八幡平〜乳頭温泉縦走

2012年09月29日(土) 〜 2012年09月30日(日)

• GPS: 25:20
• 距離: 32.7km
• 登り: 1,371m
• 下り: 2,067m

コースタイム

○9月29日（1日目）
10:30 裏岩手縦走コース入口−10:47 畚岳−12:01 諸桧岳−12:26 嶮岨森−13:12 大深山荘−13:57 三ツ石・八瀬森分岐−15:00 1283地点−15:41 関東森−16:05 八瀬森山荘〈泊〉

○9月24日（2日目）
05:45 八瀬森山荘−06:58 曲崎山−07:49 大沢森−08:42 大白森避難小屋−09:37 大白森−10:05 小白森山−10:32 鶴の湯分岐−11:17 蟹場分岐−11:42 乳頭温泉郷（大釜温泉）

天候

29日くもり
30日くもり時々雨

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

07:30乳頭温泉に集合し、07:50発のバスで田沢湖駅へ移動。
当初の予定では田沢湖駅から09:20発のバスで八幡平へ移動するつもりでしたが、行動時間と日没時間を検討し直した結果、タクシーで八幡平山頂の裏岩手縦走コース入口へ向かいました。

コース状況／危険箇所等

裏岩手縦走コース入口〜三ツ石・八瀬森分岐までは滑りやすい箇所がありますが快適に通行できます。
分岐からしばらくは膝〜腰高の笹藪、ところにより身長ほどになりましたが登山道を見失うほどではありません。数年おきに刈り払いされるそうですが、今年は刈り払いのシーズンではないようで、登山道を覆いつつあります。
倒木処理はある程度されていますが、未処理のものも散見されました。

大深山荘の水場は問題ありませんでしたが、八瀬森水場は流れがあまりなく、大白森水場は涸れていました。

写真

乳頭温泉から見た秋田駒ヶ岳

バスは1時間に一本

バスがやってきました。田沢湖駅に着いてから時間を検討し直した結果、タクシーで八幡平へ向かうことにしました。

車窓から見た秋田駒。

タクシーに裏岩手縦走コース入口まで送ってもらいました。

いよいよ出発。

登山口は整備されています。

最初に目指すは畚岳。

縦走路上にザックをデポし空荷で畚岳へ。

畚岳山頂。

ケルンが積まれています。

縦走路に戻って先へ進みます。

諸桧岳

石沼・・・干上がってます。

前諸桧

嶮岨森

紅葉はようやく始まったか？

大深山荘。新しい立派な小屋です。

大深山荘の水場へ向かって水補給。

大深山荘で小休止し登山再開。

大深岳

三ツ石・八瀬森分岐

八瀬森方面は藪・・・

雪の影響かぐるっと曲がった枝。

登山道に迫る笹。

草紅葉がきれいでした。

ブッシュで足下が見えづらい・・・

1283地点。

倒木処理されているのもありますが、

処理されていない倒木の下をくぐったり

乗り越えたり。

関東森。

1168地点。

本日の宿、八瀬森山荘に到着。バスで移動していれば真っ暗になっていたはず。

布団あり毛布ありと快適な小屋でした。

八瀬森の水場は流れ弱し

それでも飲み物を冷やすには十分。

夜食はそれぞれ持ち寄り。ジンギスカンや

焼き肉（笑。
しっかり食べて午後6時に就寝。

夜が明け始めた頃に出発。雨模様です。

雨のブナ林もなかなか良いものです。

曲崎山。山頂部の眺望はないです。

曲崎山を下る途中で。

急斜面の下り。

大沢森

玉川方面へと抜ける分岐。

大白森山荘前の看板。

大白森山荘。手前の木道で滑って転倒するアクシデント発生。

小さいですが綺麗に整備されています。

ガスに包まれた大白森。

大白森。

小白森

登山道から少し入ると湿原あり。

鶴の湯分岐。

蟹場分岐。

2日間にわたる縦走ももう30分で終了。

一瞬の晴れ間で田沢湖が見えました。

大釜温泉脇の登山口に到着。

感想

がっくんパパ

数年前に裏岩手縦走路を歩いてから挑戦してみたかった計画「八幡平〜乳頭温泉縦走」を踏破することができました。
今回のルートは裏岩手縦走路の途中から別れ乳頭温泉へと向かうロングルートで、八幡平〜乳頭の山深い森の中を満喫できるルートですが、天候のためか2日間で出会った登山者は5名のみと静かな山行となりました。
今年の猛暑の影響で紅葉が遅れていて紅葉を愛でながらの縦走とはならず、台風の影響で秋晴れとはいきませんでしたが充実した山行であったのは間違いありません。これも計画を立ち上げてくれ、そして一緒に歩いてくれたメンバーのおかげと思います。
次回挑戦する機会があったら、是非とも秋晴れ・紅葉のベストシーズンに踏破したいですね。