武奈ヶ岳(久々の比良は秋の気配)


- GPS
- 05:00
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,097m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
比良とぴあは小さい施設だけど、登山口に直近の温泉です。 |
写真
感想
本日は久々の比良行きにした。自宅から琵琶湖越しに見上げる比良連山は尾根のコントラストがくっきりとして秋らしい姿だった。自宅から約30分でイン谷口、もう少し進んだ空き地に駐車させてもらう。
厳しい登りも真夏のことを思うと水分の摂取量も少なくて済むし、汗ばんだ身体に涼風が気持ちいい。
金糞峠から中峠に進み、武奈ヶ岳を目指したが、途中で今まで歩いたことのない道の分岐があり、八雲ヶ原を経由するようだったが進んでみることにした。特に変化のない道で中峠まで行く方が良かったかなと思った。
八雲ヶ原に到着するとススキが良い感じ垂れて風に吹かれている。穏やかで懐かしい感が素敵だ。ここからはイブルキコバを経由することとし、ゲレンデ跡の道は下りに使うことにした。イブルキノコバでは取り壊された望武小屋のことを思い出した。30年ほど前、雪の季節に何度か泊った思い出の山小屋。当時でもかなり老朽化していたから、なくなるのは仕方ないことかもしれないが、やっぱり寂しい。
コヤマノ岳分岐まで来ると青空をバックに武奈の頂きが見え、数人の人の姿が見えた。山頂に着くと、遠くは霞んでいた。気温が上がる前ならスカッとした視界だったかもしれない。頂上では10分ほど滞在し、コヤマノ岳分岐からゲレンデ跡を下って八雲ヶ原でランチをとることにした。するとakihoさんがテントを設営されボランティア作業の準備をされていた。今年は紅葉が期待できそうというお話だった。
ランチを終える頃に、別の比良の住人さん達が登って来られ、皆さんで作業に出掛けられた。皆さんのご努力に感謝しつつ、北比良峠を経由してダケ道を下ることにする。比良山スキー場があった頃の冬のシーズンの賑わいを思い出しながらロッジ跡を通過する。スキーシーズンの休日ともなれば比良リフトに長蛇の列ができ、1時間待ち位は普通だった。積雪期の神璽谷を下ったことも今は昔である。ダケ道を順調に下り、車に戻った。若い頃はイン谷口にあった出合小屋で沢水で冷やされたビールを飲み、その日の山行の充足感に浸りながらバスを待つのが楽しみだった。久し振りに琵琶湖側から登った比良はなぜか昔を思い出させるちょっとセンチメンタルな素敵な山行になった。
お疲れ様でした。
比良山系界隈の昔のお話、興味深く読ませていただきました。イブルキノコバに小屋があった話やイン谷口でのビール。
私が知っているのは比良スキー場ぐらいです。若い時に一度だけ行きました。その頃の私にはこじんまりすぎて物足りなかった記憶があります。今頃になって八雲ケ原に何度も行っていますが(^_^;)
昔懐かしいお話、また聞かせて下さい。
ynitさん
こんばんは
望武小屋は1938年に建てられた小屋で、1953年からは京都府岳連が管理していました。2010年の暮れに取り壊されました。
イン谷口には出合小屋という店があって、この建物も2年ほど前に壊されましたが敷地の後は残ってます。
また、
いい話を聞かしていただきました。
今年は六甲山から比良山系に登り先を変え、来ています。
比良山にスキー場があったことも山小屋があったこともここに登り来て、色々な方より聞きました。今や私にとっては素晴らしい山です。古い山の言い伝えや、いまボランティアで活躍しているAKIHOさんの話を聞いていると比良の山々の素晴らしさを一層感じます。
今年は雪の八雲が原や武奈が岳にも登る計画です。来週は友人とテント泊で八雲の秋を満喫しようと思います。これからも比良の山に関わる、古の話を教えてください。
Srunzeさん
こんばんは
比良の魅力に取りつかれましたね
六甲も良い山ですが、私は京都生まれで、京都北山で山登りの魅力に取りつかれました。その後、比良や鈴鹿に足を延ばすようになり、比良の近くに住みたいということで滋賀県に引っ越して18年経ちました
比良の書籍もたくさんありますが、今年の夏にナカニシヤ出版から「登る、比良山」という本が出ました。機会があれば読んでみてください
これから紅葉が楽しみです。八雲のテント泊いいですね
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