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Yamareco

記録ID: 231336
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

雨上がりの北岳、2羽のライチョウが道案内

2012年10月06日(土) 〜 2012年10月07日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
11.9km
登り
1,764m
下り
1,764m

コースタイム

10月6日(土)
広河原 10:56
広河原山荘 11:01-41(昼食)
白根御池小屋分岐 12:05
大樺沢二股 14:01
白根御池小屋 14:31(泊)

10月7日(日)
白根御池小屋 5:45
右俣コースとの合流点 7:20
小太郎尾根分岐 7:37-47
北岳肩ノ小屋 8:19-9:24(天候回復待ち)

北岳山頂 10:03-10:55(昼食)

北岳肩ノ小屋 11:25-30
小太郎尾根分岐 11:59 ※途中ライチョウ観察
右俣コースとの合流点 12:10
白根御池小屋 13:14-52(ソフトクリーム休憩)
白根御池小屋分岐 15:19
広河原山荘 15:35
広河原 15:40
天候 10月6日(土)晴れ(夜半すぎ強雨)
10月7日(日)曇りときどき雨
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
甲府駅9:00発広河原行きのバスは3台編成にもかかわらず立席もいっぱい。諦めてタクシーを捕まえるグループや次の10時のバスに乗るため見送る人も。ただし夜叉神の鳳凰山登山口で半数近く降車し、以後の立席は夜叉神からの乗車客のみ。
(三連休初日、朝1本目の特急+臨時特急からの乗客が集中した模様)
コース状況/
危険箇所等
念のため大樺沢の増水を警戒して下山に使った御池ルートは、前夜の雨のぬかるみや逆に滑る箇所が多かった。階段が壊れているなど登山客が多い山の割に元々整備状態がいいとはいえず、天候にかかわらず安全に使えるルートとして再整備して欲しいと思った。
甲府駅から広河原へ。3台目のバスに座れました。
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甲府駅から広河原へ。3台目のバスに座れました。
あの谷の向こうまで登ります。
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あの谷の向こうまで登ります。
吊り橋を渡って登山開始。
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吊り橋を渡って登山開始。
その前に広河原山荘へ。
その前に広河原山荘へ。
昼食として、山菜うどんに
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昼食として、山菜うどんに
ほうとうをいただきます。名物のワインビーフ牛丼は品切。
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ほうとうをいただきます。名物のワインビーフ牛丼は品切。
いよいよ、本当にスタート。
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いよいよ、本当にスタート。
初日は白根御池小屋までですが、左手の大樺沢から回ります。
初日は白根御池小屋までですが、左手の大樺沢から回ります。
道に小さな水の流れが出来ているところがあります。
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道に小さな水の流れが出来ているところがあります。
全般に歩きやすい道です。
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全般に歩きやすい道です。
水がすがすがしい。
水がすがすがしい。
大樺沢の河原に出ます。
大樺沢の河原に出ます。
木の橋を渡って対岸へ。
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木の橋を渡って対岸へ。
河原ではなく少し高いところを歩きます。
河原ではなく少し高いところを歩きます。
合流する沢のところで、少し長い木の橋。
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合流する沢のところで、少し長い木の橋。
振り返ると、鳳凰山が見えるかな?
振り返ると、鳳凰山が見えるかな?
迂回路入口の上流側です。
迂回路入口の上流側です。
明るい道を登っていきます。急登というほどではありません。
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明るい道を登っていきます。急登というほどではありません。
この週末は、2000メートル付近が紅葉の最前線でした。
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この週末は、2000メートル付近が紅葉の最前線でした。
対岸には大きな崩落地があります。こうして大きな谷が出来ていくんですね。
対岸には大きな崩落地があります。こうして大きな谷が出来ていくんですね。
上の方は少しガスってます。
上の方は少しガスってます。
再び対岸へ。ま新しい鉄の橋がかかっています。
再び対岸へ。ま新しい鉄の橋がかかっています。
大樺沢上部の雪渓が見えてきました。
大樺沢上部の雪渓が見えてきました。
マーブルっぽい岩がありました。
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マーブルっぽい岩がありました。
大樺沢二俣の分岐まで来ました。ここにはトイレがあります。
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大樺沢二俣の分岐まで来ました。ここにはトイレがあります。
トラバース道に入ります。多少上下があります。
トラバース道に入ります。多少上下があります。
御池小屋のテントが見えてきました。
御池小屋のテントが見えてきました。
あした登る草すべりです。山の方はうっすら。
あした登る草すべりです。山の方はうっすら。
まだピカピカの白根御池小屋に到着です。
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まだピカピカの白根御池小屋に到着です。
部屋もキレイ。布団も1人1枚でした。欲を言えば長さをケチらないで欲しかった・・・
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部屋もキレイ。布団も1人1枚でした。欲を言えば長さをケチらないで欲しかった・・・
持参したお菓子でコーヒーブレイク。山というより別荘地の気分です。
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持参したお菓子でコーヒーブレイク。山というより別荘地の気分です。
登山バッジは種類豊富にありました。真ん中に写っているキタダケソウをあしらったバッジを買いました。
登山バッジは種類豊富にありました。真ん中に写っているキタダケソウをあしらったバッジを買いました。
大部屋が談話室として開放されています。ただし夜間は宿泊に利用されていました。
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大部屋が談話室として開放されています。ただし夜間は宿泊に利用されていました。
夕食です。ゴハンを2回もおかわりしちゃいました。中高生みたいです。
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夕食です。ゴハンを2回もおかわりしちゃいました。中高生みたいです。
朝食は5:30からとのことだったので、念のため前日に弁当にしてもらい小屋で食べました。
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朝食は5:30からとのことだったので、念のため前日に弁当にしてもらい小屋で食べました。
夜半、けっこう激しい雨が降りました。出発時には上がったかな・・・と思いましたが。
夜半、けっこう激しい雨が降りました。出発時には上がったかな・・・と思いましたが。
御池を見るとまだ少しだけポツポツしているようです。
御池を見るとまだ少しだけポツポツしているようです。
草すべりに入ります。何時間かかるかな?
草すべりに入ります。何時間かかるかな?
上から見下ろします。御池小屋のテントがかわいい。
上から見下ろします。御池小屋のテントがかわいい。
草地を抜けると樹林帯に入ります。
草地を抜けると樹林帯に入ります。
見晴らしのいいところに来ました。
見晴らしのいいところに来ました。
山は紅葉まっさかり。雲は・・・
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山は紅葉まっさかり。雲は・・・
少し平たい場所に出ました。この辺りでコースタイムのポイントを設定して欲しい・・・
少し平たい場所に出ました。この辺りでコースタイムのポイントを設定して欲しい・・・
雪渓を遠くに見ながら少し休憩。
雪渓を遠くに見ながら少し休憩。
バットレス見えた?
バットレス見えた?
草すべり終了。思ったほど時間かかりませんでした。
草すべり終了。思ったほど時間かかりませんでした。
少し晴れ間が・・・天候回復か?
少し晴れ間が・・・天候回復か?
尾根が見えてきました。
尾根が見えてきました。
小太郎尾根への分岐に到着です。
小太郎尾根への分岐に到着です。
小太郎山まで延びる稜線は見通せず。ザックをデポしている方が一人いました。
小太郎山まで延びる稜線は見通せず。ザックをデポしている方が一人いました。
稜線歩きのスタートです。
稜線歩きのスタートです。
見えません。
この谷も花咲く楽園だったはず。
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この谷も花咲く楽園だったはず。
エレガントな壁を登ります。
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エレガントな壁を登ります。
本当なら山頂を見ながら歩いているはずです。
本当なら山頂を見ながら歩いているはずです。
肩の小屋まで来ました。ここは風が寒かった!
肩の小屋まで来ました。ここは風が寒かった!
肩の小屋より上は、昨夜に降った雪が残っていました。
肩の小屋より上は、昨夜に降った雪が残っていました。
晴れないけどがんばる。
晴れないけどがんばる。
左俣沢ルートへの分岐まで来ました。
左俣沢ルートへの分岐まで来ました。
あとちょっと。
えへへ。
眺望はあきらめモード。
眺望はあきらめモード。
山頂直下で親子とすれ違う。子どもが私たちに「気をつけて登ってきてください」
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山頂直下で親子とすれ違う。子どもが私たちに「気をつけて登ってきてください」
山頂着きました。
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山頂着きました。
北岳、真っ白だけ・・・
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北岳、真っ白だけ・・・
間ノ岳方面もガス。
間ノ岳方面もガス。
今日もランチはランチパック。標高3193メートル仕様の膨らみ。
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今日もランチはランチパック。標高3193メートル仕様の膨らみ。
記念撮影。人が・・・
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記念撮影。人が・・・
北岳山頂は人多過ぎでした。下山します。
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北岳山頂は人多過ぎでした。下山します。
下ります。
肩の小屋です。やっぱここが一番寒い。
肩の小屋です。やっぱここが一番寒い。
鳥がいます。
あっ、こっちはライチョウだ。
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あっ、こっちはライチョウだ。
2羽います。
ヒョコヒョコしてます。
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ヒョコヒョコしてます。
ポヨポヨしてます。
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ポヨポヨしてます。
2羽で道案内を始めました。
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2羽で道案内を始めました。
しばらく行きます。
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しばらく行きます。
近づいても逃げません。
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近づいても逃げません。
おつかれさまでした。高山ならではの楽しい体験でした。
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おつかれさまでした。高山ならではの楽しい体験でした。
そんなこんなで小太郎分岐まで戻りました。
そんなこんなで小太郎分岐まで戻りました。
今日鳳凰山に登った人は景色を楽しんでるのかな?
今日鳳凰山に登った人は景色を楽しんでるのかな?
下りの草すべりです。
下りの草すべりです。
難なく降りて来れました。そして晴れ間が・・・
難なく降りて来れました。そして晴れ間が・・・
バニラと白桃のソフトクリームで一息。居心地の良さに少々寛ぎすぎました。
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バニラと白桃のソフトクリームで一息。居心地の良さに少々寛ぎすぎました。
急いで下山です。鳳凰山、早川尾根の方は完全に晴れてきました。
急いで下山です。鳳凰山、早川尾根の方は完全に晴れてきました。
樹林帯の道。最初はトラバース気味に行きます。
樹林帯の道。最初はトラバース気味に行きます。
オコジョかな?カワユス(笑)
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オコジョかな?カワユス(笑)
ここから急坂。
バスの時間があるので皆さんダッシュで下りていきましたが、歩きづらい道でした。ゼーゼー。
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バスの時間があるので皆さんダッシュで下りていきましたが、歩きづらい道でした。ゼーゼー。
やったー下山。バスにも間に合った!
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やったー下山。バスにも間に合った!
結局北岳方面は最後までガスってました。次回は日焼けが痛いくらいの快晴でお願いします(終)。
結局北岳方面は最後までガスってました。次回は日焼けが痛いくらいの快晴でお願いします(終)。

感想

先週快晴に恵まれた仙丈ケ岳の調子に乗り、三連休の初日・二日目に、今度は北岳に行ってきました。大樺沢を気持ちよく歩き、すべて順調に白根御池小屋へ。

夜中ふと目を覚ますと、(建物がしっかりしているので)遠く屋根をたたく雨の音が。恐らく朝までには上がって、午前中は澄みきった青空に違いない。

もう一度目を覚ますと・・・同じような雨音。
うーん、おかしいなあ。

結果明け方まで雨が残ってしまうことに。肩ノ小屋より上は雪だったとか。天候回復に期待もなかなか晴れになっていかず、肩ノ小屋で時間をつぶしてから山頂に登るも、辺り一面白いままでした。相方は下山するまで北岳がどんな形の山か知らずじまい・・・

でもライチョウやオコジョにも会えたし、必ずしも好天でなくともコースタイムを切って歩けることがわかったので、我々にとっては収穫の多い登山でした。

南アルプス縦走の目標に向けて、今後も脚力・体力づくりに励みます。

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コメント

御池小屋でお会いしました親子連れです
こんばんは。御池小屋や登頂ルートでお世話になった親子連れです。ヤマレコでまたお会いできるとは思っても見ませんでした。写真も載せて頂き感謝です。またどこかでお会いできるのを楽しみにしております。
2012/10/9 20:32
>aqurax_83さん
こちらこそ、まさかヤマレコで見つけていただけるとは思っていませんでした。お写真無断で失礼しています。お二人の登山ぶり、私たちもとても楽しませていただいていました

aqurax_83さんのヤマレコも拝見しましたが、お子さんはすっかり山が(御池小屋が?)気に入ったみたいで、今後ますます楽しみですね。ぜひまたどこかで
2012/10/10 17:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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