京都北山/愛宕山@思いつきで徘徊


- GPS
- 05:36
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,192m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 5:35
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【空也の滝〜モミノキ尾根】 空也の滝遊歩道からの取りつき後しばらくは倒木等で荒れている。しばらく登ると十字路、左は大杉谷左岸道に繋がる、右は大杉谷に入ってすぐの右支流に繋がる。ここは真っ直ぐ登る。この先枝道、踏み跡多数、地図やGPSで要確認。尾根は広くハッキリしない。左にトラバース気味になだらかになると分岐、ここは右、テープ等多数あり。この先やや尾根らしくなり急登、踏み跡は入り乱れている。大きなモミの木が現れ出すと月輪寺からの登山道に合流。 【東スカイライン】 モミノキ尾根と月輪寺コースとの合流地点より、少し登ったところにある電柱から左に入る。すぐに倒木と藪があるが我慢して越えると、根元に特徴のある大きなモミの木がある。ここからは左へトラバースとなる。踏み跡はハッキリしているが倒木多く、数箇所の倒木は這いつくばってくぐり抜けたり、急斜面を迂回するなど難儀する。急斜面トラバース道での倒木またぎは慎重に。しばらく行くと大杉、このあたりは穏やか。その先の自然林地帯はやや不明瞭かつ倒木、それを越すと植林地となり大杉谷登山道と合流。 【スカイライン】 概ね歩きやすいルート。大杉谷登山道からの入口は数箇所あり上方から入ると道が途絶えるので、溝のような谷に沿って下るとスカイライン本道?に合流できる。スカイラインといえども今は木々が成長し展望は皆無。 【スカイラインに並行の上段ルート】 スカイラインを南下し地図上の谷部分(水流があるわけでもなく谷という認識は低い)で右上方に登る道との分岐地点がある。わずかに登ると再び分岐。右にテープ等あり、ここから上段ルートに入る。(左側も上段ルートの延長だと思うが、これは南側のどこに接続されているのかは今回未確認。) しばらくは下方にスカイラインを見ながら並行して植林帯に道がある。自然林に入ると不明瞭。岩の上を通ったり、崩れやすい斜面を横切ったりするが、古く色褪せたペンキのマーカーはある。ごみが散乱する谷(水無)に下りると下方にマーカーがある。再び植林帯となると大杉谷登山道に合流する。 【芦見谷左俣?源流】 愛宕から首無地蔵へ向かう尾根道の796m地点より、ひと下りしたなだらかな源頭部より谷に下る。シダの中のルートで、すぐに水流が現れる。最初は左岸沿い、後半は右岸に踏み跡あり。ロープが張ってあるクリンソウ群生地には進入しないように。 【石切場から三角点】 首無地蔵への尾根道から広い道が2箇所分かれている。どちらから入っても石切場の小屋跡に出て、その奥に広場があり展望がよい。広場最奥の小石堆積部分を少し登ると左に続く小径がある。三角点まではひと登り。 【水尾分かれから大杉谷道へ】 水尾分かれより少し登った地点、旧ケーブル駅跡へと続く道が右手にわかれているすぐ先から右に入る小道がある。この道はすぐに2つに分かれ、左は表参道と平行に走る道。右に進むとさらに2つに分かれ左はスカイライン、右の谷へと下る道が大杉谷へと続く。道はハッキリしており分岐にはマーカーもあり問題なし。 【ヒグラシの滝道】 大杉谷登山道で少し開けたカーブ部分から谷に入っていく踏み跡がある。目印は特にない。やや下りのトラバースとなり、ガレ場や固定ロープ箇所を通ると滝音が聞こえてくる。登山道に戻る時は滝から少し登った分岐を右の急登方向へ。 なお、大杉谷左岸道は非常に荒れています。 |
写真
感想
外出自粛要請が出ている中ではあるのですが、人との接触を極力控えて愛宕を徘徊してきました。
今後さらにコロナウイルス感染防止のため外出が制限されていくであろう状況では、たとえ人との接触が少ないとはいえ、登山も気軽にできないかもしれません。
今回は、清滝登山口では登山スタート時間を遅らせる、人気の登山道を利用しない、また山頂には人の多そうな時間帯には行かないなど、一応は自分なりに対策をしました。街に出るよりも山ではずいぶんと感染のリスクは低く、神経質だと思われるかもしれませんが、リスクはゼロではないので念のためです。もちろんコンビニに寄るのでマスクも忘れません。
今回の愛宕登山の目的は地蔵山と竜ヶ岳の間にある、滝谷の滝に会いに行くこと。そしてなんと42年ぶりに地蔵山に登ること。
ところが最初からつまずいてしまうことになる。清滝の駐車場は4時半には閉めるとのこと。スタートが遅いだけに6時間で戻ってこられるか。急げば可能だが、花も愛でたい、いろいろな写真も撮りたい。急いで目的だけは果たすという山行にするには天気もよく勿体ない。
なので滝谷はまた次回ということにして、きょうは気ままに特に何も決めずに歩こうと予定を変更。
まずは空也の滝に寄って、モミノキ尾根を登る。このルートは以前よりずいぶんと荒れた印象を受ける。尾根上部はその名の通り大きめのモミの木がある。しかしこのモミの木の中で一番見物の木は人知れずある。
それを見るため東スカイラインルートに入る。目当ての木は見られたがルートはずいぶんと荒れている。
大杉谷ルートに合流し、今度はスカイライン本道?に入ったつもりが、一段高い位置から入ってしまったようで、徐々に踏み跡は薄れ、なくなってしまう。それに気がつき溝状の谷の縁を下ると、案の定本道に出ることができた。
このルートを2/3ほど歩いたところで右に登って行く道があったので、どこに行くのだろうかと興味本位でそちらに踏み込む。すぐにスカイラインより一段高いところにあるトラバース道に出る。
左をとるとおそらく表参道裏道に合流するのだろうが、今日は右へ。
ルートの目印となるはげた赤ペンキのマーカーはあるが道は荒れて不明瞭となる。我慢して進むと再び大杉谷登山道に。おそらく最後は強引に行ったが、下方に見えたマーカー通りに進むと、先ほどスカイライン本道と間違って入った地点に出るのだろう。
思いつきなので迷っているような変な軌跡ができてしまった。こんなルートどりをする人は見たことがないとまたno2さんに突っ込まれそうだ。
展望広場で人から離れた岩の上で昼食。旋回する鳶を気にしながら唐揚げをつまむ。
お腹も満たされた。さて、どこを歩こうか。このまま下りるにはまだ勿体ない。
クリンソウで有名な芦見谷左俣?の源頭部をまだ歩いたことがなかったので、そちらへ。そこは思った通りの美しい場所で、特に水が流れ出して間もなくの明るいシダ原は美しく、歩くのが楽しい。
クリンソウはようやく葉が出たところ、暖冬だったが春先はちょっと冷えたので、咲くのは例年通りのなだろうか。
この先、芦見谷右俣に行こうかと迷うが、三角点直下の石切場にまだ行ったことがなかったのでそちらも気になる。
結局、首無地蔵から展望を楽しみつつ尾根道を愛宕方面に戻って石切場へ。
もっと切り取られた垂直の岩がむき出しになっているのかと思ったが、岩屑だけで特に立ち寄るほどでもなかったか。でも展望はよい。
三角点を踏んでジープ道から社務所前へ。時間が遅めなのでもうほとんど人はいない。
大杉谷に下りヒグラシの滝に立ち寄る。左岸道を下ろうと思ったが結構荒れていて時間がかかりそうなので、再び大杉谷道に戻ってタムシバやコバノミツバツツジを愛でながら清滝へ戻る。
人気の山なのですが、結局山中で出会った人は10人程度。
早期にコロナウイルス騒動が沈静化して、世界のみんなが普段通りの生活に戻ることができ、登山に限らず気にせず自由に外出ができるようになることを願わずにはいられません。
コメント
この記録に関連する登山ルート

HB1214さん、こんにちは。↑嫌味じゃ無いですよ(笑)
知らない箇所がいっぱいです。ヒグラシの滝って見たことないです。アプローチが難しそうですね。
石切り場? あのヘリポートの広場ですか? 知らなかったです。三角点への近道で何度か歩いてはいますけど。
クリンソウの状態ももうひとつですかね。社務所横の植えられたところの方が咲いているやんって感じることもあるんですが、先日見ておりましたなら荒れている感じで今年は駄目かな。
クリンソウ群生地の上も好きな場所なんですが、年々歩く方も増えたようでルートがハッキリしていますね。途中にこっそり咲いている箇所もあるんですけどね。踏まれたりしなければいいんですけど。
no2さん、こんにちは
もちろん嫌味じゃないです。ツッコミをお待ちしていました。
気変わりが早いもので、あっそうだ、と思いつけばあちらにふらふら、こちらにゆらゆら優柔不断です。
あそこは石切場だったと聞いたことがあります。ヘリポートの名前も「愛宕山石切場ヘリポート」と言うらしいですよ。小屋手前(南手)の大きな岩がゴロゴロしているところが採石場だったのでしょうか。
月輪寺に下りる途中にも愛宕砥石の採石場があったとも聞きます。砥石谷にはその名の通り、割れ目が鋭利できめ細かな濃い灰色の石をたくさん見かけます。でも三角点直下は岩質が違うので砥石の採石場ではないような。
クリンソウは上流でも見かけました。わたしは初めてでしたがいい場所ですね。気に入りました。
トレランもしてるんだね、速いはず!
滝の写真は凄く綺麗ですね❣️又レコ見させてもらいます。
JUNISHIHARAさん、こんにちは
いつもはワンちゃんと登られているのですね。
わたしは吉田類のようにネコと一緒に登りたいなぁと常々思っていますが、
うちの子はあかんたれなので無理そうです。
トレランというほどでもなく平坦なところを小走りするくらいですが、
それ自体が目的ではなく、歩くスピードを養っておいて、
日帰りでも奥深くロングコースを歩けるようにとのトレーニングの一貫です。
滝日記はまだもうちょっと続けられそうなので、ぜひまた見てください!
ありがとうございます。
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