四阿山〜秋の装いにつつまれて〜(日本百名山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 982m
- 下り
- 984m
コースタイム
10:25 菅平牧場着
10:35 菅平牧場発
12:30 四阿山頂上着 風が冷たく思わず着込む。
13:05 四阿山頂上発
14:15 根子岳頂上着
14:25 根子岳頂上発
15:30 菅平牧場着
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
[復路]菅平牧場P=菅平IC=練馬IC=東伏見(自宅) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・菅平牧場のどんづまりは、左側が駐車場になっていてあとは一般車通行止め。 ・どんづまり左奥に管理事務所、右奥にトイレ。 ・まずは右手に伸びる林道を5分ほど行くと左手に看板がありそこから登山道に入る。道は明瞭。 ・やがて右手の大明神沢を木橋で渡り対岸の高みにある打ち捨てられた林道に上がる。 ・しばらくはそれを行くが、やがて林道はロープが張ってある場所にいたり、そこからまた左手の斜面に登山道は上がっていく。 ・小四阿山、中四阿山のコブを越えて、緩斜面になると右に四阿高原への分岐があり、稜線に乗る。 ・一旦少し下り、やがて植生回復のための階段がある。途中、鳥居峠からの道をその階段の途中で合わせる。 ・根子岳への道を合わせひと登りで頂上。頂上には三角点はない。小祠が2〜4ある。展望は抜群。浅間山、浅間隠山など。湯の丸山。北アルプスの連山や北信の山山が見える。 ・北側から嬬恋のリフトを使ってやってくる人も多い。1時間半くらいで来れるんだそうだ。 ・下りは分岐まで戻り樹林帯の湿った道を鞍部まで下る。 ・鞍部は気持ちのよい笹原。根子岳がすくっと立ちあがっていてカッコイイ。 ・根子岳の手前の岩場はすべて右側を巻いている。 ・根子岳の頂上には小祠と展望表示板。オーバーユースでゴーロとなっているのが痛々しい。 ・そこから菅平牧場まで一直線。気持ちのよい白樺林が秋を堪能させてくれるだろう。 <日帰り湯情報> ・菅平プリンスホテル 500円/人(アルカリ性低張性温泉) 郵便番号386-2204 長野県上田市菅平高原 0268-74-2210 菅平牧場からひとくだり下った左側にある。プリンスホテルだが、夏はスポーツクラブの学生団体、冬はスキー合宿などを多く扱っているとのこと。フロントの方は感じがよくいろいろと話をしてくれた。菅平にはラグビー場が100面もあるそうだ。各ホテルともにこのようなグランドを持っていないと商売にならないのだろう。菅平の特殊性ともいうべきか。 <会計備忘録> ・400km(往復)÷17km/lX150円=3530円 ・高速道路 2400円X2=4200円 ・コンビニ350円(パン・飲料) ・入山料 200円 ・風呂:500円 ・帰りのラーメン:650円(妙義SA) 合計9430円/日帰り |
写真
感想
秋の三連休。
初日は、多摩川ウォーキングフェスタで決まり。
あと二日どうしようと言っているうちに風邪をひいた。
熱はないが体がほてり咳も出る。
急に寒くなったのにKOされたか。
カミさんに風邪薬を買ってきてもらい一日中寝ていた。
でも2日目は雨模様。あきらめがついた。
3日目の今日。朝目を覚ましてみると晴れ!
おまけに体の調子もまぁまぁいい。
カミさんにヤマ行くか?と問いかけたが返事なし。
止む無く一人で四阿山にチャレンジすることに。
朝、7:25東京発とちょっと遅い出発。
関越自動車道をぶっとばし妙義山を越えて菅平経由で牧場に。
入口では200円なりの入山料をしっかりとられた。
それにしても登山者が多い。ざっと70〜80台はいる。
さて出発と思ったら、地図を忘れてきていた! あほぉ!
周囲の人に聞いたら一本道だけん、大丈夫やき…と言われて、その通り!と思うことにした。
牧場入口に車を止めそこからトラバース気味に林道を進み、入口の標識に従って山の中の人となる。
出発が遅かったので誰もいないかと思いきや結構、たくさんの人が登っている。2人、3人と休んでいる人をぬかしていくと気持ちのよい大明神沢。橋がかかっている。そこからあがると朽ち果てた林道に乗る。しばらく林道を歩くが、すぐに左の道をあがっていく。
小四阿山にもたくさんの人が。三角点を見忘れた。
少し下り、中四阿山を目指す。
中四阿山は厳密には登山道は右側を巻いており、物好きな人は登る必要がある。
そこから一気に急な登りを登り、やがて分岐へ。
分岐を過ぎると平坦になり、そのまま馬ノ背のような地形に。
途中で植生挽回のための階段を登り途中で鳥居峠からの道を合わせ頂上へ!
それにしても今日はひとが多い。頂上などは、座る場所がないほど。
さすが百名山だ。
頂上では、72歳の長野市在住の人と話をした。
もうこの頂上も9回目。次が10回目となる。
3日前には浅間山に登ってきた。
向こうに見えるのは妙高だろうな。そのとなりが高妻山かな。飯縄も見えるよ。ずっと左の北アルプスはあれは五竜だ。その左が鹿島槍だなあ。今、長野ではクマが出て大騒ぎになっとるよ。地元の猟銃会が出て一匹はしとめたけんどな。大阪にいて営業をやって、カミサンを説得してこうして長野に住んどる。自分の田舎が新潟やかって、それほど抵抗はないんだけんどな。こうして自然に囲まれていると7割はOK。好きな山に登れる。いい山も多い。でも冬は寒いしな。スノータイヤになるしな。公共の交通機関が不便じゃ。60過ぎて会社のOB会は大阪にあるしな。こうして長野に移住すると仲間がおらん。10年は良かったが、ひとり、ふたりとまた仲間が減っていく。若い者とはハナシも合わんしな。それが3割。難しいところだよ。
こういうハナシを聞けるのも山ならではだ。
最後に「つまらんハナシを聞かして申し訳なかった・・」という言葉で別れた。
山は鍛えれば鍛えるほど登れるようになるから年齢は関係ないですよね。山は3回おいしいから他のゴルフなどの趣味と違って味わい深いのがいいところですよね。登る前。登っている時、登ったあと。ガムような趣味ですよねと。そうだそうだと頷いてくれた。
自分の方がつまらんハナシをしていたことにあとから気がついた。
四阿山の頂上も昼を過ぎると閑散としてきた。
秋のヤマは寒くなるのもまた早い。
カミサンに自分の登頂を報告する。家の掃除中。
「くれば良かったのに!絶好の登山日和だぞ」と言ったあと自分の趣味を押し付けたかと反省。
そそくさと準備をして下る。
四阿山から根子岳への下りは樹林帯の湿っぽい登山道。
下りきると目いっぱいの笹原が広がっている。
目の前には根子岳。
しばし汗をかく。
手前の岩場は右側を巻く。時間があればお弁当を広げたい場所だ。
根子岳頂上は小祠が。
そして山ガールたちとおじさん一人。
鐘を鳴らしてひとりの結婚式だねーなんて屈託なく笑う山ガールたち。
おじさんに写真を撮ってもらいまた撮ってあげる。
頂上の憩い。
裸地化した岩ごろの道を牧場に向かって下る。
家族連れ、カップル、信州大学のクラブ? などなどを独り身の身勝手でどんどん追い抜く。
一時間ほどで菅平牧場へ。
振り返ると根子岳がその錦繍の裾を見事に広げていた。
おはようございます。
遠くからご苦労様でした。
昨日は本当に登山には最適でしたね。おかげさまで私は一人山頂でゆっくりと360度の穏やかな景色を満喫していました。
山は雨でもガスでも趣がありますが、やっぱり風のない晴れが一番です。下りで結構行き交いましたが、山頂があのような混雑とは!
遠くまで行った甲斐がありました。 登山にホントウに最適な日でした。人の多さを除いては…(笑)。
おひとりだったんですね。頂上では。やはり時間帯を外すことがポイントですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する