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Yamareco

記録ID: 231460
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

早川尾根〜仙丈ヶ岳

2012年10月05日(金) 〜 2012年10月06日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
29:26
距離
21.9km
登り
3,073m
下り
2,599m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10/5(金)
10:50 広河原
13:50 広河原峠
14:50 早川小屋

10/6(土)
04:50 早川小屋
07:50 アサヨ峰
09:00 栗沢山
10:15 北沢駒仙小屋着
11:00 北沢駒仙小屋発
12:10 薮沢大滝ノ頭
13:10 小仙丈ヶ岳
13:55 仙丈ヶ岳
14:15 仙丈小屋
14:55 馬の背ヒュッテ
15:15 薮沢小屋
15:35 薮沢大滝ノ頭
16:20 北沢駒仙小屋
天候 10/5(金):晴れ
10/6(土):曇り/小雨

気温:
10/6未明の早川小屋が、テント内9℃・外気温不明。
10/7未明の北沢駒仙小屋が、テント内11℃・外気温7℃。
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【行き】
電車:JR中央線・甲府駅
バス:山梨交通バス・広河原バス停
【帰り】
バス:南アルプス市営バス・北沢峠バス停
バス:山梨交通バス・広河原バス停
電車:JR中央線・甲府駅
コース状況/
危険箇所等
広河原峠ルート、少々荒れ気味。
アサヨ峰の東部、結構ハイマツが伸びているため、かき分ける際は松ヤニに注意。

登山ポストは、広河原、北沢峠にそれぞれあります。
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
広河原峠まで登ってくると、いよいよ紅葉が多くなってきます。
2012年10月08日 11:21撮影 by  CX5, RICOH
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10/8 11:21
広河原峠まで登ってくると、いよいよ紅葉が多くなってきます。
2週間前に通ってきた高嶺の方角を望む。
2012年10月08日 11:25撮影 by  CX5, RICOH
10/8 11:25
2週間前に通ってきた高嶺の方角を望む。
早朝の高嶺・地蔵ヶ岳・観音ヶ岳・富士山そろい踏み。(残念ながら薬師ヶ岳は隠れて見えません)
2012年10月08日 11:28撮影 by  CX5, RICOH
10/8 11:28
早朝の高嶺・地蔵ヶ岳・観音ヶ岳・富士山そろい踏み。(残念ながら薬師ヶ岳は隠れて見えません)
遠く、雲海の上に見える八ヶ岳。蓼科山から赤岳まで揃っていますね。
2012年10月08日 11:32撮影 by  CX5, RICOH
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10/8 11:32
遠く、雲海の上に見える八ヶ岳。蓼科山から赤岳まで揃っていますね。
アサヨ峰の東側斜面に見える紅葉。
2012年10月08日 13:03撮影 by  CX5, RICOH
10/8 13:03
アサヨ峰の東側斜面に見える紅葉。
ここまで歩いて来た早川尾根を振り返ってみる。
2012年10月08日 15:23撮影 by  CX5, RICOH
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10/8 15:23
ここまで歩いて来た早川尾根を振り返ってみる。
早川尾根を伝うと、栗沢山、駒津峰、そして甲斐駒ヶ岳へと続きます。
2012年10月08日 13:09撮影 by  CX5, RICOH
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10/8 13:09
早川尾根を伝うと、栗沢山、駒津峰、そして甲斐駒ヶ岳へと続きます。
早川尾根の南側に広がる紅葉。
2012年10月08日 13:10撮影 by  CX5, RICOH
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10/8 13:10
早川尾根の南側に広がる紅葉。
北沢駒仙小屋に到着するとテントがぎっしり。キャパ100帳のはずですが、120帳はありそう。
2012年10月08日 13:12撮影 by  CX5, RICOH
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10/8 13:12
北沢駒仙小屋に到着するとテントがぎっしり。キャパ100帳のはずですが、120帳はありそう。
ガスが合間に見えた、仙丈ヶ岳の小仙丈カール。さすがに残雪は無くなっていますね。
2012年10月08日 13:27撮影 by  CX5, RICOH
10/8 13:27
ガスが合間に見えた、仙丈ヶ岳の小仙丈カール。さすがに残雪は無くなっていますね。
ちょっと遠かったですが、ホシガラスがこちら向きだったので写してみました。
2012年10月08日 15:20撮影 by  CX5, RICOH
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10/8 15:20
ちょっと遠かったですが、ホシガラスがこちら向きだったので写してみました。
藪沢の斜面を彩る紅葉。まだまだ黄葉が多いですね。
2012年10月08日 14:40撮影 by  CX5, RICOH
10/8 14:40
藪沢の斜面を彩る紅葉。まだまだ黄葉が多いですね。
台風一過のためか、沢を見ると、散った紅葉もちらほら。
2012年10月08日 14:42撮影 by  CX5, RICOH
10/8 14:42
台風一過のためか、沢を見ると、散った紅葉もちらほら。
撮影機器:

感想

6/10に、仙丈ヶ岳への登頂を断念したためと、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-198473.html
9/22に、早川尾根を途中でエスケープしたため
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-228531.html
今回は、早川尾根を途中から伝い、仙丈ヶ岳を目指しました。
但し、現地到着時間と幕営時間の関係上、広河原から早川尾根に出る場所は、
9/22にエスケープした白鳳峠ではなく、広河原峠にしました。

【早川小屋まで】
バスを降りて、広河原インフォメーションセンターを出発。
広河原峠コース入口へから広河原峠へと、3時間の登り道を黙々と歩きます。
ここは昼近くの一般コースにも関わらず、人影もまばらで静かでした。
途中ですれ違ったのは、3人ぐらい。
静かで良いのですが、つい先日の台風のためか、道は少し荒れた様子。
それから、他のコースであれば、梯子や鎖が付いてもおかしくない場所にも、何も付いておらず、
手足を使って地道にガシガシと登り、結構面白い体験が出来ました。

そんな場所を3,4箇所通り過ぎ、早川小屋へと到着。
でも地図を見ると、『早川尾根小屋』という表記。
コースタイムからすると、もうちょっと先のようだし…。
でも地図やGPSを見ると、ここみたいだけど…。
少々戸惑った末、まだ時間もあるので様子見を兼ねて、小屋を通り過ぎて先へ行きました。
途中でアサヨ峰から下ってきたと擦れ違い、この先にもう小屋はないとの事。
これで諦めが付き、私も遙々引き返して、早川小屋で幕営の申込み。
小屋番の方の話では、正式名称は『早川小屋』で良いそうです。
「ガイドなどでは、古い表記のままで、表記が変更されていないんですよね〜」と苦笑いされていました。

【北沢駒仙小屋まで】
早朝、まだ暗い内に出発。
昨日は様子見を兼ねて先まで歩き、ルート状況をある程度把握できたため、
ヘッドランプの明かりだけでも、樹林帯を悠々と前進できました。
そして次第に日が登って来て、鳳凰三山・富士山・八ヶ岳・北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳の姿が!
紅葉に染まりつつある山の斜面も!
良い景色に出会えて、本当に来て良かったなと思いました。
その後、北沢駒仙小屋へ向かい、アサヨ岳、栗沢山を通過する度に、すれ違う方が徐々に増加。
ガイドでは、あまり人通りの多くないコースだということでしたが、さすが連休ということでしょうかね。
そんなことを思いながら山を下り、北沢駒仙小屋へと到着。
6月にここを通った時は、(期間外だから当然ではありますが)テントはゼロ。
今回は、テント場の地面にテントがぎっしりで笑いそうになりました。

【仙丈ヶ岳】
北沢駒仙小屋で幕営の申込みを行い、てきとうな場所を探して幕営。
仙丈ヶ岳へピストンするため、ここで出来るだけテントへ荷物をデポし、持って行く荷物をある程度軽くしました。
体感半分程度になったザックを背負い、仙丈ヶ岳に出発。
6月に来た時は、まだ2,500mあたりから残雪がありましたが、さすがに今回は雪はゼロ。
一度通ったルートとはいえ、(こんな地形になっていたのか〜。)と、前回は雪に隠れて判らなかった地形を新発見しながら新鮮な気分で登れました。
そして、小仙丈ヶ岳を経て、仙丈ヶ岳へ到着。
屈折3ヶ月半!(短!)
紆余曲折を経て(そうでもないけど)、やっと南アルプスの女王・仙丈ヶ岳の山頂を踏むことが出来ました…。

登頂後、下りは未経験の藪沢ルートをチョイス。
荷物が軽くて気分良く麓まで下りる事が出来ました。
途中、外国人パーティーとお会いし、今のペースだと麓に着くのが暗くなりそうだと不安がっておられましたが、
あの方々は大丈夫だったのか…。ちょっと心配。

北沢駒仙小屋へ到着後、テント脇で夕食をとり、眠りに付きました。
この山行記録では「2日間」としましたが、帰途の時間の都合上、実はここで更に一泊。
夜は天候が崩れ、ミゾレらしきものが若干入った雨に。
開けて翌日、朝の第1便で帰途に付きました。
バスを待つ間、小雨にも関わらず到着したばかりの方々が非常に多く、さすが連休だと思いました。

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