無念!注文した鍋セットは間に合わなかった! in 冠山と金草岳


- GPS
- 07:15
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 970m
- 下り
- 956m
コースタイム
10:05 冠山山頂 10:20
10:30 冠平 10:35
11:15 冠山峠 11:45
12:35 桧尾峠 12:45
13:55 金草岳 14:40
15:20 桧尾峠
16:15 冠山峠
天候 | 晴れのち曇りのち晴れ 風は強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
武生ICからの所要時間 一時間程度 駐車スペース 2〜30台(路肩含む) |
コース状況/ 危険箇所等 |
国道417号沿い、池田町志津原のかずら橋を過ぎてすぐ、左側に電話ボックス型の登山届ボックスがあります。 冠山林道の揖斐川町側は土砂崩れによる通行止めとされていますが、どうやら数日前に通行可能になった様です。 (揖斐川町HPでは現時点で復旧のめどは立っていませんと記されています) 渓流温泉冠荘 日帰り入浴 大人500 円、小学生300 円、幼児(3 歳以上)200 円 利用可能時間 10 時から21 時(入館は20 時まで) |
写真
感想
今年の七月に冠山林道で土砂崩れが発生。通行止めで復旧のめども立たないという情報があった中、8月に冠山や金草岳の山行記録を見つけました。福井側も通行止めなのだと勝手に勘違いしてましたが違ってたんですね。
一年前にバイクで偵察に行った時は、もう夕方だったにもかかわらず物凄い車の数でしたが、アクセスが片側だけの今ならきっと人もそう多くはないはず!
今回のターゲットは揖斐川町のプチ槍ヶ岳、冠山と、セットで登ればなおお得!金草岳のダブルヘッダーです。
本当は8時に入山したかったんですが、相変わらず睡眠3時間足らずで準備も遅い。時計を忘れて家に取りに帰る。武生ICからが思っていたより長かった。等の理由で冠山峠のスタートは9時です。進歩がない・・・。
まず最初に感じたのが、片側からしか来れないわりに止まっている車が多いこと。やっぱり人気の山なんですね。
登り始めてすぐ、特徴的な出で立ちの冠山が姿を見せます。槍ヶ岳みたいに尖っててカッコいいです。立ち止まっては写真を撮っての繰り返しで思ったよりも時間がかかります。50分ぐらいで冠平。突然目の前が開けます。南側の急な岩場を慎重に登ったら頂上到着です。360度視界を遮るものはありませんが、何せ広くないので長居は出来ません。後回しにしたら大混雑だったかもしれないです。
ん!?よく見ると岐阜方面から車が2台上がって来るのが見えます・・・。近くにいた御夫婦のお話によれば、ほんの数日前から通行可能になったらしいとのこと!
え、そうなの!?わざわざ北陸道使って福井県からまわってきたというのに!それなら帰りは徳山ダムを通って・・・ダメだ、ガソリンの残量が危ないんだった。ここから岐阜方面に向かうとしても、最初のガソリンスタンドまでは確か相当な距離があったはず。それに提出した登山届も回収せねば・・・。やはり帰りも福井まわりです。
岩場にはロープが設置してありますが、風が強かったのもあって下りは更に慎重になります。にもかかわらず、あやまって拳大の石を転がしてしまいました。やっちゃった!危なかった・・・。すみませんでした。
冠平を出てからはちゃちゃっと下りましたが、下山は11時15分。予定よりも時間が多く経過しています。
金草岳の方は急な岩場などは無いと聞いているので、杖を2本持ってゆくことにします。車に戻って杖を伸ばし、準備完了。
11時30分、再スタート!トイレの奥に続く道を・・・あれ?道ないよ・・・???
戻ってよく見ると、お地蔵さまの横から道が伸びていました。
スパッツを付け忘れていたのに気付き、再度ザックを下ろして・・・
こんな具合で再々スタートは11時45分。知らん間にもうすぐ昼です。
少し上ってピークを2つほど過ぎると下りが始まります。どんどん下って高度はすでに冠山峠よりも低くなっています。そろそろ本格的に上りが始まるはずなので、苦労して溜め込んだ位置エネルギーをこんなに容易く放出してしまうのがもったいなくて堪りません。下りきったところで水場の表示。右手をさらに下ったところにあるみたいです。どうなってるのか少し気になりますが、もうこれ以上下りたくはないので素通りしてロープ場を急登します。桧尾峠に到着。これでやっと半分ぐらい。10分の休憩を経て歩行再開。
この辺りからは少し藪が気になりますが、道は明瞭です。稜線を歩いて歩いて、やっとのことで金草岳山頂に到着。
本日は自分が最後の訪問者でしょうから、例えば『ヤッホ〜〜〜!』とか叫んでも誰にも聞こえないはず。けど、今の自分にはそこまでのテンションはないのでやりません。湯を沸かしながらセルフタイマーの準備。こんなこともあろうかとザックの中に忍ばせてきた探検隊ジャケットを着て、昭和っぽく裾をズボンの中にしまいます。はい、チ〜ズ!
沸いた湯で今日もカップラーメンとおにぎりを食べます。
実は今回からかんたん調理を始める予定でしたが、注文した鍋セットが昨日までに届きませんでした。今頃たぶん家に届いているんでしょう。次回からは何かしら作ろうと考えています。
14時40分に下山開始。当初の予定より一時間ほど遅れているので、ペースを上げつつ慎重に下ります。
桧尾峠を下った水場の表示より先は長い上り坂。復路での上りは精神に堪えます。やっとのことで冠山峠に到着!16時15分。あれだけ停まっていた車はもうほとんど居らず、自分のを含めて4,5台だけでした。
ガソリン残量を気にしつつ林道を福井方面に下り、登山届を回収。そこからすぐの『渓流温泉 冠荘』に立ち寄り、少しぬめりのある泉質のきれいなお風呂で気持ちの良い湯をいただいた後、帰路に着きました。
現地までの道のりは片道約3時間でしたが、徳山ダム経由の場合は高速道路が使えない分、要する時間の差は意外に少ないのかもしれません。
一般的には圧倒的な差で冠山が人気のようですが、個人的には静かな山頂が心地の良い金草岳が気に入りました。
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