記録ID: 7862269
全員に公開
山滑走
八幡平・岩手山・秋田駒
厳冬期安比ー秋田駒ヶ岳スキー縦走
2025年02月22日(土) 〜
2025年02月28日(金)



体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 128:29
- 距離
- 59.3km
- 登り
- 3,305m
- 下り
- 3,445m
コースタイム
1日目
- 山行
- 10:45
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 11:15
距離 14.9km
登り 1,075m
下り 434m
2日目
- 山行
- 10:57
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 11:06
距離 13.1km
登り 391m
下り 682m
3日目
- 山行
- 10:45
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 10:58
距離 15.2km
登り 862m
下り 735m
4日目
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 11:05
距離 8.5km
登り 604m
下り 578m
5日目
- 山行
- 1:59
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 2:33
距離 7.6km
登り 349m
下り 980m
13:14
ゴール地点
天候 | 2/22 雪 2/23 晴れ時々雪 2/24 晴れのち雪 2/25 雪のち晴れのち雪 2/26 吹雪 2/27 雪のちホワイトアウトのち晴れ 2/28 霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
アルパこまくさから田沢湖駅路線バス630円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ANAクラウンプラザ安比高原~スタート地点:除雪された林道 スタート地点~屋棟岳手前コル:脛~膝ラッセル 屋棟岳手前コル~八幡平:膝ラッセル 八幡平~大深岳直下:膝ラッセル+ツリーホール+無数の段差 大深岳周辺:クラスト 八瀬森分岐~関東森:膝ラッセル 関東森~田代平山荘:脛程度のラッセル 田代平山荘~秋田駒ヶ岳:ある程度パックされた雪・シュカブラ 秋田駒ヶ岳からの滑走:上部は少し湿ったシャウダーでよく滑る。下部は腐ってきてストップ雪 基本的にシール歩行 関東森手前、大沢森の下り、大白森の下り、秋田駒ヶ岳の下りで滑走 乳頭山からの下りは雪壁が複数あり、アイゼン+シートラーゲンで通過 |
その他周辺情報 | アルパこまくさで温泉550円、モンベルカードで-50円 |
写真
朝は色々あった。ホワイトアウトから後輩が15mほど雪を滑り落ち、前に進むこともできないので半雪洞を掘って30分待機、再度出発するもやはりだめで、次は3人が座れるほどの横穴雪洞を作り、10分おきに雪かきをしながらなんとか寒さに耐える。撤退を決断したタイミングでようやく晴れてくれて、進むことを決意した。
装備
個人装備 |
ドライレイヤー
ベースレイヤー
ハードシェル
●インナーグローブ
●ミドルグローブ
●オーバーグローブ
●靴下
目出帽
●ダウンジャケット
●フリース
ゴーグル
サングラス
腕時計
兼用靴
ザック
●地形図
●計画書
コンパス
●行動食
水筒+テルモス
●メモ帳
●ヘッドランプ
●トイレットペーパー
●タオル
ナイフ
笛
スキー板
シール
ストック
ビーコン
ゾンデ
スノースコップ
ヘルメット
スキー結束バンド
アイゼン
ピッケル
●シュラフ
個人用マット
●テントシューズ
食器+カトラリー
●非常食
●エマージェンシーシート
●ライター
●固形燃料
●スマートフォン
●財布
その他
下山後着替え
下界用スキーバッグ
生活用品
|
---|---|
共同装備 |
テント本体 モンベルステラリッジ4
外張り
ポール
銀マット
コッヘル 大1、小1
水タンク 5L
調理具 しゃもじ、お玉、茶こし、ジョウゴ
セイムタオル
ガスバーナー
ガスカートリッジ 大×3(1500g以上)
板
ブラシ
一日目夕食
二日目朝食
二日目夕食
三日目朝食
予備食朝×3
予備食夜×3
飲料
土嚢袋 水作り用に雪入れる
新聞紙 装備乾かす用、朝刊
ツェルト 3人用
医療具 オロナイン必須
修理具 ドライバー、ペンチ、ダクトテープ、針金
ワカン スキー壊れた時用
予備ヘッデン
天気図セット 天気図5枚、ペン、ラジオ
スノーソー
計画書
|
感想
山岳部最後の活動として、安比高原~秋田駒ヶ岳の約60kmをスキーで縦走した。ラッセル、靴擦れ、膝痛での長時間行動、ホワイトアウトと滑落、雪洞での停滞など辛いことのハッピーセットだったが、天候は全体的に恵まれ、美味い飯、綺麗な樹氷、ご褒美の滑走など、楽しいこともまたたくさんあった。そして、最後に力を尽くして歩き切る登山ができて良かった。3人きりしかいないような山をひたすらに歩いたこの日々を言語で伝えることはできないが、むしろそれで良い。誰にも知られてないし、再現もできないこの7日間のバージョンを心の中にずっと留めておきたい。
山スキーに誘ってくれた先輩、スキーで色んな山に一緒に行ってくれた先輩や同期、そして7日間を共に歩いた後輩2人には心から感謝している。
スキー縦走は春にやるもので、厳冬期にやるものではないかもしれない。
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