2015年 仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳〜南アルプスの女王と王（？）

2015年07月31日(金) 〜 2015年08月01日(土)

• GPS: 29:26
• 距離: 19.1km
• 登り: 2,392m
• 下り: 2,391m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 1:01
• 合計: 6:55

7:55 長衛小屋（テント場）
8:03 8:03 仙丈ヶ岳二合目登山口
9:19 9:24 藪沢分岐（大滝の頭）
10:16 10:30 小仙丈ヶ岳
11:07 11:07 仙丈小屋分岐
11:29 12:00 仙丈ヶ岳
12:16 12:16 地蔵尾根合流
12:21 12:21 仙丈小屋
12:52 12:52 丹渓新道合流
12:59 13:05 馬の背ヒュッテ
13:11 13:11 藪沢小屋分岐
13:20 13:20 薮沢小屋
13:40 13:45 藪沢分岐（大滝の頭）
14:46 14:46 仙丈ヶ岳二合目登山口
14:50 長衛小屋（テント場）

2日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 1:50
• 合計: 8:12

5:05 長衛小屋（テント場）
5:16 5:16 北沢峠
6:44 6:45 双児山南峰
6:55 7:05 双児山
7:44 8:00 駒津峰
8:20 8:20 六方石
9:04 9:50 甲斐駒ヶ岳
9:56 9:58 駒ヶ岳神社本宮
10:18 10:34 摩利支天
10:58 10:58 六方石
11:21 11:30 駒津峰
12:18 12:28 仙水峠
12:50 12:50 仙水小屋
13:17 長衛小屋（テント場）

天候

7月31日　晴れ
8月1日　快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

南アルプスバスお客様専用駐車場に駐車。
仙流荘前から南アルプスバスで北沢峠を往復（手荷物込みで往復2,680円）。

コース状況／危険箇所等

道標はしっかりしていて迷うことはない。
甲斐駒ヶ岳の六方石からの直登コースは、前半岩場、後半岩場とザレ場のミックスの急登で、危険と言うほどではないが、細心の注意が必要。

その他周辺情報

下山後、羽広温泉みはらしの湯で汗を流す。
伊那市の西側経ヶ岳の麓にあり、それほど混まずノンビリできた。

写真

7/31 7:47

長衛小屋テント場。2段になったテント場の奥の段。半分ほど埋まっているが、これから撤収するのかな？

7/31 8:03

テント場から10分足らずで、仙丈ヶ岳二合目登山口を入る。

7/31 9:19

藪沢大滝ノ頭で一息入れる。右は馬の背ヒュッテ方面。

7/31 10:17

小仙丈ヶ岳山頂に到着。狭いが展望が良い。

7/31 10:20

少し雲が掛かり気味だが、北岳と間ノ岳が見られた。

7/31 11:07

仙丈小屋への分岐を直進する。

7/31 11:16

藪沢カールに沿って稜線をたどる。右が仙丈ヶ岳山頂。

7/31 11:16

花の百名山の手始めに、良く見かけるミヤマダイコンソウ。

7/31 11:17

淡い黄色の花が特徴的なトウヤクリンドウ。

7/31 11:19

花が特徴的なミヤマコゴメグサ。

7/31 11:19

タカネツメクサ。

7/31 11:26

花弁に毛があるので、これはチシマギキョウ。

7/31 11:26

山頂直下の急な尾根をひと登り。

7/31 11:33

仙丈ヶ岳山頂で記念撮影後、昼食。

7/31 12:11

仙丈ヶ岳山頂からの下山途中で出逢った雷鳥。

7/31 12:18

ヨツバシオガマ。これも良く見かける花。

7/31 12:19

チングルマ。花に間に合った。

7/31 12:23

仙丈小屋に到着。

7/31 12:27

イワカガミ。あまりにも一般的な高山植物。

7/31 12:27

ハクサンイチゲ。高山植物では超有名。

7/31 12:34

カラマツソウ。確かにカラマツの葉に似てると思う。

7/31 12:45

アオノツガザクラ。

7/31 12:46

キバナシャクナゲ。

7/31 12:48

ウサギギク。和名は葉の形がウサギの耳のようだから。

7/31 12:52

丹渓新道合流。左から丹渓新道が合わさる。

7/31 12:55

ハクサンフウロ。こちらも有名な高山植物。

7/31 12:56

マルバダケブキ。

7/31 12:56

日本のエーデルワイス（？）、ミネウスユキソウ。

7/31 13:00

鮮やかな黄色い花がひと際目を引くシナノキンバイ。

7/31 13:00

馬ノ背ヒュッテに到着。一息入れる。

7/31 13:11

藪沢小屋分岐に到着。
ここを左の沢沿いに下る予定が、先行者に引っ張られて直進してしまう。

7/31 13:21

ヤマトリカブト。

7/31 14:25

仙丈ヶ岳二合目を右に下る。テント場に戻りこの日の山行は終わり。

8/1 5:16

2日目は北沢峠の登山口からなのだが。。。ここが登山口？「登山道・遊歩道」と書かれた道標はあるが、甲斐駒ヶ岳の文字がない。

8/1 6:45

双児山南峰。双児山と刻まれた石仏が祀られている。

8/1 6:57

双児山山頂。展望が良く一息入れる。

8/1 7:46

駒津峰山頂。広く、双児山以上に展望が良い。

8/1 7:50

この日の目的、甲斐駒ヶ岳。

8/1 7:52

鳳凰山の横に富士山が姿を見せた。

8/1 7:51

南駒ヶ岳、空木岳。

8/1 7:51

宝剣岳、木曽駒ヶ岳。

8/1 7:51

御嶽山。

8/1 7:52

乗鞍岳。

8/1 7:52

穂高連峰、槍ヶ岳。

8/1 8:20

六方石に到着。

8/1 8:27

六方石のすぐ先の直登・巻道分岐。道標はなく、岩に「直」右に「マキ」と書かれている。

8/1 8:49

岩場を縫うように急登。

8/1 8:54

登ってきた稜線を振り返る。南アルプスっぽい森林と岩稜帯。

8/1 8:56

甲斐駒ヶ岳らしい花崗岩の岩場の急登が続く。

8/1 9:48

甲斐駒ケ岳山頂で記念撮影。

8/1 9:16

雲海に浮かぶ八ヶ岳。
左から蓼科山、北横岳、天狗岳、硫黄岳、阿弥陀岳、横岳、赤岳。

8/1 10:22

摩利支天山頂。ここからの甲斐駒ヶ岳が勇壮。

8/1 10:47

六方石の全体が見えた。

8/1 12:19

仙水峠に到着。一息入れる。
数人の登山者が休憩を取っている。南へ登り返すと栗沢山やアサヨ峰方面になる。

8/1 12:28

露岩帯をゆるやかに下る。

8/1 13:16

長衛小屋に戻った。この後テント場でノンビリと2日間の最高の山行の余韻に浸りながら昼食。3時のバス下山。

撮影機器：

EOS 70D CANON

サイバーショット DSC-WX300 SONY

感想

ka_zu1

初日の仙丈ヶ岳では雲が出て展望は今一だったが、花の百名山だけありトウヤクリンドウやチングルマ、シナノキンバイ、チシマギキョウなど多くの高山植物、山頂付近で4羽の雷鳥親子が見られ大満足の山行になった。
ただちょっとだけ悔いの残ることが2つ。
1つ目は、藪沢小屋分岐でのコースミス。完全な周回をしたかったのだが、迷ったわけではないので良しとする。
2つ目は、大仙丈ヶ岳に行かなかったこと。往復の時間が分らず断念したが、テント場に着いた時間を考えると。。。残念！！
2日目の甲斐駒ヶ岳は、山頂に着く頃にはだいぶ雲が湧いていたが、双児山と駒津峰では雲1つない大パノラマ。富士山を始め、南アルプスや中央アルプス、北アルプスなど日本の名だたる名峰を堪能した。