。

降りる途中でケルンの影で風をしのぐパーティ、背中に担いだスノーボードが風で煽られるのか、しゃがみ込んだままの状態でズリズリと雪面を降りていくボーダーのパーティに遭遇。

申し訳ない事に、自分が降りる事で精一杯でした…

3/18 10:43

スノーシューを履いていても腰まで潜る箇所も。

何度も転び、顔から雪に突っ込み、外れたスノーシューをつけ直すことを繰り返します。

風を避ける為にサングラスからゴーグルに変えるべき状況でしたが、ザックを下ろすと風で吹き飛ばされそうで、ザックを下ろすこともままならなかったのです。

視界が悪く、サングラスを外しますが眼鏡も凍りつき見えなくなります。

眼鏡を外すと、今度は飛雪がまつげに張り付き、瞬きの度にまぶたが張り付きます。

こまめに拭いますが、視界が悪いと焦りも出て来ます…

早いうちにゴーグルに換装しておけば…

3/18 11:09

八方山ケルン？

ホワイトアウトの中、黄色いハードシェルの方に先導して頂きました。ありがとうございました。助かりました。

白く写っているのは雪煙。

3/18 12:08

なんとか八方池山荘に辿り着きました…

山荘まで50mの地点でルートミス。
巻道ルートの吹き溜りに突っ込んでしまい、50m進むのに(多分)15分もかかりました。

これ程の爆風＋ホワイトアウト＋モフモフの雪という悪条件下で行動したのは初めての経験でした。
もっと早めに引き返しておくべきでした。

また、12時前という早い時間だったので、無闇に動かずケルンの影で風を凌ぐか、ピッケルで雪洞や竪穴を掘り、風が止むまで待つ選択肢もアリでした。

なまじ山荘から1時間程度しか進んでいない事で、帰る事しか考えられなくなっていたのです。

3/18 12:17

避難小屋状態の八方池山荘食堂。

3/18 12:18

雪まみれになった上着を脱ぎます。

3/18 12:19

暖かいものを…

3/18 12:20

カツカレーとコーヒー。
美味しゅうございました。

3/18 12:20

谷口ジローの漫画版シートン動物記？

面白かったです。

3/18 12:37

アウターグローブの内側にも、湿った雪がこびりついています。

3/18 13:03

這々の体で八方池山荘に辿り着いた1時間後、さっきまでの爆風が嘘のような晴天に。

これなら、風で足止めされていた方々も大丈夫でしょう。

行きには除雪されていたゲートの向こうに、1m程の吹き溜りができていました。

3/18 13:05

風もほぼ止んでいます。

3/18 13:08

山荘内、スマホバッテリーのレンタル。

3/18 13:26

先程ホワイトアウトで彷徨った辺りを確認しに行きます。

3/18 13:54

時折雪煙が。

3/18 13:57

長野県警のヘリが飛んでいました。

17日の早朝、八方尾根でテント泊をしていた方がテントを飛ばされ、1人滑落、1人自力下山したとの事。

翌日、ご遺体が発見されたそうです…

3/18 13:57

白馬三山方面パノラマ画像。

3/18 14:20

鹿島槍、五竜岳方面のパノラマ画像。

降りてきた男女2人パーティの方とお話し。

昨夜は風が強く、テント泊は断念し雪洞でビバークしたとの事。
同じ状況でも、遭難する方と無事降りてくる方。
様々な事の積み重ねなのかな…

3/18 14:21

捜索中の長野県警の方。
八方池山荘に10人程集まっていました。

3/18 14:22

ホワイトアウト時にマジで焦った台地状の箇所。
黄色いジャケットの方の先導がなければどうなっていたか…

3/18 14:23

アンテナ？

3/18 14:29

八方池ケルン側のトイレ。

3/18 14:29

板がネジで固定されています。
ここまでやらないといけないくらい、風が強いのでしょう。

3/18 14:30

八方ケルンを望みます。

山荘で休憩中、昨日の「テントを飛ばされて滑落」の事故を聞き、ビビってしまいテン泊はやめにする事に。

また、明日は午後から天気が崩れるとの予報。

小屋泊で、翌朝早く出発。天気が崩れる前に降りてくる事にします。

3/18 14:30

不帰キレット。

3/18 14:32

踏み跡周囲の雪が風に飛ばされ、盛り上がっています。

3/18 14:40

この出っ張りは？

3/18 14:42

八方池山荘に戻ります。

3/18 14:45

南俣入（川の名前）と、上に見える白い線は発電事業専用道路？

3/18 14:45

八方池山荘の裏から、沢へと降りていくシュプールがいくつか。

3/18 14:52

山荘前の気温は0℃。

3/18 15:01

また山荘へ。

3/18 15:23

夕食付きで宿泊。

明日の朝食は、テン泊用に持ってきたカップ麺を食べます。

3/18 15:42

ウエストベルトの荷物入れにマジックテープでくっつけている「行こう！歯科健診」のカードとフロス、歯間ブラシのセット入れ。

何度も外れてイライラしたので、別の固定方法を考えます。

3/18 15:42

ショルダーベルトに結束バンドで固定。

しばらくはこれでやってみます。

3/18 15:46

部屋。

3/18 15:46

梯子からの落下注意。

3/18 15:48

窓からは白馬三山が。

3/18 18:03

夕食はバイキング形式。
美味しゅうございました。

3/19 2:31

翌朝2時起床。
カップ麺で朝食。
ホット柚を温めてテルモスに。余りはペットボトルに入れて懐へ。
ハクキンカイロを背中と腰に1個づつ装備。

3/19 2:38

圧雪車。
夜中の2時半にお疲れ様です。

3/19 3:42

身支度とウンコ(朝食を食べると30分以内に催す体質なのです)を済ませて、スノーシューで出発。

3/19 3:45

ヘッデンで踏み跡を追います。

3/19 3:54

出発時の気温は0℃。
外から食堂に汗をかいて入室、すぐ出て行った人がいたので先行しているのかと思いきや、山頂まで行っても見当たらず。

泊まりの人が深夜の散歩をしていたのかしら？
この日は、山頂まで私が一番乗りだったようです。

3/19 3:56

時折踏み抜いた跡が。

3/19 4:06

夜景。

3/19 4:20

スノーシューでもスネまで潜ります。

深夜の出発ならカチコチなのを期待していたのですが…行程の半分余りがスノーシューラッセルでした。
腰まで潜る箇所も…

ここ4ヶ月程続けている、毎日30分のスピンバイクトレーニングが効いて、ラッセルでも(それ程は)へばらずに済みました。

3/19 4:30

八方山顔ケルン。

3/19 4:35

昨日敗退した辺り。

3/19 4:43

第三ケルン。

3/19 4:58

一旦アイゼンとピッケルに換装。

3/19 5:07

夜明け。

3/19 5:11

下の樺通過。

3/19 5:27

上の樺に登る途中。
膝から腰までのラッセル…

3/19 5:33

股まで雪に埋まる箇所も。
スノーシューのままにしておけばよかった。

3/19 5:45

上の樺辺りにテントが。
昨日お話しした青年でした。

3/19 5:46

日の出直前。
明るくなってきたので、ここでサングラスを装備。
昨日の反省を踏まえ、いつでもゴーグルに変えられるよう、カラビナでザックから吊るしておきます。

3/19 5:46

雲？それとも青木湖か木崎湖？

3/19 5:51

テントの青年に、ピッケルを柄として活用するスコップを見せてもらいました。
積雪期のテン泊は、いつもスコップを持っていくか迷うのですが…
これなら多少軽量化できる？

クライミングテクノロジーのCTアジッレ用ショベルです。
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/ct/75097.html

3/19 6:12

アイゼンでのラッセルに疲れ、再びスノーシューに換装。
それでも、足首〜膝ラッセルが稜線手前の岩場まで続きました。

3/19 6:12

踏み跡がある箇所もありますが、昨日以前のもののようでした。

3/19 6:34

のっぺりとした斜面。
どこを歩いても同じ気もするし、多少は固く踏み抜かない箇所を選んだような方が良い気もするし…

3/19 6:34

トレースのない雪山では、稜線通しが基本です。
概ね稜線を歩きました。

3/19 6:44

丸山ケルンが見えました。

3/19 6:51

遠くに見える、テント泊の青年。

3/19 6:51

唐松岳の山頂が見えてきました。

3/19 6:53

雪上のトゲトゲ？

3/19 7:08

拡大図。
ストックの跡？それにしては肝心の足跡が見当たらず…

3/19 7:13

こちらは多分動物の足跡。

3/19 7:14

いつの間にか太陽が。

3/19 7:18

尾根が痩せてきました。

3/19 7:39

唐松岳頂上山荘手前の岩場。

3/19 7:39

アイゼンとピッケルに換装。

3/19 7:44

ピッケルで雪を掻き落としながらラッセルする箇所も。

3/19 7:46

雪壁っぽくなっている箇所も。

3/19 7:49

左手には五龍岳（右手前）と鹿島槍ヶ岳（中央奥）。

3/19 7:55

山荘手前の危険箇所。

3/19 7:58

距離は短いですが、緊張する箇所。
中央の岩までトラバース、そこから雪壁を登り、雪庇を崩して乗り越えました。

トレースがついていればそれほど難しい箇所ではないのでしょうが、自分でルートを作るのは色々考える必要があり、とても楽しい作業でした。

技量がある方なら普通に歩くのでしょうが、私はヘボなので雪壁に正対して前爪を蹴り込んでカニ歩き。
スピッツェを深く差し込み、空いた手は手刀の形で雪に差し込みます。気休め程度の支えにしかなりませんが…

3/19 8:05

雪庇を崩して乗り越えた箇所。

3/19 8:05

唐松岳に続く稜線に出ると、風がかなり強くなってきました。
昨日の爆風ほどではありませんが、念の為にゴーグルに換装。

風で踏み跡の消えたトラバース箇所を通る時は、かなり緊張しました。

3/19 8:09

雪炎を上げる雪庇。

3/19 8:16

剱岳見えた！
5月の岩肌が出た剱岳と違う、真っ白な剱岳です。

3/19 8:32

山頂へ。
山頂直下の傾斜がきつい箇所は、四つん這いで登りました。

3/19 8:44

唐松岳山頂で歯科健診！

3/19 8:45

唐松岳山頂でミラノール！（フッ素うがい）

フッ素うがいは正しく使えば、虫歯リスクを半分程度にしてくれます。詳しくはお近くの歯科医院で。

3/19 8:47

唐松岳山頂から剱岳を望みます。
黒部横断に憧れていますが…単独だと五竜岳から東谷山尾根を下降し、東谷吊橋という渡渉なしのルートかな…

3/19 8:47

剱岳越しに日本海が見えます。

3/19 8:48

山頂で写真を撮っていたら、テント泊の青年が登ってきました。

新しくなった山頂のポールより、東側の雪面の方が高くなっています。
雪庇が大きく発達しているのでしょう。雪のない時に来たことがないので、山頂の形を知りませんが…

3/19 8:49

撮って頂きました。

3/19 8:53

青年と1枚。
後ろに人がいるという安心感から、山荘手前の岩場や頂上へ続くトラバースを突破できました。
完全に一人だったら、ビビって引き返していました。
ありがとうございます。

3/19 8:58

頂上直下のトラバース箇所。
時折雪が硬い箇所があり、降りる際は緊張しました。

ちなみに、山頂直下の傾斜の急な箇所（登りは四つん這いで通過）は、後ろ向きで下りました。

3/19 9:02

唐松岳頂上山荘へ登り返し。

3/19 9:18

頂上山荘直下の雪壁。
降りる前に、甘納豆でエネルギー補給。

3/19 9:23

後ろ向きで降り、トラバース箇所は登った時と同じく雪壁に正対し、アイゼンの前爪を蹴り込んでカニ歩き。

すれ違ったショートロープの二人パーティ（ガイドさんとお客さん？）は、先頭のガイドさん？はスノーシューで平然と登っていきました。すごいなあ…

3/19 9:28

痩せ尾根を降ります。
まだ9時半。時間はたっぷりあるのでゆっくり、慎重に。

3/19 9:31

白馬三山。
左から鑓ケ岳、杓子岳、白馬岳…だと思います。

3/19 9:35

小さい雪壁。
ここも後ろ向きで降りました。

3/19 9:46

東側に見える雪をいだいた山々は…なんだろう？

3/19 9:47

左は雪庇を恐れて大きく稜線を巻いた私のトレース。

右は地形を把握し、最短距離かつ雪の浅い箇所を的確に歩いたガイドさん？のトレース。無雪期にも一度来ないと…

3/19 9:54

不帰キレット周辺のヒマラヤ襞。

3/19 10:17

暑いのでハードシェルは脱ぎました。

3/19 10:20

浮力の大きいスキーは、登山者と違って斜面なら（大体は）どこでも登ってこれるようです。

3/19 10:21

登ってくる登山者、BCの方々とすれ違います。

あなた方が歩いているトレースは、私が朝イチでつけたんですよ！（ドヤ顔）

3/19 10:48

これまた暑いので、出掛けに腰と背中につけていたハクキンカイロを外します。

3/19 10:53

背中の痛み防止に、胸に巻いているゴムベルト。
今回、位置を高くして脇の下ギリギリに巻いたら、背中の痛みは殆ど出ませんでした。巻く位置で効果に違いがあるのかな？

3/19 10:57

ガラガラ沢に滑り込むBCスキーの人。
凄いなあ…
南股入へのシュプールがなかったから、また八方尾根に登り返すのかな？

3/19 10:57

八方尾根からいくつもシュプールが。

3/19 11:03

雪の下の八方池。
積雪期にしか来ていないので、未だに見たことがありません。

3/19 11:13

八方ケルン（中央右）と、トイレ（中央奥）

3/19 11:15

無事戻りました。

3/19 11:16

第2ケルンからドロップインするBCパーティ？ツアー？

3/19 11:27

八方池山荘。

3/19 11:28

夏道の階段が露出。
正午近くなり、雪が腐りだしていました。

3/19 12:00

リフトで下山します。

3/19 12:01

楽ちん。

3/19 12:07

白馬三山？と1998長野オリンピックのエンブレム。

今年（2020年）の東京オリンピックは、コロナ騒ぎの中どうなるのでしょうか。

3/19 12:09

アルペンクワッドに乗り換え。

3/19 12:15

兎平で山頂方面を振り返ります。
見事な快晴。午後から天気が崩れる予報を見て、悪天候に捕まらないように3時半に出発したのですが…
これなら、ゆっくり出発してラッセル泥棒してもよかったかも(^_^;)

3/19 12:38

ゴンドラリフトアダム。

3/19 12:42

東京の「VRニンジャ道場」の宣伝ポスター。
うーむ(^_^;)
日光江戸村を訪日外国人向けに特化するとこーなるのかしら？

https://www.moguravr.com/vr-ninja-dojo/

3/19 13:10

白馬八方バスターミナルから、後立山連峰が見えます。
老後はここに住もうかな…

3/19 13:57

八方の湯隣、八方美人ラーメンで昼食。
美味しゅうございました。

3/19 14:30

白馬八方のスキー場を結ぶシャトルバス路線図。

撮影機器：

iPhone 11 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

wakodental

2019年3月以来、2度目の唐松岳。

前回は天候にも恵まれ、しっかりしたトレースもあり、殆どハイキングのような感じでした。
しかし、今回は同じ3月でも1日目爆風で敗退、2日目はラッセルと雪壁の突破でなかなか手応えのある山行になりました。

テント泊の予定だったのですが、前日に八方尾根で2人パーティのテントが風で飛ばされて1人行方不明（後に遺体発見）の事故を聞き、防風壁を作るスコップを持ってこなかったのでビビって八方池山荘泊に切り替えました。

1日目は第3ケルンの手前で爆風のために動けなくなり、そこから引き換えしたのですが、もっと手前で引き返す決断をするべきでした。

また、爆風に晒されていると思考力が低下しました。
今回は山荘からそれほど歩いていない事もあって「とにかく山荘まで降りなければ」という考えで頭が一杯になり、ケルンの影で風が止むまで待つ、ピッケルで雪洞OR竪穴を掘ってビバークするという選択肢が全く思い浮かびませんでした。

サングラスからゴーグルに変えるべき場面でも、ザックを下ろすと風で吹き飛ばされそうで、荷物を取り出すこともままなりませんでした。

判断、装備の交換は早めにやることの重要性を再認識しました。

2日目は八方池山荘から山頂まで5時間余り。ルートの半分以上がスノーシューでも足首〜膝までのラッセル。着脱しやすさが売りのパラゴンバインディングがついたMSRライトニングアッセントの最新モデルは、すごく役に立ちました。

アイゼンとの換装の面倒くささがかなり軽減されました。旧モデルだと着脱時のバンド調整が面倒で、換装が億劫になり使用頻度が低かったのです。

家でのスピンバイク1日30分トレで、ある程度体力もついたようです。以前ならラッセルをすると、すぐ息が上がっていました。

上記の事柄に加え、山荘手前の岩場、雪壁。山頂直下のトラバース、急傾斜の箇所をノートレースで自力で突破できたことは、ちょっとだけ今後の自信に繋がりました。

1月から3月まで山行でお金を使いすぎたので、次のテント泊はGWかな？

コメント

フジサクヤ

こんばんは
なんと！
今さらですが　歯医者さん　院長先生されてるんですか？

同じ富士山好きってことで　今後はおいら　先生のところで治療を受けることにしようかなぁ〜(^o^;　頑張って下さい!

wakodental

Re: こんばんは
コメントありがとうございます。

以前からfujisakuya さんの富士山記録は拝見していました。未だに厳冬期の登頂はできていませんが…いずれは…

富士山でお会いできる日を楽しみにしております。

川崎で歯科医院の院長をしております。歯の治療自体は、保険であればどこの歯科医院でやっても極端な差はない、と思っています。

大事なのは「なぜ虫歯になったか」「今後どうすれば虫歯の再発を防げるか」

という、セルフケアと生活習慣の指導を受け、自分で可能な限り頑張るかという予防歯科の観点です。

https://www.wakodental.com/

にアレコレ書いていますので、よかったらお読みください。