長い一日:雲取山を越えて三条の湯からサオラ峠・丹波へ


- GPS
- 10:27
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,488m
- 下り
- 2,408m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢ー堂平ーブナ坂ー雲取山:雲取山への最短ルートなのでよく整備され、また急斜面はほとんどなく、MTBでも気持ちよく走れそうな道。ブナ坂で石尾根に合流し、小雲取山(富田新道分岐)直下から傾斜がややきつくなるが、特には困難もない。 雲取山ー三条の湯:三条ダルミまでは急降下、三条の湯へはアップダウンのある長い下りで、中腹を等高線に沿って少しづつ下っていく感じ。長い下りに嫌気がさしてくる頃に青岩鍾乳洞分岐(現在通行止め)があり、三条の湯は近い。 三条の湯ーサオラ峠−丹波:三条の湯からサオラ峠は350mくらいの標高差で登りがあるが、長いのであまり気にならない。右から飛竜山から丹波への尾根が次第に近づき、サオラ峠で合流する。この道も中腹のトラバース道、大きな沢を越えるところでは大きな石が押し出されるなど、道が荒れて不明瞭になる箇所があるが、手書き道標などがあり、注意すれば見失うことはない。サオラ峠では丹波天平方面への道を分け、丹波への道は急斜面の連続があり、崩壊地もあってロープが張り巡らされている場所もあるが、注意すれば危険というほどではない。 下山路の最後の丹波山村に出る直前、正規のルートは林道に出るようだが、踏み跡を追ってまっすぐ下ると林道に出ずに大きな堰堤手前に下りてきたが、左側に林道などが見えたので問題なかった。どこで間違えたのか、不明。 |
写真
感想
9月後半、天候が定まらない中、天気が持ちそうなので、雲取山を歩いてみた。
今回は鴨沢付近から雲取を越え、三条の湯・サオラ峠経由で丹波山村まで、30km近い日帰りハイクで自己記録になった。最近始めた走りこみと筋トレの成果なのか?体調良く、三条の湯に二時頃までに到着し、まだ体にゆとりが感じられたので、小屋番の話を聞いて暗くなる前に下山できそうなので丹波山村まで歩く決心をしたが、思い切って歩いて本当によかった。
奥多摩駅6時40分のバスで終点留浦から鴨沢橋を渡って鴨沢から登り尾根を辿る。留浦、鴨沢、小袖とハイカーの車がすでに何台も停めてあった。小袖乗越しの先の登山口から七ッ石小屋方面に向かうと緩やかで歩きやすい道が続く。バスから先に出発した人に追いつく。雲取山荘の故障したトイレの修理に日帰りで出かけるのだそうだ。今日は体調もよく、なだらかな登山道をハイスピードで進む。堂平到着で、CTより30分近く早いペース。七ッ石小屋への道を見送り、ブナ坂で石尾根と合流。ここまで登山口から2時間くらいで、CTより一時間以上早いーーホントかなー??信じられないーー。道標には唐松谷方面の道で工事があり、その期間通行止めの張り紙(奥多摩ビジターセンターの登山道情報に出ていた)。
しばらく石尾根を進み、奥多摩小屋手前で水場とヨモギ尾根分岐の道標。テント一張。一人は外でぼんやりと景色を見ており、一人はテントの中で寝ている様子。
登りの傾斜がややきつくなり、小雲取山に到着。富田新道の道標がある。軽く補給し、雲取山に向かう。少し進むと山頂にハイカー数人があるのが、もう見えている。11時35分、山頂手前の雲取避難小屋のある小ピークに出る。3分で山頂に。原三角測点があった。130年近く前の貴重なものだ。そういえば、最近、映画の「天地明察」を見た。江戸時代の渋川春海(安井算哲)の天文測量(太陽、月、北斗七星など)と暦の改定の努力は大いに感動を覚えたが、幕末から明治初期の全国の地理測量も大事業だったと思われる。原三角測点も多くが失われていると聞く。
三人組の若いハイカーは往路を下山して行った。昼食後、12時前には三条の湯目指して出発。他には誰もいない。登り尾根でもトイレ工事の人一人、奥多摩小屋前でテント組み、あとは昨夜雲取山荘泊まり組の下山ですれ違いが数組で静かな山旅。三条の湯・縦走路方面は誰もいない。山荘宿泊者はすでに下山か縦走路に向かっているはず。三条ダルミまでは急斜面の下り。ここから縦走路と分かれて三条の湯に向かう。アップダウンの多い、中腹の道。ところどころ崩壊しているが危険というほどではない。MTBで三条の湯から担いで登り尾根を下るコース案内が出ていたが、MTBを三条の湯から担ぎ上げるのは相当な体力を要する感じ。テントを背負った若いハイカー二人が休憩していた。三条の湯から登ってきたという。雲取まで後どのくらいか尋ねられたが、相当息が上っている感じだった。ここまで山頂から45分だったので一時間あれば山頂に到着できるだろうと答えた。三条の湯からまだサオラ峠に向かうかも知れないので、体力を温存するためにペースを少し落として下ってきた。二時頃までに三条の湯に着ければ、その時点の余力があるかどうかなど判断するつもり。
一時間以上下り、そろそろ飽きてくると、青岩鍾乳洞分岐と思われる場所に出た。そちら方面は道が崩れて通行止めになっていた。三条の湯は近い。
沢に出て対岸の橋の向こうに三条の湯の荷揚げ用トラクターが停めてある。少し進んで三条の湯に出た。撮影し、働いていた若いスタッフと話をする。朝、鴨沢から雲取を越えてきたというと、結構歩きましたねと笑顔。サオラ峠・丹波への道は整備され、3時間強で丹波に出られること、疲れを感じないわけではないが、足と頭はまだ余裕があると感じ、サオラ峠に向かった。後山林道は8kmもあり、さらに鴨沢西まで歩かねばならないかもしれないので、バスは遅くなっても楽しみのある丹波まで向かうことに。これまでで日帰りでの自己最長記録になりそう。
サオラ峠までは若干のアップダウンのあるゆるい登り。標高差は三条の湯1100m、サオラ峠1477mで350m以上もあるが、道のりが長く、あまり感じなかった。御岳沢を渡って、さらに進む。林道(作業道)分岐が数箇所あったが、道標がある。次第に飛竜山から丹波に向かうミサカ尾根が右から迫ってきた。ミサカ尾根は何年も前に雲取山避難小屋に泊まって、翌日飛竜山からミサカ尾根を下って丹波山村に出たのを覚えているが、雲取から飛竜までの4時間を非常に長く感じ、ミサカ尾根を下るときにかなり疲労していたことを思い出す。この尾根との合流点がサオラ峠だが、なかなか合流しそうでしない。結局三条の湯から二時間近く歩いて、天平尾根らしきものとが交差するあたりで合流した。道標と中川神社の祠と再建委員会の説明版があった。天平尾根はなだらかでMTBを走らせるにはよさそう。丹波山村への急なくだりに入る。途中、道が崩壊してロープで囲われている箇所があったが、注意して下れば危険はない。しかし最後で道を間違えたらしく、林道には出ずに堰堤に出てしまった。すぐ左に林道とつながる道があったので問題なく丹波山村に下りていけた。
丹波山村の家並みを撮影し、丹波山温泉の営業を確認して、のめこい湯で足をマッサージし、鹿ソバを食べて7時前の最終バスに乗った。もう真っ暗だ。鴨沢バス停で行きのバスと登り尾根で一緒だった山荘トイレ修理の人が再び乗ってきた。山荘到着後二時間以上、作業して6時過ぎにバス停まで下ってきたという。帰りの青梅線車内で話をして三条の湯・サオラ峠経由で丹波山村に下ったことを話すと地図を見ながら驚いていた。特に三条の湯からサオラ峠に向かう登り返しがきついのではと思ったそうだー実際にはさほどではないー。最近は3−40kmくらいはトレラン記録で沢山見かける。私の場合はトレランではないがーー。7時を過ぎると奥多摩駅周辺も真っ暗で飲み屋以外は開いていない。登戸発4時半の始発に間に合うために使った自転車を回収し、夜道を7−8km、自宅まで自転車を走らせた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する